与田剛
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スポーツ 2021年04月15日 20時30分
中日・福留らに「諦めたのか」高木氏が厳しい指摘 巨人戦敗北の原因は6・7回にあった? 与田監督の戦略にも疑問
野球解説者の高木豊氏(元横浜他)が、14日放送の『プロ野球ニュース 2021』(フジテレビONE)に生出演。中日の“貧打”に苦言を呈した。 同日の巨人戦で「1-5」と、2日連続で1得点しか挙げられず巨人に連敗を喫した中日。今回の番組で高木氏は「中日打線がどういうバッティングを見せてくれるか」に注目していたと口にした上で、6回表、7回表の攻撃に注文をつけた。 6回表の中日は先頭・福留孝介が1球で遊飛に打ち取られると、後続の福田永将、A.マルティネスも共に3球で三ゴロに倒れ7球で攻撃が終了。続く7回表も先頭の高橋周平が5球で空振り三振を奪われると、阿部寿樹が1球で遊ゴロ、石橋康太が1球で左邪飛と6回に続き7球で3アウトとなっている。 巨人先発・畠世周に簡単に抑えられた中日打線に対し、高木氏は「6回、7回は一番ピッチャーが苦しい(イニング)と言われてる中で、7球、7球で終わってるんですよね。ここらへんは畠も助かったでしょう」とコメント。投手にとっては踏ん張りどころである6、7回で攻勢を仕掛けられなかったのは痛かったと指摘した。 高木氏は続けて、「(6、7回は)見てて『なんと淡白だ』、『(試合を)諦めたのか』と、そんな感じすら受ける攻撃でした」、「もうちょっと粘りがあっても良かったかなと思います」と発言。中日野手陣は畠に球数を投げさせて攻略の糸口を探るべきだったと苦言を呈した。 中日・与田剛監督はA.マルティネスを今季初めて4番に据え、43歳の大ベテラン・福留を中日では21年ぶりに2番で起用するなど打線を大幅に組み替えている。ただ、結果につながらなかったこともあってか、高木氏は「僕は開幕カードの打線(打順)に戻して(結果が出るまで)我慢することをお勧めします」と語っていた。 >>中日・木下の脱臼に「厳しすぎます」球界OBも落胆 投球直後に崩れ落ちて交代、過去には致命傷を負った投手も<< 今回の放送を受け、ネット上には「確かに最初から最後まで全く点が入る気がしない試合だった」、「早打ちが完全に裏目に出てる、首脳陣はもっとよく球を見ていくように指導するべき」、「阿部(寿樹/.167)、京田(陽太/.222)、平田(良介/.143)が特に足引っ張ってるから早いとこ調子を上げてほしいんだが…」、「絶対的主砲のビシエドもいないし、しばらくは投手力で耐えていくしかない」といった反応が多数寄せられている。 「中日打線は本来強打の助っ人・ビシエドが主砲を務めているのですが、上肢のコンディション不良のため8日から一軍を離脱中。その影響もあってか、チームは14日終了時点でチーム打率(.213)、本塁打数(3本)、得点数(38得点)が全てリーグワーストと深刻な貧打に陥っています。一方、チーム防御率はリーグ2位(2.58)、救援防御率はリーグ1位(1.27)と投手陣は安定していますので、今後の試合ではバント、盗塁、エンドランを駆使して1点をもぎ取り、その後は投手力を生かして逃げ切るという戦い方をとるべきなのかもしれません」(野球ライター) 同戦終了時点で「5勝8敗3分・勝率.385」とリーグ5位に沈んでいる中日。首位阪神とは早くも5.5ゲーム差をつけられているが、今後上位戦線に浮上することはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年03月22日 15時30分
中日・木下の脱臼に「厳しすぎます」球界OBも落胆 投球直後に崩れ落ちて交代、過去には致命傷を負った投手も
