照ノ富士
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スポーツ 2021年07月22日 11時00分
横綱昇進の照ノ富士、口上内容が物議 白鵬の影響で「品格」強調?「横審の注文も踏まえたのか」の声も
綱取りがかかった大相撲7月場所(4~18日)で「14勝1敗」と優勝次点の成績を残し、21日の日本相撲協会臨時理事会で第73代横綱への昇進が正式決定した照ノ富士(伊勢ヶ濱部屋)。同日に行われた昇進伝達式には多くのファンの注目が集まった。 理事会後に協会の使者として伊勢ヶ濱部屋を訪れた高島親方(元関脇・高望山)、浅香山親方(元大関・魁皇)から昇進を伝えられ、「謹んでお受けいたします。不動心を心がけ、横綱の品格、力量の向上に努めます」と口上を述べた照ノ富士。その後の会見では「みんなの見本と基本になるような横綱でいたいなと思っています」と今後への抱負を語った。 照ノ富士は2011年5月場所で初土俵を踏むと、4年後の2015年5月場所後には大関の座をつかみ横綱昇進も時間の問題と目されていた力士。しかし、2015年9月場所で右ひざ前十字靭帯断裂の大怪我を負うと、2017年7月場所では左ひざ半月板も損傷。さらに、糖尿病、C型肝炎、腎臓結石といった内臓疾患にも苦しめられ、2019年3月場所前には序二段まで転落していた。 >>関脇・照ノ富士、医者から余命宣告を受けていた?「2年近くで死にますよ」 大関から序二段転落の真相を明かし驚きの声<< しかし、照ノ富士は同場所から7場所連続勝ち越しを決めると、14場所ぶりに幕内に復帰した2020年7月場所で自身2度目の優勝(13勝2敗)を果たすなど復調。迎えた今年は3月場所(12勝3敗)、5月場所(12勝3敗)を連覇するなど安定感を増しており、7月場所も優勝次点の成績を残したことから横綱昇進が実現した。 どん底から番付最高位の横綱まで上り詰めた照ノ富士に対し、ネット上には祝福や今後への期待が数多く寄せられた。一方、「自分が横綱の品格を上げるって口上は初めて聞いた」、「白鵬みたいにはなるなっていう横審の注文も踏まえたのか?」と、口上の文言についての驚きや推測コメントも見られた。 「角界では平成以降に横綱昇進を果たした力士が照ノ富士を含めて11名いますが、そのほとんどは『横綱の地位を汚さぬよう』、『横綱の名に恥じぬよう』と、横綱の価値を下げないように努力するという旨の口上を述べています。一方、今回の照ノ富士は他10名が誰も用いていない『品格』という文言を交えて横綱の価値を上げられるように努めると口上で述べましたので、この口上に至った背景について気になっているファンは少なくないようですね」(相撲ライター) 近年の角界では横綱・白鵬が“優勝一夜明け会見で審判団を批判(2015年1月場所)”、“行司の判定に物言いをつけ1分以上抗議(2017年11月場所)”、“優勝インタビュー後に勝手に三本締めを行う(2019年3月場所)”といった振る舞いから、横綱としての品格がないと協会上層部やファンからしばしばやり玉に挙げられている。「15勝0敗」で制した先の7月場所でも“仕切り線から大きく下がっての立ち合い(14日目・正代戦)”、“かち上げや張り手を連発し勝利後にガッツポーズ(千秋楽・照ノ富士戦)”と物議を醸す取組が相次ぎ、19日に行われた横綱審議委員会(横審)の会合では「見苦しく、どう見ても美しくない」、「勝てばいいものではない」、「長い歴史と伝統に培われてきた大相撲が廃れていく」と批判が噴出した。 一方、同会合では満場一致で横綱推挙が決まった照ノ富士に対し「白鵬のようにはなってほしくない」という声も挙がったことが伝えられている。照ノ富士は今回の口上を師匠・伊勢ヶ濱親方(元横綱・旭富士)や部屋の女将と相談して決めたというが、昨今の白鵬の立ち振る舞いや横審からの言葉も「品格」を盛り込む一因になったのかもしれない。 協会・八角理事長(元横綱・北勝海)からも「綱の重みをしっかりとかみしめて、立派な横綱になってくれることを期待している」と今後を期待されたことが伝えられている照ノ富士。令和初の横綱として、誰もが認める活躍を見せることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年07月19日 15時45分
横綱・白鵬、物議を醸すガッツポーズ釈明も批判「受け入れられない」 力技連発の取り口に解説や協会上層部も苦言
