正代
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スポーツ 2023年03月23日 15時30分
大相撲、宇良が正代に反則? 取組後の映像から疑惑浮上、「物言いぐらいつけろよ」と不満の声も
22日に行われた大相撲3月場所11日目。今場所6勝目を挙げた平幕・宇良に反則があったのではと物議を醸している。 前日まで「5勝5敗」の宇良はこの日、「6勝4敗」の平幕・正代と対戦。立ち合い胸からぶつかってきた正代に少し押し込まれるも、右を差しながら押し返し懐に入る。対する正代は宇良の右腕を左腕で抱え込みつつ右を差そうとしたが、宇良は前に出てきた正代に合わせるように反時計回りに引き肩透かしを決めた。 宇良の右側から取組を見ていた行司は宇良に軍配を上げ、土俵下の勝負審判からも物言いはつかなかった。ただ、NHK中継で取組終了後に流れたリプレー映像には、宇良が正代の頭を左手で押さえつけながら肩透かしを繰り出す際、正代の後頭部の頭髪をわずかにつかんだような様子が映っていた。 相撲では対戦相手の頭髪(まげも含む)をつかんだり引っ張ったりする行為は禁じ手とされ、故意、偶然に関係なく反則負けの対象となる。直近では2023年1月場所千秋楽・阿武咲対豊昇龍戦で、阿武咲が豊昇龍の頭を押さえつけながら引いた際、豊昇龍のまげを左手でつかんだとして反則負けとなったケースがある。 >>大相撲、阿武咲の反則判定に「200万円がパー」の声 本人も首かしげ花道でも「うわー」、豊昇龍戦後の落胆ぶりが話題<< 取組後に流れたリプレー映像を見たネットユーザーからは「あれ? 宇良は正代の髪の毛掴んでないか?」、「宇良の指が正代の髪に入って引っ張ったようにも見えた」、「本当に掴んでたなら宇良勝利は完全な誤審だぞ」、「審判団動かなかったけど、確認の物言いくらいはつけろよ」、「物言い込みで宇良勝利ならまだ納得できたんだが…」といった、物言いがなかったことへの不満が寄せられた。 今場所は8日目の平幕・高安対平幕・平戸海戦でも、平戸海に寄られた高安の左足が土俵外に出るのとほぼ同時に、平戸海の右足つま先が返って地面についている様子がリプレー映像に出たものの、審判団から物言いがなかったとして物議を醸している。協議後の結果がどうであれ、納得感を与えるために物言いをつけてほしいと思っているファンも少なくないようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年03月13日 15時30分
大相撲解説・舞の海氏、正代への発言に「馬鹿にしてるのか」怒りの声 豊昇龍戦勝利は予想外? 取組後コメントに批判
NHK大相撲中継専属解説者の舞の海秀平氏(元小結)が、12日に行われた大相撲3月場所初日の中継に出演。今場所初白星を挙げた平幕・正代へのコメントが物議を醸している。 今場所を2020年1月場所以来となる平幕で迎えている正代はこの日、大関とりの足固めを狙う関脇・豊昇龍と対戦。立ち合い、正代は鋭く踏み込んできた豊昇龍に左前まわしを許す。だが、これを意に介さずに左をおっつけながら前に出ると、最後は右のど輪を交えながら豊昇龍を土俵下まで押し出した。 取組時間約3秒と豊昇龍と圧倒した正代だが、舞の海氏は取組終了後に「いやこれは意外でしたね。豊昇龍が左の前まわしをとった時は『あ、これはもう豊昇龍かな』と思ったんですけどね」と、豊昇龍が勝つものと思っていたとコメント。また、「押し込んでる体勢というのは体も伸びきって腰も高いですし、決していい体勢ではない」と、正代は攻めの体勢自体はよくなかったとも指摘した。 >>元横綱・朝青龍氏が舞の海氏に激怒「顔じゃないよ!」 白鵬への「汚点」発言で思い出される過去の失言とは<< この舞の海氏の発言を受け、ネット上には「何が意外だよ、正代のこと馬鹿にしてるのか」、「正代が負けると決めつけてたのか? それは失礼過ぎないか?」