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窃盗逮捕・四十路美女が約20年荒稼ぎ 福岡・シニア狙いの色仕掛けスリ手口

 「ねぇ、いいことしよぉ」
 そんな色気プンプンの言葉でシニア男性をひと気のない場所に誘い込んだ上、身体を触らせる隙に財布を抜き取っていた“色仕掛けスリ”が、7月31日に御用となった。
 「福岡県警筑紫署によれば、6月13日午後4時頃、63歳男性が同県筑紫野市のショッピングセンター3階の多目的トイレ(障害者共用)に誘い込まれ、胸や下半身を触っているうちにポケットから1万500円入りの財布を取られていた。女性はその場から消え去ったのですが、防犯カメラの映像などから、福岡市の無職、大久保幸代容疑者(45)が浮上し、窃盗容疑で逮捕となったのです」(地元紙社会部記者)

 実は、大久保容疑者は同じ手口でのスリを20年近くも続けている強者だった。
 「九州では名の知れたスリで、各県警がマークしていました。これまで同様の手口で10数回の検挙歴があるのですが、男のスケベ心に付け込む手法から被害男性が届けを出しづらいため、実際には多数の被害が出ているのではないかと見ています」(捜査関係者)

 熊本県八代市出身の大久保容疑者は、両親と一緒に住んでいた20代の頃から、犯歴を重ねていた。
 「最初に刑務所へ送られたのは29歳で、愛人関係にあった男と、資産家の高齢者宅へ盗みに入り逮捕された。しかもこの時点で、長崎、鹿児島、宮崎などでの余罪20数件が確認されています。34歳の時は、八代市のショッピングセンター駐車場で、車に乗り込もうとする男性(76)に『付き合って』と助手席に乗り込み、しなだれかかって1万5000円入りの財布を抜き取った。さらに同年7月、今度は熊本市内で男性(74)を公衆トイレに誘い込み、胸や局部を触らせながら現金11万円入りの財布を盗んでいる。'00年から'02年だけでも、同様の手口で約30件の犯行を重ねたことが、裁判で明らかになっているのです」(前出・地元紙社会部記者)

 この記者によれば、大久保容疑者は「彫りが深くエキゾチックな顔立ちの美人で、肉感的」だという。その外見でシニアを騙せる限り、懲りそうもない。

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