21日に行われたオープン戦・中日対日本ハムの一戦。試合は「9-2」で中日が勝利したが、結果以上に話題となったのが中日のプロ5年目・27歳の木下雄介を襲ったアクシデントだった。 「8-2」と中日6点リードで迎えた8回表。この回から4番手のリリーフとして登板した木下は、先頭の清水優心を三ゴロ、続く平沼翔太を空振り三振に打ち取り順調に2アウトを奪う。ところが、その後に迎えた淺間大基に4球目を投じた直後、右腕上腕付近を押さえながら地面にうずくまり動けなくなった。 異変を察知した中日・与田剛監督や球団トレーナーが駆け付けたが、木下は起き上がることができないまま担架に乗せられ負傷退場。その後病院に直行し検査を受けたところ、右肩の脱臼で全治不明と診断されたと試合後に伝えられた。 昨季まで通算で「37登板・0勝0敗1ホールド1セーブ・防御率4.87」という成績を残している木下は、今季はOP戦5試合に登板し防御率「0.00」と好投。与田監督からも抑えの有力候補として名を挙げられていたが、今回の怪我により長期離脱は避けられない状況となっている。 >>中日・高松が二塁塁審と激突! 大量失点のきっかけに「周り見えて無さすぎ」と呆れ声、避けなかった審判にも批判<< 木下のアクシデントを受け、ネット上には「崩れ落ちる姿見た時点で軽症とは思えなかったが脱臼とは」、「脱臼なのに二の腕を押さえてたってことは、直接患部に触れないほどの激痛だったってことか…」、「ここまで結果出してた木下の故障離脱はチーム的にもかなり痛い」といった反応が多数寄せられている。 また、21日に自身のツイッターに投稿した元中日・川上憲伸氏は、「脱臼は投手の立場では厳しすぎます!」とコメント。木下が負った脱臼は今後のキャリアにも響く大怪我になりかねないと懸念している。 「球界では故・森慎二さん(元西武他)、西村健太朗氏(元巨人)、岩隈久志氏(元巨人他)など、脱臼を発症して引退に追い込まれた投手は少なからずいます。なぜ脱臼が起こるか、そして致命傷に至るかという点ですが、森さんは過去にメディアのインタビューで『腰が張ると、股関節の動きも悪くなる。その負担が肩にきたのではないか』と、下半身の張りにより上体のバランスが崩れたことが脱臼を招いたのではとコメント。また、『どうしても「抜ける!」という感覚を拭い去ることができなかった』と故障箇所をかばうことで投球フォームが崩れ、球速や変化量が大きく低下して引退を決断するに至ったとも語っています。木下も今回の故障により、最速155キロの直球や決め球のフォークといった持ち味が失われてしまうことが心配されますね」(野球ライター) 一部では「育成選手への逆戻り(木下は2017年~2018年3月まで育成)も避けられないのでは」という声も挙がっている木下。本人のコメントは現時点(22日午後0時半)ではまだ伝えられていないが、予期せぬ脱臼から復活を果たすことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について川上憲伸氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/Kenshink2k2k2
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スポーツ 2021年03月09日 15時30分
調整遅れの中日・大野に「どうってことない」OBらが太鼓判 与田監督も手応えの投球に疑問の声も
野球解説者の谷沢健一氏(元中日)、野村弘樹氏(元横浜)が、8日放送の『プロ野球ニュース 2021』(フジテレビONE)に生出演。中日・大野雄大の状態に太鼓判を押した。 チームの与田剛監督が調整遅れを理由に、開幕投手から外したことが5日に明らかとなっている大野。オープン戦初登板となった7日・楽天戦では「3回無失点・被安打2・5奪三振」の好投を見せたが、本人は試合後に「まだまだ課題がある」と語ったことが伝えられている。 >>中日・大野の開幕回避に「色んな思惑があるんやろ」球界OBの指摘に反響 調整遅れ以外に考えられる要因とは<< ただ、その大野について谷沢氏は「今年(の春季キャンプで)は非常にゆっくりとしたスタートだった。第1クールではブルペンに入らないくらい」、「去年11月まで投げてきた疲れも残ってると思うが、よくここまで短期間で調整できたなと思う」と、スロー調整にしては仕上がりが順調のように見えると指摘した。 谷沢氏は続けて、「ストレート(に加え)、特に低めのシンカーの制球が増してきている(感じを受けた)」、「球数が少なかったから、もう1回ぐらい行くかなと思った」とコメント。