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老舗菓子会社社長の公然わいせつ

 「オレは何もやっていない!」と警察に連行された際に呂律の回らない口調で言い続けていた男が、結局は公然わいせつの疑いで逮捕された。
 「5月6日午後6時40分頃、男は買い物客で賑わうJR姫路駅近くの繁華街で通りがかりの女性たちの前でズボンを下ろし、下半身を見せた。そのまま近くの商業施設に入るところを通報されたのです」(社会部記者)

 翌7日。シラフに戻ったところを逮捕されたのは小山徹容疑者(58、仮名)。何と兵庫・姫路で菓子製造会社を経営する有名人だったことが判明したのだ。
 「彼は姫路経済界の重鎮の一人で、捕まえた警察のほうがびっくりしていました。経営する会社は、2010年度の売り上げが25億7500万円(帝国データバンク調べ)で、姫路では地場産業を代表する企業。パート従業員のエレベーター転落死事故で4月に有罪判決を受けた食品工場の代表理事も務めていました。普段は穏やかな紳士なのですが、悩み事も多く、こんな事件を起こしたのかもしれません」(地元記者)

 菓子製造会社は小山容疑者の母親がせんべい屋を創業した1955年に設立。今では主力製品の業務用コーンで全国シェア5割を占めるまでに成長した。
 「自社ブランドを持たないので全国的な知名度は低いですが、菓子業界では有名企業。コーン部分で躍進を遂げ、今ではグリコ、森永、ロッテなどの大手菓子メーカーの商品開発担当者もこぞって同社を訪れるといいます。九州と名古屋、それに姫路・林田町に工場がありますが、信用面でエレベーターの転落死事故がいまだに尾を引いているところもあるようです」(食品業界紙記者)

 小山容疑者は日頃から、「わが社の製品を置いていないコンビニはない」と豪語していたそうだが、いくら自慢のモノだろうと“自分のコーン”を人目に晒しては仕方ない。

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