、「内容なら豊昇龍が勝ってたみたいな口ぶりは不快」、「直近対戦考えたら別に意外でもなんでもないわ」といった批判が寄せられた。 「正代は今場所前時点では豊昇龍相手に通算『3勝6敗』と負け越していますが、先場所までの直近6場所では『3勝2敗』と勝ち越し。また、現在の番付こそ豊昇龍より下ですが、かつては大関に13場所在位(2020年11月~2022年11月)していた実績を持っている上、豊昇龍がまだ経験していない優勝も1度(2020年9月/13勝2敗)記録しています。それだけに、正代の勝利を『意外』と評した舞の海氏の発言に引っかかったファンも少なくなかったようです」(相撲ライター) 取組後の報道では、正代は「止まらず前に出て、引きつけさせなかったのがよかった」と振り返ったことが伝えられている今回の一番。本人と舞の海氏とでは、相撲内容の評価にかなりの差があったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年02月24日 20時30分
元大関・正代の稽古後コメントに「余計なこと言うな」厳しい声 3月場所に早くも暗雲? 故障状況自ら明かし物議
先場所「6勝9敗」と負け越して1場所での大関復帰に失敗し、3月場所での平幕転落も確実視されている関脇・正代。24日に伝えられた故障についてのコメントが物議を醸している。 報道によると、正代は同日に所属する時津風部屋で行われた稽古後に取材に対応。その中で、現在抱えている右足親指の負傷について「(立ち合いでは)恐怖心のようなものがある」、「春場所中は痛み止めの薬を飲んで、場合によっては大阪に入ってから注射を打つつもり」と現状を説明したという。 正代は今月5日、日本大相撲トーナメントに出場した際に、右足親指を昨年12月下旬に痛めたこと、1月場所休場を考えるほど痛みが強かったことなどを明かしたと伝えられている。この時は「もう大丈夫です」と3月場所へ支障はない旨を口にしていたというが、完治まではまだまだ道半ばのようだ。 >>大相撲、また正代戦でミス「わざとやってんのか」厳しい指摘も 八角理事長も苦言、相次ぐ差し違え・接触に引退待望論も<< 正代の発言を受け、ネット上には次場所への影響を心配する声が上がった。ただ、中には「怪我のことわざわざ言う必要あった?」、「下手に余計なこと言うなよ、3月場所で右足狙われても知らんぞ」、「大丈夫ですで済ませりゃよかったのに…自分から墓穴掘ってどうする」といった指摘も多く見られた。 「角界では取組で白星を得るために、相手が負傷を抱えている箇所を狙うのはセオリーの一つ。ひざに分厚いテーピングを巻いている力士相手に足をとったり、それまでの取組で口・鼻から流血した力士相手に顔面張り手を食らわせたりといった戦略が採られることは珍しくありません。今回の正代も負傷箇所にはまだ相応の痛みがある、立ち合い出足が鈍くなっているといった弱みを、3月場所で他力士に狙われたとしても不思議ではないでしょう。正代としては報道陣から受けた質問に答えただけで他意はないものと思われますが、『大丈夫』、『問題はない』といった表現で言葉を濁してもよかったのでは」(相撲ライター) 24日の報道では「まずは勝ち越す。そして三役に復帰できればいい」と3月場所の目標を口にしたという正代。果たして右足に不安を抱えた状態で、2022年7月場所以来となる勝ち越しを実現できるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年02月02日 19時30分
元横綱・稀勢の里の引退、正代がきっかけだった? 圧勝するも致命的問題を自覚、兄弟子が明かした裏話に驚きの声
