ZOZOマリンスタジアム
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スポーツ 2023年06月01日 11時40分
ロッテ・澤村、古巣巨人・原監督と笑顔で談笑? 対戦前に自ら挨拶へ、もう1人のOBは気合が空回りか
敵地・ZOZOマリンで「巨人デー」。試合の明暗を分けたシーンが「巨人対巨人」になって、坂本勇人がNPB史上初となるショートでの通算2000試合出場を果たした。 この千葉ロッテ対巨人の試合(5月31日)は、前日から興味深い情報も飛び交っていた。 「原辰徳監督は坂本が『遊撃手2000試合出場』のメモリアルを迎えることを聞かされていたようです。昨秋キャンプの時点から、坂本をショートからコンバートさせるか否かが話し合われてきました。坂本が『ショートで再スタートしたい』と決め、その後、チームスタッフが調べたら、史上初となることが分かり、現場首脳陣に報告しました」(球界関係者) 「記録達成のために坂本を起用してきたわけではない」と言うが、陰ながら見守ってきたのだろう。 >>巨人・鈴木、死球打者への牽制球にファン激怒「許せない」 ロッテ戦終盤の一場面が物議、敵ベンチに問題アリと指摘も<< 一方、千葉ロッテは昨季から「水曜日は負けない」の13連勝中。その水曜日の先発マウンドに送られたのは、C.C.メルセデス。偶然とは言え、昨季まで同じユニフォームを着ていた元同僚との対戦がメモリアルゲームにぶつかるとは、フシギなものである。 「シーシー(メルセデス)はちょっと力が入りすぎていたね。初回のマウンドは球速がいつも以上に出ていました」(スポーツ紙記者) この点は吉井理人監督も、「勝手に気合を入れ過ぎたのかな。気持ちは分かるけど」と指摘していた。 また、決勝打となる岡本和真の2ラン、ダメ押しとなった中田翔のソロアーチを献上したのも、元巨人・澤村拓一だった。 「澤村は巨人最終年の2020年、三軍まで経験しています。不振の原因は精神的なものだったので、古巣に対する闘争心は最も強かったはずです」(前出・同) しかし、前日30日の試合前だった。ビジターチームの巨人が練習を始めた午後3時過ぎ、澤村はわざわざグラウンドに出て来て、原監督に挨拶をしていた。 試合前、移籍選手が旧在籍チーム側に挨拶に行くのはよくある光景。社交辞令で本当に挨拶をするだけの選手もいれば、切り替えて次に進もうとしている選手の挨拶を歓迎しない首脳陣も見たことがある。 原監督と澤村の談笑はそのどちらでもなかった。 「千葉ロッテの雰囲気も影響していると思います。こちらも日替わり打線で、中堅や若手を入れ替えながら戦っていますが、足の引っ張り合いはしていません。お互いを尊重し合っているし、ベンチスタートとなった側はスタメンで出る選手を応援しています」 パ・リーグ出身のプロ野球解説者がそう言う。 解雇、放出などのつらい思いをすれば、感情的になってしまうものだ。 「ひと昔前、移籍後に活躍されたら困ると考え、トレードに消極的なチームも少なくありませんでした。今は違います。移籍先で活躍してくれたらと考える監督、コーチも多くなりました。トレードにしても、本当に必要だと思って相手球団に申し込んできます」(前出・同) セ・パ交流戦が導入されたのは、2005年だ。当時はリーグが異なるチーム同士の対戦に新鮮味があったが、それはもう期待できなくなった。しかし、移籍選手が旧交を温め、試合を通じて近況報告がされる機会ともなったようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年09月02日 11時05分
