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芸能ニュース 2011年03月30日 15時30分
お笑い芸人たち 夜のお相手は?
「すごく気を遣ってくれる人でした。疲れてるのに、自分は食べずにあたしのためにだけ焼肉を黙々と焼いてくれて…」 と言うのは、みゆきさん(仮名、30)。某お笑い芸人の愛人だった。料理店の個室で待たされ、夜中に彼がやってくるのがいつものデートのパターンだったという。 「その後で、ホテル。ベッドでも優しかったですよ。二度見して驚いてみせるような顔芸? とかもやって笑わせてくれました」(同) 彼女は、都内某所でホステスをやっていたが、知り合ったのはナンパだったという。うりざね顔の端正な横顔は、確かに大人の男たちには相当モテそうだ。 「私のほかにも浮気していたでしょうが、いい人なのであまり気にしませんでした。良い思い出ですね」と当時のことをを振り返った。 別の大物お笑い芸人は、あやしい“パーティー”に参加はしても、『おい、未成年だぞ』などと後輩芸人などをたしなめると聞いたこともある。ちょっと世間に広まっているイメージとは違うだろう。 お笑い芸人や漫才コンビたちといえば、テレビのトーク番組においてさえ、ナンパの話となると目が血走ってアドレナリンが出まくっているのがわかるハンター的なイメージ。でも一世を風靡した大物たちともなると、夜の遊び方も余裕しゃくしゃくのようだ。
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スポーツ 2011年03月30日 15時30分
日本人メジャーリーガーはどうなる? 「田沢純一=レッドソックス」 復活マウンドは連投役のセットアッパーか…
メジャーキャンプに参加していたが、オープン戦の突入と同時にマイナー施設に移動。田沢純一(24)は本格的なピッチングをまだ再開させていない。 田沢がメジャー挑戦を表明したのは2008年ドラフト会議前。過日、NPBは「日本帰還後のペナルティー」など新たな規則を設け、人材の流出阻止に躍起になっていた。田沢は日本のプロ野球を経験せずにアメリカに渡った3人目の選手となった。過去2人の挑戦者と違うのは「マイナー契約」ではなく、いきなり「メジャー契約」ができたこと。NPBが人材流出の危機を訴えたところからしても、将来性バツグンの好投手と目されていたわけだ。実際、1年目の09年は先発マウンドを経験するなど、その期待に応えた。しかし、昨季は故障に泣いた。右ヒジ靱帯損傷が見つかり、移植手術を受けている。 前述のマイナー施設への移動はリハビリの一環だが、「シーズン中盤、フランコーナ監督からお呼びが掛かるのではないか?」とも予想されている。 オープン戦にも帯同させず、慎重にリハビリをさせている投手を、何故、シーズン中盤に昇格させなければならないのか−−。今季のボストンレッドソックスは、リリーフ陣に不安を抱えていた。 先発スタッフは松坂大輔が当落ラインのギリギリにいるくらいだから、かなりの層の厚さである。だが、クローザーは“危険”だ。今季もジョナサン・パペルボン(30)を予定しているが、昨季は、ライバル・ヤンキース戦に10回登板して「被本塁打4、与四球9、総失点11」(10イニング)と不甲斐ない結果に終わった。救援に失敗したのは、ヤンキース戦だけではない。シーズンを通してなんとか37セーブは上げたが、回転が悪くなったのか、自慢のストレートで空振りが取れなくなってきた。豪腕、快速球のイメージは完全に薄れ、首脳陣はオフに『サブ・クローザー』を探したが、失敗した…。前ホワイトソックのボビー・ジェンクス(29)しか残っていなかったのである。 「ジェンクスは150キロ台前半の真っ直ぐと、スライダーが武器。通算173セーブを挙げていますが、ホワイトソックスはシーズン終了と同時に『契約更新はない』とダメ出ししています。セットアッパーならまだやれるかもしれませんが、1点を争う9回を託すのは危険」(米メディア陣の1人) パペルボンもそうだが、クローザーは30歳前後で年齢的な壁に直面するらしい…。 パペルボンがコケたら、ジェンクス。そのジェンクスにも不安要素が…。両方がコケる可能性も高く、そのときは「岡島、アチソン、ウィーラーの中継ぎ陣が日替わりクローザーとなる」というのが、米メディアの大方の予想だ。当然、シーズン突入後の補強も視野に入れているとされ、「先発スタッフの誰かが交換要員になる」という。(松坂の周辺が騒がしいのはそういうことか…) レッドソックスはブルペン陣の補強を迫られる。そのとき、「コントロールの良い田沢が真っ先に呼ばれる」というのも、大方の予想だ。将来的には先発5人枠を争わせるつもりだが、当面、田沢はセットアッパーか、ロングリリーバーとして起用される。 “日本的な発想”で考えれば、ヒジにメスを入れた投手に、連投も辞さない中継ぎをやらせるのは宜しくないのだが…。レッドソックスも故障を再発させる使い方はしないだろう。田沢自身も早く「フルシーズン稼働の実績」を作りたいと思っているはず。シーズン中盤以降、田沢はブルペンの重要どころを任されているかもしれない。(スポーツライター・飯山満)外国人選手の方仮名表記はベースボール・マガジン社刊『月刊メジャー・リーグ』を参考にしました。田沢純一投手は「田澤」と記すメディアもありますが、本編は共同通信社の表記にしたがいました。