元大相撲力士・臥牙丸氏(元小結)が1日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、1月場所前に相撲協会を退職しタレントに転向した豊ノ島(元関脇/前井筒親方)が登場。元横綱・稀勢の里(現二所ノ関親方)の引退にまつわる裏話を明かし話題となっている。 今回の動画で豊ノ島は臥牙丸氏との過去の思い出話や、親方時代(2020年4月~2023年1月)に他の親方衆から聞いた相撲の考え方などを話した。その中で、豊ノ島は稀勢の里から聞いた話として、元大関・正代(現関脇)と対戦した際に引退が頭によぎったという話を明かした。 >>大相撲、貴景勝戦中の一部観客に「マナー悪すぎ」ヤジ連発で怒りの声 取組も3度ストップ、原因はルール緩和?<< 稀勢の里は2002年3月場所の初土俵から2019年1月場所での引退まで現役生活を過ごし、優勝2回、年間最多勝1回を記録。この間、豊ノ島の弟弟子でもある正代とは通算8度対戦し「7勝1敗」と大きく勝ち越している。 その稀勢の里から豊ノ島は「けがした後になかなか相撲がうまくいかない時に、うちの部屋の正代と対戦して。一発で持っていって、立ち合いから一気に持っていって勝った」、「なのに『あ~もう俺、引退近いな』って思ったって」という話を過去に聞かされたと明かした。 この話を聞いた臥牙丸氏は「(理由が)全然分からない。力がある証拠じゃないですか」と首をかしげたが、豊ノ島は真意について「一気に持っていく相撲でしか正代に勝てないと思ったんだって」、「しっかり止まって組んで勝つということがもう自分にできなくなってるって」と説明。稀勢の里は得意の左四つに組み止めてからの攻めを武器に横綱まで上り詰めたが、そのスタイルを貫けなくなっていることを正代戦で自覚し先が長くないことを悟ったという。 豊ノ島が明かした稀勢の里の裏話を受け、ネット上には「引退までの過程に正代が絡んでるのは知らなかった」、「完勝したのに持ち味出せてないから厳しいって常人じゃ分からない考えだな」、「結果的にその悪い予感が当たってたのも凄いわ、怪我以降はほぼまともに稼働できなかったし」といった驚きの声が寄せられた。 「稀勢の里の頭に引退がよぎった正代戦は、豊ノ島の発言を踏まえると2017年7月場所4日目の対戦だと思われます。稀勢の里は同年3月場所で優勝するも左上腕、左大胸筋を損傷する大けがをし、翌5月場所は『6勝5敗4休』とけがの影響で途中休場。迎えた7月場所も正代戦こそ立ち合いから前に出て危なげなく勝利しましたが、翌5日目の取り組みで左足を痛め『2勝4敗9分』と2場所連続で途中休場しました。稀勢の里はその後2018年9月場所(10勝5敗)でしか皆勤できないまま、2019年1月場所4日目に引退を表明しています」(相撲ライター) 稀勢の里は引退会見の中で「自分の相撲が取れなくなっていた。けがをする前の自分に戻ることはできなかった」と語っていたが、その背景に正代戦の完勝が絡んでいたことに驚いたファンも少なくなかったようだ。 引退後の稀勢の里は親方業務の傍らメディア出演も度々こなしており、明日2月3日も『ぽかぽか』(フジテレビ系)にゲスト出演を予定している。タレント転向した豊ノ島と角界外で共演というのも将来的には十分あり得そうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について臥牙丸氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@gagachannel2207
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スポーツ 2023年01月20日 15時55分
大相撲解説・舞の海氏が正代4連勝に「初日からやって」と苦笑、批判相次ぐ 突然の復調は心身両面に理由アリ?
