中畑清
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スポーツ 2020年10月07日 15時30分
巨人・若林、守備妨害を招いた接触に疑惑の目 「また演技したな」ファンの間で物議に、中畑元監督も「上手く転んだ」
6日に行われた巨人対DeNAの一戦。試合は「6-4」で巨人が勝利したが、同戦で巨人・若林晃弘が見せたプレーがネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「4-3」と巨人1点リードの5回表1死一塁で飛び出たプレー。打席のDeNA・ソトが遊ゴロを放ち巨人内野陣は併殺を狙ったが、この回から「3番・二塁」で途中出場していた若林は二塁から一塁へ送球しようとした際、二塁ベース上で一塁走者・神里和毅と接触し転倒。神里はアウトにしたものの、一塁送球はできずソトはセーフとなった。 ただ、このプレーを見た巨人・原辰徳監督は、神里のスライディングが併殺崩しを狙った危険なスライディングではないかと審判団にリクエストを要求。リプレー検証の結果、神里のスライディングは危険度が高く守備妨害に当たると判断され、打者のソトもアウトに。さらに、神里には警告が与えられた。 若林のプレーを受け、ネット上には「これが守備妨害になるのか、神里はベースに向かって普通にスライディングしたように見えたが」、「判定厳しすぎないか?どこがボナファイドに沿ってなかったのか」、「若林に向かって足を上げてるなら分かるがそんなことはしてないしなあ」といった驚きの声が多数寄せられている。 一方、「絶対わざとだろ、普通は走者避けながら一塁に送球するし」、「若林はこないだの阪神戦みたいにまた演技したなこれ」といったコメントも複数見受けられた。 >>巨人・若林に「やり方が汚い」ファン激怒守備妨害を誘った“トリックプレー”に賛否、篠塚氏は「うまく演技してます」<< 「今回の場面では神里はスライディング後に上体を起こしたことで若林と接触していますが、おそらくこの動作が公認野球規則に記載されているボナファイド(正しいスライディング)の基準の1つである『スライディング終了後は(本塁を除き)ベース上にとどまろうとし』という部分に反すると判断されたのだと思われます。ただ、若林は先月17日の対阪神戦でも守備中に自身の左手が一塁走者と接触したプレーが守備妨害と判定されていますが、左手を故意に走路上に出して走者に当てにいったのではと物議を醸しています。こうした経緯があることから、今回の接触についても『狙ったのでは?』と疑いの目を向けるファンは少なくないですね」(野球ライター) 同戦のテレビ中継で解説を務めた元DeNA監督・中畑清氏も「これで(守備妨害が)とれたら若林のファインプレー。うまく転んだよって感じ」とコメントした今回のプレー。試合後の報道では若林のコメントは特に伝えられていないが、意図的なプレーだったのではないかと考えているファンも多いようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年09月06日 17時00分
広島捕手がまさかの方法で二塁進塁を阻止! 敵軍監督は大爆笑、“ダメ元”の判断が生んだ前代未聞の珍プレー
1日にZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ対西武の一戦。試合は「9-1」で西武が勝利したが、同戦で起こった珍事がネット上のファンの間で話題を集めた。 珍事が起こったのは、「8-0」と西武8点リードで迎えた6回表2死三塁の場面でのプレー。この場面で打席に立った西武・山川穂高に対し、ロッテの2番手・永野将司はカウント「2-2」からフォークを投球するもワンバウンドのボールに。これをロッテ捕手・佐藤都志也が取りこぼし、ボールはバッターボックス上の白線の上を転がった。 すると、ボールと白線が同じ色だったためか、佐藤はすぐそばにあるボールを見失いあたりをキョロキョロ。打席の山川も「え?何?」と言わんばかりに佐藤を見ていたが、5秒ほど後に無事にボールを発見し事なきを得た。 相手打者からも不思議そうに見られていた佐藤の姿に、ネット上には「ボール見失って焦ってる佐藤くんかわいい」、「山川もちょっと困惑してて草」といった反応が多数寄せられた。一部では「石原の珍プレーを思い出すな」、「砂をつかんでたら完全に石原の再来だったな」といったコメントも見られた。 