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社会 2015年10月05日 10時00分
『出光』&『昭和シェル』経営統合難航でドロ沼の石油元売り業界再編
石油元売り2位の出光興産と同5位の昭和シェルが経営統合の交渉を加速すべく、10月1日付で『統合準備室』をそれぞれに設立した。ガソリンをはじめとする国内の燃料油需要が落ち込み続ける中、経済産業省主導による業界再編の圧力がようやく実を結ぶ格好だ。 ところが業界内では「土壇場での白紙撤回もあり得る」との不吉な観測が浮上している。両社は7月30日、経営統合に向けて協議することで合意したとはいえ、昭シェルの特約店には「出光にのみ込まれ、我々の店舗が統廃合のターゲットになる」との警戒心が根強い。そこで昭シェルの統合反対派が親会社のロイヤル・ダッチ・シェルの保有する35%の自社株をソックリ取得し、統合を破談に追い込む。そんなシナリオが密かに囁かれているのだ。 出光は昭シェル株の33.3%相当分をロイヤル・ダッチ・シェルから1691億円で取得する契約を結んだと既に発表している。しかし、独禁法の審査に1年かかることから実際の株式取得は来年の上半期にずれ込む。この時間差を突けば“世紀の大逆転”が決して夢ではないところがミソ。昭シェルの統合反対派が親会社との交渉過程で株価が上昇に転じれば、出光との契約を反故にするとの“期待”もある。 「ロイヤル・ダッチ・シェルは液化天然ガスへのシフトを進めている。まして日本では、低燃費車の普及でガソリン市場が縮小に向かっている。これが撤退の決め手になったのは間違いない。彼らは損得計算だけで生きているも同然だけに、出光が裏切られたとしても不思議じゃない」(経済記者) そんな背景を踏まえれば、旗揚げしたばかりの『統合準備室』に対する出光、昭シェルそれぞれの温度差が歴然とする。 「統合で基本的に合意しているとはいえ、具体的な形は何も決まっていません。ブランドをどうするかも含め、全て白紙です。今後、双方の準備室が詰めの作業に入る過程で、激しい応酬が予想されます」(石油担当の証券アナリスト) 波乱は避けられない。
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レジャー 2015年10月05日 10時00分
【第49回スプリンターズS】ストレイトガールGI2勝目
競馬のスプリント王決定戦「第49回スプリンターズS」(GI・芝1200メートル、4日中山競馬15頭)は、中団の内寄りを進んだ戸崎 圭太騎手のストレイトガール(55キロ、1番人気)が直線の坂を上がってから力強く抜け出し、2着サクラゴスペル(57キロ横山典弘騎手、11番人気)を3/4馬身抑えて優勝。頂点を極めた。1分8秒1。3着ウキヨノカゼ(55キロ四位洋文騎手、9番人気)クビ。単勝2番人気を集めたベルカント(55キロ武豊騎手)は13着惨敗に終わった。 ストレイトガールは父フジキセキ、母ネヴァーピリオドの牝6歳馬(鹿毛)。馬主は廣崎利洋HD(株)。戦績=28戦10勝(内海外1戦0勝)。主な勝ち鞍=重賞3勝目(14年シルクロードS・GIII、15年ヴィクトリアマイル・GI)。戸崎騎手、藤原英昭調教師とも初勝利。「配当」単勝=(2)440円複勝=(2)180円(4)610円(6)490円枠連=(1)(2)3170円ワイド=(2)(4)1650円(2)(6)1520円(4)(6)4280円馬連=(2)(4)5550円馬単=(2)(4)9090円3連複=(2)(4)(6)2万3020円3連単=(2)(4)(6)10万6170円*レース結果については、必ずJRA公式発表でご確認ください。
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芸能 2015年10月04日 16時06分
太田光 田中結婚会見で爆笑連発「エンブレムでパクったことは一度もありません」
