中野拓夢
-
スポーツ 2023年08月22日 14時30分
阪神・中野、突然SNS削除?「一体何があった」ファン困惑 今季はチーム・個人ともに絶好調
2021年のプロ入りから阪神でプレーするプロ3年目・27歳の中野拓夢。その中野が自身の公式インスタグラムアカウントを削除したとして話題を呼んでいる。 中野のインスタアカウントはこれまで約16.7万人のフォロワーがいたが、21日午後3時30分ごろまでに投稿が閲覧できない状態に。22日14時現在も、ホーム画面は「このページはご利用いただけません。リンクに問題があるか、ページが削除された可能性があります」と表示される状態になっている。 これを受けた阪神ファンの間では「え? 中野のインスタ消えた?」、「突然アカウント消すって一体何があったのか」、「削除する理由が分からない、今年は成績もいいのになぜ?」、「特に誹謗中傷受けるようなこともしてないはずだけど…」といった困惑の声が多数上がっている。 >>阪神・佐藤のスタメン落ちに「懲罰では」の声 岡田監督は前日の三振に激怒? 中盤戦まで途中出場せず<< 今季の中野は主に「2番・二塁」でスタメン起用され、22日試合前時点では「110試合・.296・2本・34打点」と好成績をマークしている。また、チームも現在セ・リーグ首位、優勝マジック「26」も点灯中と、2005年以来のリーグ制覇へ向け快走中。加えて、物議を醸すような危険・怠慢プレーも特には犯していないため、なぜアカウントを消したのか首を傾げているファンも多いようだ。 「ファンを心配させている中野ですが、侍ジャパンの一員としてWBCを制した3月下旬ごろを最後に、今季はほとんどインスタ投稿を行っていませんでした。そのため、今後ももう使うことはないと判断して削除に至った可能性はあります。また、現在の中野はチームの優勝のみならず、個人としても最多安打のタイトル(現在130安打、1位とは4本差)がかかっている状況ですので、SNSとは距離を置き、より野球に集中したいという思いがあったとしても不思議ではないのでは」(野球ライター) 不動の2番打者として欠かせない戦力になっている中野だが、このままチーム・個人の目標を達成できるのかは要注目だ。文 / 柴田雅人記事内の引用について中野拓夢の公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/takudream1/
-
スポーツ 2023年07月06日 11時00分
死球骨折の阪神・近本、早期復帰? 二軍で練習再開、NPB側も球宴出場に含みか
早期復帰か? 7月5日、オールスターゲームの監督選抜選手が発表された。その流れで、こんな質問が出た。 「球宴に選ばれた選手の中にはケガで一軍登録を抹消されている選手もいますが?」 NPBの担当職員に各メディアがそう聞いた。なぜ、こんな質問をしたかと言うと、巨人・坂本勇人、オリックス・森友哉、そして、2日の右脇腹にデッドボールを食らい、右肋骨を骨折した近本光司の復帰時期が分からないからだ。 >>阪神・近本の死球で巨人・高梨投手が再炎上 猫の写真投稿に「煽ってる」批判、疑問の声も<< 近年、球団は選手のケガの具合や復帰時期について明確な説明をしてくれなくなった。「コンディション不良」と言うだけだ。主力選手のケガの具合は“企業秘密”みたいなもの。詳細を説明しなくなった理由も分からなくはない。 NPB職員がケガの状態を知るはずもないのだが、球宴にも選ばれた以上、阪神は近本の診断結果をNPB事務局に伝えなければならない。「復帰の時期を探るヒントになれば」と思い、質問したのである。 NPB職員からは意外な言葉が返ってきた。 「まだ(辞退の)連絡はありません」 「連絡ナシ=球宴出場」とは解釈できないが、7月5日、マツダスタジアムでの広島戦が始まる前、こんな情報も飛び込んできた。 「同日、鳴尾浜の二軍施設に近本が来たんです。通常メニューではありませんでしたが、トレーニングウェアに着替え、体も動かしていました」(在阪メディア) 肋骨の骨折ともなれば、ちょっと体が揺れた程度でも痛みが走るはずだ。 近本はデッドボールを食らった後、守備にも就いている。「球宴出場」は厳しいとしても、早期復帰はあり得るのではないだろうか。 