同戦の大野は予定されていた3イニングを48球で投げ切ったが、予定を変更してもう1イニング任せてもいいくらいの投球だったと評価した。 これを受けて野村氏は、「(調整は他投手に比べ)1週間くらい遅れてる感じかなと(思う)」、「この7日に5回くらい、50〜60球投げられていれば(首脳陣としても)『開幕行っていい』ってところだったんでしょうけど、まだ3回しか投げてないのでね」と発言。投球イニング数を考えると、首脳陣も開幕起用には踏み切れなかったのではと推測した。 ただ、一方で野村氏は「長いスパンで見たらこの1週間はどうってことないので慌てる必要はない」と、この調整遅れはシーズンに大きな影響をもたらすようなものではないと主張。「もう少し投げていけば球威も上がってくると思うので、順調にきていると思う」と、今後登板を重ねていけば近いうちに本調子で投げられるだろうとの見方を示した。 今回の番組を受け、ネット上には「確かに7日の試合を見ると思ったより調子はマシな感じはした」、「去年完投しまくった(10完投・6完封)影響が出ないように、相当注意深く段階を踏んでることが伺える」、「スロー調整中でもそれなりの投球ができたのは、与田監督にとっても嬉しい誤算じゃないか」といった反応が多数寄せられている。 一方、「手放しで順調っていうのもちょっと違う気がする、7日の登板は3回にちょっと球威が落ちてた気もするし」、「1試合だけじゃまだ分からない、対セ・リーグ、ビジター登板での結果も見てみないと」といった否定的な意見も散見された。 試合後には与田監督から、「今日ぐらいの投球をしてくれれば開幕から1軍でしっかりと投げられるのではないかなと。ちょっと安心した」と評価されたことが伝えられている大野。開幕投手は逃したが、今後の登板次第では開幕ローテ入りの可能性はあるのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年10月21日 11時00分
中日・与田監督、続投は決定事項ではない?「細かいことは言えない」祖父江起用の裏にある“誤算”とは
この日の与田ドラゴンズは、勝ってもナゾだらけだった。先発・福谷が好投し、福、祖父江の継投策で快勝。6回終了時にリードしていた試合は、これで34連勝となった(10月20日)。 「6回終了時の連勝は、勝ちパターンの継投策である『福-祖父江-R・マルティネス』が安定しているからです。2位浮上の勝因でもあります」(プロ野球解説者) 先発・福谷からバトンタッチした福が8回を抑えた。9回表の守備についた時点で、スコアは6対1。与田剛監督は勝利の方程式に従って、いつもの通り、福の次に投げる祖父江をコールした。「若手に投げさせて、祖父江を休ませても良かったのでは?」の声もあった。試合後、与田監督は「戦略はいろいろあるので、細かいことは言えない」(代表取材)とはぐらかしたが、ブルペンでは見過ごすことのできない事態が起きていたのだ。 >>中日・福谷が好投にも関わらず号泣!降板直後の姿にファン驚愕「意識高すぎる」、与田監督は「よく頑張ってくれた」<< ナゴヤドームでは、試合開始前、スターティングメンバーの発表の後に同日の出場登録選手の名前がセンターバックスクリーンに映し出される。 その登録選手名の中に、R・マルティネスの名前は確かにあったのだが、ブルペンにその姿はなかった。 「リリーバーの中には試合開始から終了までベンチに座らないで、ブルペンで待機するタイプもいますが。登板がないと分かれば、リリーバーはベンチに帰ります。ベンチにもR・マルティネスの姿は見られませんでした」(スポーツ紙記者) 試合後の代表質問で与田監督はそのこともぶつけられたが、「特にリリースするほどの話は…」と一蹴しただけ。9回最後のマウンドを担うR・マルティネスに何かあったのなら、勝利の方程式はもちろん、終盤戦に来てもつれてきた2位争いも厳しくなる。 「2位とは言え、首位巨人とのゲーム差は10ゲーム以上離されています。3位阪神、4位DeNAとは接戦が続いていて、でも、2位浮上が与田監督の続投を確実にしたとも伝えられています」(地元紙記者) 3年契約の2年目。前日19日、球団首脳陣が「期待している」と一部メディアの前で発言。8年ぶりのAクラス入り、2位浮上が評価され、「来季も続投。