かねてから交際していたタレントの山口もえと結婚した爆笑問題の田中裕二が4日、結婚会見を開いた。 会見には相方である太田光も登場。田中よりも先に会見場に現れるとヤル気満々。「私、エンブレムでパクったことは一度もありません」と佐野研二郎氏の東京五輪エンブレム盗作騒動をネタにまずは挨拶。 さらに続けて「この度は、私の相方である田中裕二が、今朝入籍をいたしました」と報告すると、田中からは「なんでお前が言うんだよ! 俺が言うんだよ、普通は!」と突っ込まれ、絶妙な掛け合いに会見場は大爆笑に包まれた。 田中が山口の子供達からすでに「パパ」と呼ばれていることにちなみ、太田は「片玉パパ」と命名し、「パタパタママっていうのがありましたけど、今回は片玉パパ。ということで、皆さん一面にはそれを」とボケまくった。田中は2000年左の睾丸(こうがん)を摘出。何かと太田にネタにされている。 さらに会見が日曜日に開催された理由について、「なんで日曜日を選んだかっていうと、株価の影響をちょっと考えて」と、“福山ショック”のネタを絡めて説明。また、“かぶせ婚”が話題となっているが、「記者の皆さん、“かぶせ婚”っていうのを田中嫌うんですよ。田中はかぶってる」と暴走。太田のボケに、田中は「かぶってねぇよ。ド下ネタぶっこんでくんじゃねぇよ! “かぶせ婚”っていうのだけは勘弁していただいて、一面に“ポンポコ婚”っていうのを是非」とアピールした。 田中から「やめろ!」「何しに来たんだよ!」「帰れよ!」と散々注意された太田。一通り暴れた後、ようやく会見場から立ち去った。
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スポーツ 2015年10月04日 16時00分
俺たちの熱狂バトルTheヒストリー〈輪島功一の世界王座奪取〉
プロボクシングにおいて、避けては通れないのが減量。余分な脂肪を落とすことで、自身の動きにキレが増すというだけでなく、階級を下げれば対戦相手が弱くなる…むしろこちらを主目的として過酷な減量に取り組むケースがほとんどだろう。筋肉量や体重の少ない相手であれば、それに伴いパンチ力も減ぜられるのだから、勝利の確率が高まるというのは当然の理屈だ。だが、そんなボクシング界の常識に背を向けて、世界王座にまで上り詰めた日本人ボクサーがいた。 輪島功一。25歳にしてプロデビューという超出遅れのスタートながら、連戦連勝で日本スーパーウエルター級王座を獲得。いよいよ世界挑戦が見えてきたとき、所属ジムは2階級下の世界王者とノンタイトル戦を組んだ。階級を下げなければ、輪島の世界王座獲得は無理との判断だったが、試金石となるはずだった一戦で輪島は初回KO負けを喫してしまう。 「普通ならそこでおしまいですが、輪島は違った。『減量なんて男らしくない』と、元の階級での世界挑戦を目指したのです」(ボクシングライター) だが、スーパーウエルター級の旧称はジュニアミドル級。身長170センチの輪島に対して、180センチ台の強豪がゴロゴロいて、リーチもゆうに10センチは違う。日本では中量級の層が薄く王者になれたが、世界となると話は別だった。 「輪島の世界戦は“引退へ向けての思い出づくり”と、周囲の誰もが思っていました」(同) そうして迎えた1971年(昭和46年)10月31日、対するはWBA・WBC世界スーパーウエルター級統一王者のカルメロ・ボッシ(イタリア)。アマ時代には'60年のローマ五輪で、銀メダルを獲得したテクニシャンである。ボクシング経験は雲泥の差だった。 万に一つも勝機はないとの前評判の中、輪島本人も決して自信があったわけではなかった。だが、諦めてもいなかった。この日のために輪島が用意した秘策が、後々まで伝説として伝わることになる“カエル跳び”である。相手の視界から消えるほど深くしゃがみ込んで、そこから跳び上がって右フックを放つ。まさに捨て身の攻撃だった。 「決してクリーンヒットには見えなかったが、それでもボッシが動揺したのは、以後のリズムの乱れからも明らかでした」(同) カエル跳び戦法に対しては「こんなのはボクシングじゃない」と、評論家たちからの批判もあった。テレビの実況から生まれたそのネーミングはどこかユーモラスで、ファンからは“ネタ”として受け取られもしたが、輪島からすれば懸命の一手だった。 「相手の技術は超一流で、背丈で劣り、リーチも短い。まともに正面から行けば必敗で、どうしても目先を変える必要があった」(同) しかも、試合中盤になってしゃがみ込むことは、足腰への負担が大きく、もしそれでスタミナ切れとなれば、最大の敗因として非難を受けたはずだ。 この試合では、もう一つの輪島伝説“あっち向いてホイ”も披露している。