又吉克樹
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スポーツ 2022年10月05日 12時25分
ソフトB又吉、同僚への誹謗中傷にSNSで怒り「意味がわからない」球団も法的措置を検討
ソフトバンクのプロ9年目・31歳の又吉克樹が4日、自身の公式Twitterに投稿し、話題となっている。 又吉は同日午後11時22分、同僚のエース・千賀滉大がリリーフの藤井皓哉、泉圭輔を「今回はたまたまあの2人でしたけど、自分だったかもしれない」とかばったことを伝える『サンケイスポーツ』(産経新聞社/電子版)の記事を引用リツイート。 その上で、「結果に対して叱咤激励するならともかく誹謗中傷するのは意味がわからない」、「選手のファン、両親、知人がどう思うかまで考えたら軽々しく書き込めないはず 愛のある叱咤激励をよろしくお願いします」とファンに呼びかけた。 ソフトバンクは1つでも勝てば優勝だった1日・西武戦、2日・ロッテ戦に連敗し優勝を逃したが、1日は藤井が同点の延長11回裏にサヨナラ2ラン、2日は泉が2点リードの6回裏に逆転3ランを被弾したことが敗因。両名は“V逸の戦犯”として、一部ファンから激しいバッシングに晒されている。 >>ソフトB・藤本監督、ロッテへの発言に「馬鹿にしてるのか」ファン激怒 決戦前コメント、オリ山本は打てないと決めつけ批判<< この又吉の投稿を受け、ネット上には「これは本当にその通り、リスペクトの欠片も無い中傷は良くない」、「怒りに任せて心無い言葉をぶつけるのは絶対に違うよね」、「結果が変わるわけでもないのに選手をこきおろすのは無意味」、「死ねとかなんとか言ってた奴はマジでこのツイート見て猛省しろ」といった同調の声が相次いだ。 藤井・泉への行き過ぎた批判にくぎを刺した又吉だが、同日には球団公式Twitterも投稿し「ホークスについての応援や批判、議論などいずれも大歓迎ですが、その表現については是非ご配慮ください」と注意喚起。また、一部投稿については「度を過ぎた誹謗中傷や虚偽等、違法になる可能性」があると判断し、法的措置の検討を開始していることも明かしている。 リーグ優勝は逃したが、8日から始まるポストシーズンの結果次第で日本一達成のチャンスも残されているソフトバンク。球団や選手が再び警鐘を鳴らすことがないよう、ファンは節度を持って冷静に応援する必要がありそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について又吉克樹の公式Twitterよりhttps://twitter.com/mata11katu福岡ソフトバンクホークスの公式Twitterよりhttps://twitter.com/HAWKS_official
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スポーツ 2022年05月25日 18時30分
ソフトB、藤本監督の甲斐批判に「怒るのはそっちじゃない」の声 敗戦招いた守備ミス以上に問題視される選手は
24日に行われ、ソフトバンクが「3-4」で敗れたDeNA戦。試合後に伝えられたソフトバンク・藤本博史監督のコメントがネット上で物議を醸している。 ソフトバンクは8回表終了時点で「3-3」と接戦を演じたが、直後の8回裏2死二、三塁、4番手・又吉克樹が嶺井博希に投じた3球目ストレートが内角高めに抜け、この球を捕手・甲斐拓也がグラブに当てながら後逸(記録はパスボール)。この間に三塁走者の生還を許し、勝ち越し点を奪われたソフトバンクはそのまま試合に敗れた。 決勝点につながる痛恨ミスを犯した甲斐について、藤本監督は試合後に応じた取材の中で「(投球が)抜けたか分からないけど、あれくらいはしっかり捕手が捕ってやらないと」とコメント。又吉の投げミスをしっかりカバーしてほしかったと苦言を呈したという。 >>ソフトB・柳町に「懲罰?」の声も 突然の代打交代が憶測を呼ぶ、栗原・柳田に続き故障の可能性も?<< 藤本監督のコメントを受け、ネット上には「グラブには当ててただけに本当にもったいないミスだった」、「ワンバウンドの変化球ならまだしも、抜けたとはいえストレートだったんだからきっちり捕ってほしかった」、「記録がパスボールってことは、捕手側の方が非が大きいって記録員が判断したわけでもあるからね」と同調の声が寄せられた。 