今季12度目の完封勝利となった5日の広島戦を、阪神OBのプロ野球解説者が評していた。 「前日の同カードでは、阪神が苦手とする広島・床田寛樹に抑えられ、5日は広島が苦手とする大竹耕太郎が完封勝利を挙げました。また、近本のいない打線ですが、『島田海吏、中野拓夢』で1・2番コンビを編成しました。前日は中野を1番にしたように、岡田彰布監督は色々とテストしているみたい」 その島田にプロ初アーチが出て、大竹の完封もプロ初。自身が抜てきした選手が活躍し、岡田監督も上機嫌だったが、注目すべき点がもう一つあった。 広島の6番・デビッドソンに対する配球だ。デビッドソンは打率こそ低いが、ホームラン数はチームトップ。このデビッドソンが勢いづいた試合はハイスコアになることも多い。大竹と坂本誠志郎のバッテリーは大胆にも直球メインの配球で3打数無安打2三振に封じ込めたのだ。 「どの球団もデビッドソンに直球メインの配球はやって来なかったはず。おそらく、阪神スコアラーが弱点に気付き、現場に報告したのでしょう」(前出・同) 投打ともに戦力が苦しい中、阪神はフロントと一丸となって、猛追撃を始めた広島を叩いたようだ。近本のプロ根性もスゴイが、この調子で行けば、治療に十分な時間も掛けられそうである。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2023年05月26日 18時55分
ヤクルト・高津監督の中野敬遠「意味無かった」球界OBが苦言 延長失点の元凶と問題視、後続勝負が有利と判断?
25日に行われ、ヤクルトが「4-7」で敗れた阪神戦。ヤクルト・高津臣吾監督に対するラジオ解説・江本孟紀氏のコメントが話題となっている。 >>ヤクルト・青木に先輩が激怒「誰に口きいとんやオラァ!」 宮本氏がベンチ裏の大騒動を暴露、4年後の謝罪エピソードも明かす<< 同戦のヤクルトは9回裏終了時点で「3-3」と互角の勝負を展開していたが、延長10回表に4番手・星知弥が2死一、二塁のピンチを招くと、後を受けた5番手・木澤尚文が2死満塁から大山悠輔に押し出し四球を与え勝ち越しを許す。さらに、直後には佐藤輝明に走者一掃のタイムリーツーベースを許しこの回4失点。その裏に村上宗隆が8号ソロを放つも反撃及ばず敗れた。 江本氏は延長10回の木澤の押し出し四球直後、「これ途中で言いたかった」と前置きした上で、「中野(拓夢)を敬遠しましたよね。あれがあんまり意味なかったんじゃないか」と指摘。高津監督はこの回、2死二塁で打席に入った2番・中野拓夢を申告敬遠で歩かせているが、この采配が失点を招いたのではという見解を示した。 江本氏は続けて「あの中野のところで勝負しとかないと、やっぱりこういうことになってくる。これは結果論じゃなくてね」、「どっちにしろ1点取られたらダメな場面で、(3番)ノイジーと勝負になるわけですからね。そこは持っていき方がどうかなというね」とコメント。つなぎ役の中野を避け、主軸のノイジーと勝負した判断を疑問視した。 江本氏のコメントに、ネット上では「確かになんでわざわざ塁埋めたのかは疑問」、「2番敬遠で3番勝負って考えてみればおかしいよな」、「バット振れてる中野にビビったのでは」、「ノイジーの方が相手しやすいって舐めてた可能性もあるだろ」と同調の声が寄せられた。 「中野敬遠、ノイジー勝負を選択した高津監督の采配ですが、中野は延長10回開始時点で『4打数2安打』とマルチヒットをマーク。一方、ノイジーは『4打数無安打』と沈黙していました。加えて、中野敬遠後に起用する木澤は右打者の内角をえぐるシュートが武器ということも考慮して、好調の左打者・中野よりは不調の右打者・ノイジーの方が抑えられる可能性が高いと判断したのでは」(野球ライター) 高津監督の采配が裏目に出た形のヤクルトは、1分けを挟んで今季2度目の7連敗。一方の阪神は今季2度目の5連勝で首位の座をがっちりキープしている。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2023年03月13日 20時45分
元巨人・上原氏、WBC投稿への批判に怒り「面倒くさい人たち」 チェコ戦の感想を“中野貶し”と曲解された?
