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「そだね〜」と同調できない!? カーリングLS北見の“男断ち”組織改革

 「そだね〜」でお馴染みの、女子カーリングチームLS北見にとって、'18年〜'19年シーズンは“変革の時”になりそうだ。今年6月、チーム創設者でもある本橋麻里(32)が、今季は「リザーブ」からチームの裏方に回ることが発表された。残された4人による新体制も、ようやく決定したようだ。

 「本橋の役割はゼネラルマネジャー。チームを一般社団法人化し、信用を高めてスポンサーも集めやすい状況にするため、奔走するようです。そのため、選手はいったん休業します。野球報道だと『GM』と略されますが、他の4人のメンバーはその2文字をいじり、“グレート麻里”とちゃかしています」(体協詰め記者)

 チーム名の変更も決めた。今まで省略形で使われていた「LS北見」ではなく、「ロコ・ソラーレ」で統一する。一般社団法人名と同じにすることで、社会的な信用を高めるためだという。
「北海道の企業も興味を示し、本橋とアポイントを取り始めています」(同)

 しかし、グレート麻里の改革は経営面だけではない。藤澤五月ら残された4人に“キツい掟”も伝えていた。
 昨季までは本橋がリザーブに回り、万が一のことがあった場合に備えていたが、今季は「リザーブなし」で臨むという。彼女たちの成長を促すためでもあるが、こんな指摘も。

 「男女混合でも好成績を残している藤澤は、活動が制限されてしまいます。カーリングの男子選手は、所属チームの関係で女子がいない、あるいは目ぼしい女子選手がいないなどの理由から、ロコ・ソラーレの選手たちにペア結成を打診してきました。昨季、藤澤が混合の遠征でチームを離れた際は、本橋が代役を務めていたんです」(関係者)

 リザーブがいない以上、混合の試合でチームを離れることはできない。事実上の「男子禁制」だ。
「中国で開催されたワールドカップが新チームのお披露目となりましたが、決勝には進めませんでした。本橋不在は思ったより影響が大きいのかもしれない」(同)
“男断ち”で、さらに強くなれ!

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