search
とじる
トップ > トレンド > 【連載】「ミカエル・コバタの沖縄あれこれ」第4回〜久米島・奥武島・はての浜

【連載】「ミカエル・コバタの沖縄あれこれ」第4回〜久米島・奥武島・はての浜

 ハイサイ!
 今回は望まぬ形で注目されてしまった、久米島とその周辺を取り上げたいと思います。

 島尻郡久米島町は有人島では久米島、奥武(おう)島、オーハ島で構成されています。久米島は沖縄の離島では石垣島、宮古島の次に人気がある島ですね。近年は東北楽天ゴールデンイーグルスのキャンプ地として有名になりました。本島から西に約100kmほどの距離で、比較的近いことから行きやすい島です。

 本島から渡るには飛行機か船。飛行機だと那覇空港から約25分。夏期のみ羽田からの直行便もあります。フェリーだと那覇・泊港(とまりん)から久米島・兼城港まで、1日2往復しています(月曜日のみ1往復)。時間は直行便で約3時間15分、渡名喜島経由で約4時間かかります。料金は飛行機だと1万2000円前後(早割だと7600円ほど)、船だと往復で5700円。飛行機だとあっという間ですが、時間に余裕がある方はのんびり船で旅してみるのもいいでしょう。

 久米島島内でいちばん人気があるのが、島の東にあるイーフビーチ。美しく青い海は旅人の心を癒してくれます。イーフビーチの周辺にはイーフビーチホテル、久米アイランドなどのリゾ−トホテル、民宿も多数あります。久米島初心者の方には、イーフビーチ周辺に泊まってリゾート気分を味わうのがオススメです。

 そして、久米島観光で欠かせないのがはての浜(写真上)。ここは久米島の東5kmほど沖合にある白い砂地の浜。遠浅なので、子どもでも安心して泳げますし、シュノーケルなども楽しめます。はての浜へのツアーは、多くの渡船業者が主催しています。イーフビーチ周辺の宿泊施設を通じて参加するのが一般的ですが、直接の申込も可能。料金はおおむね昼食付きで4500円程度。今、話題の島となったオーハ島へは定期船がありませんが、これらの渡船業者の中で渡してくれるところがあります。

 また、久米島と橋でつながっている奥武島も重要な観光スポット。久米島から自転車や車で簡単に渡れます。町営バスも乗り入れています。この島にある畳石(写真下=県指定重要文化財)は必見。これは溶岩が冷えて固まり、石畳が敷き詰められたように見えるもの。干潮時に行った方が見えやすいです。奥武島は人口30人ほどの小さな島ですが、畳石の近くにはスパ「バーデンハウス久米島」やレストラン、民宿もあります。

 島内アクセスですが、空港、兼城港から町営バスが出ています。島の西にある空港から東のイーフビーチまでは、バスで約30分。バス賃は390円。空港線バスは、地元の方もよく利用されますので注意しましょう。

 とても素敵な久米島に、ぜひ一度行ってみてくださいね。

<※本文中の料金は11年1月現在で変更される可能性があります>
(旅人:ミカエル・コバタ)

関連記事

関連画像

もっと見る


トレンド→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

トレンド→

もっと見る→

注目タグ