プロ野球
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スポーツ 2021年04月03日 11時00分
4年連続日本一のソフトBは今季優勝できない? 下馬評は覆されるか、開幕スタートダッシュの裏で露呈した弱点とは
3月26日に開幕した今季のプロ野球。3月31日終了時点ではまだ5試合を消化したばかりの段階だが、早くもリーグ優勝の可能性が高いとみられている球団がある。それが昨季のリーグ王者・ソフトバンクだ。 3月25日放送の『プロ野球ニュース2021 開幕直前SP』(フジテレビONE)では、番組に出演する解説者22名中13名からパ1位に予想されているソフトバンク。翌26日から開幕した今季は、同月31日終了時点で「4勝1敗・勝率.800」で首位タイと早くも上位につけている。 2年連続リーグ優勝、そして5年連続日本一を目標に、開幕から貯金を積み重ねているソフトバンク。ただ、一見順調なスタートを切ったように見える中、重大な弱点を露呈しているという見方もある。 >>ソフトB・工藤監督に「舐めた継投するな」ファン激怒 敗戦危機を招いた守護神温存、伏線は2日前の開幕戦にアリ?<< 「開幕からここまで5試合を消化したソフトバンクですが、この間リーグワーストの与四死球数(26個/敬遠は除く)を記録するなど、投手陣の制球の乱れが浮き彫りとなっています。また、四死球がかさんでいる影響からか失点数もリーグ4位(17失点)と今一つの数字になっていますので、このあたりに付け入るすきがあるといえるのではないでしょうか。実際、シーズン初黒星を喫した31日・オリックス戦では、初回からオリックス打線に『4安打6得点・四球3』と猛攻を浴びそのままなすすべなく敗戦しています」(野球ライター) ソフトバンクは開幕からの5試合で計14名の投手を起用しているが、そのうち半数以上の9名が四死球を1個以上記録している。先発では高橋礼(9個)、リリーフでは杉山一樹(4個)といった投手が特に多く四死球を出しているため、他球団は彼らをターゲットに“待ち球作戦”を展開すれば攻略の糸口をつかみやすくなるだろう。 なお、ソフトバンク投手陣は昨季504個の与四死球数(リーグワースト2位/敬遠は除く)を記録しているが、最も四死球を与えたロッテ(126個)には「11勝12敗1分」と他5球団の中で唯一の負け越しを喫している。前述のオリックス戦も含めると、序盤から四球を絡めて先制し逃げ切りを図るのが最も効果的な攻略方法かもしれない。 ただ、今季のソフトバンク打撃陣は同点・リード時は「217・6本・14打点・20安打」と大振りが目立つ一方、ビハインド時は「.282・1本・8打点・20安打」とつなぎの打撃で攻勢を仕掛けている。そのため、先発をどこまで引っ張るか、どのイニングからリリーフをつぎ込むかといった継投策もソフトバンク戦の重要なポイントとなりそうだ。 一部プロ野球ファンからは「野球見始めてから去年までソフトバンクしか日本一になってないから飽き飽きする」、「いい加減ソフトバンクを止めないと野球人気にも関わりかねない」という声も挙がっている。パ・リーグ5球団は制球難に付け込み、ソフトバンクを上位から追い落とすことができるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年04月02日 20時30分
ヤクルトコーチが“全裸”の山田に激怒「試合負けてんねやぞ!」 上田氏が明かした珍事件にファン爆笑「そりゃ説教されるよ」
元ヤクルト・上田剛史氏が1日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。現役中にヤクルト・山田哲人と起こしたという珍事件を明かした。 ヤクルト一筋(2007-2020)の現役生活を送った32歳の上田氏と、プロ入りからヤクルト(2011-)でプレーする28歳の山田。両者は2011年から2020年にかけ共にヤクルトでプレーしたが、今回の動画で上田氏は同期間のある試合後に、球場内の風呂場で宮本慎也コーチ(元ヤクルト/現野球解説者)に激怒されたエピソードを語った。 ある日、上田氏、山田が共にホームランを打ったものの負けてしまった試合があったという。