18日放送の『サンデースポーツ』(NHK総合)に、同日の大相撲7月場所千秋楽で45回目の優勝を果たした横綱・白鵬(宮城野部屋)がリモートで生出演。取組後に見せたガッツボーズの真相を語った。 前日まで「14勝0敗」と負けなしの白鵬はこの日、こちらも14戦全勝をキープしていた大関・照ノ富士(伊勢ヶ濱部屋)と対決。2012年7月場所の白鵬対日馬富士(元横綱/当時は大関)戦以来9年ぶりとなった千秋楽全勝対決を小手投げで制した直後にガッツボーズを見せ、ネット上では「横綱がやるような振る舞いではない」と物議を醸した。 番組のメインキャスター・副島萌生アナウンサーから「優勝を決めた瞬間横綱の感情があふれ出たように思ったのですが、あの時はどんなお気持ちだったんでしょうか?」と聞かれた白鵬は、まず「進退(がかかる)というか、精神的にも肉体的にも大変な場所でもありましたから」とコメント。成績次第では引退の可能性もあった今場所は心身両面でかなりの重圧を感じていたと明かした。 その上で、白鵬は「(十両・)炎鵬関が関取なのに付け人をやってもらったし、(取組前に)花道で付け人全員にパワーと元気を送ってもらったので、『やったよ!』という思いに(心が)圧倒されてしまったんじゃないかと思いますね」と発言。本来は幕内以下の力士が担う付け人を自ら志願して務めた炎鵬をはじめ、自身を支えてくれた付け人たちに結果で応えたことで感情が抑えられなかったと語った。 >>十両・貴源治が炎鵬を“アッパー”でKO! 不戦勝をもたらした張り手連発が物議、「兄の貴ノ富士のような暴力」と批判も<< 白鵬の発言を受け、ネット上には「ただ勝ったからじゃなくて、付け人たちに報いることができた故のガッツポーズだったのか」、「6場所連続休場から付け人に後押しされての復活優勝、喜びが溢れるのは当然だったのかも」、「『付け人たちのためにも』って気持ちが無かったら、多分最後まで全勝で優勝することはできなかっただろうな」といった反応が寄せられている。 一方、「だからといってあの相撲内容は到底受け入れられない」、「あんな汚い取り口でよくガッツポーズができたな」、「正々堂々とした取組なら心から優勝を祝えたし、この話にも感動できたんだけどな…」と否定的なコメントも複数見受けられた。 「照ノ富士戦の白鵬は取組後のガッツポーズだけでなく相撲内容も物議を醸しています。白鵬は立ち合いで照ノ富士に強烈な右のかち上げを見舞うと、距離を取りながら顔面への張り手を連発。そこから右四つの体勢となった後、照ノ富士の右手を極めたまま強引な投げで土俵へ投げ倒しました。この日NHK中継で解説を務めていた北の富士氏(元横綱)は、白鵬の取組を受け『ありとあらゆることをやってるからね。うーん…』と絶句。また、取組後の報道では日本相撲協会・尾車事業部長(元大関・琴風)も『決してほめられた内容ではない』と苦言を呈しています」(相撲ライター) 一部では「横審から絶対文句が出るだろうな」と、19日に開催予定の横綱審議委員会で問題視されるのではとの声も挙がっている白鵬のガッツポーズ。角界では土俵上で過度に感情をあらわにすることは好ましくないという風潮があるため、ガッツポーズは花道や支度部屋で行った方が良かったのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年07月16日 19時30分
照ノ富士快進撃の裏で体たらくな上位陣へ不満噴出 勝ち越し決定はまさかのゼロ、「貴景勝の離脱が痛すぎる」と嘆きも
15日に行われた大相撲7月場所12日目。幕内では計20番の取組が行われたが、最も話題となったのは大関・照ノ富士(伊勢ヶ濱部屋)の勝利だった。 前日まで「11勝0敗」と負けなしの照ノ富士はこの日、「6勝5敗」の小結・明生(立浪部屋)と対戦。立ち合い当たって突き放すと、中に潜り込もうと当たって離れてを繰り返す明生の動きにも冷静に対応。最後は明生の左下手を極めるように抱え込むと、寄り切りながら土俵外へ転がし勝利を収めた(決まり手は極め倒し)。 直後に横綱・白鵬も無傷の12連勝を決めたため優勝争い単独トップとはならなかった照ノ富士だが、15日の取組で後続とは3差となり今場所は優勝次点以上が確定。照ノ富士は西大関で臨んだ先場所で優勝しているため、“大関で2場所連続優勝、またはそれに準ずる成績”という横綱昇進条件を満たした。 >>関脇・照ノ富士、医者から余命宣告を受けていた?「2年近くで死にますよ」 大関から序二段転落の真相を明かし驚きの声<< 綱取りへ大きく視界が開けた照ノ富士に対し、ネット上には「条件は満たしたから場所後の横綱昇進は相当可能性が高くなったといえそう」、「ここから3連敗でもしない限りは綱取り成功か?」、「最終盤で失速したら印象悪くなりそうだし、気を抜かずに白鵬と最後まで賜杯を争ってほしい」といった反応が寄せられている。 