コメントで挙がっている石原は、広島に所属する捕手・石原慶幸。今シーズンでプロ19年目を迎えた40歳のベテラン捕手だが、過去に捕球し損ねたボールを見失った際のプレーが話題を集めたことがある。 >>広島・達川元監督がコーチに「相当反省しなきゃ」 阪神・ボーアの“拙守”にファン・OBから苦言、バッテリーにも「不用意」と批判<< 2013年5月7日、マツダスタジアムで行われた広島対DeNAの一戦。当時プロ12年目・33歳の石原は、同戦に「8番・捕手」でスタメン出場。バッテリーを組んだ先発・前田健太(現ツインズ)が「5回4失点」と守備では苦戦したが、打撃では5回に石原がDeNA先発・井納翔一から2号ソロを放つなど活躍を見せていた。 事件が起こったのは、「4-1」とDeNA3点リードで迎えた6回表2死一塁。打席に立っていた井納に対し広島の2番手・久本祐一はカウント「1-0」から直球を投じたが、ボールゾーンに外れたこの球を石原は取りこぼしてしまう。さらに、石原はバッターボックスの白線上に転がったボールを見失ってしまった。 この様子を見た一塁ランナーの石川雄洋は、この間に二塁へ進塁しようとスタートを切るそぶりを見せた。すると、ここで石原は足元の砂をつかみ、まるでボールを握ったかのように見せかけて一塁牽制のふりをするというまさかの“演技”を見せる。これにより石川がスタートをためらう間に本塁へ駆け付けた久本がボールを捕球し、石川の二塁進塁は阻止される形となった。 石川をだまそうととっさに砂をつかんだ石原の姿を受け、DeNA・中畑清監督は自軍ベンチ内で大笑い。試合は「7-3」でDeNAが勝利したが、ネット上にも「ボール無いからって砂をつかんだのはめちゃくちゃ笑った」、「結果的に進塁阻止したんだから凄いわ」、「機転を利かせた最高のトリックプレーだ」、「意外と走者から見たら気付かないものなんだな」といった反応が寄せられるなど試合結果以上に話題となった。 石原は後年、この“珍プレー”についてダメ元の判断から生まれたものだと語っている。石原曰く、この時は本当にボールが消滅したように感じたといい、久本が「そこ!そこ!」とボールの行方を指でさしても分からなかったとのこと。その間にスタートしようとする石川を見て「ただで走られるわけにはいかない」とダメ元で砂をつかんだところ、幸運にも相手が勘違いしてくれたという。 今回の佐藤は走者が三塁にいたこともあり、大事には至らなかった。ただ、走者が三塁ではなく一塁、もしくは二塁という状況だったなら、もしかしたら石原ばりの珍プレーが飛び出していたのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年08月24日 19時30分
日本ハム・清宮に「ただのまぐれ」厳しい声? 勝利を呼んだ大活躍に賛否、栗山監督は「これが普通」と檄
23日に行われた日本ハム対楽天の一戦。試合は「11-0」で日本ハムが大勝したが、試合結果以上に話題となったのが日本ハム・清宮幸太郎の活躍だった。 同戦に「6番・一塁」で先発した清宮は2回裏2死の第1打席は中飛に倒れるも、5回裏無死の第2打席ではフォークを捉えヒットを記録。続く6回裏に2死一、三塁で迎えた第3打席ではツーシームを打ち右前へタイムリーを放った。 さらに、7回裏2死一、三塁とまたしてもチャンスで迎えた第4打席では、インハイのストレートを振り抜き4号3ラン。8回裏2死一、二塁の第5打席は二飛に終わったが、「5打数3安打・1本塁打・4打点」の活躍でチームの勝利に大きく貢献した。 >>日本ハム・栗山監督、清宮に「ワクワクしなくなっちゃった」? 辛らつに突き放すも、他球団が警戒する“予兆”に密かに期待か<< 清宮の活躍を受け、元DeNA監督・中畑清氏、元広島監督・達川光男氏ら球界OBがテレビ番組上でコメントしている。同日放送の『SPORTSウォッチャー』(テレビ東京系)に生出演した中畑氏は、「(本塁打には)インハイのボールを腕を畳んでコンパクトに振り抜くうまさ(が見られた)」、「(これが)逆方向にも打てるようになれば最高」とコメント。インコースの球を打つ際の腕の使い方が良かったと称賛するとともに、アウトコースも同じように腕をうまく使い逆方向に運べるようになればもっと成績は良くなると期待した。 