元テレビ朝日の小川彩佳(34)をメインキャスターに起用し、鳴り物入りでリニューアルしたTBSの『NEWS23』の初回視聴率が4.3%だったことで、同局に激震が走っている。
「同日、元NHKの有働由美子(50)がメインを張る日本テレビのライバル番組『news zero』は9.6%で、小川はWスコアの大惨敗でした」(他局の報道番組スタッフ)
小川同様、「期待外れ」の声が上がっているのがカトパンこと元フジテレビの加藤綾子(34)だ。年間億単位とされる高額なギャラで、4月から古巣フジの夕方の報道番組『Live News it!』のメインを任されたが、こちらも視聴率は同時間帯の民放ニュース番組最下位で大爆死。このため、次なる“大物”の争奪戦が水面下でヒートアップしているというのだ。
「ズバリ、テレビ東京の大江麻理子アナ(40)ですよ。業界では、かなり前から『カトパンに勝てるのは大江しかいない』と評価されていました。小川をスカウトしたTBSも、実は大江アナを狙っていたんです」(同)
大江アナは2001年のテレ東入社後、同局の看板番組『出没!アド街ック天国』や『モヤモヤさまぁ〜ず』のアシスタントを務め、お茶の間の人気者となった。
「そのままバラエティー路線で行くかと思われましたが、池上彰氏のアシスタントとして一緒に取材に赴くなど、ジャーナリスト精神も発揮。'14年3月からは同局の看板経済ニュース番組『ワールドビジネスサテライト』のメインに抜擢されたんです」(キー局幹部)
前任の小谷真生子は“ジジイ殺し”と呼ばれたが、大江アナは黒田東彦日銀総裁に「短観のための短観ですか」と突っ込むなど、一切媚びず、評価を上げた。
「高額なギャラでの一本釣りは無理ですね。彼女の夫は資産100億円と言われる証券会社の創業社長ですからね。テレ東の職場環境にも何ら不満はないそうで、彼女をフリーに転身させるのは至難の業ですよ」(同)
大江麻理子アナを各局、のどから手が出るほど欲しがっているのが目に見える。