ロッテ・佐々木、9月はカーブで完全復調? 前回登板で捕手が引き出した好材料は
9月2日のオリックス戦(ZOZOマリン)、佐々木朗希(20)が中6日で先発マウンドに上がる。ポイントは「カーブ」と「風」だ。 「1試合で3本の本塁打を喫するなど、8月は調子を落としていました(19日)。前回登板の26日は7回無失点で8勝目を挙げましたが」(ベテラン記者) 9勝目の懸かったオリックス戦で、真価が問われそうだ。 >>ロッテ・佐々木に詰め寄った審判、物議を醸したトラブルは過去にも 「なんやその態度は!」阪神監督を激怒させた不可解判定<< その佐々木だが、1日は二軍のロッテ浦和球場でランニング、やや強めのキャッチボールなどで調整していた。表情は明るかった。開幕当初は初の先発ローテーション入りで、等間隔で投げていくためのコンディション作りが分からなかったのか、オドオドしている雰囲気もあった。 疲労でローテーションを外された時期もあったが、ここまでやってきて、自信もついたのだろう。 「長いイニングを投げられるように」 記者団にそう話していた。 投手出身のプロ野球解説者がこう言う。 「初回のピッチングが大切。昨今の佐々木を見ていると、初回のピッチング内容が極端に違ってきます。直球で押し、力勝負に出る時もあれば、変化球の割合を多くしたこともありました」 対戦チームに関するスコアラーからの報告、当日の状態などで変えているのだろう。 しかし、佐々木は変化球の持ち球が多い方ではない。 フォークボール、スライダー、カーブ。直球がキレているときはフォークボールだけで十分なのだが、そうでない時はヤバイ。カーブを狙い打ちされることもあった。 「狙い打ちされたせいで、カーブを投げないようにしていました」(前出・同) 前回登板の8月26日のこと。これまでバッテリーを組んできた松川虎生(18)が右肩を痛めたため、佐藤都志也(24)がスタメンマスクをかぶった。佐々木と佐藤は同期入団である。その佐藤は佐々木が避けてきた「カーブ」を要求し、投球の幅を広げてみせたのだ。松川のリードがイマイチという意味ではないが、“年齢の差”だろう。 おそらく、2日も佐藤がマスクをかぶると思われる。 「ZOZOマリンでは、センター・バックスクリーンから本塁方向へ強風が吹くことが多く、これがネット裏のスタンドに当たって、ホームベース周辺で舞っているような感じになるんです」(前出・同) そのホームベース周辺の風が、カーブの曲がり幅を大きくさせるという。 また、佐々木は今季、ZOZOマリンで10試合に登板し、「防御率0・65」と相性の良さも見せている。9勝目を挙げれば、チームも勝率5割に復帰する。 「佐々木が投げる試合には、メジャースカウトもネット裏に集まっています」(球界関係者) 米メディアも「102マイル(約164キロ)で、完全試合を達成した20歳」と紹介している。渡米はまだ先の話だとしても、ZOZOマリンの風を味方に好投できれば、混戦パ・リーグの終盤戦の行方も変えることになりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年03月17日 17時30分
千葉ロッテが4か年計画を発表「マリーンズの理念」とは?