野球解説者・上原浩治氏(元巨人他)が13日、自身の公式Twitterに投稿。一部ファンへの不満をあらわにして話題となっている。 上原氏は同日午前9時ごろに自身のTwitterに投稿。「ちょっと面倒くさい人たちが絡んでくるので…なんか中野選手を批判してるみたいな」、「エラーしてもチームが勝ってホッとしてるのは、本人だという意味なのに ヒットが出てホッと ホームランが出てホッと 何で捻くれて絡んでくるんだろうか」と、侍ジャパン・中野拓夢を批判していると一部ファンに勘違いされていると不満をにじませた。 上原氏は11日に行われ侍ジャパンが「10-2」で勝利したWBC1次ラウンド・チェコ戦後、自身のTwitterに「とりあえず良かった、と思える試合」、「村上選手に1本出たし…牧選手に1発…山田選手がスタメンで…中野選手に失策が出たけど勝った」などと感想を投稿。これに対し、一部からは「なぜ中野1人だけミスに触れてるのか」、「中野のこと嫌いなんですか?」といったリプライが寄せられていた。 >>WBC、森保監督始球式で一部客に「日本の恥」と批判! 中継カメラに映った問題行動が物議<< 上原氏の投稿を受け、ネット上には「なんか変なケチつけられてて可哀想」、「2日前の投稿は別に普通の内容にしか見えないんだけど」、「中野がエラーしたのは事実なのに不憫すぎないか」、「ただ感想呟いただけでこんな難癖つけられるとかたまらんな」といった同情の声が寄せられた。 チェコ戦で侍ジャパンは試合開始直後の1回表2死二塁、中野が遊ゴロを一塁に悪送球するエラーを犯したことでチェコ側に先制を許している。これ以外に相手の得点につながるようなエラーはなかったが、中野のミスだけを取り上げているという捉え方をされたことは上原氏にとって心外だったようだ。 投稿内容を曲解されたと嘆いた上原氏だが、昨年2月にも『サンデーモーニング』(TBS系)内での発言を誤って受け取られたと怒りをあらわにしている。上原氏は同月20日の放送の中で、前日に163キロをマークしたロッテ・佐々木朗希の能力を絶賛。その後、自身は現役時代最高148キロだったとした上で、「僕はスピードでは勝負できないのでコントロールで勝負するってとこですね」と球速よりも制球を重視していたとコメントした。 その後、上原氏は同日夕方に自身のTwitterに投稿。同日に『Yahoo!ニュース』に掲載された、前述の番組内発言を伝える記事に寄せられた「自分の方が凄いとみんなに思わせたかったのかな」といった内容のコメントのスクリーンショットを添付した。その上で「こんなコメント…悔しいです。一言も言ってないことが、勝手にその人でニュアンスを変えられる」と不満をにじませている。 一部ファンから中野をおとしめているとされた今回の投稿についても、そのような意図はないともの申さずにはいられなかったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式Twitterよりhttps://twitter.com/TeamUehara
-
スポーツ 2022年11月09日 11時30分
阪神・岡田新監督が秋季キャンプで苦悩! 新二遊間コンビ決まらず、WBC次第では見切り発車もあるか
