去る12月14日に行われた衆議院選挙では、各テレビ局が選挙特番を放送し、相変わらずの視聴率のせめぎ合いを演じた。視聴率1位はもちろん、公共放送のNHK。16.5%と全放送局でトップを獲得した。
「NHKが一番になるのは仕方ないにせよ、あなどれないのがテレ東でしょう。視聴率11.6%は民放でトップ。昨年の参院選特番でもテレ東は10.3%と、やはり民放トップ。いまや政治といえば、民放では“テレビ東京”というのが定説化しつつある」(テレビライター・小林タケ氏)
正確にいえば、テレビ朝日も衆院選特番は11.6%で首位を分け合った格好。それはともかくテレ東はかつてアダルト系、いま食べ物系と、政治にはほど遠い局だが、選挙は妙に強い。
「まず池上彰氏を持ってきたことでしょう。元NHK記者ですが、とにかく嫌味がハンパではない。今回も当選した公明党議員に『母体は創価学会ですよね。どう思いますか』としつこく繰り返し聞いていた。以前から選挙特番に出ていますが、なぜか公明党には『政教分離はどうですか』との質問を連発。あまりに意図的なので、逆に笑ってしまう」(全国紙政治記者)
また、衆院特番では“安倍総理の野望年表”といったものまで掲載。開票後のインタビューには安倍総理に「集団的自衛権」について質問。「選挙で説明がなかったですね」と言うと安倍総理は気色ばみ「そんなことないです。あれだけ言っているじゃないですか」と反論。一方的に持論をまくしたてた。
「池上氏の質問は、もはや選挙特番の名物になっている。毎回楽しみにしている視聴者は多いし、権力者には、やたら答えにくい質問をする。『特番なら池上』と評価するマスコミは多い」(テレビライター)
さらに我らが相内アナの存在も忘れてはならない。
「ネットでは“文句おやじ”と“エロエロたぬき”と2人のコンビは絶賛されている。相内アナはT160センチ、B86のFカップ巨乳。ボヨンボヨンさせて司会をするだけでも目の保養になる。“エロいい”中和剤です」(政治部記者)
男性アイドルの司会など見たくないし…。