一方、「照ノ富士の強さ以上に他の上位の弱さが気になる」、「新横綱を手繰り寄せるような照ノ富士の活躍は嬉しいが、それに比べて他の上位力士は体たらく過ぎないか」、「照ノ富士も白鵬も怪我持ちなのに全勝って、他の役力士は情けないと思わないのか」、「先場所照ノ富士と競った貴景勝の離脱が痛すぎる、怪我が無ければこんなことには…」と、他の上位力士への呆れ声も複数見受けられた。 「今場所は12日目終了時点で白鵬、照ノ富士が共に全勝をキープしていますが、その他の役力士は2ケタはおろか勝ち越しを決めている力士もゼロ。特に大関陣は朝乃山が不祥事で初日から休場すると、先場所に照ノ富士と優勝決定戦を戦い今場所も優勝候補と目された貴景勝も首の負傷で3日目から休場と早々に2名が不在に。残る正代も『7勝5敗』と優勝争いに全く絡んできていません。白鵬と照ノ富士は共に膝に爆弾を抱えながら全勝を続けているため評価しているファンは多いのですが、その一方でここまで両名に土をつけることができていない大関陣ら他の上位力士に『何をやってるんだ』と不満を抱えているファンも少なくないようです」(野球ライター) 今場所残りの3日間は白鵬が関脇・高安、正代、照ノ富士、照ノ富士が正代、高安、白鵬の順に対戦する予定となっている。全勝の両名とぶつかる高安、正代は上位力士としての意地を見せることができるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年07月14日 15時30分
平幕・千代大龍にファン激怒「八百長やってるのか」 照ノ富士相手の無気力相撲が物議、解説や協会上層部からも苦言相次ぐ
13日に行われた大相撲7月場所10日目。同日に今場所の負け越しが決まった西前頭4枚目・千代大龍(九重部屋)の相撲が、ネット上の相撲ファンの間で物議を醸している。 前日までに「2勝7敗」の千代大龍はこの日、「9勝0敗」の東大関・照ノ富士(伊勢ヶ濱部屋)と対戦。負け越しにリーチのかかる千代大龍が、優勝争いトップを走る照ノ富士に土をつけ踏みとどまれるかが注目点だった。 >>関脇・照ノ富士、医者から余命宣告を受けていた?「2年近くで死にますよ」 大関から序二段転落の真相を明かし驚きの声<< ところが、千代大龍は呼吸が合わず立ち合い不成立と自分で判断したのか、照ノ富士にぶつかっていかず棒立ちのような体勢に。だが、立行司・式守伊之助は軍配を返し立ち合いは成立していたため、千代大龍は向かってきた照ノ富士に何の抵抗もできないまま難なく寄り切られてしまった。 わずか1秒ほどで負け越しとなる8敗目を喫した千代大龍に対し、ネット上には「何を勘違いしたのか知らないけど、八百長やってるのかと思うくらいの無気力相撲」、「行司が『待った』と言ってないのに力を抜いたのは怠慢でしかない」、「現地の客から『金返せ!』ってヤジられてもおかしくないような酷い取組だ」といった苦言や批判が寄せられている。 「千代大龍の相撲にはファンだけでなく、この日NHK中継で解説を務めた北の富士氏(元横綱)も苦言を呈しています。北の富士氏は取組を終え照ノ富士が勝ち名乗りを受ける中、『最悪の結果じゃない、これは』と千代大龍にため息。その後も『(千代大龍は)両手ついてるからね? しょうがない、行司は軍配引く(返す)しか。まあ(番付差を考えれば)こんなことにならなくても(照ノ富士には)勝てやしないけど、これは(見てる人に対して)失礼もいいとこだよ』とバッサリ切り捨てています。千代大龍は立ち合いからのぶちかましを持ち味とする力士なのですが、今回の取組では立ち合いで行司が待ったをかけたと勘違いして力を抜いてしまったようですので、心にすきがあったと言われても仕方ないところではないでしょうか」(相撲ライター) 取組後の報道では日本相撲協会・八角理事長(元横綱・北勝海)から「残念ですね、ああいう相撲は。お客さんがガッカリする」、尾車事業部長(元大関・琴風)からも「自分で勝手につっかけて自分で止まってしまった。お客さんをしらけさせてしまった」とそれぞれ批判されたことが伝えられている千代大龍。協会上層部もあっけない敗戦に失望しているようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年05月24日 19時30分
大関・照ノ富士、優勝後の“ネガティブ発言”が物議「弱気過ぎだろ」 来場所の綱取りへ及び腰なワケは