岡田彰布監督がレギュラーを固定できるのは、来季中盤ではないだろうか。 11月8日、阪神・秋季キャンプ第2クール4日目。午前11時過ぎから始まった守備練習(シートノック)を見て、そんなことを感じた。岡田改革の一つに“二遊間の守備強化”があった。関西系メディアやローカルTV局に出演する際、「守備位置を固定する」と話していたが、具体的な選手名は挙げていない。 >>阪神トレード加入の渡邉、二塁奪取は絶望的か 岡田新監督は期待も致命的問題、新庄監督は愛想尽かした?<< 「フェニックスリーグに行っている選手もいるし…」 甲子園球場での秋季練習中、中堅以上の主力選手しか見ていないことを理由に挙げ、明言を避けてきた。 しかし、フェニックスリーグに参加していた若手が合流した秋季キャンプに入っても、岡田監督は沈黙を守ったままなのだ。 「秋季キャンプ前、ショートの新レギュラー候補に小幡竜平を推す声がありました。岡田監督の元にもフェニックスリーグでの活躍ぶりが報告されていました」(在阪記者) 第2クール4日目のシートノックを見ても、期待の大きさが窺えた。 ショートでノックを受けていたのは、小幡と木浪聖也の2人。小幡が先で、木浪が2番目だった。大学、社会人を経てプロ入りした木浪の方が出場試合数は圧倒的に上だが、先にノックを受ける方がレギュラー扱いされるものだ。 だが、キャンプ2日目(11月3日)のこと。岡田監督は木浪を指して、「けっこう強いな、肩。それはちょっと再発見やな。思っている以上に…」と、褒めていた。 それを伝え聞いた木浪は「試合に出たい(気持ち)が一番」と、素直に喜んでいた。 「秋季キャンプ前、木浪はセカンドにコンバートされる予定でした。岡田監督が『肩の強さ』に気づいて、以後、ショートに回されたんです。矢野(燿大)監督の時代、中野拓夢にショートのレギュラーを奪われてしまいましたが。木浪はセカンド、ショートのどちらでも構わないから試合に出たいと思っています」(関係者) ノックの順番では“控え”だが、主に二軍首脳陣が推す小幡を差し置いて、木浪がショートのレギュラーに返り咲く可能性もある。 また、21年盗塁王の中野だが、こちらもセカンド転向が伝えられている。現在は侍ジャパンのメンバーとしてチームを離れているが、5日の日本ハムとの強化試合では「二塁手」で出場した。「岡田監督が大事にしているのは“二遊間の呼吸”です」(前出・同) ショートの小幡は動かさないとして、「小幡・中野」「木浪・中野」「小幡・木浪」のどのコンビがベストなのかを見た後で、レギュラーを決定させるのではないだろうか。 「来年春のWBCに中野が招集されたら、二遊間コンビは決まらず、見切り発車となるかもしれません」(前出・在阪記者) シートノック中、岡田監督は三塁ライン付近に立ち、ジッと考え込んでいた。担当記者団とのフリートークでは外国人選手の獲得についても語っていたが、「2023年のチーム像」はイメージできていないようだった。(スポーツライター・飯山満)
-
-
スポーツ 2022年03月31日 18時30分
阪神・中野に「恥ずかしくないのか」怒りの声 前日のプレーもやり玉に? 失点招いた致命的ミスに矢野監督も呆れ
30日に行われた阪神対広島戦。「3-8」で阪神が敗れたが、試合結果以上に話題となったのがプロ2年目・25歳の中野拓夢、6年目・27歳の大山悠輔の拙守だった。 中野は「7番・遊撃」、大山は「5番・三塁」で先発したが、まず手痛いミスを犯したのが中野。「1-2」と阪神1点ビハインドの6回裏2死一、三塁の場面で、打席の末包昇大が放った平凡なゴロをトンネル。三走の生還を許す痛恨のタイムリーエラーとなった。 大山が失策を喫したのは、「1-6」とビハインドが5点に広がった8回裏1死二塁の場面。大山は松山竜平が放ったボテボテの三ゴロを一塁にランニングスローしたが、一塁手・マルテの頭上を大きく越えカメラマン席に飛び込む悪送球に。規定により打者走者・二塁走者に2個の安全進塁権が与えられたため、これも失点につながるプレーとなった。 >>阪神サヨナラ負けで「スアレス」がトレンド入り、衝撃展開に矢野監督も激怒? またも勝ち潰したケラーに批判<< 阪神は前日まで12球団で唯一無失策が続いていたが、この日は相次ぐ失策で不用意な失点を重ねる形に。