NHK大相撲中継専属解説者の舞の海秀平氏(元小結)が、19日に行われた大相撲1月場所12日目の中継に出演。今場所6勝目を挙げた関脇・正代へのコメントが物議を醸している。 前日まで「5勝6敗」の正代はこの日、「3勝8敗」の平幕・錦富士と対戦。正代は前日まで3連勝中で、取組前には実況アナウンサーが「本人も『ようやく少しいい流れがきている』と話しています」と本人も手ごたえをにじませていることを紹介。その言葉通り、この日も立ち合い錦富士に上体を突き起こされ右四つの体勢を許しながらも、右の下手をうかがいながら応戦し最後は土俵外へ寄り切り勝利した。 取組終了後、舞の海氏は「相手に左の上手、十分にとられてますけど構わず寄っていく。久しぶりに正代の下半身の強さを見ましたね」と足の動き、踏ん張りが良かったと評価。だが、「いい流れになってきてるって本人が言ってるんですよね。初日からやってくださいよと言いたいですけどね」と、なぜ初日からこうした相撲がとれないのかと苦笑交じりに苦言も呈した。 >>大相撲解説・舞の海氏、貴景勝への発言に「失礼極まりない」怒りの声 治療より美しさを重視すべき? 独自の主張に批判相次ぐ<< この舞の海氏の発言を受け、ネット上には「舞の海の最後のコメントは一言余計だろ」、「正代のことを明らかに皮肉っててイラっとする」、「初日からやれるような力士ならそもそも大関から落ちてねえよ」、「こっちが聞きたいのはそんな苦言じゃなくて、なんで急に調子が良くなってるのかについてなんだが」といった批判が寄せられた。 先場所大関から陥落した正代は今場所2ケタ勝利をクリアすれば大関に特例復帰できる状況だったが、初日から8日目までわずか2勝(3日目、6日目)と絶不調で早々に復帰が消滅。ところが、翌9日目からは今回の12日目まで4連勝と一転して復調している。舞の海氏は最初から今の調子なら特例復帰できたと惜しむ気持ちから苦言を呈したものと思われるが、復調に水を差すようなコメントに聞こえたというファンも少なからずいたようだ。 「正代がなぜ前半の不調から盛り返してきているのかですが、特例復帰が消滅した後から連勝が始まっていることを考えると、メンタル面が影響している可能性はあります。正代は以前から自身の取組内容やコンディションについてネガティブな発言が多い力士として知られていますが、特例復帰が消滅したことでそれまで抱えていたプレッシャーから解き放たれた面はあるのでは。また、正代は3日目・琴ノ若戦後に足元をふらつかせたり、取組後の一礼の際に恐る恐る腰を下ろしたり下半身を痛めたようなそぶりを見せていましたが、9日目から患部の状態が良くなってきたというのも一要因と考えられます」(相撲ライター) 4連勝で星を五分に戻し、残り3日間で2勝すれば勝ち越しというところまで持ち直してきた正代。このままの調子で勝ち越しを決め、2020年3月場所から維持している三役以上の座を死守することはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年01月11日 15時30分
関脇・正代、早くも大関復帰絶望? 取組直後の“ふらつき”に心配の声、古傷再発で勝ち越しにも暗雲か
10日に行われた大相撲1月場所3日目。今場所初白星を挙げた関脇・正代の取組後の様子がネット上で物議を醸している。 前日まで「0勝2敗」の正代はこの日、同じく「0勝2敗」の小結・琴ノ若と対戦。立ち合い琴ノ若に踏み込まれ胸に強く当たられるも、組み止めたまま右方向へ動き体を入れ替える。そこから琴ノ若をもろ手で押し込み土俵下まで押し出した。 初日からの連敗を2で止めた正代だったが、西の徳俵前に戻ろうと後ろに振り返った直後に足元をふらつかせるそぶりを見せる。また、取組後の一礼でもそんきょをする際に恐る恐る腰を下ろしていた。 >>大相撲、土俵下の貴景勝に高安が激突! 場内騒然のアクシデントに心配相次ぐ、お互い故障の可能性も<< 正代の取組後の様子を見たネットユーザーからは「正代勝ったけど足の状態悪そう」、「勝った後なんかふらふらしてたけど大丈夫なのか」、「どっちの足にも故障歴あるけどそれが再発したのか?」