9~23日に行われた5月場所を「12勝3敗」で制した大関・照ノ富士。優勝インタビューで口にした発言が、ネット上の相撲ファンの間で物議を醸している。 照ノ富士は22日の14日目まで「12勝2敗」と優勝争い単独トップだったが、23日の千秋楽で「11勝3敗」だった大関・貴景勝に敗れ優勝決定戦に持ち込まれてしまう。しかし、迎えた決定戦では立ち合いから圧力をかけ貴景勝を土俵際に追い込むと、押し返してきたところにはたき込みを合わせ勝利。先場所に続く2場所連続優勝を手中に収めた。 問題となっているのは、取組後の表彰式の中で行われた優勝インタビュー中に飛び出た発言。インタビュアーから「これで来場所は横綱昇進に挑む場所となりそうです」と話を振られた照ノ富士は、「(横綱は)なりたいからといってなれることではない。だからこそ(綱取りを)経験してみて、できたらできたでいいし、できなかったらできなかったでいい」とコメント。綱取りがかかる7月場所に向け消極的な姿勢をうかがわせた。 照ノ富士の発言を受け、ネット上には「2場所連続優勝なのにちょっと弱気過ぎだろ」、「優勝決定戦まで持ち込まれた後に踏ん張って優勝したんだから、もうちょっと自信を持ってもいいんじゃないか?」、「やけに慎重なのはコンディション面で不安があることの裏返しなんだろうか」、「できなかったでいいとか言わずになってくれないと角界の将来的にも困る」といった反応が多数寄せられている。 「照ノ富士は2011年5月場所で初土俵を踏むと、4年後の2015年5月場所後に大関昇進を果たすなど当初はスピード出世していた力士。しかし、2015年9月場所で右ひざ前十字靭帯断裂の大怪我を負うと、2017年7月場所では左ひざ半月板も損傷。この影響で同場所から10場所連続で負け越し・休場が続き、2019年3月場所までに序二段まで番付を落としました。また、照ノ富士は転落期間中に糖尿病、C型肝炎、腎臓結石といった内臓疾患にも苦しめられ、医者からは『このままいったら2年近くで死にますよ』と余命宣告のような言葉も受けていたそうです。そこから照ノ富士は徐々に番付を戻し横綱が目前というところまではい上がってきましたが、本人はいくら結果を残してもなお『いつ怪我が再発してもおかしくない』という不安をぬぐえていないのかもしれません。ただ、現在の角界は一人横綱・白鵬が7月場所の結果次第で引退と、横綱消滅が現実味を帯びている状況となっています。大関陣を見ても正代は先場所負け越し、今場所はわずか9勝と不振で、朝乃山も今場所中に不祥事が発覚し大関陥落は濃厚。また、貴景勝も今場所こそ優勝決定戦まで持ち込む粘りを見せましたが、先場所は10勝、先々場所は2勝と今一つ安定感に欠けています。そのため、横綱不在で後継候補も見当たらないという事態を避けるためにも、現状唯一の横綱候補といえる照ノ富士にはもっと強気に綱取りを狙ってほしいと願っているファンは多いようです」(相撲ライター) >>関脇・照ノ富士、医者から余命宣告を受けていた?「2年近くで死にますよ」 大関から序二段転落の真相を明かし驚きの声<< 2021年1月場所の貴景勝以来となる大関の綱取り。貴景勝は「2勝8敗5休」であえなく失敗となったが、照ノ富士は2場所連続優勝した勢いのまま成功させることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年04月04日 11時00分
崖っぷちの白鵬、なぜ「引退勧告」は出なかった? 北の富士氏もため息、ファン猛反発の判断を下した横審の思惑とは
2020年7月場所から2021年1月場所にかけ4場所連続で本場所を休場(途中休場含む)し、3月場所(3月14~28日)も16日の3日目から途中休場した横綱・白鵬。29日、その白鵬に横綱審議委員会が「注意」決議を継続することを決定したと複数メディアが報じた。 白鵬が3場所連続で本場所を休場した2020年11月場所後に、内規で定められている決議の中で2番目に重い『注意』決議を下した横審。その後、連続休場が5場所に延びたこと、19日に右ひざの手術を受け5月場所も休場濃厚となったことから「引退勧告」を決議するとの見方も強まっていた。ただ、報道によると29日に行われた定例会では、全会一致で注意の決議を継続するという結論に至ったという。 白鵬への引退勧告を見送った理由として、横審・矢野弘典委員長は“初場所の全休は新型コロナ感染によるもの”、“3月場所は2日間とはいえ出場の意欲を見せた”、“7月場所に進退をかける意思を明確にしている”という3つの点を挙げている。ただ、一部からはこの3点以外の理由もあったのではという見方もされている。 >>横綱・白鵬、2連勝からの休場は計算通りか 次の出場は7月場所に? 師匠が明かした今後に冷ややかな声<< 「横審定例会が開かれる5日前の24日、もう1人の横綱で3月場所まで5場所連続休場中だった鶴竜が現役引退を発表。