試合後に山田と共に球場内の風呂場に向かい、先に入っていた当時の宮本コーチ、伊藤智仁コーチと入れ替わる形で風呂場に入ったという。 上田氏によると、この時は試合には負けたものの、自身と山田はホームランを打ったためテンションが上がっていたとのこと。風呂場に入った後はお互いの体に冷水をかけ合うなどして騒ぎ立てていたという。 ところが、外まで聞こえるほどの声を出していたからなのか、風呂場から出て行った宮本コーチが「お前ら試合負けてんねやぞ!」、「何をキャーキャーやっとんや!」と風呂場にどなり込んできたとのこと。これに上田氏と山田は全裸のまま直立不動となり、「すいません!」と平謝りするほかなかったという。 謝罪もむなしく宮本コーチからその場で説教を受けてしまったという上田氏。説教の内容には触れなかったが、怒られた後は「確かにそうやな」と山田と共に自分たちの行動を反省したと笑い交じりに明かしていた。 上田氏は動画で山田の人となりや今季への期待についても話している。 >>ヤクルト・小川の偉業に同僚が激怒「なんで守らなあかんねん!」 交代を志願した選手も? 上田氏がチーム内の混乱ぶりを明かす<< 今回の動画を受け、ネット上には「中高生レベルの怒られ方で草」、「負け試合でも自分は結果残せたら嬉しいものなんだな」、「鬼軍曹の宮本の近くで悪ふざけしてたらそりゃ説教されるよ」、「騒ぐにしても周囲の様子を確認してからにすべきだったな(笑)」といった反応が多数寄せられている。 「宮本コーチはヤクルトで選手・コーチとして計21年間(1995-2013,2018-2019/2009-2013は選手兼任コーチ)を過ごした人物。『2162試合・.282・62本・578打点・2133安打』といった数字を残した現役時代から、勝負に徹する厳しい性格の持ち主として広く知られています。そのため、ホームランという結果を出しているとはいえ、負け試合の後にヘラヘラしていた上田氏と山田が叱り飛ばされたのは当然だったのかもしれませんね」(野球ライター) “アベック弾”を放った上田氏、山田が、試合後に素っ裸の状態でコーチに叱られていたという話に驚いたファンは多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について上田剛史氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCY-tBYSCEQDxNg4nP2oP8YQ
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スポーツ 2021年04月02日 19時30分
DeNA・三浦監督に「大輔辞めろって」チームOBが苦言 サヨナラ機で犯していたミスをズバリ指摘、ファンからは賛否の声
野球解説者の高木豊氏(元横浜他)、齊藤明雄氏(元横浜)が、1日放送の『プロ野球ニュース 2021』(フジテレビONE)に生出演。DeNA・三浦大輔監督に苦言を呈した。 3月26日の開幕戦から同月31日まで白星がなく、1日のヤクルト戦も「11-11」と引き分けに終わったDeNA。今回の番組で高木氏と齊藤氏は、9回裏の三浦監督が“無策”だったことを問題視した。 >>元横浜・高木氏、DeNAバッテリーに激怒「納得いかない」 敵選手からも見抜かれていた? 敗戦を招いた配球に「やむを得なかった」の声も<< 「11-11」と同点で迎えた9回裏、DeNAは1死から関根大気がヒットで出塁したが、後続の牧秀悟、佐野恵太が打ち取られサヨナラはならず。この場面について高木氏は「(関根が出塁した時点で)ベンチに神里(和毅)、宮本(秀明)っていう足のスペシャリストがいるんですよ」、「相手からすると神里は走る、宮本は(足が)一番速いみたいな(選手)、(だから代走に送って)プレッシャーかけてると違った形になったのかなっていう(印象がある)」と、三浦監督は関根に代走を出すべきだったと主張した。 高木氏に続いて、齊藤氏も「(代走を出せば)石山の方もクイックや牽制をしたりしなきゃいけない(状況になっていた)」、「(DeNA側は石山に)バッターの方に7割、走者の方に3割神経をやらなきゃ(割かせないと)いけない。見てると(石山は)バッターオンリーでいっている(打者だけを意識している)ような投げ方(だった)」とコメント。