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ミステリー 2011年03月30日 15時30分
悪質霊感商法がつけ込む先祖供養の罠
本稿の取材対象であるA氏は、若い頃から苦労が耐えない人生を送ってきた。彼は自分の運勢が悪いのはきっと何か問題があると思い、易占いで有名な××易断へ相談に行ったそうである。場所は吉祥寺で、当時23歳のA氏は、鑑定料の3000円を持って相談に行ったという。A氏にその件について聞いてみた。 −− その場所はどんな印象でしたか。 A氏 そこは普通のマンションの一室でした。鑑定士が元ボクシングチャンピオンの具志堅用高に似た人物で、何処か怪しいイメージがありました。 −− そこではどんな鑑定法をしていたのですか。 A氏 筮竹(ぜいちく)を用いた易学の鑑定でした。生年月日を鑑定士が聞くので答えました。すると鑑定士はするすると計算を始めて、それを紙に書き出したのです。紙には私の運命表が書かれていました。何歳の時には運が良いとか、この年は良い年ではないという感じです。満60歳くらいまでの運命が書かれていました。 −− 今回の相談内容の結果がわかったのですね。 A氏 はい。私は鑑定士から次のように言われたのです。「貴方の先祖の中に成仏ができていない先祖がいて、貴方の不運の原因となっている。私が半年間の間、毎日祈祷をして先祖を成仏させるから、費用として60万用意して欲しい」ということでした。いきなりお金の話が出てきたので私は驚いていました。 −− Aさんの運命が悪いのは先祖供養をしていないからということですね。しかし、法外な請求ですね。 A氏 そうですね。半年間私が祈祷をしますと言うのですが、当時23歳のフリーターの人間にそんなお金を用意できるはずもありません。私は鑑定料だけを払って帰ってきました。 −− また別の日に、Aさんは当時池袋にあった××寺という寺社へ鑑定を受けに行ったそうですが、どんな印象でしたか。 A氏 寺社の名前でしたので、お寺かと思って行ったのですが、普通の4階建てのビルに××寺という看板が出ていて驚きました。エレベーターで4階の受付まで向かったのですが、中では修行中と思われる同世代の若い女性が、行者の着るような白い着物を着て乗っていました。 −− 受付はどんな印象でしたか。 A氏 病院の受付のようでした。名前を言ってから、鑑定料の3000円を支払いました。すると、部屋の名前を言われました。そこへ行ってくださいという感じです。部屋の名前は植物の名前のようでした。椿とか、すみれとか、そんな感じです。ドアを開けると、内部は和室の8畳間ほどの大きさでした。小さな文机が置かれており、60代の女性の鑑定士が座っていました。その机の向かい側に、私の座る座布団が置かれていました。 −− さて、いよいよ鑑定ですね。どんな感じでしたか。 A氏 私が女性に挨拶して、座布団に座るなり「貴方は頭の良い人だ」といきなり言うのです。前回は易学でしたが、ここは霊視鑑定ということでした。それから、女性の鑑定士が眼鏡の奥から怖い瞳で私をにらみつけました。何でも、「貴方は武家の出身で先祖がかなり人を殺している。貴方の運が悪いのは先祖が犯した罪のためだ。これらを解決するには先祖供養が必要である。貴方に100万円用意できますか」といきなり言ってきたのです。 −− ここでも先祖霊の話ですか。しかも額は100万円ですね。これも法外です。Aさんはどんな対応をしたのですか。 A氏 私はそんな大金を持っていませんと答えました。すると、鑑定士は怒ったような強い口調で「親類から借りられないのか。本当に用意できないのか」と言いました。私は驚きよりも、恐怖心の方が強かったのです。私は帰りますと言って、そこから逃げ出すようにして帰りました。 −− また大変な経験をされましたね。その後二箇所とも、悪質霊感商法として警察に捕まっているそうですね。今回の霊感商法の言う先祖供養について、Aさんはどう思われましたか。 A氏 これらの話は17年も前の話ですが、私はその後も波のある人生を歩んできました。後に二箇所から言われた先祖供養についての疑問が増して、自分なりに勉強をしました。その結果、先祖供養とは自分がお墓参りに行ったり、毎日仏壇にお水を供えて線香を立て、仏壇に手を合わせることで先祖供養になっていると思うようになりました。心の片隅に常に先祖のことを思う心があれば、先祖供養はしていることになるとある段階から分かりました。 A氏はそう言うと、晴れ晴れした様な表情で満面の笑みを浮かべた。(白井正雪)