安泰」と取材陣は解釈したが、セットアッパー・祖父江で9回を締めた20日の試合前、加藤宏幸球団代表がこう言い直している。 「考えてはいるが、決定ではない」 続投宣言からトーンダウンしたようなコメントだ。続投は決定事項ではなかったようだ。プロ野球界の監督任期は「あって、ないようなもの」。今のところ、中日OBたちの間にアヤシイ動きはない。 「監督の続投を発表した途端、チームが浮足立って連敗するケースもあるので、加藤代表が配慮したのかもしれません」(前出・同) 前カードの対広島戦(10月16~18日)を見たプロ野球解説者によれば、「(16、17日に登板した時の)R・マルティネスの調子はよくなかった」という。疲労からか、直球にいつものスピードがなかったそうだ。 R・マルティネスの“欠場”は何だったのか。守護神を欠くようなことになったら、加藤代表の「決定ではない」の言葉が、後にクローズアップされることになるかもしれない。 今オフ、中日にはエース・大野雄大のFA慰留という重要案件が控えている。根尾、石川のスター候補を育てることも必須事項である。Aクラス入りだけでは安泰とはいかないようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年09月04日 19時30分
中日・福谷が好投にも関わらず号泣! 降板直後の姿にファン驚愕「意識高すぎる」、与田監督は「よく頑張ってくれた」
3日に行われた中日対広島の一戦。試合は「6-0」で中日が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが中日・福谷浩司の号泣だった。 同戦の福谷は7回まで広島打線を5安打無失点に抑える好投を見せていたが、8回に連打を浴び1死一、二塁のピンチに。ここで打席に立った鈴木誠也に4球目を投じた際に足をかばうような仕草を見せ、与田剛監督も状態確認のためマウンドに足を運んだが、福谷は続投を志願し鈴木を空振り三振に打ち取った。 ただ、与田監督はこれ以上は危険と判断したのか、鈴木を打ち取ったところで福谷の交代を決断。すると、福谷は帽子で顔を隠し涙を流しながら自軍ベンチへ下がり、ベンチ内でもしばらくうなだれたまま号泣。後を受けた中継ぎ陣が無失点に抑えたため「7.2回無失点・被安打7・1四球・8奪三振」で3勝目を挙げたが、試合後のヒーローインタビューでは「悔しかったのが一番。情けない姿を見せてしまった」と最後まで投げ切れなかった悔しさを口にしていた。 >>「大野をなぜ巨人に当てなかったのか」田尾元監督が中日首脳陣に苦言 巨人包囲網を提唱、「他4球団が頼りにならない」と反論も<< 福谷の姿に、ネット上では「好投したのに涙流して反省って意識高すぎる」、「打たれて号泣なら分かるが、抑えて号泣っていうのはなんか不思議」、「昨シーズンの不振を考えると十分過ぎるほどやってくれたと思うけどなあ」、「今日は打って投げての大活躍だったから、もっと胸を張ってもいいと思う」と驚く反応が多数寄せられている。 「2013年にプロ入りした29歳の福谷は当初セットアッパーや抑えを務めていましたが、昨シーズンから先発に転向した選手。ただ、昨シーズンは右肩痛や椎間板ヘルニアといった怪我の影響で、一軍登板がわずか1試合のみと結果を残すことができませんでした。しかし、今シーズンは同戦を含め『3勝2敗・防御率2.89・33奪三振』と安定した投球を見せている上、同戦ではプロ初安打を含む『2安打・1打点』とバットでもチームに貢献しています。称賛に値する働きを見せたことは明白なのですが、それでもなお悔しさをあらわにする姿に驚いたファンも少なくないようですね」(野球ライター) 試合後、与田監督からは「よく頑張ってくれた。先発ローテの柱になっている」とねぎらわれている福谷。今回は惜しくも逃したが、自身初の完投・完封を達成する日もそう遠くないのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年08月03日 18時30分
元巨人・上原氏「投げきった!素晴らしい」 中日・梅津の熱投にファン・OBから称賛相次ぐ、高津監督も「点が取れない」と脱帽