矢野燿大監督もかなり不満だったようで、試合後には「(中野)拓夢は下がって捕っているわけだし。(大山)悠輔だってね、しっかり投げればっていうところがあるんで。言い訳にはならない」と両名に苦言を呈したことが伝えられた。 中野、大山の守備ミスを受け、ネット上には「三遊間が揃ってこんな凡ミスしてたら勝てるわけないわ」、「攻めた結果ならまだ擁護できるが、両方とも簡単な打球をエラーにしてるからタチが悪い」と呆れ声が寄せられた。一方、「大山はともかく、中野は昨日ミスやらかしたばかりだろ」、「昨日は捕りこぼし、今日はトンネルって酷すぎて言葉が出ない」と、前日の中野のミスを蒸し返すコメントも多数みられた。「中野は29日の広島戦・9回裏無死一塁の場面で、タイミング的にはアウトだった捕手・坂本誠志郎の二塁送球を落球。これにより無死二塁とピンチが広がり、結果チームは逆転サヨナラ負けを喫しています。29日の落球はエラーこそ記録されていませんが、30日の試合でも手痛いミスを犯したことで、『2日連続で同じ失敗を犯している』と憤っているファンは少なくないようです。この2日間のミスを見る限りでは、捕球後のプレーに気を取られ捕球がおろそかになっているような印象がありますので、守備を安定させるためには打球を丁寧に捕球することを最優先にプレーする必要があるのかもしれません」(野球ライター) 打撃では打率「.286」とここまではまずまずの数字を残している中野。打撃で高めた評価を落とさないためにも、守備面で奮起が求められているといえそうだ。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2021年10月30日 17時30分
阪神・中野、盗塁王確実も手放しでは喜べない? チーム躍進を支える裏で目立った深刻な課題とは
1992年の再来。幾度となくそのフレーズが聞こえた今シーズン。優勝こそならなかったものの、阪神タイガースの躍進は見事だった。そして、あの「亀新」フィーバーに揺れた29年前の様々な出来事が掘り起こされ、今季の躍進に重ねられたことも事実だった。 最終盤までのペナントを争うデッドヒート、驚異の新星の登場、安定感を増した投手陣…、外国人選手の奮起・・・。 その中で、「遊撃手の新人・レギュラー定着」も29年前に重なる。1992年、ルーキー久慈照嘉はあのペナントレースで主力として戦い抜き、名遊撃手としての道を歩み始めた。時を経て2021シーズン、ショートのポジションを掴んだのは、こちらも新人で売り出し中の中野拓夢だ。 今季は開幕戦から出場を果たし、シーズン序盤からショートの定位置を手にした。そして、途中からは2番に定着、犠打数もリーグトップを記録するなど、小技での繋ぎでも存在感を放っている。現代野球において、2番打者はスラッガーなどの強打者が幅を利かせている打順。中野はかつて時代の常だった「小技・俊敏さ」を武器とし、近本光司とともに猛虎打線の切り込み役を担っている。 盗塁王(30個)をほぼ手中に収めるなど、1年目でのタイトルホルダーという偉業も目の前だ。さらに、ルーキー豊作と言われる今シーズン、同僚の佐藤輝明や伊藤将司、広島の栗林良吏、DeNAの牧秀悟等とともに、例を見ないほどの激戦の新人王争いとなっているが、中野も十分権利を有している。 一方で、守備面でも高い評価を受けているものの、失策17個と、12球団最多の数字となっている。打球の質も様々であり、幅広くカバーしなければならない遊撃というポジションとは言え、フィールディングの更なる安定度が求められる。 チームはペナントには届かなかったが、戦いはまだ終わっていない。来月6日から始まるポストシーズンでも、打線を牽引する役割が求められる。ペナントレース同様、クリーンアップへの繋ぎや、俊足・巧打でのチャンスメイクがどれだけ見られるかが、頂点へ上り詰めるためのポイントとなるだろう。 歴代、タイガースのショートストップは小技を前面に押し出して活躍するイメージが強い。新しい時代も伝統を受け継ぎ、中野拓夢がその足で、さらに内野の要として、攻守でチームの原動力とならなければならない。そして、29年前とは違う物語のシナリオを、ルーキー中野拓夢も演じる主役の一人だ。(佐藤文孝)