こちらも同日放送の『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)に電話で生出演した達川氏は、「(2本のヒットはいずれも)落ちるボールを打っていた」、「そういうボールが打てるようになってきた。栗山(英樹)監督は辛抱したかいがあったと思う」とコメント。自身がソフトバンクでコーチを務めていた時代(2017-2018)の清宮は落ちる変化球を投げれば簡単に抑えられる選手だったというが、その後約2年を経て着実に成長を見せていると評価した。 同戦の清宮については、ネット上にも「長らく本塁打が出てなかったけどやっと目覚めてくれたかな」、「近藤(健介)や大田(泰示)がいない中で4打点はいい働き」、「甘い球を打った本塁打よりも、沈む球に合わせたヒットの方が手応え良かったんじゃないかな」、「この調子で6、7番辺りに定着してくれれば、相手投手に重圧与えられるから頑張ってほしい」といった反応が多数寄せられている。 一方、「褒めてる人結構多いけど、自分はたまたま打っただけとしか思えない」、「ただのまぐれだろ、どうせ次戦以降からまた打たなくなるよ」といった反発の声も複数見受けられた。 「今回4号を放った清宮ですが本塁打は7月16日の対ロッテ戦以来38日ぶりとかなり間隔が空いた上、本塁打翌日に安打を放ったのも一度だけと活躍が続かない傾向があります。この影響もあったか、今シーズンの成績は同戦を含めても『.188・4本・12打点・19安打』と打率2割にも届いていません。また、ここまでの4本塁打は全て右投手から放ったもので、左投手からは本塁打はおろかヒットも1本しか打てていない点も気がかりです。『たまたま』、『まぐれ』といった手厳しいファンを納得させるには、このあたりの課題をどう克服していくかが重要だといえるでしょう」(野球ライター) 2017年ドラフト1位で日本ハムに入団するも、2018年は「.200・7本・18打点・32安打」、2019年は「.204・7本・33打点・51安打」と打率、本塁打は思うように増やせていない21歳の清宮。試合後の報道では栗山監督から「今日はよかったかもしれないが、これが普通」と檄を飛ばされたことが伝えられているが、同戦で得た手ごたえを忘れることなく、次戦となる25日・対西武戦以降も快音を響かせていきたいところだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年08月21日 17時00分
阪神打線に「わざと負けにいってる」ファン激怒 上原氏も苦言「ゼロでは勝てない」、歴史的貧打に批判相次ぐ
20日に行われた阪神対巨人の一戦。試合は「2-0」で巨人が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが阪神打線の“貧打”だった。 18日は「0-1」、19日も「0-8」と、2戦連続で巨人に零封負けを喫していた阪神。雪辱を期した3戦目は2回、7-9回と4イニングでランナーを得点圏に進めるも、いずれの場面も得点には結びつかず。特に7回は2死満塁と同戦最大のチャンスを演出したが、ここで代打の中谷将大が見逃し三振とあと1本が出なかった。 結局この日も無得点で敗れた阪神は、2001年以来19年ぶりとなる同一カード3戦連続零封負け。さらに、16日の対広島戦の2回から続いている連続イニング無得点記録も36イニングまで伸びてしまった。 >>阪神守備陣に「もう何やっても無駄」諦めの声も 12球団ワーストのエラー数、片岡氏も「プロの一軍のレベルとして…」と苦言<< 貧打に陥る阪神の現状について、元巨人・上原浩治氏やDeNA・中畑清元監督ら球界OBがSNSやスポーツ紙を通じてコメントしている。上原氏は20日に自身の公式ツイッターに「打線はミズモノって言いますが…ゼロでは勝てない」、「どうにかしてやろう、っていう気持ちがファンに伝わっていればいいんですが」と投稿。現在の阪神打線からは、なんとかして得点をもぎ取るという気概があまり感じられないと苦言を呈した。 中畑元監督は21日の『スポーツニッポン』(スポーツニッポン新聞社/電子版)の記事内で「もがき苦しむ姿すらも見えない」、「サンズは8回の右飛で全然走っていなかった」とコメント。阪神ナインからは焦りやいら立ちが感じられなかったばかりか、一部選手には怠慢プレーすら見受けられたと指摘した。 