一方、「怒るのはそっちじゃない、大ピンチを作った又吉の方だろ」、「パスボールが致命傷になる展開を招いた又吉にはお咎めなしかよ」、「絶対又吉の責任もあるのに、自分だけ怒られたら甲斐としてもやってられんだろ」と、甲斐だけをやり玉に挙げたことに対する批判も多数見られた。 「又吉は24日試合前時点で『20登板・1勝1敗12ホールド1セーブ・防御率0.89』と安定した数字を残していたリリーフですが、この日は甲斐がパスボールを犯す直前までにストライク8球(空振り、ファールなどを含む)、ボール球9球と制球が荒れ気味。その影響もあり安打を2本許して2死二、三塁と大ピンチを招いた直後、甲斐のパスボールを誘発する抜け球を投げてしまいました。その又吉に対して藤本監督は特に苦言などは呈しませんでしたが、ファンの間ではなぜ甲斐だけを責めて又吉は責めないのかと不満を述べる意見も見受けられます。なお、同戦の甲斐は『2打数無安打』と打撃でもいいところがありませんでしたが、藤本監督はこの点については特に言及していません」(野球ライター) 藤本監督は24日終了時点で打率「.179」と不振にあえぐ甲斐をスタメンで使い続ける理由について、同日試合前に「ディフェンスは日本一だからね。千賀(滉大)のフォークをあれだけ止める捕手はいないですよ」と守備能力が高いからと説明したことが伝えられている。このことを踏まえると、今回の苦言は期待の裏返しであるともいえそうだが、理不尽だと感じたファンも少なからずいたようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年12月28日 11時05分
中日、又吉への慰留資金を出し渋っていた? 球団が苦悩する財政難は人的補償の人選にも影響か
福岡ソフトバンクホークスにフリーエージェント(以下=FA)移籍した又吉克樹投手の人的補償として、岩嵜翔投手を獲得したことが中日球団から発表された(12月27日)。今季はクローザーも務めた実績十分のリリーバーの加入は、“堅実な補強”とも言える。しかし、今回の人的補償には、新生・立浪竜の“切実な事情”も秘められていたようだ。 >>ソフトB・泉、又吉のFA加入に「うわぁー」 更改後会見で漏らした本音に驚きの声、ブルペン枠争い激化を危惧?<< 「立浪和義監督は、本当に『又吉に残ってほしい』と思っていたようです」 そんな声も多く聞かれた。 又吉のソフトバンク移籍が決定したのは、12月13日だった。FA選手が公示された同8日時点から、ソフトバンク側は“ラブコール”を送っていた。それに至るまでの間、中日は慰留交渉も重ねてきたが、同時に聞こえてくるのは、「他球団の評価も聞いてみたい」という又吉の声。今季66試合、通算400試合に登板したセットアッパーの喪失は“確実”と見られていた。 「又吉の中日での最終年俸額と、岩嵜の契約更改を合わせて考えると、なんとなく、見えてくるものがあるんですよね…」(球界関係者) 岩嵜は20日にソフトバンク球団と契約更改を済ませている。現状維持、推定年俸6800万円でサインした。人的補償による移籍で更改された年俸額が減額されることはない。その「6800万円」を指して、こんな指摘も聞かれた。 「又吉の今季年俸は4200万円でした。国内FA権取得と今季の活躍で昇給は必至でした。でも、中日が又吉に提示した新年俸は、1億円に届くかどうかのギリギリだったのではないか?」(前出・同) 中日の外国人選手を含めたチーム総年俸は、20億5233万円(選手名鑑参考)。12球団中9位で、選手平均年俸に直すと、3364万円になる。これに対し、12球団トップのソフトバンクは総額41億円強、平均でも「約7000万円」という“バブリーさ”だ。 もっとも、21年は新型コロナウイルスの影響でソフトバンクも人件費を抑え込んでいる。しかし、12球団ワーストの某チームとは平均年俸額でも「5000万円近く」の差がある。 「近年の中日は球団経営が厳しく、新型コロナウイルスの影響でさらに財布の紐がキツクなったと言われています。又吉に慰留交渉時に提示した年俸額以上の選手は、獲得したくてもできなかったでしょう」(前出・同) 慰留交渉時、又吉に提示された新年俸額は非公開。仮に2倍増が提示されたとしても、8000万円台だ。ソフトバンクには4年総額6億円で移籍する。年平均で1億5000万円、「他球団の評価を聞いてみたい」と言った気持ちも分からないではない。 