、「序盤でこんな状態だと、ここから9番勝って大関復帰は到底無理そうだな」といった心配の声が寄せられた。 正代は2020年11月に左足首、2022年9月に右足親指をそれぞれ故障している。取組後の報道によると、正代は「体重をかけた。でも大丈夫です」と下半身に問題はない旨を口にしたというが、実は古傷が再発しているのではと不安視しているファンも少なくないようだ。 「正代の下半身については、NHK大相撲中継専属解説者の舞の海秀平氏(元小結)も状態不安を指摘しています。舞の海氏は2日目の中継で、平幕・大栄翔に敗れた正代について『下半身の力が落ちてますね。大関に上がったころは、この立ち合いでも踏み込み勝ちしてたんですよね』とコメント。大関昇進を決めた2020年9月場所(13勝2敗/優勝)ごろと比較すると、出足や踏ん張りに力強さが見られなくなっていると指摘しています」(相撲ライター) 先場所「6勝9敗」と負け越し関脇に転落した正代は、今場所2ケタ10勝以上をマークすれば大関に特例復帰できる。ただ、仮にコンディションに何らかの問題があるとすると、10勝はおろか勝ち越しすらも怪しい状況になっていきそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年01月08日 11時00分
関脇・正代、大関には二度と戻れない? 兄弟子電撃退職が今後に悪影響か、今場所前調整も不調
2002年から2020年まで現役生活を送り、引退後は時津風部屋で後進の指導に当たっていた元関脇・豊ノ島(井筒親方)。4日に発表した日本相撲協会からの退職は大きな話題を呼んだ。 豊ノ島は4日に自身の公式インスタグラムに投稿し、「本日付で、日本相撲協会を卒業させていただくことになりました。これからはタレント『豊ノ島』として活動させていただきます」、「今年、私も40歳になる年を迎えます。お世話になった日本相撲協会を離れ、外から豊ノ島として、相撲界を応援し、盛り上げたいなと思っております」と協会を退職しタレントに転身することを報告。協会も同日に公式サイト上で豊ノ島の退職を発表している。 豊ノ島は現役時代から『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)などTV番組への出演は少なくなかったが、タレント転向の前兆や事前報道などはこれまで全くなかった。ネット上には驚きの声を中心に様々な反応が寄せられたが、その中には同じ時津風部屋に所属する関脇・正代の今後に影響するのではという心配のコメントも少なからず見られた。 >>大関・正代の大不振、原因は糖尿病?「その情報は初耳」貴闘力氏の暴露に驚きの声、関脇転落も不可避か<< 正代は東京農業大学卒業後に時津風部屋に入門し2014年3月場所で初土俵を踏んだが、同部屋の兄弟子・豊ノ島は入門当初から正代を精力的に指導している。豊ノ島が引退し、親方に転身した後も特に変わりはないようで、引退直後の2020年6月には「関取2人(正代、豊山)にも言いますよ。こういうふうにしたらって言うようにしている」と語ったことも伝えられている。 豊ノ島の存在もあり正代は2020年9月場所後に大関昇進と出世を果たしたが、昇進後は優勝ゼロ、2ケタ勝利もわずか2回と苦戦続きのまま、2022年11月場所後に大関の座から転落。2023年1月場所は2ケタクリアなら特例で1場所での大関復帰が可能だが、約9年ともに歩んできた豊ノ島の電撃退職が心身に悪影響を及ぼす可能性は決してゼロではないだろう。 また、時津風部屋は2022年11月場所後に平幕・豊山が引退し、部屋の関取が正代1名のみとなっている。ただでさえ成績不振に苦しんでいる中、兄弟弟子が相次いで部屋を去ったことで稽古の質・量が低下し、今後はずるずると番付を落としてしまうのではという見方も少なくない。 「正代は豊ノ島が退職を発表したのと同じ4日に時津風部屋で稽古したことが伝えられていますが、報道によると弟弟子の幕下・吉井と三番稽古を行い『6勝2敗』と2度も土をつけられたとのこと。