1981年に公開された(日本では1982年)『タップス』撮影時に、共演したトム・クルーズ、ティモシー・ハットンなどと一緒に泊まったホテルで、若者独特の無謀さから毎晩乱痴気騒ぎを起こした経験を反省、もっと静かな撮影現場を望んだからという。
「あの映画では学生クラブみたいなノリを強要されてさ、ペンシルバニアのバレーフォージにあるホテルにみんな泊まらされたんだ。俺らといったら、ガキのようにハシャギ回ってね。いい思い出さ」とショーンは語った。
またショーンは続けて、「でもそれ以来、俺って共演する他の俳優たちとは違うホテルにいつも寝泊まりするんだよね。『カジュアリティーズ』(1989年)をタイで撮影していた時なんだけど、何人かの出演者は病院送りになってさ、何針かを縫うくらいのケガして現場にやってきたりしたよ。若い俳優たちって、ココに一体何しに来ているか、なんて簡単に忘れちゃうんだよね。そんなのに巻き込まれたくなかったんだ」