立浪監督と同世代のプロ野球解説者がこう続ける。 「当初、又吉の人的補償については野手、地元出身のピッチャーなどさまざまな名前が挙げられていました。中日は世代交代の過渡期にあり、野手、投手のどちらにしても、若い選手を獲ると聞いていたんですが…。又吉の抜けた穴をピンポイントで埋めるような人的補償となりました」 又吉の喪失は大きく、引き留めたくてもできなかったということだろう。岩嵜が活躍しなければ、立浪監督は苦しい状況に追い込まれる。コロナ禍による財政難が、22年シーズンの成績不振に直結したなんてことにならなければいいのだが。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年12月22日 15時30分
ソフトB・松田、中日へ移籍の危機? 球団ワースト級の大減俸で人的流出説浮上、立浪新監督の意向にも合致か
2006年のプロ入りからソフトバンクでプレーし、今季までに「1867試合・.266・301本・984打点・1811安打」といった通算成績を残しているプロ16年目・38歳の松田宣浩。21日の契約更改で、球団史上最大タイとなる3億円のダウン査定を受けたと複数メディアが報じた。 >>ソフトB・和田の更改後コメントに驚きの声「相当なビッグマウス」 史上5人目の快挙達成を宣言、不甲斐ない先発陣への怒りも?<< 2019年オフに年俸4億5000万円(推定)プラス出来高の2年契約でサインし今季で同契約が終了した松田。報道によると、球団はこの2年間の成績が振るわなかったことを理由に、松田に対し3億円ダウンの年俸1億5000万円(推定)を提示。松田は大減俸をのみサインはしたが、更改後会見で「合意に至るまでは相当な時間がかかった」、「(自ら自由契約になる可能性も)ゼロではなかった」と苦渋の決断だったことを明かしたという。 松田は2019年に「143試合・.260・30本・76打点・139安打」と好成績を残しオフに2年契約を結んだ三塁手だが、翌2020年は「116試合・.228・13本・46打点・90安打」と数字が急落。今季も「115試合・.234・14本・47打点・83安打」と数字は持ち直せず、後半はスタメン落ちする試合も目立った。 松田の3億円ダウン更改を受け、ネット上には「この2年は明らかにコスパ悪すぎたから当然」、「本人はかなり不満そうだが数字が数字だし仕方ない」と納得する声がある一方で、「ここまで金額下げたら又吉の人的で獲られる可能性もあるのでは」、「現実的な年俸になったことが人的の人選に響かなきゃいいけど…」と今後の影響を懸念するコメントも数多く挙がった。 ソフトバンクは20日に中日・又吉克樹をFA獲得したことがNPBから公示されたが、又吉は人的補償が発生するBクラス選手のため、公示日から2週間以内に28名のプロテクトリストを中日側に提出する必要がある。松田は年齢面や近年の成績面からプロテクト外が濃厚とされる一方、旧年俸が4億円超と高く中日は手を出せないとみられていたが、今回の大減俸を受けプロテクト外なら流出の展開もあり得ると危惧しているファンも少なからずいるようだ。 「現在中日の正三塁手はプロ10年目・27歳の高橋周平ですが、今季は『137試合・.259・5本・39打点・123安打』と本塁打、打点の数字は松田以下。加えて、チーム全体で見ても松田以上の本塁打・打点を記録したのはビシエド1人(17本・70打点)と長打力不足は明白なため、高橋をはじめとした野手陣へのテコ入れとして松田を獲得するのも一手と言えます。なお、今オフの中日はコロナ禍を理由に新助っ人の獲得調査を一時凍結していますが、来季の来日・活躍が不透明な助っ人よりは、近年は不振ながら実績は確かな松田に補強資金を充てる方が手堅いともいえるでしょう」(野球ライター) 中日・立浪和義新監督が14日に出席した岐阜県でのイベントの中で「欲しいのは投手か内野手」と口にしたことも伝えられている又吉の人的補償。一部ファンからは「ソフトバンク側はプロテクトしきれない若手を守るために松田を撒き餌に使おうとしているのでは」という見方も挙がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年12月15日 19時30分
ソフトB・泉、又吉のFA加入に「うわぁー」 更改後会見で漏らした本音に驚きの声、ブルペン枠争い激化を危惧?