ヤクルト守護神・石山泰稚は一塁走者の関根を気にするそぶりを見せていなかったため、代走策で揺さぶりをかけた方がよかったのではと指摘した。 齊藤氏が話し終わった後、「(今季は)9回で打ち切りなので、そこらへんは惜しみなく使ってもよかった」とさらに続けた高木氏。「勝てなかったら言われますからね、大輔辞めろって」と、ファンも不満を募らせているのではと推測していた。 今回の放送を受け、ネット上には「確かに代走送って石山に圧力をかけるのはアリだった」、「代走出して『盗塁仕掛けるぞ』って思わせたら牽制ミスとか誘えたかもしれない」、「開幕から未勝利が続いてるから、『何としても勝ちに行く』っていう采配を見せてほしかった」といった反応が多数寄せられている。 一方、「神里や宮本出すべきとか言ってるが盗塁成功率知ってるのか、適当なこと言うな」、「関根を含めて全員成功率7割以下だから、下手に動かなかったのはむしろ正解ではないか」、「後続のクリーンナップを信用して託したんだろ、考えも無しに策を打たなかったわけがない」といった否定的な声も複数見受けられた。 「高木氏、齊藤氏は関根に神里や宮本といった代走を送るべきだったと主張していますが、この3名の通算盗塁成功率は関根が『.625』、神里が『.649』、宮本が『.500』。なお、盗塁成功率は一般的に7割を切ると得点期待値が下がると言われるため、仮に代走を出していても劇的な効果は見込めなかったと考えているファンも少なくないようです。また、関根出塁後のDeNA打線は牧、佐野、宮崎敏郎とクリーンナップを迎える打順だったため、三浦監督は代走策よりも後続打者のバットに懸ける方を選んだのではという見方もされています」(野球ライター) 同戦後に「勝てないのは全て監督の責任」と選手たちをかばったことが伝えられている三浦監督。2日からは開幕3カード目・広島戦に突入するが、なかなかつかめない今季初勝利を手にすることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年04月02日 15時30分
巨人・高橋に「ダメ出しが効いたのか」驚きの声 チームの窮地を救う好投、堀内元監督の苦言が投球フォームに影響か
元巨人監督で野球解説者の堀内恒夫氏が1日、自身の公式ブログに投稿。投稿内で記した巨人のプロ3年目・24歳の高橋優貴への評価が、ネット上の巨人ファンの間で話題となっている。 高橋は同日の中日戦に先発登板し、「7回1失点(自責0)・被安打4・与四球3」と走者を出しながらも粘りの投球を披露。チームは打線が6回表に3点を取るとそのまま「3-1」で逃げ切り、高橋には今季初白星が記録された。 チームを勝利に導いた高橋に対し、堀内氏は「ボールは低めに投げることが出来ていたし 腕がちゃんと上がっていた」、「彼の持ち味であるスクリューボールは横から投げたら意味がない。上から投げるからキチンと落ちてくれる」と腕を高く上げたことが結果につながったと評価。「こうして若手が育ってくれるのを観れることは本当に嬉しい」、「今日は本当に良いピッチングだった。次も期待してますよ」と次戦以降の好投にも期待を寄せていた。 今回の投稿を受け、ネット上には「開幕前は苦言呈してたけど今日はべた褒めだな」、「腕を下げて投げるなっていう先日のダメ出しが効いたのか?」、「腕を下げるなって指摘はニュースにもなってたから、高橋もどこかで目にしてたのかもしれない」といった反応が多数寄せられている。 >>巨人・原監督の決断に批判! 井納の“デビュー即二軍落ち”は背信投球だけじゃない?「故障離脱を根に持ってるのか」と指摘も<< 「堀内氏は開幕前の3月15日に投稿したブログで、同日のオープン戦・阪神戦に登板し『5回1失点・被安打3・与四球2』だった高橋に対し『1番気になったこと。それは「腕を下げて」投げていた、ということ』、『腕を下げたことによってボールは見えるし抜ける』と苦言を呈しています。この投稿を複数メディアが取り上げたので、高橋や巨人首脳陣も目にしていたのではと考えているファンは少なくないようです。もちろん、実際に目にしたのかどうかは不明ですし、堀内氏に言われずともコーチ陣が高橋に修正を促した可能性もあります。ただ、この日の好投がチームやファン、そして堀内氏にとって喜ばしいことであることには変わりはないのではないでしょうか」(野球ライター) 同戦の高橋については、原辰徳監督も試合後に「大きいね。非常に良いスタートを切ったと思うね」と称賛したことが伝えられている。チームはエース・菅野智之が足の違和感で3月30日に登録を抹消され、翌31日には井納翔一が2回途中4失点の炎上で二軍落ちとなっている状況だが、原監督は結果を残した高橋を頼もしく感じているようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について堀内恒夫氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/horiuchi18/