一瞬、相手から目線を切るフェイントは他でも見られるが、世界戦の舞台で完全によそ見をしたのは、後にも先にも輪島だけだろう。自分がよそ見をするのに釣られ、相手が顔を横に向けた隙にパンチを打ち込む戦法である。 しかし、相手が奇策に動じず、逆にパンチを食らえば一撃KO負けは必至。それでも輪島は、世界王者を相手に実行してみせた。 「パンチ力やスタミナでは劣るかもしれないけれど、ボクシング頭脳では誰にも負けない」 のちに輪島はうそぶいてみせたが、決してそれだけではない。戦後、ソ連が侵攻してきた樺太から逃れ、職を転じながらしぶとく生き延びてきた輪島は、この試合に全人生を懸けていた。その結果として、世界王座奪取(15R判定)の奇跡が生まれたのだ。
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芸能 2015年10月04日 15時30分
爆笑問題・田中 山口との子作りに自信「別に片玉だからできないっていうワケじゃない」
タレントの山口もえと結婚した爆笑問題の田中裕二が4日、結婚記者会見を開いた。同日に役所へ婚姻届を提出し、約2年半の交際を経て晴れて夫婦となった。 「もともと彼女のファンだった」と告白した田中。山口にはすでに前夫との間にもうけた長女(8歳)と長男(4歳)がいるが、田中は「2年半付き合っていく中で、子供もセットでの付き合いでしたので、2人だけでデートみたいなのは数えるほどしかない」と交際当初から子供を含めて愛を育んできたという。 父親になることに責任感をすごく感じているようで、「父親としての実感は半々。怖い面と…」と明かした。ただ、子供から初めてパパと呼ばれた時を振り返り、「ヤッターって思いましたね」と嬉しそうに語った。 そして、やはり気になるのは子作り。「前の奥さんとの間に子供いなかったですし、いいなーとは思います」と明かし、「別に片玉だからできないっていうワケじゃないんで、もしそれがあったらあったで嬉しいことですけど、自然の成り行きで」と笑顔だった。 田中は2000年に睾丸(こうがん)を1つ摘出している。
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芸能 2015年10月04日 15時21分
爆笑問題・田中裕二 山口もえと結婚「信頼できるところが好きです」
爆笑問題の田中裕二が4日、結婚記者会見を開いた。お相手はかねてから交際していたタレントの山口もえで、同日に役所へ婚姻届を提出。晴れて夫婦となった。 交際のきっかけは、3年前の東貴博と安めぐみの結婚式で、その後食事をする仲に発展。最初の食事会は、山口の長女(8)と長男(4)も込みの4人で食事し、それからメールのやり取りも増え、山口の子供を含めた家族全体で愛を育んでいったという。 田中は「もともと彼女のファンだった」と告白。一方で山口はどうやらイケメンがタイプじゃないようで、「だから僕みたいなのが安心するんじゃないですか」と分析。 プロポーズについては「去年の夏に彼女の家に行って、夜ご飯を食べた後、雑談をしている時に、事前に買っていた指輪を『結婚しよう』って言って渡しました。大がかりなサプライズは一切していない」と説明した。指輪はプロポーズの2、3日前に購入し、ブランド物の指輪だという。金額については最後まで明かすことはしなかった。 「山口のどこが一番好きなのか?」という記者からの質問には、「嘘がつけない人、信頼できるところが好きです。嬉しい時に本当に嬉しい顔をするところとか、そういうところが一番可愛らしいと」とノロケた。 挙式や披露宴開催の予定については「今のところ全てないです」と明かしたが、「家族での写真は撮りたい」と語った。
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社会 2015年10月04日 14時00分
秋の交通安全特集 新型ETC 本当に便利になるのか(2)
