「今回の退社報道は誤報扱いされてしまったが、加藤がフリー転身を考えていることは事実。すでにいくつかの芸能プロダクションとも話し合いをしている。特に大手のAやKが熱心に声を掛けているともっぱらの噂。局の上層部にも話しており、タイミングを見計らっていたところで退社報道された。亀山社長は会見でまるで寝耳に水といった様子だったが、加藤の動きは分かっていた」(フジテレビ関係者)
2008年に入社以来、ずっとフジテレビの看板アナとして第一線に立ち続けてきた加藤アナも、今年で節目の30歳を迎えた。次のステップを考えていてもおかしくはない。だが、視聴率が低迷の一途をたどり、まるで明るい話題がないフジテレビにとって、いまカトパンを退社させることはできなかったということだろう。
「一時の状況から比べると、最近はかなり仕事を少なくしてもらったが、昨年秋に『めざましテレビ』の生放送中に倒れたことからも分かるように、心身ともにすり減らしてきた。女子アナにとっての定年と言われている30歳になり、退社という決意は変わりそうにない。上層部の説得もあり、9月退社はなくなったが、早ければ年内いっぱい、遅くとも来年春に退社という線が濃厚だ」(前出関係者)
そんなフリー転身を目指す加藤アナの、よき相談相手となっているのが、元フジテレビで現在フリーの先輩アナである高島彩だ。2人はいまでも仲がよく、頻繁に会っているという。
「例えばダルビッシュとの関係など、昔は恋愛トークが主な話題だったが、最近はほとんどフリーになってからのことを話しているみたい。高島はフジを辞めてからも、フジが出資している芸能プロに所属している。2人の関係性から、加藤も高島と同じ事務所に入ると思われているが、加藤は感性が合わないと感じているみたい」(芸能プロ関係者)
カトパンからフジテレビアナウンサーという肩書きが外れるのも、そう遠くはないだろう。