-
スポーツ 2021年09月14日 19時30分
阪神首脳陣は中野を「教育せなアカン」 金村氏が“ミス上等”のプレー態度に苦言、リーグ最悪の守備にファンもため息
野球解説者の金村義明氏(元近鉄他)が、13日放送の『上泉雄一のええなぁ!』(MBSラジオ)に生出演。阪神ドラ6・25歳の中野拓夢に苦言を呈しネット上で話題となっている。 >>阪神・藤浪、死球の衝撃音が敵ベンチまで響いた? 上田氏が見た衝撃の光景にファンも恐怖「聞いてるだけで脂汗出る」<< 今回の番組で金村氏は9月に入り「5試合・.000・0本・0打点」とノーヒットが続いていたドラ1・22歳の佐藤輝明が、10日にプロ入り後初めて二軍降格となった話題についてトーク。佐藤は二軍でも12日終了時点で「3試合・.083・0本・0打点」とサッパリだが、金村氏は「ファーム(の試合)も見てるけど、まだ(ボールを捉える)ポイントが近いしなあ…」と、まだミートポイントが近く速球に差し込まれていると不安要素を指摘した。 その話の流れで、金村氏は「佐藤の方が泣きそうな顔してるし、中野の方が人を食ったような顔してるもんな」、「(中野は)ほんとエラーしても知らん顔してるしなあ」と発言。不振にあえいでいる佐藤に比べ、ドラフト同期の中野はミスなどを気にしているような様子は見られないと指摘した。 ただ、金村氏は続けて「昨日も横浜行って(阪神対DeNA戦を解説して)て、中野なんかホームにワンバウンド(の返球)放っても知らん顔してるもんな。(首脳陣は)あれ一回、やっぱり教育せなアカンな」とコメント。中野は12日の同戦6回裏無死満塁で、DeNA・大和の遊ゴロを本塁へワンバウンド送球し併殺崩れでの出塁を許しているが、こうした軽率なプレーを気に留めない点については首脳陣が改善を指導していくべきだと主張した。 金村氏の発言を受け、ネット上には「確かに中野の守備はまだまだ軽い印象がある、エラーもリーグワーストレベルにかさんでるし」、「DeNA戦の送球は普通に投げてれば十分併殺取れた、そうなればタイムリー打たれた桑原(将志)に回ることも無かった」、「せっかくの打撃がかすむからもう少し丁寧にプレーしてほしい」といった同調の声が寄せられている。 「今季の中野は12日終了時点で規定打席に到達しており、『102試合・.280・1本・28打点』とチーム2位(リーグでは16位)の打率をマークしています。一方、守備ではリーグ最多の14エラーを記録しており、12日のDeNA戦で見せたワンバウンド送球など記録に残らないミスもしばしば。打撃ではある程度安定感を維持しているだけに、守備でも堅実なプレーを見せてほしいと願うファンは少なくないようです」(野球ライター) 12日終了時点で「61勝45敗4分・勝率.575」で首位を走るチームを遊撃レギュラーとして支えている中野。今季は残り33試合と佳境に入りつつあるが、今後地に足のついたプレーをどれだけ見せることができるのだろうか。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2021年06月15日 20時30分
首位独走中の阪神、次カードの巨人戦は「普通にやれば勝てる」 下柳氏の見解に賛否、惨敗続きの天敵撃破は苦戦必至?