「それは便利だ!」と思ったあなた。確かにその通りだ。でもよく考えると、これらのサービスには莫大な税金が投入されている。本当に利用者にメリットがあるのなら大賛成だが、すでに市場に普及しているスマートフォンを利用すれば、同じことができるんじゃないかと思う人も多いだろう。 「最近のスマホはGPSも搭載されていますし、アプリを利用すれば瞬時にリアルタイムの渋滞情報も分かります。また、災害時は注意報が鳴り、注意を呼び掛けるのは、すでに所有者なら体験済みでしょう。グーグルマップを使ったナビゲーションは、もはやカーナビ専用機の機能を凌駕するほど高機能で、実際、カーナビメーカーはスマホ普及後、軒並み市場規模を縮少し続け、赤字を余儀なくされています。これもスマホのナビ機能を利用する人が増えたのが大きな原因と言っていいでしょうね」(IT雑誌記者) 実際、検索大手のヤフーも昨年、カーナビ市場に参入。無料アプリとしては国内で初めて道路交通情報通信システム(VICS)に対応。リアルタイムで渋滞情報を受信し、渋滞回避ルートを検索できる機能を付けた。さらには付近の駐車場の空き具合やガソリン価格を反映させたガソリンスタンド検索にも対応しているとあって、取り付けに手間と工賃が掛かり、本体自体も最低数万円はするカーナビにとっては手ごわいライバルだ。 日進月歩のIT業界。1年、いや物によっては半年で新型機を投入してくるような業界が次々と便利なサービスを提供してくる中で、あえて巨額の税金を投入してまでETC2.0を進めようとする国交省の思惑とは何なのだろうか? 「確かにETC2.0でできることは手持ちのスマホでも十分可能でしょうね。とはいっても、スマホでできるからといって国の方針として長期的に進めている計画を簡単にやめるわけにはいかないのが現状でしょう。さらには2011年から敷設しているITSスポットを早く活用していきたいから、という思惑もあると思います」(全国紙記者) ITSスポットとはETC2.0と双方向通信する装置。全国の高速道路上や道の駅などに段階的に設置されていて、すでにその数は1600にも上る。もちろんこれは国家プロジェクトとして多額の税金が投入された設備。設置したはいいが活用しなければ意味がないので、国交省としてはなるべく多くのドライバーにETC2.0を使ってほしいと思っているのだ。 安全運転支援、渋滞回避支援、災害時支援、これらを軸に普及を目指すETC2.0。さらには2016年春ごろをめどにゲートバーを廃止して、一定速度で通過できるETC2.0専用レーンの設置も計画されている。その効果を国交省は、どの程度見込んでいるのか。 「今までのETCは料金所の料金支払い機能に限定されていました。しかし、ETC2.0ではITSスポットと双方向通信することで幅広い情報をドライバーが受け取ることができます。カーナビに機能追加することで“1つの車載器”で各種支援機能を利用できるようになり、渋滞回避などストレスのない車社会への可能性が広がると考えています。現在、ETCは90%の普及率がありますが、今後は車の乗り換えや機種の入れ替え時などに順次ETC2.0に切り替えていただき、サービスの導入と利便性を向上させていきたいですね」(国交省・道路局ITS推進室) ここで言う“1つの車載器”とは、スマホなどを利用するのではなく「車に設置した機器1つですべての機能が利用できますよ」という意味らしい。どうやらスマホなどで同じようなサービスが手軽に利用できることは十分把握しているが、国交省としてはあくまでも国策としてETC2.0の普及を目指しているようだ。 都心の慢性的な首都高渋滞も、中央環状線(高速湾岸線〜高速3号渋谷線)の開通で都心環状線の交通量は約5%減少、また中央環状線内側の渋滞は約5割も減少した。このような分かりやすい渋滞緩和効果を、果たしてETC2.0は挙げられるのだろうか。 「民間のIT企業が臨機応変に便利なアプリを次々開発する中、長時間の議論と税金を掛けた国家的な政策が、時代の移り変わりの早さに追従できないのは仕方ありません。だからといって、簡単に計画を取りやめるわけにはいかない。多くの市民が望むことは『税金のムダ遣いだけは避けてもらいたい』というのが本音でしょう」(前出のIT雑誌記者) 奇しくも東京オリンピックの新国立競技場建設問題など、ずさんな計画が明るみになったばかり。果たしてETC2.0は、どれほどわれわれに恩恵を与えてくれるのか。本格的な運用が始まれば、その答えもすぐに出るだろう。
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芸能 2015年10月04日 12時00分
内山信二が語った生き残りをかける“デブタレ”の苦悩
