柴田竜拓
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スポーツ 2023年07月06日 17時58分
DeNA、“スーパーサブ”柴田がメインの働き! 苦しむチームに攻守で貢献
5日に横浜スタジアムで行われたスワローズ戦。1点ビハインドから同点に追いついた6回、三浦監督は代走2枚、代打2枚と一気の勝ち越しを狙い勝負手を打ったが、執念実らず同点止まり。代走を送られベンチに下がった首位打者の宮崎敏郎と、タイムリーを放ったネフタリ・ソトの穴は大きく、打線は7回から12回までひとりのランナーも出せぬ状況となり防戦一方の展開となってしまった。 真綿で首を絞められるような苦しいシチュエーションが続く中、8年目の柴田竜拓の好手がチームを救った。7回には並木秀尊の鋭いサードゴロを見事にさばき、ダブルプレーを完成させると、8回のスコアリングポジションにランナーを置いたピンチの場面では、ホセ・オスナの放ったライン際の打球に半身になりながら反応。雨で打球が速くなるグラウンドコンディションを考慮した勝負どころでのファインプレー連発で、スタンドを陣取ったベイスターズファンの喝采を浴びていた。 三浦大輔監督も「必死でやってくれているプレー」と目尻を下げていた。今シーズンは4月25日にスタメン出場したが、その後は主に守備固めとしての役割でベンチを温めていた。しかし7月1日にあわやサヨナラの鋭い当たりと、難攻不落のドラゴンズのストッパー、ライデル・マルティネスの剛球をライトに引っ張ってヒットにする活躍を見せた。 すると翌日には三浦監督が明かした「バッティングコーチから打撃もいいと聞いた。守備はいうまでもない」との理由から久々にスタメンの座をゲット。2フォアボールに1送りバントと見事に役割を果たし、そこから2試合連続のスタメンで、ともに1安打ずつ放ちバットでもアピールしている。それでも打率はやっと2割を超えたところだが、出塁率は.345と良い。「打ちに行った中でフォアボールを取れている」と決して消極的になっていないところは、自分でも評価している部分である。 「もう8年目ですからね」と、状況判断能力には自信を見せる柴田竜拓。途中からでも最初からでも、チームに求められている仕事をこな小兵は、自らのミッションコンプリートに向けて、常に準備をしている。 取材・文・写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2022年05月12日 18時30分
DeNA・柴田、5月攻勢のキーマンへ! ドン底から巻き返す7年目の戦い
ベイスターズ好守の内野手・柴田竜拓の調子が急激に回復。苦しむチームに光明が射している。 今シーズンはオープン戦で打撃が絶好調。「石井(琢朗)コーチと取り組んでいたことが結果として表れた」と本人も手応えを感じていたように、34打数12安打、ホームランも1本放ち、打率は.353と結果を残すことに成功。昨年オフに「守りだけではレギュラーは取れない」としていた通り、課題克服の兆しを見せてのシーズンインを果たし、開幕戦は7番ショートの座をつかんだ。 しかし1本の安打が出ない。4月1日までの6試合中、4試合でスタメンで起用されながら15打数でノーヒット。すると6日には新型コロナウイルスの陽性判定と、まさに“泣きっ面に蜂”状態の憂き目に遭ってしまった。 隔離期間を経て17日に合流を果たし26日に一軍登録されいきなりサードスタメンに名を連ねるも、なかなかバッティングは上向かぬまま。5月3日までの5試合で12打席ノーヒットと絶不調は続き、バックスクリーンに.000の数字が変わることはなかった。 だが今月4日、守備からゲームに入り8回の打席でレフトにツーベースを放ち、塁上で安堵の笑顔。ここから急激に調子が上がり、翌日は引っ張ったヒットでチャンスメイクし、7日はしっかりとボールを選びフォアボール。8日にはマルチヒットをマークし、10日には第1打席でフォアボールで出塁すると、2019年以来、自身3本目となるスリーベースを含むマルチヒットと、全打席出塁の活躍でチームの勝利に貢献した。 未だトータル打率は.171と本人の身長をやや超えたところだが、5月に限れば15打数7安打で打率.467。フォアボールも3つあり出塁率は.556と半数を超え、得点圏打率は5割ジャストでOPSは1.289と、一時のスランプからは完全に脱出したようだ。 柴田の不調やホープ・森敬斗のけがもあり、ここまでショートは32試合中25試合で大和がスタメンで踏ん張っている状況。宮崎敏郎が戦線復帰した際には、柴田の復調でショートでの併用も可能となり、ベテランの負担を減らせる効用もある。どこでも高いレベルでこなす守備力が武器のユーティリティプレイヤーのバッティング復調は、けが人続出のベイスターズにとって大きな意味を持つ。取材・文・写真 /萩原孝弘
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スポーツ 2022年03月14日 18時30分
DeNA・柴田、打撃開眼で今年こそショートのレギュラーへ! OP戦では長打・小技で猛アピール中