2019年のプロ入りからソフトバンクでプレーし、今季までに「85登板・3勝3敗17ホールド・防御率2.27」といった通算成績を残しているプロ3年目・24歳の泉圭輔。14日に伝えられた契約更改後会見での発言がネット上で物議を醸している。 報道によると、泉は同日の契約更改で100万円ダウンの年俸2700万円(推定)でサインし、更改後の会見では「仕方ないのかなと。自分の言いたいことは言って、それでも(100万円ダウンという)提示だったので」とダウン査定にも納得している旨などをコメント。その中で、中日のプロ8年目・31歳の又吉克樹がチームにFA加入することが13日に決定した件について聞かれると、「報道を見て『うわぁ~』って内心は思いました」と複雑な心境を抱いたことを明かしたという。 又吉は中日時代(2014-2021)に「400登板・41勝26敗143ホールド10セーブ・防御率2.86」といった通算成績を残し、今季もチームトップの66登板を記録したタフネス右腕。FA加入したソフトバンクでも中日時代と同様に、勝ちパターンの一角を主に任されるとみられている。 >>又吉FA流出の中日、ソフトB・高橋を人的補償に選択? 地元出身の元ドラ1獲得は球団上層部の悲願か<< 泉の発言を受け、ネット上には「出番奪われる可能性あるから又吉のFA加入は嫌だったのか」、「又吉でブルペン枠が1つ埋まるから、その分残り枠の争いが激化するって危機感抱いてるのかな」、「他のリリーフも公言してないだけで、皆同じようなこと考えてるのかもな」と驚きの声が寄せられている。 一方、「泉は他人よりも先に自分のことを気にしろ、このままじゃ対抗馬にもなれないぞ」、「とにもかくにもスタミナ強化だな、それさえできれば又吉とも全然張り合えるだろ」、「来年は今年みたいに離脱しないよう、又吉をお手本に気合入れて頑張ってくれ」と叱咤激励するコメントも数多く挙がった。 泉は今季「31登板・1勝2敗6ホールド・防御率2.73」という数字を残した一方、疲労の影響で登録抹消された6月末以降は再昇格できないままシーズンが終了。序盤以外は戦力になれなかったという点も響いてか、14日の契約更改では100万円のダウン査定を受けている。 「ソフトバンクは4年総額6億円(同)の条件で又吉獲得に至ったと伝えられていますが、投球内容はもちろん連投が利くタフネスぶりも高評価につながった要因とみられています。そのため、泉もリリーフ枠を又吉と争うためには、今季露呈したスタミナ不足の課題克服は必須でしょう。ただ、泉は今季成績からも分かる通り投球自体にはある程度安定感はありますので、スタミナさえつけば又吉に負けないくらい重用される可能性も十分あるのではないでしょうか」(野球ライター) 会見内では「実績のある方ですが、超えないといけない」と対抗心ものぞかせたという泉。来季はその言葉通りの結果を残すことはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年12月14日 11時00分
又吉FA流出の中日、ソフトB・高橋を人的補償に選択? 地元出身の元ドラ1獲得は球団上層部の悲願か
次は、中日側の番だ。28人のプロテクト名簿を受け取った後、こちらも“即答”となるか、それとも、期限ギリギリまで粘ってソフトバンク側を揺さぶるのか――。 国内フリーエージェント権(以下=FA)を行使した中日・又吉克樹投手の福岡ソフトバンクホークス入りが決定したのは、12月13日だった。ソフトバンクは宣言前から「興味アリ!」と明言していたので驚きはなかったが、同時に聞こえてきたのは「人的補償で揺れる」の声。その人的補償について、不可解な情報も流れていた。 >>中日・与田前監督への球団代表の発言にファン激怒 根尾・石川育成に失敗と酷評? 3年連続の失言に呆れ声も<<「又吉は今季チーム最多の66試合に登板しています。8年間で400試合に登板してくれたリリーフ投手がいなくなるのは、大きな痛手です。でも、慰留交渉を重ねていき、球団は『説得は無理』と感じていたようです」(地元メディア) 宣言前の慰留交渉の段階で「覚悟していた」というわけだ。 その“退団前提”に加えて、こんな情報も聞かれた。 