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ゆく年くる年 プロ野球12球団ベンチ裏の隠密行動全部バラす!(2)

 「今季の『大阪ダービー』は注目ですよ」(在阪記者)

 春キャンプの2月28日に、阪神vsオリックスのオープン戦が予定されている。トラをふった中島の出場も予想されており、意地の見せどころではあるが、オリックスは小谷野栄一(34=前日本ハム)、バリントン(34=前広島)、ブランコ(34=前DeNA)など巨大補強にも成功している。
 「金子はその時点でどちらかのユニホームを着ていると思いますが、争奪戦は最後まで中日がもつれ込んできます。金子の出身トヨタは中日の地元支援者であり、森繁和ヘッドコーチとも個人的に親しい」(同)

 その中日が抱えている問題は、やはり落合博満GMに尽きる。12月18日、3度目の契約更改で大島洋平(29)が“陥落”した。「調停辞さず」の構えを見せていたが、「どちらかが折れないと終わらないですから」と、こぼしていた。
 「大島は選手会長であり、落合体制への影響は少なくないでしょう。'10年オフに年俸調停に踏み切った涌井秀章(28=当時西武)が、後にFAを行使してロッテに移籍したように、モメた選手は安泰ではいられません」(前出・球界関係者)

 落合GMは年俸調停を行った日本人選手第1号でもある。その後、居心地の悪さを感じたのか、巨人に移籍している。この絶対君主の体制からして、大島は“制裁トレード”の血祭りに上げられるかもしれない。
 そんな“パワハラまがい”の懸念が楽天でも囁かれている。
 「名古屋の地元財界が金子争奪戦において、落合体制の中日ではなく楽天の星野仙一SDに加勢するとの見方もある。大久保博元新監督も期待していると思うが、肝心の新人育成が心配です」(担当記者)

 大久保監督に課せられた使命は、前年1位の松井裕樹(19)と、今年1位の安楽智大(18)を育てること。「右肘の故障が癒えていれば」の条件付きだが、安楽は1年目から投げてくる可能性もある。
 「安楽は上半身と下半身の使い方というか、バランスの悪さも指摘されています。大久保監督はそのフォーム改造に着手する予定です」(同)

 星野政権下で投手育成を任されていたのは、佐藤義則コーチ(現ソフトバンク)だった。佐藤コーチは新人にいきなり教えても消化できないとの考えもあり、実戦でボロボロに打たれ、本人が「このままではダメだ」と悟るまで待って、そこから投球フォームの改造に入る。大久保監督は「一日も早く」と考えているらしく、育成方針をめぐって星野SDと衝突しそうだ。

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