2日に行われた中日対ヤクルトの一戦。この試合に先発した中日・梅津晃大の投球が、球界OBやプロ野球ファンの間で話題となっている。 >>中日・梅津のクリーンヒットがライトゴロに! 思わぬ珍プレーで勝利をふいに、本人も“小学生以来”と嘆き?<< 同戦が今シーズン7度目の先発登板だった梅津は、初回から3回まで1人のランナーも許さない完璧な立ち上がりを見せる。その後は4、5、9回にそれぞれ得点圏にランナーを許すも、いずれも無失点でしのぎ9回まで投げ切った。 梅津は両チーム「0-0」で突入した延長10回も続投し、ヤクルトの攻撃を3人でピシャリ。裏の攻撃でチームが得点できなかったため白星は得られなかったものの、「10回127球無失点・被安打5・2四球・9奪三振」で自身初の完投をマーク。先発投手の延長10回完投は、2012年8月26日・対日本ハム戦での田中将大(当時楽天/完封勝利)以来約8年ぶりとなる珍しい記録だった。 梅津の投球を受け、複数の球界OBがSNS上でコメントしている。元巨人・上原浩治氏は、2日に自身の公式ツイッターに投稿。「10回投げきった!素晴らしいです。勝ち、が付いてほしかったなぁ…」と、白星がつかなかったことを悔やみつつ梅津を称賛した。 元ソフトバンク・斉藤和巳氏も、2日に自身の公式ツイッターに「球数もイニングからすると少なかった事もあって完投出来たんやと思う。勝ちはつかへんかったけど価値ある投球!」と投稿。球数を抑えながら最後まで投げ切った点を評価している。 梅津の熱投を受けて、ネット上にも「白星はつかなかったけど、魂のこもったいいピッチングだった」、「投手分業制が確立している今の時代に、10回無失点完投は物凄い投球だよ」、「援護に恵まれない中よく辛抱して最後まで投げてくれた」、「今回梅津を援護できなかった野手陣は、次回登板では大量得点で援護してあげて欲しい」といった反応が多数寄せられている。 試合後の報道では中日・与田剛監督が「本当に素晴らしい、これに尽きる」と絶賛し、ヤクルト・高津臣吾監督も「あれだけ球に力があって制球も良いとなかなか点が取れない」と脱帽したことが伝えられている梅津。ローテーションに変更がなければ次回登板は9日・対巨人戦になると見込まれているが、次回登板では白星をつかむことができるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/TeamUehara斉藤和巳氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/kazumi_saitoh
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スポーツ 2020年07月29日 17時00分
エモやん、中日広島戦の判定に苦言「野球じゃなくなっちゃう」 アウト取消のクロスプレー、「會澤のタッチが甘すぎた」と反発も
元阪神で野球解説者の江本孟紀氏が、28日放送の『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)に電話で生出演。同日に行われた中日対広島戦での審判の判定に苦言を呈した。 >>二軍落ちの巨人・澤村に「全て間違っていた」 堀内元監督が“クビ”を危惧、「今更何言っても変わらない」と辛らつな意見も<< 江本氏が問題としたのは、「2-1」と広島が1点リードした8回表1死一塁での判定。この場面では打席の中日・ビシエドがツーベースを放ったが、一塁ランナーの大島洋平は一気に本塁に突入しクロスプレーに。一度はアウトの判定が下されたが、中日・与田剛監督が要望したリクエスト検証の結果セーフに。広島・佐々岡真司監督は抗議こそしなかったものの、ベンチ内であ然とした表情を浮かべていた。 このプレーについて江本氏は「(コリジョン)以前だったら完全にアウトのタイミング」と、捕手と走者の衝突を防ぐための規則である「コリジョンルール」(2016年から適用)が広島捕手・會澤翼のタッチを鈍らせたのではと推測。実際、試合後の報道では會澤が「コリジョンを考えながら(のプレー)だった」と語ったことが伝えられている。 だが、江本氏はこの点を踏まえても今回のプレーはアウトだったとした上で、「(審判の判定が)こういうことになってくると、二塁(上)のダブルプレーなんか全部セーフになる」くらい理解できない判定だとコメント。