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その他 2011年03月30日 15時30分
【コラム】秋葉原初! ポリスのコスプレ女の子によるリフレ店を体験レポート
その日、私は秋葉原で一人の若い女性警察官から取り調べを受けていた。 私は正直に、自分の罪を洗いざらい告白した。 取り調べを終え、私は溜まりに溜まっていた「疲れ」を逮捕してもらったのだった。 …秋葉原駅電気街口を出て徒歩1分の場所にある「出動!あきばふみもみポリス」は、秋葉原初のポリスのコスプレをした女の子が足でふみ、手でもんでくれるリフレ店だ。 彼女たちの使命は、ずばり容疑者の皆さんの疲れを逮捕すること! 自身の肉体に溜まった疲れを逮捕してもらおうと、私・中沢健はカメラマンの穂積昭雪氏を引き連れて、「出動!あきばふみもみポリス」に向かった。 担当してくれたのは生活環境課のアンナさん。何故、生活環境課の方が私の疲れを逮捕せねばならないのかはよくわからないが、他にもここには少年課、取り締まり課、監視課、指令課などに所属している女性警察官たちが在籍しているらしい。「少年課というのは、若いお客さん(容疑者)が来た時に担当されているのですか?」という私の問いに「別にそういうことでは無いです」とアンナさんは答えた。 私は普段から職務質問に会うことが多いのだが、なかなか初めて会った警察官の方とフレンドリーに話すということは難しい。だが、アンナさんによる取り調べは非常に楽しく会話が進み、私の疲れの状態が大体把握出来たところで、布団にうつ伏せで横になるように指示された。 そこからアンナさんによる、足ふみマッサージをやってもらったのだが、これが実に気持ちいい。 正直に言うと、私はポリスのコスプレをした女の子のマッサージなんてそんな本格的なものではないのだろうと甘く見ていた。だが、そんな私の予想に反してアンナさんのマッサージは極楽であった。 話を聞いてみたら、このお店で働いている女の子はちゃんと全員、専門家からの講習を受けて、専門家から合格と認められた子たちなのだ。 可愛い女の子にマッサージしてもらえるだけでも幸せなのに、技術もしっかり伴っているというのだから、これを極楽と呼ばず何と言おうか。 写真を撮影していた穂積氏の、本気で羨ましそうな視線を感じる。 私は以前から腰の調子があまり良くなかったので、腰を中心にふんでもらった。 その後、今度はアンナさんにひざ枕をしてもらい、頭部のマッサージ。物書きは身体以上に頭が疲れているものなので、頭部のマッサージの気持ち良さも素晴らしいものがあった。 と、ここまでは全てが極楽の取材になり、このまま取材を終えてしまおうかと私は思ったのだが、そこで穂積氏が「ここに書いてある『萌魂注入! ビンタの刑♪』ってのは何ですか?」と、マッサージの料金表を見ながら余計なことを訊ねた。 この『萌魂注入! ビンタの刑♪』は、女の子たちから萌魂を込めた往復ビンタを思いっきり受けられるというものであった。 私はMではないので、ビンタを受けたいという欲求は無かったのだが、残念ながら穂積氏の「中沢さんがビンタを受けているような絵は絶対にあった方がいいですよ」という言葉で、このサービスも行うことになってしまう。 手錠をかけられ、逃げることの出来ない私にアンナさんが思いっきりビンタを2発! …想像以上に痛い。 まぁ、でもこれで良い絵が撮れたのなら良かったか〜と思っていたら、「すみません、ちょっと上手く写真が撮れなかったのでもう一回ビンタをお願い出来ますか?」と穂積氏。その後、続けてアンナさんの強烈なビンタを食らっている私を見て心の底から嬉しそうにしている穂積氏を見て、彼がSであることを確信する私。 ちなみにこの『萌魂注入! ビンタの刑♪』は、ソフトとハードの2パターンが選べるので、ちょっと怖いという方はまずはソフトコースの弱めのビンタを受けてみるのがオススメである。私はハードコースの痛いビンタを食らったけどね。 そんなわけで、私の疲れはすっかり逮捕され、私は足取りも軽やかに「出動!あきばふみもみポリス」を後にした。 アンナさんの話では、すっかりこの「出動!あきばふみもみポリス」に夢中になり、疲れが溜まっていなくても訪ねてくる容疑者(お客さん)も多いのだとか。 もちろん、疲れの溜まっていない容疑者にも、ポリス達は真剣にマッサージをしてくれるとのこと。 皆さんも、溜まった疲れを逮捕してもらいに「出動!あきばふみもみポリス」に一度行ってみるのはいかがだろうか。出動!あきばふみもみポリスhttp://www.2623.jp/index.html(「作家・歩く雑誌」中沢健 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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トレンド 2011年03月30日 15時30分