また、稽古中には『あ~、もう!』と声を上げるなどいら立ったような様子も見せたといいますが、1月場所に向け状態は今ひとつ上がっていないようです」(相撲ライター) 頼れる存在を立て続けに失った正代は低迷し続けるのか、それとも底力を見せ復調するのか。本日8日から始まる1月場所の注目点の一つとなりそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について豊ノ島の公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/toyonoshima_daiki/日本相撲協会の公式サイトよりhttps://www.sumo.or.jp/
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スポーツ 2022年12月29日 11時00分
元大関・正代、来場所での特例復帰は絶望的? 白鵬も指摘の致命的問題、同僚引退でさらに悪化か
2023年1月8〜22日にかけて開催予定の大相撲1月場所。同場所に大関復帰がかかる正代に多くのファンが厳しい視線を向けている。 正代は2022年9月場所で「4勝11敗」と負け越し翌11月場所をカド番で迎えたが、カド番脱出に8勝以上での勝ち越しが求められる中、8日目終了時点で「4勝4敗」と前半から取りこぼしが頻発。後半もほとんど白星を増やせないまま、13日目の小結・玉鷲戦で8敗目を喫し負け越し・関脇転落が決定。最終成績は「6勝9敗」だった。 >>大相撲、正代陥落で125年ぶり異例事態発生!“急造大関”誕生の可能性アリ? 有力候補は豊昇龍か<< 角界では大関から関脇に転落した力士は、直後の場所で2ケタ10勝以上をマークすれば1場所で大関に復帰できるという特例措置が存在する。正代も2023年1月場所での2ケタクリア・大関復帰へ向け、冬巡業(2022年12月3~14日)に精力的に参加したことが伝えられているが、それでも特例復帰の前に立ちはだかる問題は解決できないとみる向きは強い。 正代は2014年3月場所で初土俵を踏むと、2015年9月場所で新十両、2016年1月場所で新入幕と初土俵から約2年で幕内まで昇進。その後は約4年間関脇~平幕中位を行ったり来たりしていたが、2020年9月場所で自身初優勝(13勝2敗)を果たしたことで大関に昇進した。 入門から約6年で大関まで出世した正代だが、その強さの一要因となっていたのが出稽古。正代が所属する時津風部屋は正代や豊ノ島(元関脇/現井筒親方)、豊山(元幕内)ら関取が豊富なこともあり、本場所前に足しげく通う他部屋の関取は多数。特に鶴竜(元横綱/現鶴竜親方)は時津風一門の部屋(井筒部屋・陸奥部屋)所属ということもあり、時津風部屋への出稽古が毎場所前のルーティンのようになっていたという。 ただ、角界では新型コロナの影響で2020年3月場所後から出稽古が禁止に。その影響もあってか、正代は新大関で迎えた同年11月場所で約1年ぶりに負け越し(3勝2敗10休)を喫すると、翌2021年1月~2022年11月にかけても勝ち越し7回(うち2ケタ2回)、負け越し5回と低迷し続け、結果大関の座を失うこととなった。 2022年1月場所中には、相撲協会公式YouTubeチャンネルの生配信に登場した白鵬(元横綱/現宮城野親方)が「(コロナ前は)時津風部屋に皆、出稽古いってましたね。そうすると正代がいろんな関取と稽古ができたと思うんですね。その貯金がちょうど今なくなってきてるのかなって感じがしますね」と指摘している“出稽古問題”。出稽古自体は2022年6月から再開されてはいるものの、翌7月場所~11月場所の正代の成績(10勝、4勝、6勝)を踏まえると、貯金は取り戻すまではまだまだ道半ばだ。 出稽古で追いつかない分は所属部屋での稽古で補う必要があるが、時津風部屋では11月場所後に豊山が引退し、部屋の関取が正代1人だけとなっている。そのため、同じ1人関取の玉鷲(片男波部屋)のように、一度に2人を相手に相撲を取るなどの工夫をしないと出稽古問題の悪化は食い止められない状況といえる。 2020年9月場所終了時点で直近3場所32勝(8勝、11勝、13勝/いずれも関脇)と、目安の33勝未満で大関に昇進している正代。一部からは昇進自体がそもそも間違いだったという厳しい声も上がっているが、2023年1月場所で特例復帰を果たすことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年12月03日 11時00分
