父はBCマイル(米GI)を制した名馬。完成度の高い外国産馬らしく、中間から動きの良さが目立っている。「スピードがあり、マイル前後が合っている。まじめな性格で動きも及第点。2度の除外で出走が延びているから、乗り込み量も十分。体もできているし、初戦からいいところがあると思うよ」と手塚師。手綱は津村騎手が取る。
もう一頭、師が大きな期待を寄せているのがマルターズスクープ(牡、父フォーティナイナー、母マルターズスパーブ)。
500kgを超える大型馬で、母はフラワーCの勝ち馬という良血だ。中間は坂路で豪快な動きを披露しており、「ソエとか弱いところがあるけど、動きはいいよ。奥がありそうな馬だね」とトレーナー。田中勝騎手を背に最終目(日)のダ1800m戦でデビューする。