連載ラノベ 夢ごこち(33)
金比羅さんの奥の道にあった社も、中はこんな感じなのかな。蚊帳に包まれた寝床が、オレンジの明かりに照らされて、お姫様の寝室に見える。金比羅さんの社には、魔除けの札がはられていた。でも、蚊帳にはついていない。誰か来ても、そのまま中に入ることができる。 夜中、お姫様は、先に布団に入って待っているんだ。背筋を伸ばして、まっすぐに上を向いて、目を閉じている。けど、寝てはいない。宮様が来るのを、じっと待っている。 夜がふけてくると、宮様がそっと障子を開けて部屋に入ってくる。ろうそくを床に置き、蚊帳の端を上げる。音を立てずに、すき間から体を中に忍び込ませる。お姫様は、宮様が部屋に入ってきた時から、ずっと気がついている。でも、姿勢を崩さず、目をつぶったまま待っている。まっすぐに天井を向いたまま。 布団に入ってからは、吉原君のことばかりを考えた。 昨日、吉原君とキスをした。私のはじめてのキスだった。けど、キスはどんなだったのか、よくわからなかった。また、してほしいな。今度は、手を握ってくれるかも。 でも、吉原君、なんだか様子がおかしかった。それに、吉原君は、私が吉原君のことを好きじゃないって誤解しているのかも。そんなことないのに。けど、吉原君、昨日はなんだか思い詰めた感じだった。どうしよう。次に会ったとき、何かこっちから声をかけてみようかな。けど、なんて言えばよいのだろう。 (このあいだは、ありがと) これじゃ、キスしてもらったことをうれしがっているみたい。なんだか、いやだ。 (このあいだは、うれしかったよ) もっと、へんだ。 それに、なんだか、またしてほしいって催促しているみたい。こんなこと、言えない。でも、またキスしてほしい。 けど、吉原君と、うまく話をすることができない。どうして、クラスの他の女の人みたいに、私は楽しそうにおしゃべりできないのだろう。みんな、何を考えながら、しゃべっているのだろう。わからない。 障子が音を立てている。風が出てきた。(つづく/文・竹内みちまろ/イラスト・ezu.&夜野青)
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芸能ニュース 2011年03月30日 11時45分
大島優子は…前田敦子は… 今年もAKB48が総選挙を開催することを発表
アイドルグループ、AKB48が今年も総選挙を開催することが、AKB48オフィシャルブログで発表された。 公式ブログでは「AKB48の夢に向かって一生懸命生きる姿で勇気づけられたら…と『AKB48 22ndシングル 選抜総選挙』の開催も決定致しました」との情報が掲載されている。また、3月25日〜27日に行われるはずであった「横浜アリーナコンサート」で発表する予定であったが、コンサートが中止となったため、ブログでの発表となったのこと。開票日や詳細は、決まり次第追って知らせるという。 AKB48の総選挙は今年で3回目。年々、メディアでの活躍が増えるAKB48のイベントの中でも話題性が高い総選挙。第1回目では結成当時からエースとして活躍していた前田敦子が1位になったものの、昨年の2回目では大島優子にトップが入れ替わった。今回の総選挙では前田が再び1位に返り咲くのか、それとも大島がキープするのか、または新しいメンバーが1位の座を獲得するのか注目だ。
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芸能ニュース 2011年03月30日 11時45分
水嶋ヒロ 今度は編集長
小説「KAGEROU」で第5回ポプラ社小説大賞を受賞した俳優の水嶋ヒロ(26)が編集長をつとめた雑誌が31日に発売されるとスポーツ各紙が報じた。 水嶋が編集長をつとめたのは新しく創刊されるライフスタイル雑誌「GLOBAL WORK」。一部情報では、昨年10月にオファーを受け、編集会議などに参加、自らも企画を提案したという。 水嶋ヒロはドラマ「メイちゃんの執事」や映画「BECK」などで俳優として活躍。2010年9月には執筆活動に専念するため、所属事務所を退社、同年10月には処女小説『KAGEROU』で、第5回ポプラ社小説大賞を受賞した。