「又吉がFA宣言しそうという一報が出たのと同時に、獲得に名乗りを挙げると見られた球団は、ソフトバンク、阪神。中日球団の一部スタッフが『プロテクト名簿漏れ』となる選手リストを“想像”していたようです」(前出・同) 今さらだが、FA選手を獲得した場合、人的補償が発生することが多い。そのFA選手の年俸額が旧在籍チームにおいて何番目に多いのかでランク付けされ、又吉はBランクの「中日内4~10位」と見られる。中日が人的補償を求めた場合、旧年俸の40%と、プロテクト名簿28人から漏れたソフトバンク選手の誰かを引き抜くことができる。 「中日は、お膝元の岐阜県出身の高橋純平投手が欲しいようです」(前出・同) 高橋は県岐阜商高からソフトバンクに進んだが、2015年のドラフト会議当時、中日も1位入札に参加している。「一軍戦力になるまでさほど時間も掛からない」「エースになりうる大型右腕」と評されたが、プロ入り後は苦しんでいる。 「当時、中日のゼネラルマネージャーだった落合博満氏は、今永昇太(現DeNA)の1位指名を推し、中日グループとして、『中京圏の高橋で行かせてくれ』と主張したんです」(球界関係者) 打線強化で、若手の大砲候補を狙うという話もある。ソフトバンクは人材の宝庫だ。 また、中日は外国人選手の見極めには定評がある。リリーバー・又吉の抜けた穴を新外国人投手で補うとすれば、ソフトバンクから提出されるプロテクト名簿を、じっくりと時間を掛けて検討することもできる。 ソフトバンクの側からすれば、又吉獲得は朗報だが、二軍で鍛えている最中の有望な若手は喪失したくないはず。若手中心の名簿を作れば、レギュラークラスの選手が狙われる。中日は、年俸査定は“辛口”と言われるが、資金力はある。地元愛で高橋の一本釣りか、それとも、打線強化か。立浪和義新監督の狙いは…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年11月26日 15時35分
中日・又吉のFA流出は「逆に補強になる」? ソフトB調査報道に期待の声、投打で狙い目になり得る選手は
2014年から中日でプレーし、今季までに「400登板・41勝26敗143ホールド10セーブ・防御率2.86」といった通算成績を残しているプロ8年目・31歳の又吉克樹。26日、ソフトバンクが今オフのFA獲得調査に乗り出していると複数メディアが報じた。 >>中日・平田、電子タバコPR投稿が物議「吸って大丈夫なの?」 先月公表の大病から心配の声、グラウンド内での悪影響指摘も<< 報道によると、今季リーグ4位に沈んだソフトバンクはセットアッパー・モイネロ、守護神・森唯斗らの離脱などもありリリーフ運用に苦しんだことなどから、どちらの役割もこなせる又吉に着目。又吉が今季7月に取得した国内FA権を行使した場合は即アタックする方針だという。 今季の又吉はセットアッパー・抑えとしてフル回転し、「66登板・3勝2敗33ホールド8セーブ・防御率1.28」と安定した数字をマーク。オフシーズンの報道では球団と複数回FA残留交渉を行い、その中では複数年契約も提示されたが権利行使の意志は固いと伝えられている。 ソフトバンクの又吉調査報道を受け、ネット上には「ソフトバンクが狙ってきたか…資金力ある球団だし引き留めは厳しくなったかな」、「札束攻勢で強引に引き抜かれる未来しか見えない」、「立浪(和義)新監督は今の内から又吉の穴埋め策を考えた方がいいな」と流出を心配する声が寄せられている。 一方、「人的補償取れるなら逆に補強になると思う」、「ホークスに獲られるならまだ救いがある、見込みのある選手が何人かプロテクト漏れしそうだし」、「投打どちらも人的の選択肢は広そうだし、引き抜かれるのは損ばかりでは無いのでは」と、流出後の展開を期待する声も多数挙がった。 又吉は権利取得当初の報道では人的補償が不要なCランク選手と伝えられていたが、オフシーズンに入ってからは一転して補償が得られるBランク選手であると報じられている。そのため、中日は仮に又吉がソフトバンクに流出しても、人的補償選手の選択次第では戦力アップも見込めると考えているファンは少なからずいるようだ。 「今季の中日はチーム打率(.237)、本塁打数(69本)がどちらもリーグ最下位と打力不足に苦しんだチーム。