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石川遼が“日の丸ヘッドカバー”で空しい米ツアー参戦アピール

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提供:週刊実話

 ゴルフの今季最終戦、日本シリーズJTカップ(12月4日決勝)は、朴相賢(韓国)がツアー初勝利を収めた。注目は池田勇太と谷原秀人の賞金王争いだったが、前年の同大会覇者・石川遼(25)は朴、池田、谷原らの優勝争いに割って入ることもできなかった。
 「石川は腰の故障で今季前半を完全に棒に振りました。今大会は6位。上位争いに食い込んだということで、及第点を与えてもいいかと思います」(専門誌記者)

 確かに今後に期待できる成績ではあるものの、今季は国内の賞金ランキング19位。それでも石川からは、「1月からアメリカツアーがあるので」と“ビッグな夢”が語られた。
 来季は再びアメリカを主戦場にしたいという。しかし、世界ランキングは、ライバルの松山英樹(6位)はおろか、池田(37位)や谷原(56位)にも遠く及ばない98位(11月29日現在)だ。出場できるアメリカツアーも限られており、そこを主戦場にしたいというのであれば、まず国内でやり直すしかない。
 「そんな状況の石川ですが、日の丸デザインのヘッドカバーを使っていました。これは『国・地域別対抗戦ISPSハンダW杯』(11月27日最終日)で松山とペアを組んで出場した際に、おそろいで作ったもので、その後のJTカップでも使い続けていたのです」(ツアー関係者)

 石川の周囲には「地力を養ってから」の意味で、米ツアー参戦は時期尚早と諫める声もないわけではない。石川が日の丸デザインのヘッドカバーを使い続けたのは、批判的な声に対する反発心もあったようだ。
 「松山はアメリカを主戦場にして久しいですが、国内で賞金王争いをしていた池田と谷原を指して、『2人の邪魔ができれば』と言い、その通りに三井住友VISA太平洋マスターズ(11月13日最終日)で優勝しました。松山と同じ組で回った谷原は翻弄され、予選落ちでした」(前出・専門誌記者)

 石川が松山のように賞金王争いの邪魔ができなければ、米ツアーで恥をかくのは必至だ。ヘッドカバーの日の丸が泣いている?

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