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社会 2011年03月30日 11時45分
被災した「なんでんかんでん」川原社長が語る東日本大震災の惨状(2)
東日本大震災で被災した、マネーの虎でおなじみのラーメン店「なんでんかんでん」川原ひろし社長(47)が、恐怖の津波体験を語ってくれた。地震直後、出店していた店を片付けようとしていた川原氏に、イベントの係員数人が血相変えて飛んできた。「なにやってんですかっ! 早く隣のビルに避難してください!」 −−強制避難させられた? 川原 いま考えると、本当にイベント係員には感謝してもしきれないぐらい…。命の恩人ですね。係員は来ていたお客さんには「津波の危険があります。いますぐ高台に避難してください」と声を掛けて回っていました。なので、お客さんは車などですぐ立ち去っていきましたね。残念ながら、その後の消息は確かではないので滅多なこと言えませんが、ほとんどのお客さんは津波自体からは逃げきれたのではないかと。 −−残る出店スタッフはどうした? 川原 (現地のアルバイトなどを含めて)約700人のスタッフがいたんですが、イベントスペースのすぐ隣にある「仙台港国際ビジネスサポートセンター」の4階と5階に急いで避難してくださいと言われたんです。もう、取るものも取りあえずという感じで…。ボクも上着だけ羽織って駆け上がりましたよ。ビルに全員が避難するまで20分ぐらいだったかな。 −−結果としてイベントスタッフに誰も犠牲者はでなかった? 川原 仙台放送局が主催するイベントだったんですけどね。すべてにおいてパーフェクトでしたね。実は、あの震災の数日前に起こった地震で「避難場所の確保」と「避難誘導の指示」の訓練は徹底してやられていたみたい。地震後、当然電気はストップ、津波警報は出ていたと思うけれど、細かい情報が入らないなかで混乱せずに避難できたのは、やはり仙台放送の係員のお陰としか言いようがありません。 −−すぐに津波が来た? 川原 いやいや! すぐには来なかったんだよ仙台港は! だから逃げる時間もあったのは確かだし、人によっては「来ないじゃないか」と判断して、自宅の様子を確かめるために戻って犠牲になったケースもあるのではないかな。ボクらの避難が完了してから実際に大津波が来たのは、1時間以上経ってからだったから。 −−避難してどんな心境だったか? 川原 実はボクもその時は、こんな未曾有の津波が来るとは思ってなかったさ。みんな無事でケガなどしていないし、片付けにも戻りたかった、正直に言うとね。しかし係員が「大津波警報が解除されるまで絶対にここから出しません」と言う。30分が経ち、1時間が経ち、もう来ないんじゃないかと思い始めた頃だよ…。外を見ていた女の子が「キャーッ!」って言い出したんです。人をかき分けて窓に近づいたら…。 −−現在ニュースで流れているような惨状だった? 川原 …地獄ですよ。波が…一挙に押し寄せてくる。車も何もかも簡単に飲み込んで…。走って逃げてる人がいるのよ、遠くに。すぐ飲み込まれていった。車も猛スピードで逃げてたけど最後は…。その時間、雪が強くなっていて吹雪ですよ。上は見通しが利かないぐらいの白い景色、下は濁流、波がビルにあたってシブキを上げる。流されていく人が何人もいるんだけど、助けようにも、もう何もできない…。 −−地獄絵図だった? 川原 これはとんでもないことになったなあ、と。津波が引くとね、流されひっくり返った車が次々発火するんですよ。もうあちこちで火事みたいになって。でも、どうすることも出来なかった。まんじりともせずに朝を迎えたんですよ。明るくなって外に出てみると、潮の臭いにむせかえりそうになったボクらが見た景色は目を覆わんばかりの惨状だった。(つづく)
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社会 2011年03月30日 11時45分
武蔵野市の計画停電対象外に不満爆発