千葉ロッテマリーンズは「千葉ロッテマリーンズ理念」を策定したと発表した。この理念は球団内全部署から自主的に参加した職員が自分たちは将来どうあるべきか、球団の普遍的な価値とは何かという議論を昨年5月より重ね、それぞれの想いを込め策定したという。このような過程で理念を作り上げるのは球団設立以降初めてとのこと。 広報担当者によると、「『千葉ロッテマリーンズ理念』は、マリーンズが勝つための3か条 “Our Belief”、マリーンズの使命“Our Mission”、マリーンズの行動指針“Our Values”という普遍的な価値3点、および2025年までの中期目標である「Vision 2025」で構成されています。「Vision 2025」では、より具体的な方策を4点明記しています。千葉ロッテマリーンズは今後、この理念に基づいた活動を行ってまいります。なお、先に1月30日発表となっているチームの中長期的なビジョンやメッセージを伝えた『Team Voice』はこの理念を元に策定したものです」という。2025年までにハードとソフトを業界トップにするのが狙いだ。 千葉ロッテマリーンズの理念は次の通り。● マリーンズが勝つための3か条 “Our Belief”勝利への挑戦 / 勝利の熱狂 / 勝利の結束●マリーンズの使命 “Our Mission”千葉ロッテマリーンズは、勝利と頂点をめざす集団であり、関わる全ての人々の誇りであり続ける。●マリーンズの行動指針 “Our Values”○常にプロフェッショナル○常に挑戦者○常に楽しむ○常にリスペクト●Vision 2025〇新たな常勝軍団に自他共に認める、令和の常勝軍団になる。〇新たなスポーツエンターテインメントの創造。時代に適応した、新たなスポーツエンターテインメントを創造、提供する。〇チームブランドの強化。目の前のクオリティを突き詰め、マリーンズブランドの価値を高める。〇地域提携の強化。地域コミュニティと共に成長し、地域経済にも貢献する。 これまでロッテは、SNSの発信の強化や球場の演出など強化しており、昨年はチームも2位に躍進した。チームが好調だった昨年5月から練られていた今回の理念作成により、ロッテ球団がチーム一丸となって2025年に真の日本一チームになるための壮大なプロジェクトが始動する。これを実現させるために、今後、ロッテ球団が仕掛ける戦略に期待したい。(どら増田)
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スポーツ 2020年10月15日 11時00分
ロッテ、密かに本拠地マウンドを改造? 敵投手が見せた違和感はV争いにも影響か
新入団投手の実力と、ベテランの順応力。千葉ロッテ対東北楽天20回戦(10月14日)は、「マウンドの傾斜」が両先発投手の長所を発揮させた。 「ねえ。マウンド(の傾斜)、変えた?」 試合前半、取材陣の中でそんな会話が交わされていた。 同日、千葉ロッテの先発は途中入団のチェン・ウェイン。9月21日に契約し、日本球界に9年ぶりの復帰を果たした。中日時代に獲得した最優秀防御率(2009年)のタイトルはもちろんだが、メジャーリーグ通算219試合を投げ抜いたように、実績は十分。しかし、今は故障でほとんど投げていない。また、新型コロナウイルスの影響で、チームは二軍戦を行っていない。8日にシート打撃登板したものの、帰還登板は“ぶっつけ本番”となってしまったのだ。 「中日時代とは投げ方が変わっていました。全身の無駄な力を全て抜き、柔らかい、良い意味で力感のない投げ方で直球や変化球を投げ込んでいました。直球とスライダーが全く同じ投げ方なので、対戦バッターは驚いたはず」(プロ野球解説者) チェンの好投を後押ししたのが、ZOZOマリンスタジアムのマウンドだった。 >>コロナ禍のロッテ、逆転Vのキーマンはルーキー?「カネの力では決まらない」年俸ワーストからの下克上は実現するか<< 昨年11月のプレミア12大会の舞台ともなった同球場は、マウンドを“国際仕様”に変えている。「柔らかい、傾斜がなだらか」とされる日本の野球場のマウンドに対し、海外球場は「硬く、急勾配」だと言われている。ZOZOマリンは国際仕様に造り替えたマウンドの形態を、ロッテ投手陣のリクエストもあって、今も継続しているのだ。 快調に投げ込むチェンとは対照的に、苦戦していたのが楽天先発の涌井秀章だ。初回、千葉ロッテの1番・藤原に先制の本塁打を食らったが、投げ終わるのと同時に滑って尻餅をついている。その後も、何度かマウンドの土を整え直していた。