これにより白鵬は一人横綱となりましたが、その状況で白鵬に引退勧告を決議すると、1993年1月場所以来、約28年ぶりに横綱空位時代を迎える可能性が濃厚となります。前回の空位時代は三役に曙(元横綱)や貴乃花(元横綱)といった有望な力士が複数在位し、実際に曙が5場所後に横綱昇進を果たし終止符を打ちました。ただ、今回は照ノ富士以外に横綱が狙えそうな役力士が見当たらず、その照ノ富士も両ひざの故障がいつ再発するか分からない状況。そのため、今後の角界への影響を考え、白鵬をひとまず“延命”させた可能性もゼロではないのではないでしょうか」(相撲ライター) 現在の角界は3月場所時点で貴景勝、朝乃山、正代の3名が大関に在位しているが、彼らが横綱に昇進するには“大関で2場所連続優勝、またはそれに準ずる成績”という基準をクリアする必要がある。この1年の優勝力士の平均勝ち星が「12.8勝」ということを考えると、横綱の座を狙うには13勝以上の成績を安定して残さなければならない。 ただ、大関陣のこの1年を見ると13勝以上は貴景勝、正代がそれぞれ1回クリアしたのみで、朝乃山は12勝が最高。2ケタ以上に数字を下げると貴景勝、正代が3回、朝乃山が4回と全員年の半分以上は2ケタをクリアしているが、裏を返せば多くの場所で10、11勝止まりになっているともいえる。 なお、現大関陣に対しては、元横綱・北の富士氏が29日に「朝乃山、正代、貴景勝の3大関は、横綱が不在でも10勝が精いっぱいの実力でしかない」と苦言を呈したことも伝えられている。横綱経験者の同氏も、現大関陣の実力を物足りないと嘆いているようだ。 一方、3月場所を「12勝3敗」で制し5月場所から大関に復帰した照ノ富士は、再入幕した2020年7月場所から今場所まで13勝以上を2回クリアし優勝も2回記録。同期間は現大関陣にも勝ち越している(貴景勝2勝1敗、朝乃山5勝0敗、正代3勝1敗)ため、彼らを出し抜いて横綱昇進を果たす可能性は十分のようにも思える。 ただ、照ノ富士は2018年6月に手術を受けるなど両ひざに爆弾を抱えており、2020年9月場所では左ひざ関節症で13日目から途中休場をしいられてもいる。こうした故障のリスクを考えると、大関復帰後に順調に横綱を狙えるかは不透明といえるだろう。 以上を考えると、横審が白鵬に引退勧告を出さなかったのは“ポスト白鵬”が見当たらないまま、角界が横綱空位時代に突入することを避けたかったという見方ができる。また、近年の白鵬は休場の多さや取り口の荒さが批判されがちだが、史上1位の優勝44回を残る名横綱。3月場所前にはネット上に「白鵬が出るなら久しぶりに国技館に行こう」といった声も散見されたが、興行面も考えて注意決議の継続にとどめた可能性もあるかもしれない。 今回の決断に対しては、ファンから「いくらなんでも甘すぎる」、「ビシッとモノを言えないなら存在価値が無い」、「こういう弱気の判断を計算して白鵬も2日だけ出たんだろうな」といった批判も寄せられている。白鵬が7月場所で復活すれば判断は正しかったことになるが、果たして実際の結果はどうなるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年03月20日 11時00分
関脇・照ノ富士、優勝どころか大関復帰にも暗雲? 好調の裏で問題視される取り口に八角理事長も苦言「修正しないと」
東京・両国国技館で14日から開催されている大相撲3月場所。横綱・鶴竜が初日から休場し、もう1人の横綱・白鵬も3日目から途中休場する中、ファンの注目を最も集めている力士が関脇・照ノ富士だ。 照ノ富士は両ひざの故障や内臓疾患の影響で一時は大関から序二段まで番付を下げたが、そこから番付を戻し再入幕した2020年7月場所で優勝(13勝2敗)。また、同年11月場所は小結で13勝、2021年1月場所では関脇で11勝をマークし三役で2場所連続2ケタをクリア(13勝→11勝)しているため、今場所は9勝以上で“三役で直近3場所33勝以上”という大関昇進目安を満たす状況となっている。 >>関脇・照ノ富士、医者から余命宣告を受けていた?「2年近くで死にますよ」 大関から序二段転落の真相を明かし驚きの声<< 19日の6日目終了時点では5勝1敗で、優勝争いトップタイにつけている照ノ富士。一見すると大関復帰、そして優勝へ向け順調のように見えるが、ここまでの取組の中ではある問題点が浮き彫りとなっているという見方がある。 「数字だけを見れば勝ち越し4つと見栄えはいい照ノ富士ですが、ここまで6番の取組内容を見ると、立ち合いから相手を圧倒したのは寄り倒しで勝利した3日目・大栄翔戦のみ。