大相撲、正代陥落で125年ぶり異例事態発生!“急造大関”誕生の可能性アリ? 有力候補は豊昇龍か
11月13~27日にかけて行われた大相撲11月場所。カド番大関・正代の不振は多くのファンのため息を誘った。 正代は先場所2日目から9連敗と序盤から黒星を重ね負け越し・カド番となったが、今場所も8日目終了時点で「4勝4敗」と前半から取りこぼしが頻発。後半もほとんど復調を果たせないまま、13日目の小結・玉鷲戦で8敗目を喫し負け越し・関脇転落が決定。最終成績は「6勝9敗」だった。 >>大相撲、阿炎優勝の裏で誤審発生? 舞の海氏ら解説陣も疑問、阿武咲戦での物言いナシが物議「取り直しが妥当だろ」の声も<< 大関から陥落した力士は陥落後初の場所で2ケタ勝利クリアなら1場所で大関に戻れるという特例があり、正代も来年1月場所で10勝以上を上げれば再昇進は可能。ただ、直近6場所で2ケタクリアはわずか1回であることなどから特例復帰は無理という見方が大半で、13日目の取組後には相撲協会・八角理事長も「(今場所)8勝できないのに来場所10勝は…」と否定的な見解を示したことが伝えられている。 11月場所は正代が関脇に転落する傍らで、10勝クリアで特例復帰をめざしていた元大関・御嶽海が「6勝9敗」で再昇進に失敗している。これにより幕内最上位は来年1月場所から1横綱(照ノ富士)・1大関(貴景勝)となるが、これは明治時代の1898年1月場所(横綱・小錦、大関・鳳凰)以来実に125年ぶりの陣容だ。 前回の1横綱1大関体制は、場所後に関脇・朝汐が大関に昇進したため1場所で終了している。一方、今回は9月場所11勝で大関とりの起点を作った関脇・若隆景が11月場所8勝とチャンスを活かせなかったこともあり、正代の再昇進がなければ長引きそうな様相を呈している。 角界では古くから三役(大関・関脇・小結)は東西に最低1名ずつ置くことが番付上の決まりとされているため、協会側は照ノ富士を大関の地位を兼任する、いわゆる「横綱大関」として扱うことで番付上の大関不在をカバーするものとみられている。ただ、照ノ富士は両膝手術により11月場所欠場、来年1月場所の出場可否も不透明とコンディションに大きな不安を抱えており、次の大関が誕生する前に現役を退く展開も決してゼロではない。 もし照ノ富士に万が一があり貴景勝1人となる、もしくは照ノ富士は無事でも貴景勝が関脇転落を喫するなど大関が横綱大関込みでも1人以下になった場合は、関脇以下から力士を昇進させて穴埋めしなければならないとされている。三役で直近3場所33勝以上という昇進目安を度外視しての新大関誕生は過去に例がないというが、最悪の場合は協会が歴史的決断を下す可能性も考えられる。 前例のない事態に陥る前に、昇進ノルマを甘くしてでも新大関を誕生させるという現実的な策もとることは可能だろうが、いずれにせよ有望な役力士の台頭は急務。八角理事長は13日目取組後取材の中で「すぐにできることではないけど、親方衆が頑張らないと、いい力士は育たない」と親方衆にもハッパをかけた上で、「豊昇龍に(その気概を)持ってほしい」と関脇・豊昇龍に期待を寄せたというが、窮地を救う力士が一刻も早く現れることを期待したいところだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年11月03日 11時00分
正代を酷評の八角理事長、それでも大関昇進させたワケ 上位総崩れ以外にも深刻事情アリ?