都心部を除外するなど不公平感が漂う東京電力の計画停電であるが、24日に新たな問題が発覚した。菅直人首相の地元で自宅のある東京都武蔵野市が計画停電の対象から除外されていた。しかも、菅首相の随行秘書であった松本清治・武蔵野市会議員が東京電力に停電対象からの除外を要請していたことも明らかになった。 松本市議は地域住民に配布したビラ「市政報告レポート」で「松本清治の要請が実現しました」と書いている。そこには以下のように記されている。 「東京電力武蔵野支社から3月16日21時30分に、武蔵野市内地域、病院等と<第一グループ>は当面(3/17 9時20分実施分より)、計画停電の対象地域から除外するとの連絡がありました」 これに対し、インターネット上では利益誘導と批判の声が出ている。松本市議はツイッターで全国的な問題として計画停電対象からの除外を提起していたと釈明した。合わせてビラの全文や東京電力への要請文を画像共有サイトで公開した。ところが、要請文には「国民は混乱しています」と書くべきところ、「混乱」を「困らん」とする誤字があり、漢字も正しく書けない議員であると批判者を一層勢い付かせる結果となった。 一方で東京電力は武蔵野市の除外決定に政治的圧力があったことを否定する。武蔵野市にはJR中央線や京王線、西武線が乗り入れており、管轄する変電所を止めると、鉄道の運行に大きな影響が生じるためと説明する。 しかし、この理由にも疑問の声が出されている。何故ならば東日本旅客鉄道武蔵境交流変電所(小金井市)も東京電力武蔵野変電所(西東京市)も武蔵野市にないためである。また、JR相模線のように計画停電で不通が続く路線もあり、それらの沿線地域と比べると不公平であることは変わらない。 計画停電は単に不便なだけでなく、生命に直結する問題になっている。信号も消灯する計画停電中の交通事故が多発している。交通事故の負傷者が病院で検査できずに重傷になった例もある。 ある地域を計画停電の対象外とすることは、他の地域を犠牲にすることになる。それを成果のようにアピールした松本市議の感覚に呆れる人も多い。被災地のことを考えて計画停電に我慢し、節電に協力していた人々もバカらしくなったと憤っている。(林田力)
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トレンド 2011年03月30日 11時45分
「かもめマシーン」主催の演出家・萩原雄太氏インタビュー
演劇カンパニー「かもめマシーン」は、現代を深く追求するテーマでさらなる成長をし続ける。 新作『プライマル・スクリーム』は、土地をテーマにした作品だ。 下北沢・小劇場楽園の舞台から客席まで敷き詰められた芝生は、とても不思議な光景だった。客は芝生の上に座りながら鑑賞する。 本来、誰のものでもないはずの土地。 登場人物は住宅販売会社の営業社員、住宅を買いに来る夫婦、ここは自分の土地だったと主張する若者、無職でヒッピーの男、そして謎の無言の女。 ひとつの土地を巡って激しく繰り返される議論。土地のアイデンティティーを探るうちに、やがて己のアイデンティティーへと見事にシンクロしていく…。 はたして、この劇に込められたメッセージとは何なのか? かもめマシーン主催、演出家の萩原雄太氏にお話を伺った。 −− 自己紹介をお願い致します。 萩原 劇作家兼演出家です。茨城県出身、27歳、10月1日生まれ。主な受賞歴は浅草キッド「本業」読書感想文コンクール入賞です。 −− 演劇に興味をもたれたきっかけ、又は演出家を目指されたきっかけを教えてください。 萩原 元々演劇は全く好きではない、文系サブカルな人間 だったのですが(今もです)、学生の頃に、ひょんなことから演劇サークルに入ってしまいました。なので、それ以降です。ただ、それからそれが楽しくて仕方なかったかといえば、そういう訳ではありません。映画の方が優れたメディアだなと今でも感じます。 −− 稽古や演出で注意している点はありますか? 萩原 嘘をつかないということかもしれません。大声を張り上げるのは嘘だし、殺陣とかラインダンスとかは、少なくとも僕のリアリティには必要ありません。そもそも舞台っぽい話し方がすごく嫌いです。なので、大声を張り上げないし、ぱきぱきと身体を動 かすこともありません。けれども、ふとした日常で「すごくおもしろいな」と思わせてくれるのが人間の不思議なところです。例えばワークショップで「他人の自己紹介を真似する」ということをするのですが、無意識に行う身体のクセや話し方のクセは、とても独特で魅力的です。真似しようと思っても真似することはできません。そういったものを舞台にあげるようにしています。 −− 『プライマル・スクリーム』のテーマを教えてください。 萩原 『プライマル・スクリーム』は、土地の話です。というのも、土地を所有するということはどういうことなんだろう? と素朴に疑問に思ったことがきっかけです。パレスチナでも、尖閣諸島でも、土地を巡ってトラブルが起きてますよね? 身につけているわけではないのに、持ち運べるわけでもないのに、大事にしまっておくわけでもないのに、どうして「土地を持つ」なんて思うことができるのでしょうか? そんな土地の叫びを聞いてみたいと思いました。 −− 『プライマル・スクリーム』の見どころを教えてください。 萩原 芝生の上に座って見ることができる、という芝居はあまりないのではないかとお思います。