14日放送の『キャスト』(ABCテレビ)に、野球解説者の下柳剛氏(元阪神他)が生出演。番組内での発言が、ネット上の阪神ファンの間で物議を醸している。 番組で下柳氏は日本ハム(8~10日)、楽天(11~13日)に6連勝を飾り、交流戦を「11勝7敗・勝率.611」の全体2位で終えた阪神についてトーク。交流戦を5割で乗り切れば御の字と考えていたといい、「すみませんでした。(これほどの)力があるとは思いませんでした」と予想以上の好成績に驚いたと語った。 その中で、下柳氏は交流戦明け最初のカードとなる巨人戦(18~20日)の展望を語る。今季の阪神は13日終了時点で巨人相手に「5勝4敗」とほぼ五分の勝敗だが、下柳氏は「(先週は)6連勝。だから普通にやれば勝てる、今の阪神なら」、「力むことなく、普段通りの野球をしていれば勝ち越せる」と現状では負け越すような要素は見当たらないと主張した。 また、下柳氏は巨人戦に向け自身が注目している選手として、ドラ6ルーキー・24歳の中野拓夢を挙げる。下柳氏は中野がリーグトップの13盗塁(盗塁成功率.929)と高い走力を発揮している点に着目し、「まだ1回しか失敗してないし、最初レギュラーじゃなかったのに今(盗塁数は)トップ。次のカードも楽しみですね」と巨人戦でも足でチームに貢献することを期待した。 >>元阪神・江夏氏に「二度と解説聞きたくない」ファン激怒 負傷交代の中田を「練習不足」と切り捨て批判相次ぐ<< 下柳氏の発言を受け、ネット上には「今の巨人はなんか落ち目だし余裕で勝ち越せそう」、「交流戦では明暗が分かれたし、リーグでも調子の差で圧倒できるのでは」、「中野が2番で足攻を仕掛けて、マルテ、大山(悠輔)、佐藤(輝明)で返すパターンを徹底できるかが鍵になりそう」といった反応が多数寄せられている。 一方、「下柳さんは阪神の巨人アレルギーを甘く見過ぎ」、「今まで何度も『3タテ待ったなしや!』ってところから巨人にボコボコにされてるから信用できない」、「中野は巨人戦ほとんど打ってないから、むしろスタメンを外すべきだと思うんだが…」といった否定的なコメントも複数見受けられた。 「今季の阪神はここまで巨人にわずかながら勝ち越していますが、2012年から昨シーズンまで9年連続で負け越し中(同期間は通算81勝131敗9分)。ビジターでは『40勝69敗2分』、ホームでも『41勝62敗7分』と大きく負け越しています。下柳氏は阪神が交流戦2位で現在6連勝中であること、巨人が交流戦9位(7勝8敗3分)で先週も『2勝3敗1分』と今一つなことから阪神が極めて有利とみているようですが、積年の苦手意識が出て負け越し、3タテを食らってしまうのではと不安を募らせているファンは少なくないようです。また、注目選手に挙げた中野についても対巨人戦の成績が『.095・0本・0打点・2安打・0盗塁』と全く振るっていないことから、次カードで活躍する可能性は乏しいという見方もされています」(野球ライター) 現在2位の巨人には7ゲーム差をつけている首位阪神。一部からは「仮に3タテされてもまだ4ゲーム差あるから問題ない」という声も挙がっているが、間近に控える首位攻防戦は果たしてどのような展開になるのだろうか。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2021年06月02日 15時30分
阪神・中野は「プレーに誠実さが無い」谷沢氏ら球界OBが苦言 矢野監督もため息のミス連発、ライバル復帰後は立場を失う?
野球解説者の斎藤雅樹氏(元巨人)、谷沢健一氏(元中日)が、1日放送の『プロ野球ニュース 2021』(フジテレビONE)に生出演。阪神のドラ6ルーキー・24歳の中野拓夢のミスに苦言を呈した。 今回の番組で斎藤氏と谷沢氏は、同日に行われオリックスが「5-2」で勝利した阪神対オリックスの一戦を解説。その中で、攻守でミスを連発した中野に厳しい言葉を投げかけた。 同戦に「2番・遊撃」で先発した中野は、初回無死二塁のチャンスでバントを決められず空振り三振に倒れ、チームはこの回得点を挙げることができず。さらに守備では「2-2」と同点で迎えた8回表1死一塁の場面で遊ゴロを捕球後二塁へ悪送球。併殺を奪えず1死一、二塁となった後、チームは3失点を喫し試合に敗れている。 斎藤氏は中野のバントミスについて、「初回のバントミス(の場面)は、しっかり決めないといけない球ですよね。2番を打ってるわけですから、こういう仕事ができないと(いけない)。(今日は)仕事ができてませんよね」と発言。打者を先の塁に進める役割が求められる2番で起用されている以上、バントはきっちりと決めないといけなかったと苦言を呈した。 