さらに、「(広島の守備陣が)素晴らしいカットプレーを見せて本塁で完全なアウトのタイミングで、(審判が)アウトにしなかったら野球じゃなくなっちゃう」と、野球の根幹を揺るがしかねないとまで指摘していた。 江本氏の発言を受け、ネット上には「ビデオ判定を見ても完全にアウトの誤審だった、エモやんはよくぞ言ってくれた」、「ルールを守った結果取れたはずのアウトが取れないってなったら捕手はどうしようもないよなあ」、「會澤はランナーより明らかに早く捕球してたんだから、みなしアウトにするべきだったのではないか」といった反応が多数寄せられている。 一方、「會澤のタッチが甘すぎたのが悪い、なんでランナーを迎えるような形でタッチにいったんだ」、「コリジョンの適用範囲は捕球前が対象だから、先に捕球した會澤は前に出て走路上でタッチすれば良かったのでは?」といった、會澤に非があったとするコメントも複数見受けられた。 「江本氏や會澤が言及しているコリジョンルールについて、公認野球規則には『捕手が、ボールを持たずに本塁をブロックするか(または実際に送球を守備しようとしていないとき)、および得点しようとしている走者の走塁を邪魔するか、阻害した場合を除いて、捕手は本項に違反したとはみなされない』と、捕球後のプレーは適用範囲外である旨が記載されています。今回のプレーでは會澤は捕球後に本塁上で大島を待ち構えるようにタッチに行っていますが、走路上に出てタッチに行ってもコリジョンが適用されることはなかったのではと考えているファンは一定数見受けられます」(野球ライター) 試合後の報道では、佐々岡監督が「あのタイミングでセーフになると難しいところがある」と會澤をかばったことも伝えられている今回のプレー。際どい判定にモヤモヤを抱えたファンやOBは多かったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年07月17日 19時30分
与田監督の采配に「意味が無い」 元中日・山崎氏、無計画な代打策に苦言 「理に適ってる」ファンからは反発も
元中日で野球解説者の山崎武司氏が、16日放送の『ドラゴンズステーション』(東海ラジオ)に生出演。中日・与田剛監督の采配に苦言を呈した。 今回の放送で山崎氏は、12日から一軍でプレーしているドラフト1位ルーキー・石川昂弥についてトーク。その中で、「2-1」で勝利した15日のDeNA戦での与田監督の采配に疑問符をつけた。 山崎氏が問題としたのは、同戦の6回裏1死一、二塁の場面での采配。「2-1」と1点リードの中日は追加点のチャンスで石川に打順が回るも、与田監督は石川に代え阿部寿樹を打席へ。しかし、代打の阿部は併殺に終わり追加点のチャンスはついえてしまった。 >>中日・石川に「舐めてんのか」ファン激怒 炎上を招いた“ベース踏み忘れ”、「二塁で使った与田監督も悪い」との声も<< この采配について山崎氏は阿部が併殺となった点ではなく、石川を代えた点を問題視。「あのチャンスで三振、凡退だったとしても、(この経験は)彼の財産になる。それを取(り上げ)るのはどうなのか」と、石川に勝負どころを経験させなかったことに苦言を呈した。 また、山崎氏は「この打席がダメでもしゃあないと思って使わないと意味がない」とした上で、「ああいう形で代えるなら、石川を一軍に置いておく必要はない」、「スタメンで使うっていうのなら最後まで使わないと」とコメント。一軍で中途半端に起用するぐらいであれば、二軍で経験を積ませた方がいいと主張した。 途中交代を否定する理由について、山崎氏は自身の経験談や楽天時代に師事した故・野村克也さんの言葉を交えて説明している。山崎氏によると、監督時代の野村さんは常々「1打席代打を送っただけで、送られた選手が1年間死んでしまうことがある」と口にしていたといい、自身も現役時代に代打を出されたことをしばらく引きずった経験があるとのこと。山崎氏はこれらを踏まえて、同戦の代打策が石川のメンタルやモチベーションに悪影響を及ぼすのではと危惧した。 今回の石川への代打を含め、与田監督は選手を代えるタイミングが早い傾向があるという山崎氏。