その他の5番はいずれも懐に入ってきた相手の圧力に耐える展開をしいられており、勝った4番も全て強引な投げや吊りを敢行した末の勝利でした。照ノ富士は2018年6月に手術を受けるなど両ひざに爆弾を抱えている力士ですが、このままの取り口だと中盤・後半で膝の故障を再発させてしまう可能性も否定できません」(相撲ライター) 相撲では一般的に相手の圧力に耐える際は相手側の体重が自分側にかかるため、攻め込んでいる時に比べて膝への負担が大きいとされている。さらに、投げ技や吊り技も相手を抱える性質上、膝に相応の力を入れる必要があるため、ここまでの照ノ富士は古傷を痛めるリスクが高い相撲を取り続けているといえるだろう。 また、黒星を喫した18日の5日目・阿武咲戦後には、八角理事長(元横綱・北勝海)が「差されて寄られて、膝が危ないよね。その辺を修正しないと」と照ノ富士に指摘したことも伝えられている。6日目までの取り口は元横綱の目にも危なっかしく映っていることがうかがえる。 仮に故障が発生すると今場所での大関復帰、優勝が水泡に帰すだけでなく、序二段から着々と戻してきた番付も再び転落の一途をたどることが予想される。こうした展開を避けるためにも、今場所残りの9日間は立ち合いからまわしを取って前に出る相撲を取る必要があるといえるだろう。 なお、ここまでの照ノ富士に対してはネット上にも「見た目には豪快だけど、膝のことを考えると手放しでは喜べない」、「初日から両ひざテーピングでガチガチだし、負担のツケが後半戦に回ってきたら怖い」、「投げ、吊りができる力があるなら、まわしさえ取れればもっと楽に相撲が取れるはず」といった声が多数寄せられている。これも多くのファンが照ノ富士に怪我なく場所を終えるよう願っている証だろう。 場所前には「やっと近づいてきた。今場所で決めておかないと」と、場所後の大関復帰に向け強い意欲を見せたことが伝えられている照ノ富士。2017年9月場所以来となる返り咲きは、どれだけ膝に負担をかけないかにも左右されそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年02月15日 17時00分
関脇・照ノ富士、医者から余命宣告を受けていた?「2年近くで死にますよ」 大関から序二段転落の真相を明かし驚きの声
14日放送の『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)に、東関脇・照ノ富士が出演。番付転落中にあった知られざる裏話を明かした。 両ひざの故障や内臓疾患により、一時は大関から序二段まで番付を大きく落とした照ノ富士。今回の番組では初めてひざを故障した取組中の心境や、番付転落中に医者から言われた言葉について語った。 照ノ富士が初めてひざに大きな故障を負ったのは、2015年9月場所13日目・稀勢の里(現荒磯親方)戦でのこと。寄り倒しで敗れたが、本人曰く「右足がビチっと音がしたんで、『危ない』と思って後ろに座ったら(ひざに)痛みが急激にきた」という。 その後も出場を続け優勝決定戦まで進出したが、場所後に受けた精密検査で右ひざ前十字靭帯損傷が判明。さらに、右ひざをかばいながら相撲を取り続けた結果左ひざにも負担がかかり、2017年7月場所では左ひざ半月板を損傷。この影響で同年9月場所後に関脇に転落した照ノ富士は、翌11月場所から2019年1月場所まで8場所連続負け越し・休場が続き西序二段48枚目まで転落した。 さらに、照ノ富士はこの番付転落中、糖尿病、C型肝炎、腎臓結石といった内臓疾患も相次いで発症。この当時は「医者にも『このままいったら2年近くで死にますよ』って言われて相撲どころじゃない(状況だった)」という。 本場所での相撲はおろか部屋での稽古すらまともにできない状態だったため、「(転落中は伊勢ヶ濱)親方にも相談して(いたが)、常にやめることしか考えてなかった」という照ノ富士。ただ、親方から「相撲とって負けて引退(するわけ)じゃない。怪我した時や苦しい時に、克服しながら続けることが大事だから」などと説得されたため、両ひざの手術(2018年6月)など現役続行へ向けた取り組みを進めたという。 両ひざの手術直後は自分一人でトイレにも座ることができず、同年2月に結婚した妻に肩を借りて支えてもらう生活がしばらく続いたという。ただ、これ以外の詳細には触れなかったがサポートのかいもあり、ひざの故障、内臓疾患は共に徐々に回復。次第に稽古にも耐えられる状態になっていったという。 こうしてコンディションを戻した結果2019年3月場所から7場所連続で勝ち越しを決めるなど復調し、14場所ぶりに幕内に復帰した2020年7月場所では「13勝2敗」で自身2度目の優勝を果たした。