打線のテコ入れを図りたいのであれば、ポテンシャルはありながらも一軍に定着できていない打者が28名のプロテクト枠から漏れていれば狙う価値はあるでしょう。ファンの間では、2018年に22本塁打を放ちながら翌年以降はくすぶっている上林誠知などはプロテクト外ならかなり魅力的な人材だと期待する声も多数挙がっています。一方、又吉の代役としてリリーフをもらいたいと考えた場合は高橋純平(通算56登板)や松本裕樹(同87登板)など、一軍の実績はありつつも絶対的な存在ではない投手がプロテクト漏れしていれば獲得を検討する価値もあるのではないでしょうか」(野球ライター) ソフトバンクだけでなく、阪神やDeNAも獲得調査に動いていると伝えられている又吉。一部からは「移籍するなら1番補償が期待できるソフトバンクを選んでほしい」という声も挙がっているが、今後の又吉の動向にも注目が集まりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年11月04日 20時30分
中日、又吉・祖父江のFA残留が決定的に? キャンプ報道で映った姿が話題、立浪政権始動よりも注目された変化とは
10月29日に中日の新指揮官に就任することが発表された立浪和義新監督。11月4日、同日に二軍本拠地・ナゴヤ球場でスタートした秋季キャンプに合流したと複数メディアが報じた。 >>中日、立浪氏への監督要請報道に「ドラフトは布石だったのか」の声 ファンを驚かせた異例の指名戦略、新体制移行の前兆だった?<< 報道によると、この日監督就任後初めて選手と顔を合わせた立浪新監督は、練習開始前に選手を集め「来年への戦いは今日から始まっている。今まで外から見てきてたくさん気づいたことはあるが、しっかりと勝つために、一軍に上がるためレギュラーを取るため目的意識を持ってスタートしたい」と訓示。また、「ドラゴンズの選手はしっかりあいさつができるな、と思われるように。そこもしっかり徹底してください」と、グラウンド内外で礼節を欠かさないよう求めたという。 立浪新監督の訓示の後、片岡篤史二軍監督、西山秀二一軍バッテリーコーチ、中村紀洋一軍打撃コーチ、山井大介二軍投手コーチ、森野将彦一軍打撃コーチ、中村豊二軍コーチ、大西崇之一軍外野守備走塁コーチの順番でそれぞれ就任のあいさつをしたという中日首脳陣。今季5位からの巻き返しを図る来季に向け、まずは26日までの秋季キャンプで選手たちを指導していく予定となっている。 立浪新監督の合流報道を受け、ネット上には「いよいよ立浪政権が本格始動してワクワクしてきた」、「今季はとにかく打てなかった(チーム打率・得点数共にリーグ最下位)から、首脳陣はまず打力を徹底的に鍛えてくれ」、「まずは挨拶からしっかりっていうのはいいな、基本的なところから1つずつチームを変えていってほしい」と今後に期待する声が寄せられている。 一方、それを上回る勢いで「又吉も祖父江もひげ剃ってるな…ということは?」、「又吉と祖父江のひげが消滅してるけどもしかしてどっちも残留か?」、「どちらもきっちり身だしなみ整えてるってことは流出なしって考えて大丈夫かな」と、チームに所属する又吉克樹、祖父江大輔の名を絡めたコメントが挙がった。 立浪新監督は来季以降に向けた意識改革の一環として、秋季キャンプ開始前に選手らに茶髪、長髪、ひげの禁止を通達したことが伝えられている。又吉、祖父江はこれに従ってひげを剃ったものとみられるが、これを受けた一部ファンの間では今オフの残留を予想する声が高まっているようだ。 「又吉、祖父江はどちらも今季中に国内FA権を取得しましたが、又吉は『66登板・3勝2敗33ホールド8セーブ・防御率1.28』、祖父江も『55登板・1勝2敗19ホールド5セーブ・防御率2.59』と結果を残したことから、今オフ権利行使ならどちらも争奪戦になると目されている投手。ただ、4日の報道で各メディアが伝えた映像・写真を見ると、どちらもひげをきっちりそり落とした状態でキャンプに参加していました。そのため、立浪新監督の意向に従ったということは来季以降も中日で戦う考えなのではないかと権利不行使を期待している声は少なからず挙がっています」(野球ライター) どちらもチームのブルペンには必要不可欠な人材で、立浪新監督も直接交渉して慰留に努める方針だという又吉、祖父江。“ひげ消滅”は残留意向の表れなのか、今後の展開も注目を集めそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年07月07日 13時25分