沈黙が続く阪神打線については、ネット上にも「完全に巨人のカモに成り下がってしまった、わざと負けにいってるとしか思えない」、「巨人のユニフォーム着たら、ド素人の自分でも抑えられそうな気がするほど打つ気配が無いな」、「ボーアやサンズが特に酷い、確かどっちもまだ東京ドームでヒット無しだろ」、「まともに打てないなら待ち球作戦で四球選んで、そこから足を絡めるぐらいのことをしないと」といった反応が多数寄せられている。 「今シーズン東京ドームで6戦全敗の阪神は、同球場の試合でのチーム打率が『.157』。個人別に見ても健闘しているのは糸井嘉男(.300)、大山悠輔(.250)ぐらいで、その他の選手は軒並み打率0割台後半から1割台前半がほとんど。ボーア、サンズの両助っ人に至っては、まだ1本もヒットを打つことができていません。阪神は昨シーズンまで巨人相手に8年連続で負け越しているため苦手意識やモチベーション低下もあるのかもしれませんが、現状を打開するためには根本的に攻め方を変える必要があると言わざるを得ないでしょう。阪神は同球場ではここまで3盗塁と機動力も発揮できていませんが、巨人の主戦捕手である大城卓三の盗塁阻止率がセ・リーグワースト(.214)という点を考えると、積極的に盗塁を仕掛けて活路を見いだすというのも一手ではないでしょうか」(野球ライター) 試合後の報道では、阪神・矢野燿大監督が「これだけ点取れないとチームも乗ってこない」と唇をかんだことが伝えられている。1979年に記録した球団ワーストの43イニング連続無得点まではあと7イニングに迫っているが、巨人戦の悔しさをバネに21日のヤクルト戦で記録をストップできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/TeamUehara
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スポーツ 2020年05月07日 11時00分
暗黒時代のエースが逝く!タテジマを愛したキーオ氏
トラの暗黒時代を支えてくれた右腕、マット・キーオ氏が亡くなった。享年64歳。メジャーリーグ公式サイトも悼惜の言葉を伝えていたが(日本時間/5月3日)、彼を知る阪神OB、球界スタッフは「何かの間違いでは?」と現地関係者に確認の電話を入れていたという。 「信じたくないという思いもあったんでしょう。阪神在籍の4年間、本当にチームに溶け込んでいましたからね」(在阪メディア) 第一報が入ってきた時、当時巨人の選手だった中畑清氏(元DeNA監督)が現役時代の対戦を打ち明けている。投球が顔に向かってきたと思いきや、大きな弧を描いてキャッチャーミットへ――。軌道の大きいカーブでNPB通算45勝44敗(4年/107試合)を挙げた。 しかし、この「軌道の大きなカーブ」の話には“続き”があった。 1989年8月31日の対巨人戦、キーオは、井上真二外野手(53=現巨人三軍監督)の左頭部にぶつけてしまった。当時の井上と言えば、同年5月にスタメン出場のチャンスを掴むと同時に、「2か月弱で11本塁打」と爆発。将来のクリーンアップ候補と期待されていた。頭部への死球は大事には至らなかったが、その後は伸び悩んでしまった。 キーオの死球による後遺症、内角を攻められるとその時の残像が…。心ないメディアがそう伝えていたが、当時を知る関係者がこう反論する。「避けられるボールだったんです。だけど、避けられなかったんです」 どういう意味かと言うと、キーオのカーブは中畑氏の言葉にもあったように、頭部付近から大きく曲がっていく。井上はギリギリまで、「カーブか否か」を見極めようとし、投げ損じと分かった時はもう手遅れだったのだ。 「キーオは井上を個別に訪ねて謝罪していました。その真摯な態度に巨人選手も敬服していました」(前出・関係者) キーオは阪神退団後も現役を続けようとしたが、叶わなかった。その後は、キャリアをスタートさせたオークランド・アスレチックスのフロントに入り、05年にはゼネラルマネージャー補佐にまで上り詰めた。阪神時代の同僚である藪恵壱氏のアスレチックス入りにも関わっている話は有名だが、その後は野球界から退いている。 「阪神で一緒にプレーしたセシル・フィルダーが米球界復帰後、メジャーのトップ選手に成長しました。キーオはフィルダーの成功を喜び、日本球界の緻密なプレーや指導の巧さを代弁してくれました。甲子園球場のきめ細やかなグラウンド整備の話もしてくれました」(前出・同) 父のマーティ・キーオ氏も南海ホークスでキャリアを終えた。その縁で幼少期にも日本に滞在している。