「目先の1勝というのは監督なら当然考えなければいけないが、(ドラ1の)石川だから(我慢してほしかった)」と我慢強い起用を求めていた。 山崎氏の発言を受け、ネット上には「ああいう場面を経験させないのなら、『何のために一軍に入れてるの?』って言われるのも仕方ない」、「わざわざ一軍に上げたのなら、未来への投資と思って腰を据えて起用するべきでしょ」、「確かに与田監督は選手交代が早すぎるから、もう少し辛抱強く采配してほしい」といった賛同の声が多数寄せられている。 一方、「代打で出てきたのが阿部だったから、特に悪い采配だったとは思わなかったけどなあ」、「1点差の緊迫した場面なんだから、経験が浅い石川より実績のある阿部に任せる方が理にかなってる」、「石川は打率1割台で阿部は2割台、打てそうな方を優先するのは当然だろ」といった反発も複数見受けられた。 「石川は12日に一軍昇格し同日の試合でプロ初ヒットをマークしましたが、その後の試合はいずれもノーヒットと苦しんでいます。一方、阿部も今シーズンは打率が2割台前半と苦しんでいますが、昨年は129試合に出場し3割近くの打率をマークした実績を持っています。結果は併殺でしたが、経験・実績で石川を上回る阿部を代打に送ったこと自体はあながち間違いではないとも思いますが…」(野球ライター) ゴールデンルーキーを巡る起用で物議を醸してしまった与田監督。「8-0」で勝利した翌16日の同カードでは石川をスタメンから外してもいるが、今後はどのように起用していくつもりなのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年07月15日 19時30分
中日・石川に「舐めてんのか」ファン激怒 炎上を招いた“ベース踏み忘れ”、「二塁で使った与田監督も悪い」との声も
14日に行われた中日対DeNAの一戦。同戦に「6番・二塁」で先発出場した中日・石川駿のプレーが、ネット上の中日ファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「1-0」と中日1点リードで迎えた4回表に飛び出たプレー。この回中日は先発・山本拓実が同点に追いつかれ、なおも1死満塁と大ピンチ。ここで迎えたDeNA・倉本寿彦の遊ゴロが併殺崩れとなったことで勝ち越しを許したが、2死一、三塁とアウトカウントは1つ増えたものと思われた。 ところが、直後にDeNAの二塁走者・ロペスが自軍ベンチに何かをアピールし、これを受けたラミレス監督がリクエストを要求。審判団がビデオ検証したところ、併殺プレーの際に二塁カバーに入った石川が、二塁ベースを踏んでいなかったことが判明。これにより二塁アウトの判定は覆り、走者オールセーフの1死満塁から試合が再開されることになった。 石川のミスで動揺したのか、山本はその後伊藤光にタイムリー、梶谷隆幸に2点タイムリーツーベースを浴び「3.2回5失点」でKO。打線もその後の回で2点しか返せず、「3-5」でDeNAに敗北。この日勝利した阪神と入れ替わり最下位に転落してしまった。 >>中日・荒木コーチに「辞めた方がいい」楽天・大久保元監督が判断ミスを痛烈批判、「荒木はむしろ被害者では」と反発も<< 大量失点につながった石川のミスを受け、ネット上には「石川のプロとは思えないチョンボで試合が壊れた」、「ベース踏み忘れるとか舐めてんのか、草野球レベルの凡ミスだぞ」、「こんな怠慢プレーされたらチームの士気に関わりかねない」といった批判が挙がっている。 一方、「経験少ないのに石川を二塁で使った与田監督も悪い」、「阿部(寿樹)、溝脇(隼人)を起用せずに石川を使ったんだからそりゃそうなるわ」といった、チームを率いる与田剛監督に非があるとする意見も複数見受けられた。 「今回二塁守備で失態を犯してしまった石川ですが、実はプロ入りした2016年から昨シーズンまでに一軍では3試合しか二塁を守ったことがなく、二軍でも4年間で46試合しか二塁守備に就いていない選手。その石川を使うよりは、同戦でベンチ入りしていた阿部(通算142試合出場)や溝脇(通算11試合出場)といった、石川以上の二塁経験を持つ選手たちを使うべきだったと主張しているファンは少なくありません。おそらく、与田監督は試合前時点で『.286』と3割近い打率を残していたことを考慮して石川を起用したのだとは思いますが…」(野球ライター) 試合後の報道では、石川のミスについて与田監督が「明らかにやってはいけないプレー」と苦言を呈したことが伝えられている。ただ、二塁経験の少ない石川を起用した与田監督の責任も大きいと考えているファンもいるようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年07月14日 17時00分