新型コロナの影響による2年間の延期を経て、10月23日に行われた大関・正代の大関昇進披露祝賀会。出席した相撲協会・八角理事長(元横綱・北勝海)のコメントはネット上で物議を醸した。 報道によると、八角理事長は2020年9月場所後の昇進以降優勝0回、カド番5回とほとんど結果を残せていない正代を「大関には責任感と緊張感を忘れずにいてほしい。しかし、今の正代がその境地に達しているとは思いません」、「もっと自分自身を追い込み、大関の地位の責任と誇りを実感してほしい」と叱咤激励。これを受けネット上にも同調の声が上がったが、中には「だったら最初から上げなきゃよかっただろ」といった批判も見られた。 >>大関・正代、キャリア終焉の危機到来? 稽古後に漏らした不安が物議、ファンが恐れる最悪の展開は<< 2014年3月場所で初土俵を踏んだ正代は、2015年9月場所で新十両、2016年1月場所で新入幕と初土俵から約2年で幕内まで昇進。その後は約4年間関脇~平幕中位を行ったり来たりしていた中、2020年9月場所で自身初優勝(13勝2敗)。これを受け、協会審判部は大関昇進を諮る臨時理事会の招集を八角理事長に要請。同理事長も応じたことで場所後の大関昇進が決まった。ただ、この昇進については当初からファン・親方の間で疑問の声も上がっていた。 「大関昇進は“三役以上で直近3場所33勝以上”の成績が目安とされていますが、正代は2020年9月場所終了時点で3場所32勝(8勝、11勝、13勝/いずれも関脇)とわずかに届かず。また、大関とりの起点となった2020年3月場所が勝ち越しギリギリの8勝だったこと、優勝した2020年9月場所は当時横綱の白鵬(現宮城野親方)、鶴竜(現鶴竜親方)がどちらもけがで全休していたこともあり、昇進判断は本当に妥当なのか首をかしげるファンは少なからずいました。また、当時の報道では複数の親方からも『もう1場所待ってもいいのでは』という声が上がっていたことも伝えられています」(相撲ライター) 八角理事長や審判部が正代を大関に上げた理由について、当時の報道では2020年9月場所までの直近5場所で2ケタ勝利4回と成績に安定感があったことを評価したからと伝えられている。ただ、昇進の背景にはこれ以外にも、土俵内外の様々な事情があったのではとみる向きもある。 2020年9月場所当時、幕内の最上位層である横綱・大関陣は横綱が白鵬・鶴竜、大関が朝乃山(現幕下)・貴景勝という顔ぶれ。ただ、白鵬は直近6場所で休場が4場所(途中休場含む)、鶴竜も6場所中5場所休場とどちらもいつ引退してもおかしくないような状況だったため、両大関には横綱不在場所の優勝争いを牽引し土俵を盛り上げること、ひいては自らが横綱にのし上がることが求められていた。 ただ、朝乃山は直近6場所全てで2ケタクリア、貴景勝も6場所中5場所で勝ち越し(うち2ケタ3回)とある程度安定感はあったものの、どちらもこの間優勝はゼロと停滞気味。こうした状況を打破するために、正代を新大関にして3名での競争を促す狙いがあったという見方はある。 また、9月場所を終えた次の場所は熊本出身の正代にとってご当地場所となる11月・九州場所だったが、2020年はコロナ禍の影響で東京開催に。現地観戦の機会が失われた九州のファンの興味をつなぎ止めるため、同地と縁が深い正代を大関昇進させて話題を作りたい思惑があった可能性も決してゼロではないだろう。 ただ、正代は新大関として臨んだ11月場所で負傷休場・カド番転落と多くのファンを裏切ってしまうと、その後も2022年9月場所まで優勝には縁がないまま低迷している。また、先輩大関の貴景勝も同期間は優勝1回のみ。朝乃山に至っては2021年5月場所前にコロナ感染予防の協会ガイドラインに違反し複数回キャバクラに通っていたこと、この不祥事で6場所出場停止処分を受けたことで大関から転落している。 八角理事長の正代昇進判断は、現時点では成功とはいえない状況となっている。これを覆すには何よりも正代自身の奮起が必要だが、晴れの舞台での叱咤激励は本人にどこまで響いたのか。次の11月場所は要注目だ。文 / 柴田雅人
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