親日家なのはそのためだろう。メジャーリーグでは、「チームメイト=ファミリー」の意識も強い。日本では、監督、コーチとは上司・部下、チームメイトは同僚と、“会社組織的な雰囲気”がある。どちらが良いという話ではないが、キーオは藪氏の米球界挑戦をサポートしたように、退団後も“日本のファミリー”を大切にしてくれた。僅か4年の在籍でも、虎ファンが「弱い暗黒時代を支えてくれた」と故人の功績を讃えているのは、“家族のために勝つ”の思いがマウンドからも伝わってきたからだろう。合掌。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年04月20日 17時00分
元巨人・中畑氏、コロナ感染の梨田氏との電話を明かす 「ご飯も食べられるようになってきた」復調の言葉に喜びの声
元プロ野球選手・監督の中畑清氏が、19日放送の『追跡LIVE! SPORTSウォッチャー』(テレビ東京系)にスタジオ外からリモートで生出演。新型コロナウイルスに感染し闘病生活を送っている元プロ野球選手・監督の梨田昌孝氏から連絡をもらったことを明かした。 今月1日に感染が判明し、そこから約2週間集中治療室(ICU)での治療が続けられていた梨田氏。治療が順調にいったことから14日に人工呼吸器が外され、17日にICUから一般病棟に移ったことが同日までに伝えられている。 放送の冒頭で、19日朝に梨田氏本人から電話がかかってきたことを明かした中畑氏。「着信の画面を見たら梨田って書いてあった。『嘘だろ!?』と思って、通話がつながる前から『おいナシ(梨田氏の愛称)!おかえりおかえり!』って(先走って)言うほど興奮した」という。 梨田氏に容体について聞いたところ、「やっと一般病棟に戻れたよ。ご飯も食べられるようになってきた」と言われたという中畑氏。「心から『おかえりなさい』って(言った)。そういう会話ができたのは本当にうれしかった」と梨田氏の復調を喜んでいた。 今回の放送を受け、ネット上には「梨田さんは電話できるほど回復してるのか」、「もうひと頑張りして全快したってニュースを聞かせてほしい」、「中畑も相当心配してただろうから、無事に声が聞けてよかったな」、「中畑さんが凄く嬉しそうに話してて自分も明るい気持ちになった」といった喜びの声が多数寄せられている。 現役時代巨人(1976-1989)でプレーし、引退後はDeNA(2012-2015)で指揮を執った66歳の中畑氏と、近鉄(1972-1988)一筋で現役生活を送った後近鉄(2000-2004)、日本ハム(2008-2011)、楽天(2016-2018)の3球団で監督を務めた66歳の梨田氏。同級生の両者は共に昭和28(1953)年度生まれのプロ野球OBによって構成される『プロ野球28会』のメンバーという共通点があり、今回の放送内では公私ともに親しい間柄だと紹介されている。 新型コロナ感染から回復しつつある同級生からの連絡に、中畑氏の喜びもひとしおだったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年03月23日 12時10分
張本氏「下手だねえ、今の選手は」 ヤクルト嶋の「デッドボールの避け方」への苦言が物議
22日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、ゲスト出演した元東京読売巨人軍選手・コーチで、前横浜DeNAベイスターズ監督の中畑清氏が張本勲氏を諌めるようなシーンがあった。 事の発端は、21日神宮球場で行われた練習試合・東京ヤクルトスワローズ対阪神タイガース戦で、今年東北楽天ゴールデンイーグルスから移籍した嶋基宏が阪神・中田賢一の投球を右手親指付近に受け、骨折したこと。頭付近にボールが来たため身体を避けたものの、手がボールの来る方向に残ってしまい、右手親指付近にボールが直撃してしまったこと。 これについて、張本氏は嶋の「避け方」に注文。「下手だねえ、今の選手は。デッドボール逃げるの」と切り出すと、「左肩をキャッチャー方向に向けて背中で受けなきゃダメなのよ」「あれ逆、行ってるから。大怪我しますよ。顔でも当たってたら大変ですよ」と苦言を呈す。 さらに、「デッドボールで逃げる? 教えるコーチがいないんだよねえ」と嘆く。これを聞いていたのが、中畑氏。自身も最近まで指導者だっただけに、憤りを持ったのか、「でもハリさんは、逃げなくても良かったんですよ」とツッコミ。