中日・荒木コーチに「辞めた方がいい」 楽天・大久保元監督が判断ミスを痛烈批判、「荒木はむしろ被害者では」と反発も
元楽天監督で野球解説者の大久保博元氏が13日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。中日・荒木雅博一軍内野守備走塁コーチに苦言を呈した。 今回の動画で大久保氏は、7月10日終了時点の各球団の戦いぶりについて複数の選手・首脳陣の名を挙げながらトーク。その中で7日の中日対ヤクルト戦で荒木コーチが見せた判断について語った。 同戦の中日は「1-2」と1点ビハインドで迎えた10回裏、1死一、三塁の場面で平田良介がライトフライを放つも、三塁コーチャーの荒木コーチが三塁走者・遠藤一星にタッチアップをさせなかったため同点ならず。その後2死満塁までチャンスは広がったものの、与田剛監督が控え野手を使い切っていたこともあり同点・逆転はできなかった。 この荒木コーチの判断について、大久保氏は「行かせなきゃ。次京田(陽太)が歩かせられたら投手しかいないって分かってるんだから勝負しなきゃいけない」と指摘。ベンチに野手が残っていない状況を考えれば、アウト覚悟で遠藤をタッチアップさせるべきだったと苦言を呈した。 後日、中日関係者に話を聞いたところ、「荒木は(野手不在の)状況は分かってた」と言われたという大久保氏。だが、「俺は絶対に分かってなかったと思う」とした上で、「分かってて止めたのなら、三塁コーチャーは辞めた方がいい」と痛烈に批判した。 ここまで厳しく注文をつけるのは、「荒木ができるやつだと思ってるから」だという大久保氏。「荒木はこのことに懲りずに勝負をかける(べき)」と、今回の失敗を糧に今後は積極的な判断をしてほしいと期待していた。 >>中日・与田監督に「最低の采配」ファン激怒無計画な選手起用で自滅、本人も「完全に僕のミス」と猛省<< 今回の動画を受け、ネット上には「たしかに試合見てて何で回さないんだよっていうのは思ったな」、「次打者の申告敬遠はファンでも予想できたのに勝負をかけなかったのは意味不明」、「相手がミスする可能性もあるんだから突入させてほしかった、実際返球はホームから逸れてたし」といった反応が多数寄せられている。 一方、「与田監督が野手を全部使い切ったのが悪い、荒木はむしろ被害者では」、「与田が投手を8番に入れてたのが全ての元凶」といった、与田監督を引き合いに出した反発も複数見受けられた。 「今回の試合で与田監督は10回表に投手・捕手を同時に交代させた時点で全ての野手を使い切りましたが、この交代の際に投手を8番、捕手を9番とセオリーとは真逆の位置に入れています。セオリー通りに8番・捕手、9番・投手の順にしていれば、平田の後も2人野手が続き無理して勝負をかける必要性が下がるため、荒木コーチの判断が物議を醸すこともなかったのではと考えているファンは少なくないようです」(野球ライター) 物議を醸した同戦だが、中日は翌8日から12日までの5試合で「1勝3敗1分」と負けが込み、最下位阪神とはゲーム差なしという状況に陥っている。一部からは「あの試合をきっかけにチームがおかしくなった」という声も挙がっているが、与田監督、荒木コーチら首脳陣はチームを復調させることができるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について大久保博元氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCKa1VlSq1WwdSQWv4JFdgxg
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