元阪神・藤川氏、引退の松坂に「心が落ち着いた時にまた改めて…」 苦悩の末の決断に複雑な心境吐露、他OBからも惜しむ声相次ぐ
これまで西武(1999-2006,2020-)、ボストン・レッドソックス(2007-2012)、ニューヨーク・メッツ(2013-2014)、ソフトバンク(2015-2017)、中日(2018-2019)でプレーし、日米通算で「376登板・170勝108敗3ホールド2セーブ・防御率3.53」という数字を残しているプロ23年目・40歳の松坂大輔。7日、その松坂が今季限りで引退することを西武が発表した。 球団はこの日、公式サイト上で「松坂投手は今シーズン限りで現役を引退することとなりました。本件につきまして、会見の日時などは現時点では決まっておりません。決まり次第、お知らせいたします」と発表。また、「大輔は現在、体調面、精神面でも決して万全とは言えない状況です。ただ、体調面、精神面が回復した段階で会見という形で、皆さまの前で本人から気持ちを話すことができると思います」という渡辺久信GMのコメントも掲載されている。 引退を伝える報道によると、松坂は右手のしびれを和らげるため昨年7月5日に受けた「脊椎内視鏡頸椎手術」からの回復が思わしくなく、特に中指はほとんど感覚がなくなっていたとのこと。今年5月のブルペン投球では右打者の頭部付近に球が抜けたといい、その後の治療でも改善の兆しが見えなかったことから、今月7日までに渡辺GMに引退を申し出たという。 >>西武・松坂、引退後の指導者転身は拒否? 渡辺GMはアドバイザー職打診で流出阻止の構えか<< 松坂の引退を受け、現役選手や複数の球界OBが自身のツイッターを通じコメントしている。中日・又吉克樹は、「引退報道が出てびっくりです 短い間でしたが松坂さんと、一緒に野球をやれたのは人生の宝物です」と投稿。2018~2019年にかけ共にプレーした松坂に感謝を述べた。 元巨人・上原浩治氏は、「ついに来たか…誰もがいずれ引退はするけど、やっぱり寂しいなぁ 解説者、メディアの立場から、現役の大輔のピッチングを見たかった 周りからの目、手術など、想像が出来ないくらい大変だったと思うね 高卒、大卒で立場が違うって思いながら、いろいろ比べられたなぁ おつかれ!」とコメント。1998年ドラフトで1位指名を受けた者同士として、周囲から比較された日々を振り返りつつ、今季まで現役を続けた松坂を労った。 松坂と同じ1980年度生まれ、いわゆる“松坂世代”の1人である元阪神・藤川球児氏は、「松坂選手の引退については 彼の心が落ち着いた時にまた改めて、、」と投稿。心身両面で万全ではない松坂の心情を思いやった。 松坂の決断を受け、ネット上にも「高校時代からずっと応援してた選手の引退は寂しい、本当にお疲れ様でした」、「甲子園春夏連覇、ルーキー最多勝(16勝)、WBC連続MVP(2006,2009)と伝説的なキャリアだったと思う、今まで楽しませてくれてありがとう」、「今の状態がどうかは分からないけど、最後にもう1度一軍で投げるところを見たい」といった反応が寄せられている。 球界に大きな衝撃をもたらしている松坂の引退。具体的日時は不明だが開催は濃厚な引退会見の席上で、本人はどのような言葉を語るのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について埼玉西武ライオンズの公式サイトよりhttps://www.seibulions.jp/又吉克樹の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/mata11katu上原浩治氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/TeamUehara藤川球児氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/kyuji22fujikawa