関口宏が「丈夫だから?」と返すと、「当てるのが怖いからピッチャー当てないんですよ。怖いんだからとにかく」と持論を展開。これには関口も、「ああ、そうか後々が」と笑う。 張本氏も中畑氏の冗談に笑い、「そんな優しいピッチャーいませんよ」とコメントし、スタジオは和やかな雰囲気に。そして、張本氏は「大怪我しないように教えてあげてほしい」と結んだ。 中畑氏の機転で朝から笑いとなった『サンデーモーニング』に、視聴者からは「中畑さんは良かった。レギュラーになってほしい」「苦言をしっかり呈しながら笑いも取れる。かつての大沢親分もこんな感じだった」など、レギュラー出演を望む声が相次ぐ。ただし、「やっぱり張本さんじゃないとダメ」「炎上芸がないのは寂しい」という声もあった。 大先輩の張本氏を諌め、イジリも見せた中畑氏。明るさと歯に衣着せぬ厳しい一面を持つキャラクターは、週刊御意見番コーナーのコメンテーターに合っているのかもしれない。
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スポーツ 2020年01月27日 20時58分
「完全に球団ぐるみ」元巨人・中畑氏がサイン盗みに喝 メジャーを揺るがす大騒動に「永久追放ぐらいの厳しい処置を」
26日放送の『SPORTSウォッチャー』(テレビ東京系)に、元巨人でプロ野球解説者の中畑清氏が出演。現在米メジャーを揺るがしている“サイン盗み問題”について言及した。 この問題はアストロズとドジャースが戦った2017年のワールドシリーズにおいて、シリーズを制したアストロズが外野席に設置したカメラを通じてドジャース側の投球サインを盗み、それを口笛やベンチ内のごみ箱を叩く音で打者に伝達していたというもの。 問題を重く見たメジャーリーグ機構は、アストロズに「約5億5000万円の罰金+今年、来年のドラフト1・2位指名権の剥奪」の処分を下すことを決定。また、アストロズを含めた3チームの監督が、選手・指導者時代にアストロズでサイン盗みに関わっていたとして解任される事態となっている。 番組MCのビビる大木から「処分(の内容)を考えると、サイン盗みは事実だったんだろうと」と話を振られた中畑氏は、「悲しいね。まだこんなこと(サイン盗み)をメジャーではやってたのか」と一言。 続けて、大木が「サインを盗めると、やっぱり打者は簡単に打ててしまいますか?」と聞くと、「完全に球種が分かっているという状況で打席に立てるんだったら、プロの打者なら7割から8割はヒットにできる」とサイン盗みによる影響の大きさを指摘した。 また、大木からは「よく(相手投手の)クセを見破るって言いますけど、それとはまた違うんですか?」という質問も出たが、中畑氏は「クセを見破るのは個人個人の技量や努力によるもの。でもこれ(サイン盗み)は完全に球団ぐるみで取り組んでいるわけだから、(盗まれている側にとっては)試合にならない」と全くの別物であることを強調した。 「下手したら永久追放になるぐらいの、厳しい処置を与えるルールを作らないとダメ」と、より厳しい処分を盛り込んだルールを制定すべきと主張した中畑氏。「日本でもこの先もしこんな問題があったら、絶対ファンは野球から離れるよ」と、サイン盗み問題は日本球界にとっても決して対岸の火事ではないと警鐘を鳴らした。 同番組を受け、ネット上のファンからは「インチキしたチームや選手がそれなりの代償を負うのは当然だと思う」、「確かに処分が甘いと、昔のダイエーみたいにやった者勝ちになるな」、「一昔前も騒動になったし、日本球界も改めて警戒すべき」といった反応が多数寄せられている。 「日本球界ではダイエー(現ソフトバンク)が球団職員にモニターを通じて相手側のサインを解読させ、それを外野席に配置したアルバイト職員のメガホンの動きを通じて選手に伝えていたという疑惑が1998年オフに浮上し、調査の結果当時の球団社長に職務停止6カ月、球団代表に同1カ月の処分が下された事例があります。この騒動がきっかけとなり現在では外部からの情報伝達やサイン盗みは禁止されていますが、メジャーでの騒動を機にこの事例を思い返しているファンも多いようです」(野球ライター) 約20年前のような騒動を防ぐためにも、日本球界が警戒を強めることに越したことはないのかもしれない。文 / 柴田雅人
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