好守の内野手・柴田竜拓がオープン戦で順調な調整を披露。長年目標としているショートのレギュラー奪取へ向け猛アピール中だ。 定評のある華麗な守備はもちろんのこと、「守りだけじゃレギュラーは取れない」との考えのもと課題のバッティングでも開眼を感じさせる内容で、オープン戦打率.476と絶好調。ホークス・千賀滉大の150キロを超えるカットボールを広い福岡PayPayドームのライトスタンドにたたき込むなど、小柄ながらもパンチ力のあるスタイルにも磨きがかかり、3日のカープ戦では横浜スタジアムのポールに当てるホームランを放ちアピールに成功した。 また11日のイーグルス戦では初回、キッチリと送りバントを決め、2打席目はフォアボールを選ぶなど2番バッターとして渋い働きでチームに貢献。13日はレフトへライトへ広角に打ち分けマルチヒットをマークするなど、オフに掲げた「3割を目標に、出塁率を上げて犠打やフォアボールも増やして、自分の味を出せるようにしていきたい」との目標をここまでしっかりと体現している。 昨シーズンは当然のように開幕一軍に名を連ね、ショートやセカンドとしてスタメン出場していたが、4月23日の甲子園のゲームで守備中に大和と交錯して左肩を脱臼。長いリハビリ期間を経て6月19日に一軍に再登録されたが、7月9日にはバンテリンドームで京田陽太の盗塁をタッチしに行った際に裂傷を負うなど怪我に泣かされ、プロ入り以来じわじわと上がっていた打率も.234と不本意な数字に終わってしまった。しかし今年は「石井(琢朗)コーチと取り組んできたことが結果に表れている」と、1998年の優勝メンバーで長年不動のショートとしてベイスターズを引っ張った名コーチの好影響もあり、打撃開眼の兆しも見えてきた。 ショートのポジションには、勝負強い大和、コンディションの上がってきた倉本寿彦、伸び盛りの若手・知野直人とバラエティに富んだライバルがひしめき合う状況だが、使い勝手のいい存在から不動のレギュラーへ向け、7年目の柴田竜拓もまた開幕スタメンの座を狙っていく。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2021年07月05日 18時30分
DeNA、上昇気流の裏に柴田あり! ユーティリティプレーヤーが魅せる渋い働き
交流戦を境に上昇気流に乗り始めたベイスターズ。交流戦後も5連勝をマークするなど好調をキープし、今シーズン未だ勝ち星のなかったジャイアンツにもやっと勝利を挙げることに成功。4位ドラゴンズにゲーム差1に迫るなどイケイケムードが漂っている。 先発陣にようやく勝ち星が付き始め、リードオフマンの桑原将志や4番のタイラー・オースティンが打ちまくるなどチームが好調な理由は多々あるが、けがから復帰した柴田竜拓の働きも見逃せない。 今シーズンも当然のように開幕一軍に名を連ね、ショートやセカンドとしてスタメン出場していたが、4月23日の甲子園のゲームで守備中に大和と交錯して左肩を脱臼。長いリハビリ期間を経て6月19日に一軍に再登録され、翌日にはそれまでルーキーながらセカンドとして活躍していた牧秀悟が腰痛でスタメンを外れると、その穴にすっぽりとハマってみせた。さらには2番キャッチャーとしてチームを引っ張っていた伊藤光も腰痛でスタメン落ちすると、2番としてつなぐ役割をしっかりとこなし、甲子園での3連勝に貢献した。 また柴田の復帰に伴い、牧をファーストで起用しネフタリ・ソトに休養日を与えるなどオプションも増し、7月3日の試合中に宮崎敏郎が異変を訴えた際には、サードにも入るなど、そのユーティリティでチームにとって欠かせぬ存在となっている。 守備はNPBでもトップクラスだが課題はバッティングで、プロ入りして3年間は打率.240を超えることはなかったが、2019年は.256とアップ。昨年は276打席で打率.266、ホームラン2本と良化し、今シーズンは打率.250前後ながら、復帰後は振り抜くバッティングも板につき、ホームランやツーベースなど長打も目立ってきている。 倉本寿彦と田中俊太が怪我で不在の中、ショートのレギュラー・大和にも疲れが出てきてもおかしくない季節。身長は小さいが、どこでもどんな時も頼りになる6年目の柴田の存在は、ベイスターズにとってとてつもなく大きい。取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2021年02月22日 17時30分
プロ6年目でのレギュラー奪取へ! DeNA・柴田が狙う“脱ユーティリティプレーヤー”
20日のマリーンズとの練習試合で、ベイスターズの柴田竜拓内野手がタイムリースリーベースを放つなど活躍。念願のレギュラー取りへ好発進した。 2点ビハインドの5回裏、ノーアウトランナー1−2塁の場面で、小技も出来る柴田に出されたサインは送りバント。バットを引いて見送ると、相手キャッチャーのミスを誘い、2−3塁とチャンスが広がると、カウント3−1から思い切り振り抜いた打球は、綺麗に右中間を抜くタイムリースリーベースとなった。相手投手はマリーンズ期待のドラフト1位・鈴木昭汰(法政大)で、昨年左腕に対して.191と苦手にしていただけに、首脳陣に対していいアピールとなったことであろう。 守備はNPBでもトップクラスだが、課題はバッティングで、プロ入りして3年間は打率.240を超えることはなかったが、2019年は.256とアップ。昨年開幕前には、ラミレス前監督も柴田のバッティングに対し、「去年(2019年)の終盤から良くなってきていて、引き続いて良くなっている。300打席くらい打席に立てば、2割6分から7分、ホームランも5本は打てる能力はある」と評価していた。実際、昨年は276打席で打率.266、ホームラン2本とほぼ予言通りの結果と良化は明らかだ。昨年の契約更改時には「打率は3割」としっかりした数字を提示し、「今まではどこでもいいから出られるポジションで試合に出たい」から、「ショートでレギュラーを取りたい思いがある」とレギュラー取りだけではなく、守備位置にまで言及。並々ならぬ覚悟が感じられた。 内野ならどのポジションでも高いレベルでこなせるユーティリティ性が、ベンチでは使い勝手の良い選手と捉えられ、昨年は110試合出場ながらもスタメンは61試合に留まった。倉本寿彦、大和の長年のレギュラーに、ジャイアンツから加入の田中俊太、右の伊藤裕季也にルーキーの牧秀悟とライバルは多数存在するが、6年目の守備職人が打撃のスキルアップを果たし、今年こそレギュラーの座を狙っていく。文・写真 / 萩原孝弘
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