「(復活に向けた日々では)一日っていうのがどれだけ大切かっていうのが分かるようになった。だから、その日の一番に全力をかけていくっていう(気持ちが身についた)」と、低迷した経験が現在に生かされていると語っていた。 >>復帰すれば4年ぶりの快挙 大関とりかかる照ノ富士、11勝未満なら失敗? 難敵は両横綱以外にも<< 今回の放送を受け、ネット上には「余命宣告受けるほど酷い状態とは知らなかった」、「当時はどのスポーツ紙にも『引退危機』って報じられてたし、自分もこのまま引退に追い込まれると思っていた」、「体の内外がボロボロのところから這い上がってくるとは思わなかった、伊勢ヶ濱親方も7月場所で直接賜杯手渡せて感無量だったろうな」、「こうやって番組出て話せるまで復活して本当によかったな」、「低迷中の話はどこかの週刊誌とかでは読んだけど、地上波でも話せる機会もらえてよかったね」といった反応が多数寄せられている。 次場所である3月場所(同月14日初日)で9勝以上を挙げれば、“三役で直近3場所33勝以上”という大関昇進条件を満たす照ノ富士。2015年7月場所~2017年9月場所まで在位していた地位への返り咲きは果たせるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年02月14日 11時00分
白鵬・鶴竜、3月場所で引退でも心配無用? 次期横綱と目される有力候補たち、早ければ5月場所後に誕生か
大相撲力士の番付の中で最も高い番付である横綱。現在は白鵬(2007年7月場所~)、鶴竜(2014年5月場所~)の2名が在位しているが、その両名に3月場所での引退危機が迫っている。 両横綱は2人合わせて50回(白鵬44回、鶴竜6回)の優勝を誇るが近年は休場が目立っており、昨年も白鵬、鶴竜共に6場所中4場所を休場(途中休場含む)。昨年11月場所後には横綱審議委員会(横審)から、内規で定められている決議の中で2番目に重い「注意」を受けている。 ただ、この横審の決議もむなしく、両横綱はそろって2021年1月場所を全休。そのため、3月場所(同月14日初日)の成績次第では横審が最も重い決議「引退勧告」を出す可能性がささやかれている。また、鶴竜については師匠・陸奥親方が、3月場所が進退のかかる場所になると明言したことも伝えられている。 仮に両横綱が引退となれば、5月場所からは約28年ぶり(1993年1月場所以来)に“横綱空位時代”が訪れることになる角界。一部では「しばらく後任が出てこない暗黒時代になるのでは」との声も挙がっているが、“ポスト白鵬・鶴竜”となり得る力士が全くいないというわけではない。 >>綱取り絶望の貴景勝、初日からタブーを犯していた? 初挑戦は4日で終了、朝青龍・鶴竜らと明暗分かれたワケは<< 次期横綱候補の本命といえそうなのが、2021年1月場所は東関脇だった照ノ富士。両ひざの故障や内臓疾患の影響で一時は大関から序二段まで番付を下げたが、そこから番付を戻し再入幕した2020年7月場所で優勝(13勝2敗)。また、同年11月場所から2021年1月場所までに三役で2場所連続2ケタをクリア(13勝→11勝)しているため、3月場所の結果次第では大関復帰が実現する状況となっている。 照ノ富士は再入幕した2020年7月場所から2020年1月場所の本割で、現大関陣に対しいずれも五分以上の成績を残している(貴景勝1勝1敗、朝乃山4勝0敗、正代2勝1敗)。これは目前に迫る大関昇進はもちろん、“大関の地位で2場所連続優勝、またはそれに準じる成績”が必要な横綱昇進に向けても好材料であると言えるだろう。仮に3月場所で大関復帰が実現すれば5月場所以降から横綱昇進を狙う戦いが始まることになるが、コンディションにさえ気をつければ大いに可能性はあるのではないだろうか。 照ノ富士を本命とするならば、対抗となりそうなのが大関・朝乃山。昨年7月場所から大関として本場所を戦っているが、同場所から2場所続けて2ケタをクリアした。同年11月場所は右肩の負傷により「1勝2敗12休」と振るわなかったが、2021年1月場所は「11勝4敗」と再び2ケタをクリアしている。 直近に誕生した横綱である稀勢の里(現荒磯親方)は2017年1月場所での初優勝に加え、同場所を含め6場所連続で2ケタをクリアした安定感が評価されて昇進を果たしている。この点を考えると、体調が万全ならここまで2ケタをクリアし続けている朝乃山にもチャンスは十分だろう。大関の朝乃山は極端な話をすると3月場所、5月場所を連覇すれば7月場所にも横綱になれるが果たしてどこまで迫れるだろうか。 以上の2名に比べると現在の注目度は劣るが、大穴候補となりそうなのが隆の勝。