涌井のそんな仕種を見て、取材陣も「マウンドを造り替えたのか?」と確認したのである。 同日、マウンドの形態が変わるほどのグラウンド整備はされていない。関係者にも確認したが、改造は否定していた。“違和感”は涌井のフィーリングのようだが、それがベテランの本領発揮につながった。 「左足を挙げる高さを変えたり、クイックモーションを使ってみるなどし、マウンドに順応しようと工夫していました。試合の中で修正し、かつ藤原の一発だけに抑えたのはさすが」(前出・プロ野球解説者) マウンドの違和感がベテランらしい落ち着きにつながった。 6回2失点で降板したチェンも、国際仕様のマウンドで力を発揮してくれた。帰還登板を勝利で飾ることはできなかったが、井口資仁監督は首位・ソフトバンク追撃の手応えを感じていたはず。チェンのキレ、涌井の順応力、マウンドの傾斜が投手戦を演出してくれた。2位(千葉ロッテ)と3位(楽天)が好ゲームを見せてくれるのだから、パ・リーグの優勝争いは最後までもつれそうである。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年09月14日 11時57分
ロッテ・澤村、移籍後の復活は“風”のおかげ? 他球団が驚く変化、「ロッテだから良かったんだ」表情も一変か
千葉ロッテ移籍の澤村拓一が輝きを取り戻した。移籍初登板は3者連続三振、3日後の登板でも力でねじ伏せる本来のピッチングが冴え渡った(9月11日)。 このトレードは巨人で働き場所を失っていた彼を見事に蘇らせたわけだが、こんな声も同時に囁かれている。「ロッテだから良かったんだ」と――。 >>巨人・堀内元監督、澤村がトレードされた理由を指摘 「成長が感じられない」苦言を呈したドラ1右腕の弱点とは<< トレードの一報が飛び込んできた9月8日、放出を決めた巨人・原辰徳監督をよく知るプロ野球解説者が、 「澤村はパ・リーグ向き。良いトレードになる」 と評していた。 同様の発言をしていた解説者、関係者も少なくなかった。この時点で、「パ・リーグ向き」の言葉の意味について、その発言をした解説者たちにも改めて質問してみたが、澤村の好投を裏付けるまでの回答は得られなかった。 しかし、改めて千葉ロッテマリーンズの本拠地・ZOZOマリンスタジアムに下りてみて、見えてきたものがあった。「風」だ。 「澤村と対戦した日本ハム、オリックスは、フォークボールを絶賛していました。巨人時代とピッチングスタイルは変わっていません。真っ直ぐを投げる時は、力みすぎるくらい力んでいて、でも好調な時はその力みで相手バッターを抑え込んでいて、後はフォークとスライダー、カーブ。ウイニング・ショットになる変化球はフォークしかありませんが」(プロ野球解説者) 海岸に近いZOZOマリンの上空に、いつも強い風が吹いていることは有名な話。しかし、グラウンドとスタンドでは「強風の向き」が異なるのである。 初登板、2度目の登板となった11日、センターバックスクリーン後方にある球団旗はライト方向に向かって、はためいていた。レフト方向からライト方向に向かって、風が吹いていた。 しかし、グラウンドに下りてみると、違う。内野フィールドが特にそうなのだが、正反対の「ライト方向からレフト方向へ吹いている風」を感じる。レフト方向から吹いている風が右翼フェンスと一塁側スタンドにぶつかり、それが跳ね返ってきて、内野フィールドに正反対の風を吹かせているのだ。 「いや、内野フィールドは跳ね返って吹く風がまた、どこにぶつかってヘンな方向に風が吹いています。いろいろな方向から来る風が全部ぶつかってくるのが、ホームベース周辺なんです」(チーム関係者) この集まってくる風が、フォークボールなど「縦の変化球」に“イタズラ”をするそうだ。 パ・リーグ出身、同球場での登板経験も持つ元投手のプロ野球解説者がこう言う。 「フォークボールだけではなく、カーブの軌道も変わります。風の影響で投球が『落ちる軌道』に入った後に揺れるんです。スピードボールも吹き上がるような軌道になることが多い」 剛速球とフォークボールが持ち球の澤村は、ZOZOマリンに合っているのかもしれない。 巨人時代はボールカウントが先行すると、不安そうな表情を浮かべ、自滅することも多かった。しかし、今の澤村の表情は気迫に溢れている。風のイタズラが澤村に自信を蘇らせたようだ。千葉ロッテが首位戦線に再浮上してくれば、混戦パ・リーグのペナントレースはさらに熱くなるだろう。(スポーツライター・飯山満)
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