最近のバラエティー番組の出演者には、オネエ、ハーフ、アイドル、元アスリートなど、いろいろな“枠”がある。それらの中の一つであるデブ枠だが、先日、『胸いっぱいサミット』(関西テレビ)で内山信二(33)がデブタレの大変さについて激白していた。 例えば、デブタレならではの苦労について内山は「大食いと思われる」と回答。 「昔はすし50貫食べれば、大食いと言われましたけど、ギャル曽根とかジャイアント白田さんが出てきてから200貫、300貫食わないと大食いと言われない。こないだなんか鍋8件ロケ行ったんですよ。“全部食ってください”って、食えるわけないじゃないですか。シメまであるんですよ。そしたら“白田さんなら食べますよ”とか言われる。デブは意外と少食なんですよ」 デブ枠での生き残り術は“デブ臭ケア”という。 「デブキャラってどうしても清潔感がなきゃダメなんです。デブ特有の甘酸っぱいスナック菓子みたいな匂いがするんですよ。あれを出さないように、なるべく普段着だったら『ダウニー』使ってみたりとか」 また“アイツがいなければ、もっと自分はイケたはず”と思うタレントには花田虎上を挙げた。 「元横綱なんで全国のうまいものを知り尽くしてる。まあ、お兄ちゃんのせいでグルメレポートは減りましたね。これ、デブ全体で言えます。だから毎回、相撲取りが引退するたびに“こっち来るな”と思ってるんですよ」 地方の仕事では石塚英彦(53)が使えない場合、代わりに内山が起用されることが多いとも語っていたが、デブ枠の仕事をめぐる競争は激しいようだ。
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スポーツ 2015年10月04日 10時00分
小塚桃子ゴルフ連載(47) 本格シーズンに備えて・4
前回は、クラブや道具を上手に活用するトレーニングをご紹介しました。今回は、もっと手軽に出来る練習方法と私の課題などについて綴っていきたいと思います。 手軽に出来る練習方法とは以前、少しご紹介しましたが、アイアンのヘッドを持って素振りする、というもの。敢えてグリップを先端にヘッドを手元にする素振りは、スイングスピードの強化に持ってこいなのです。 手打ちの場合はスイング中、風を切る「ビュン!」という音が出ない。腰を入れて上手に回転させながらスイングすると「ビュン!」というキレイな音が出ます。野球の素振りと同じですね。この音を確認すると現在の状況が分かる。調子の良し悪しが分かるのです。 9月から本格的にゴルフシーズンに入りました。月に2回はコースに出る事を心掛け、当面の目標は100切り。やはり、実践から遠ざかっているので、まずは目標を大きく持たず、必ず達成出来る身近なところに照準を絞ります。これは結構、良いと思います。プレーの度に達成感を得られますからね。 9〜10月は、ドライバーを200ヤードしっかり飛ばす。本来でしたら220〜230ヤードは飛ばせますが、ここで力むと手打ちになる。しっかり練習と実践を積んで徐々にベストに持っていく方法を選びます。 この時期は本調子でないため、スライスしやすい。ドローボールを打つ様、意識しています。高く打ち上げるよりもシーズンインは、ドローボールの方が距離は出ます。 尚、プロはワンラウンドの平均パター数は29〜32。私の平均は37〜38。これを35に抑えると80台前半が見えてきます。最終的には、これが私の目標です。
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社会 2015年10月04日 10時00分
達人政治家の処世の極意 第十九回「春日一幸」
理屈は後で貨車でくる。まず動くことで勝機が出る。“後で気が付く寝小便”では遅いのだ。 「自社」両党対決の時代といわれた昭和30年代半ば、当時の社会党の右派系が党を割って誕生したのが民社党。春日一幸はその委員長を務めた。 委員長になったころの春日の風貌は前額部がはげ上がり、脂ぎった顔は見るからに精力家、熱血漢を醸していた。民社党を小政党のままでどうすれば、どう存在感を示せるか、生かせるかに策謀、エネルギーを注ぎ込んだ人物であった。ために、その政治手法は「機先を制す」がモットー。情熱がほとばしりすぎてか、すぐ頭に血が上る「瞬間湯沸かし器」のアダ名も何のその、まず自らが先頭に立って動くのが常であった。 