2020年1月場所頃までは平幕下位~十両を行き来していたが、同年3月場所で12勝を挙げ敢闘賞を獲得。その後も2021年1月場所まで5場所連続で勝ち越し、同場所時点では西関脇まで番付を上げている。 所属する千賀ノ浦部屋(現常盤山部屋)に貴景勝が転属(2018年10月)してからは積極的に胸を借り、右差し、左おっつけを磨いたことが伝えられている隆の勝。当面の目標は横綱ではなく大関昇進だが、このまま成長が続けば近い将来横綱候補に名乗りを挙げる可能性も決してゼロではないだろう。 前回の横綱空位時代(1992年5月場所~1993年1月場所/番付上では1992年7月場所~1993年1月場所)は、一人横綱・北勝海(現八角親方・理事長)が1992年5月場所前に引退を表明したことにより突入。だが、同場所時点では関脇だった曙が場所後に大関に昇進すると、同年11月場所~翌年1月場所を2連覇し早々に終止符を打っている。 前回は大関陣を差し置いて関脇が一気に横綱まで駆け上がったが、果たして今回、仮に横綱空位時代に突入すればどのような展開となるのか。白鵬・鶴竜が実際に引退するのかも含めて、3月場所は様々な注目が集まる場所となるだろう。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年02月07日 11時00分
復帰すれば4年ぶりの快挙 大関とりかかる照ノ富士、11勝未満なら失敗? 難敵は両横綱以外にも
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、大阪から東京への会場変更が1月28日に決定した大相撲3月場所。注目の力士となりそうなのが、東関脇(1月場所時点)の照ノ富士だ。 照ノ富士は両ひざの故障や内臓疾患の影響で一時は大関から序二段まで番付を下げたが、そこから番付を戻し再入幕した2020年7月場所で優勝(13勝2敗)。その後、三役(東小結)に復帰した2020年11月場所で13勝、東関脇として臨んだ2021年1月場所でも11勝と2場所連続で2ケタ勝利をクリアした。 1月場所に続き東関脇が濃厚となる3月場所では、9勝以上をマークすれば“三役で直近3場所33勝以上”という大関昇進目安を満たす。昇進の議論を預かる審判部の伊勢ヶ濱部長も来場所が大関取りとなることを認めているが、大関復帰へ向けたハードルは決して低くはない。 >>雀荘通い発覚の時津風親方に「クビにした方がいい」ファン激怒 昨年に続く不祥事、過去の素行不良から呆れ声も<< 過去10年の間に、実に10名もの大関が誕生している角界。ただ、昇進直前場所の成績を見ると13勝が3名(鶴竜、栃ノ心、正代)、12勝が3名(琴奨菊、豪栄道、照ノ富士)、11勝が2名(高安、朝乃山)、そして10勝が2名(稀勢の里、貴景勝)。9勝以下で昇進した力士は1人もおらず、2ケタ10勝での昇進も2名のみとなっている。 10勝で昇進となった稀勢の里、貴景勝についてだが、稀勢の里は昇進直前場所を含めた直近6場所で5回2ケタ勝利をクリア、貴景勝は直近3場所の1場所目で優勝していることがそれぞれ審判部から評価され昇進となっている。照ノ富士は2020年11月場所で優勝同点(優勝決定戦で貴景勝に敗北)を記録しているが、それまでは長らく十両、幕下以下で過ごしていることも考慮すると、11勝以上でないと昇進は確実とは言えないだろう。 照ノ富士は幕内に復帰した2020年7月場所から2021年1月場所までに本割で計12敗(不戦敗を除く)を喫しているが、その内訳は高安に3敗、隆の勝、阿武咲、大栄翔に2敗、そして正代、貴景勝、御嶽海に1敗となっている。複数回土をつけられている高安、隆の勝、阿武咲、大栄翔は全員幕内上位で3月場所での対戦も確実なため、この4名をきっちり下せるかが大関昇進を左右することになりそうだ。 加えて、3月場所での復帰が予想される白鵬、鶴竜の両横綱も昇進へ向けた難敵になる。照ノ富士は幕内復帰以降、両横綱との対戦はないが、通算では白鵬に「4勝9敗」、鶴竜に「4勝7敗」と負け越し中。両横綱に敗れると3月場所では2敗しか許されない計算になるため、順当に行けば場所後半で組まれる対戦で、何とかして星を拾いたいところだ。 難敵を退け11勝以上の好成績をマークすれば、3月場所後に約4年ぶり(2017年9月場所以来)の大関復帰が実現することはほぼ確実といえる照ノ富士。幕下以下で過ごす期間には師匠・伊勢ヶ濱親方に何度も引退を申し出ていたという苦労人は、どん底からの完全復活を果たすことができるのだろうか。文 / 柴田雅人
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