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スポーツ 2021年03月05日 21時50分
中日・大野の開幕回避に「色んな思惑があるんやろ」球界OBの指摘に反響 調整遅れ以外に考えられる要因とは
昨季「60勝55敗5分・勝率.522」でセ・リーグ3位となり、8年ぶりにBクラスを脱出した中日。今季開幕投手がエース・大野雄大ではなく福谷浩司に決まったと5日、複数メディアが報じた。 報道によると、チームを率いる与田剛監督は同日取材に応じ、この日福谷に26日の開幕戦・広島戦で先発を任せると直接伝えたとのこと。一方、大野を指名しなかった点については「間に合えば行かせていたが、準備が間に合わない」と、調整遅れが生じていることが理由と語ったという。 自身初の大役を任されることとなったプロ9年目・30歳の福谷は、昨季「14登板・8勝2敗・防御率2.64」といった数字を残した投手。ただ、昨季開幕投手の11年目・32歳の大野は「20登板・11勝6敗・防御率1.82」で沢村賞にも輝いたため、ファンやメディアの間では今季も開幕投手を務めるとの見方が圧倒的だった。 >>中日、今季はメモリアルイヤーも優勝する気ナシ? 主力のスロー調整は若手育成にも悪影響か<< 福谷の開幕投手決定を受け、複数の現役・OBが自身のSNSを通じコメントしている。中日のプロ8年目・30歳の又吉克樹は、同日自身の公式ツイッターに投稿。1990年度生まれの同級生である福谷を「おめでとう」と祝福した。 一方、同日に自身の公式ツイッターに投稿した元ソフトバンク・斉藤和巳氏は「誰もが大野雄大と思ってたもんなぁ。色んな思惑があるんやろな」とコメント。首脳陣が福谷を開幕投手と決めたのには複雑な事情があるのではとの見方を示している。 今回の一件を受けて、ネット上にも「てっきり大野だと思ってたから福谷決定って聞いてびっくり」、「大野は今季初の実戦登板(2月27日対阪神戦・2回3失点)で打ち込まれてたから、その点を首脳陣も不安視したのかな」、「焦って調整して故障するリスクを考えたら回避でも仕方がない」といった反応が多数寄せられている。 同時に、「でも福谷と広島の相性を考えるとむしろこの方がいい気もする」、「敵地での開幕戦より、2カード目の本拠地開幕の方が大野のシーズン初登板にふさわしいと考えてるのかもしれない」、「2カード目以降は巨人、阪神と大野には好相性のチームが続くし、調整がさらにずれ込んでも対応できるように開幕から外したのでは?」といった、福谷起用の意図を推測するコメントも複数見受けられた。 「大野は昨季沢村賞、最優秀防御率、最多奪三振(148個)に輝きましたが、同時に投球回数(148.2回)、完投数(10)、完封数(6)もリーグトップに。フル回転による疲労を考慮し今年はキャンプからスロー調整を続けていますが、首脳陣は開幕までに状態が仕上がる可能性は低いと考えたようです。ただ、開幕戦の相手である広島との相性を考えると、大野が昨季『4登板・1勝2敗・防御率3.46』と苦戦した一方、福谷は『3登板・2勝0敗・防御率0.47』と好相性のため、このあたりの兼ね合いを考慮した可能性はあります。また、本拠地開幕カードとなる2カード目の巨人戦、ならびに3カード目の阪神戦をにらみ、昨季どちらの球団にも分が良かった大野(対巨人2勝2敗・防御率1.32/対阪神2勝2敗・防御率1.51)をあえて温存したという見方もできそうです」(野球ライター) 福谷本人も「言われたときはびっくりしました」と語ったことが伝えられている今回の一件。首脳陣の決断は果たして吉と出るのだろうか。文 /柴田雅人記事内の引用について又吉克樹の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/mata11katu斉藤和巳氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/kazumi_saitoh
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