(8)アルーアキャロル
デビュー戦は出遅れに加えて、道中フラつくなど随所に幼さを見せたが、直線いざ追い出されると豪快な伸び。後続を1秒1切って捨てた豪脚は500万に昇級しても、即通用するものを秘めている。骨折明けになるが、中間は丹念に乗り込まれており、仕上がりも良好だ。
《単勝》(8)に3000円
【東京7R(4歳上500万下、芝2400メートル)】
(11)マイネルカレッツア
現級の安定勢力。中山の前走8着はバテたというよりも、自らかなり緩いペースで逃げた分、決め脚のある馬に屈してしまった格好。陣営もそれを教訓に、今回はチークピーシーズを再着用し、愛馬を奮い立たせる。左回りは<1130>と馬券圏内を外したことがなく、あらためて注目したい。
(12)ジャングルスコール
骨折明けのハンデがあった昨暮れの中京で5着に善戦。最後尾から様子をうかがうような競馬で掲示板まで押し上げた脚は、現級でのメドを立てたとともに次走への期待を十分に抱かせた。型通り、良化を見せるここは好勝負に持ち込める。
《ワイド》(11)(12)に全額
【共同通信杯】
(9)イモータル
朝日杯FS9着は相手関係以上に、極度のイレ込みによる出遅れがすべて。新馬では、いきなり上がり3F32秒台の決め手を駆使しており、スロー必至のメンバー構成→瞬発力勝負が求められるここでは、自慢の脚力がフルに発揮できるはずだ。東京はサウジアラビアRCで2着の星があり、コースとも相性がいい。
(10)ハートレー
新潟2歳S圧勝のロードクエストを叩き合いの末に退けたホープフルSの内容が圧巻。一躍、東のクラシック候補として浮上してきた。スタートに多少の難を残す分、じっくりと構えて乗れる東京がわりは吉と出そう。中間はここを目標にじっくりと乗り込まれおり、無傷のV3も夢ではない。
≪ワイド≫(9)(10)に全額
※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
【プロフィール】
元スポーツ紙記者、中央競馬担当。記者時代は北海道シリーズを得意とし、函館記念4年連続万馬券的中の偉業も。現在も厩舎関係者と親交があり、フリーとして執筆活動を行っている。