表記の言葉は、委員長を退任後、筆者がインタビューで直接耳にしたそれであった。多少の意見の違いなどは事が成立すれば後でどうにでも理由付けができ、妥協、まとめることができるのだということである。 一方、青年時代は小説家志望で、当時、当代一流の売れっ子作家だった『放浪記』の林芙美子のところに原稿を持ち込んだが、軽くあしらわれたという経緯もあった。そのくらいだから例え話、造語にも巧みで、表記の「“後で気が付く寝小便”では遅い」の他、サッパリするの意で「大川でケツを洗った如く…」など枚挙にいとまがなかったものだ。 さて、春日は民社党という小政党の生きる道を、どう模索したか。やったことは小政党の団結、大政党にくっついてその尻馬に乗ることであった。 例を挙げる。大平(正芳)政権で、公明党を誘って民社党ともども自民党の河野謙三(後に参院議長)を担いで「保革連合」での政権入りに動いた。また、中曽根(康弘)政権と民社党との連立工作、社会党、公明党、民社党との新党を模索したりと、ひたすら動いたのである。 しかし、これらはすべて実らなかった。さらには、田中角栄が首相に就任、日中国交回復に動く前、春日は民社党委員長に就任するや機先を制するように一足先に中国側に国交回復を打診、だが、これも中国側から断わられている。 なぜ、せっかくの「機先を制す」の春日流は実らなかったのか。教訓は、残念ながら情報力の弱さということであった。当時の田中派担当記者が言っていた。 「田中角栄と向かい合ったものは、ことごとく敗北している。春日は一つの情報チャンネルで動いて行き詰まったのに対し、田中はあらゆる情報チャンネルを作動させていたので勝負にならなかったということだ。保革連合、新党の画策も、結局は動きを察知した野党への人脈豊かな田中に、見事に先を越されたということだった」と。 機先を制するのはいいが、春日は事を起こすにはあらゆる情報チャンネルを作動した結果でなければ失敗するという、もう一つの教訓を残したということでもあった。これはあらゆる社会、組織で有用な教訓となる。 数々の画策失敗の春日ではあったが、憎めない人柄は愛され、女性からもモテモテだった。当時の田中派中堅議員の弁がある。「政界での女性のモテぶりは田中先生と春日先生が双璧でしょう。春日先生は夫人、愛人を含めて5人の女ばかりのお子さんがいたが、先生は『わが春日家はなぜかタマ不足、まさに握りキンタマ玉スダレでありますナ』と呵々大笑でした。“人生派”の政治家でもあった」。なるほど、こちらの方も“熱血漢”だったのだ。 ちなみに、春日の一連の熱血漢ぶりは国会に出る前の愛知県議の時代にも見られる。当時、GHQ(連合国軍)がデモ規制のための公安条例の制定を愛知県議会に押し付けてきた。断固反対の春日は牛歩戦術ならぬ“牛タン戦術”をとったのである。牛タンとは牛の舌で、とてつもない長広舌を振るったということである。 本会議で実に午後2時からエンエン5時の会期切れまでの3時間、ひたすら反対演説をしたのだった。「…であります。しかるに…でありまして、…には賛成しかねる。よって…」。最後は体力だけ。何を言ってるのかよく分からなかったがついに5時となり、同僚議員たちの万雷の拍手の中、本会議は散会、条例は廃案となったのだった。許せぬものは許せぬとの、「人生派」の面目躍如の場でもあったのである。 春日は筆者のインタビューに、こうも「春日節」を残していた。「明治維新前夜、期せずして維新の同志が現れたように、これが正念場と思ったら恥を知り、名を惜しむ者は出会え、出会えということでありまする。まず、動いてみることじゃ」と。一考に値する言葉である。=敬称略=■春日一幸=1952年、右派社会党公認で旧愛知1区から出馬し初当選。左右再合流後の日本社会党を経て1960年1月の民主社会党(後の民社党)結成に参加。党国会対策委員長、書記長、副委員長、委員長を歴任。小林吉弥(こばやしきちや) 永田町取材歴46年のベテラン政治評論家。この間、佐藤栄作内閣以降の大物議員に多数接触する一方、抜群の政局・選挙分析で定評がある。著書多数。
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GI秋華賞 藍子 キス&キッス軸
2006年10月14日 15時00分
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