草いきれの中で演劇を見るのは、他の演劇とは異なっているのではないかと思います。 −− 今後の野望等ありましたら教えてください。 萩原 いろいろな所で、フジロックに出たいと書いています。始めは半ば冗談のつもりで書いたんですが、最近どうも本気になってきました。グリーンステージ(3万人収容の一番大きなステー ジ)で演劇をやってみたいし、それが可能な演劇を作りたいと思っています。それはおそらくとても難しいことだと思いますが…どうぞ、よろしくお願いいたします。 大いなる野望を持ち合わせながら、演出に対する独自の美学にぶれない軸を感じた。 新作も非常に楽しみだ。かもめマシーン主催、演出家・萩原雄太氏の今後の活躍に注目したい。※プライマルスクリームとは?:直訳すれば「原始の叫び」。イギリスのロックバンド「プライマル・スクリーム」には関係がない。ジョン・レノンがトラウマを吐き出すために治療を受け、「MOTHER」を生み出すきっかけとなった精神療法「プライマル・スクリーミング療法」に由来する。■かもめマシーンについて https://sites.google.com/site/kamomemachine/ チェーホフの「かもめ」と、ハイナー・ミュラーの「ハムレット・マシーン」という戯曲から命名されたカンパニー。2007年旗揚げ。カンパニーとしての当面の目標として、フジロックフェスティバルへの出演を掲げる。 これまでの上演作品としては「Barrett」(2007年、pit北/区域)、「日本の言葉」(2008年、ギャラリー ルデコ)、「家族」(2009年、西荻窪がざびぃ)など。また、シアターX国際舞台芸術祭にて「かもめ/マシーン」(2010年、シアターX)を上演。 萩原氏個人としては、江東区民とともに「芝浜」(2010年)の創作、ダンサー・手塚夏子とともに「ASIA INTERACTIVE RESEARCH」(2011年、森下スタジオ)を行う。 現在、フェスティバル/トーキョー公募プログラムの1次審査を通過中。(怪談作家 呪淋陀(じゅりんだ) 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou/
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スポーツ
大みそか参戦ほぼ決定 芸能人対決 金子賢vs押尾学
2006年10月10日 15時00分
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レジャー
GII毎日王冠 テレグノシス花道V
2006年10月07日 15時00分
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レジャー
アイルランドT キンシャサノキセキ断然
2006年10月06日 15時00分
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芸能ニュース
よしお兄さん、だいすけお兄さんの結婚を祝福「直接聞きました」 パパとしての喜びを語る
1999年11月13日 11時50分
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芸能ネタ
マギー司郎「童貞は舞台に立たせない」
1990年12月15日 12時55分
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中居正広がクレカ被害、詐欺師に対し「可哀想」
1990年11月15日 11時21分
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1980年09月26日 22時06分
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1970年09月27日 12時20分
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1970年09月26日 22時43分
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1970年09月26日 22時10分
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2025年04月21日 18時25分
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
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