YOSHIKIと言えば、6月23日(現地時間)には、エリザベス女王とも面会を果たしている。面会時には、YOSHIKIが首に巻いていたスカーフが、エリザベス女王に当たるハプニングも起こり、海外メディアでも注目された。
イギリスの王室ばかりでなく、YOSHIKIはミュージシャンのマリリン・マンソン、俳優のジョニー・デップなど、世界を股にかけた幅広い人脈を築いている。なぜYOSHIKIは海外で活躍し、高い評価を得ているのだろうか。
「YOSHIKIは、90年代より活動拠点をアメリカに置いています。これは現地で生活するばかりではなく、マネジメントもアメリカの会社を通して行っています。対等に交渉できるように英語も習得しています。現地では、自身で買い取ったスタジオで創作活動を行っており、きちっと自立した活動ができていると言えるでしょう。アメリカばかりではなく、ヨーロッパや南米でのツアーも成功させました。また、ソロ活動も本格化させ、2014年にはアメリカのロックの伝統であるマジソン・スクエア・ガーデン、2017年にはクラシックの殿堂であるカーネギーホールでの公演も、アジア人として初めて成功させています。狭義のロックミュージックにとどまらない、アーティストとしての高い評価を受けていると言えるでしょう」(業界関係者)
さらに、アメリカで活躍する著名人が行う慈善事業に熱心な点も、評価が高いと言えるだろう。
「私物などのチャリティーオークションを行い、売上金を自身が立ち上げた非営利公益法人である『YOSHIKI FOUNDATION』に寄付しているのはよく知られていますね。また、先日に起こった京都アニメーションで起こった放火殺人事件では、1000万円の寄付を行い話題となりました。YOSHIKIは『業界の垣根を越えてサポートしたい』『日本のアニメは世界の宝』とも述べています。世界的な活躍をしながら、日本人による日本文化の発信といった原点を意識している点も、評価される理由と言えるでしょう」(前出・同)
90年代から時間をかけて行ってきた地道な活動が、世界的な評価をされ信頼となり、著名人との面会へとつながっているのかもしれない。これからも「世界のYOSHIKI」としての活躍は続きそうだ。
記事内の引用について
YOSHIKIのツイッターより
https://twitter.com/yoshikiofficia