また、8回の悪送球に対しては「ダブルプレーが一番いいんでしょうけど、なんとか一つしっかりアウトを取ってほしかったなと思います」とコメント。理想は併殺、最低でも一、二塁のどちらかでアウトを取らないといけない場面だったと主張した。 斎藤氏の後に話を振られた谷沢氏は「(今日の中野は)プレーに誠実さがないよね」とした上で、「阪神は今糸原(健斗)選手が故障で休んでますけど、中野選手はレギュラー獲ったと思ったらダメだよね」と発言。阪神はレギュラー内野手・糸原が下肢のコンディショニング不良により5月19日から一軍離脱中だが、中野はライバル不在で気が緩んでいるのではないかと指摘した。 >>巨人・戸郷のお立ち台コメントに阪神ファン激怒「喧嘩売ってるのか」 ペナント争いよりも日シリが大事?<< 斎藤氏、谷沢氏の発言を受け、ネット上には「今日は戦犯と言われても仕方ないくらい精彩を欠いてた」、「2番ショートというポジションを考えると、斎藤さんから仕事してないって言われるのも仕方ない」、「バントは少ない、エラーは多いのでは話にならない。本人は誠実にプレーしてるんだろうがもっと安定感を高めてほしい」、「ライバル不在で立場固めるチャンスなんだから、今結果出してアピールしとかないと後々響くぞ」といった反応が多数寄せられている。 「中野は今季『.290・1本・12打点』とここまでは3割近くの打率を残していますが、その一方で犠打は1つ記録したのみ。また、失策数は8個でセ・リーグワーストの数字となっています。打撃では光るものを見せているだけに、小技や守備で安定感を欠く現状をもったいないと感じているファンは少なくないようです」(野球ライター) 試合後、チームを率いる矢野燿大監督も「(敗因は)初回のバントと8回のエラー」と語ったことが伝えられている中野のミス。離脱中の糸原は2日から二軍全体練習に合流したとも報じられているため、今後のプレー次第では一軍復帰後の糸原に立ち位置を奪われる可能性もあるのかもしれない。文 / 柴田雅人
-
スポーツ
阪神・中野、突然SNS削除?「一体何があった」ファン困惑 今季はチーム・個人ともに絶好調
2023年08月22日 14時30分
-
スポーツ
死球骨折の阪神・近本、早期復帰? 二軍で練習再開、NPB側も球宴出場に含みか
2023年07月06日 11時00分
-
スポーツ
ヤクルト・高津監督の中野敬遠「意味無かった」球界OBが苦言 延長失点の元凶と問題視、後続勝負が有利と判断?
2023年05月26日 18時55分
-
スポーツ
元巨人・上原氏、WBC投稿への批判に怒り「面倒くさい人たち」 チェコ戦の感想を“中野貶し”と曲解された?
2023年03月13日 20時45分
-
スポーツ
阪神・岡田新監督が秋季キャンプで苦悩! 新二遊間コンビ決まらず、WBC次第では見切り発車もあるか
2022年11月09日 11時30分
-
スポーツ
阪神・中野に「恥ずかしくないのか」怒りの声 前日のプレーもやり玉に? 失点招いた致命的ミスに矢野監督も呆れ
2022年03月31日 18時30分
-
スポーツ
阪神・中野、盗塁王確実も手放しでは喜べない? チーム躍進を支える裏で目立った深刻な課題とは
2021年10月30日 17時30分
-
スポーツ
阪神首脳陣は中野を「教育せなアカン」 金村氏が“ミス上等”のプレー態度に苦言、リーグ最悪の守備にファンもため息
2021年09月14日 19時30分
-
スポーツ
首位独走中の阪神、次カードの巨人戦は「普通にやれば勝てる」 下柳氏の見解に賛否、惨敗続きの天敵撃破は苦戦必至?
2021年06月15日 20時30分
-
スポーツ
阪神・中野は「プレーに誠実さが無い」谷沢氏ら球界OBが苦言 矢野監督もため息のミス連発、ライバル復帰後は立場を失う?
2021年06月02日 15時30分
-
スポーツ
阪神・矢野監督、注目のルーキーをズバリ「守備だけじゃなく打撃も」 同期や先輩に危機感をもたらすことを期待
2021年02月02日 17時00分
特集
-
少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
-
ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
-
-
Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
-
一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
-
株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分