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スポーツ 2021年04月02日 12時45分
「阪神・佐藤、今日の三振数はいくつ?」野球番組がルーキーを揶揄?「バカにしてる」批判相次ぎ削除も再炎上
ニッポン放送の野球中継番組『ニッポン放送ショウアップナイター』の公式ツイッターのツイートが、野球ファンの間で猛批判を集めた。 問題となっているのは、公式ツイッターアカウントが1日に投稿したツイート。そこにはクイズ企画「クイズdeショウアップ」として、「現在12球団最多三振の阪神・佐藤輝明。今日の三振数はいくつ?」という問題文がつづられており、選択肢には「1個」「2個」「3個」「それ以外」と記されていた。 しかし、この投稿に野球ファンを中心に、「ネタにしていいことと悪いことがある」「選手のことをバカにしてる」「頑張ってる選手の三振数をネタにするってひどすぎる」という批判が殺到する事態になった。 批判を受け、公式ツイッターはツイートを削除した上で、「先程の『クイズdeショウアップ』の出題内容で、一部のプロ野球ファンのみなさま、フォロワーのみなさまに不快な思いをさせてしまいました」と説明。「改めましてこの後13時頃をメドに出題させていただきます」とし、13時半頃に新たなクイズをツイートしていた。 >>映画監督、映画鑑賞した女性を「奇女? 珍女?」と表現し炎上 「褒め言葉のつもり」と謝罪も波紋広がる<< しかし、この説明に対しても野球ファンから「一部じゃなくてほとんどのファンが悲しい気持ちになったと思う」「不快な思いをさせたことを謝るのはおかしい」「選手を侮辱したんだから謝罪くらいしてほしい」という声が殺到し、再炎上することに。 その後、16時過ぎになり公式ツイッターは改めて、「阪神タイガース・佐藤輝明選手の成績を予想するクイズを出題致しましたが、設問が、佐藤選手、関係者、ファンの皆様に対し、大変に失礼な内容でした」とツイート。ここに来てようやく、「出題を取り消すと共に、皆様に心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。 しかし、一度失った野球ファンからの信頼は簡単に取り戻すことはできず、謝罪ツイートにも多くの批判が集まることに。ルーキーである佐藤選手を揶揄するかのようなツイートに抗議が殺到していた。記事内の引用について『ニッポン放送ショウアップナイター』公式ツイッターよりhttps://twitter.com/showup1242
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スポーツ 2021年04月02日 11時30分
ヤクルト“ライアン”小川泰弘が巨人との東京ドーム決戦に向け「しっかりと自分の投球をする」
2日の読売ジャイアンツ戦(東京・東京ドーム)で先発が予定されている“ライアン”小川泰弘投手が1日、登板前日囲み取材に応じた。 小川は3月26日に行われた阪神タイガース戦(東京・明治神宮野球場)で、開幕投手を務めたが、5回2/3を87球投げて、5安打、3失点の内容でマウンドを降りており、勝敗はつかなかったが、チームは敗れている。 前回登板とその後の調整について、「前回の反省としてカーブ、チェンジアップでの腕の振りに緩さがあったので、そこを修正していきました」と話した小川は、巨人打線とは今季初対戦となるが、打線の中で注意すべきだと考えているポイントを聞かれると、「初対戦ですし、まずはしっかりと自分の投球をすることを意識して、試合の中で打者を分析をしながら試合の流れを掴みながら投げて、自分としては先発なのでしっかりと試合を作ってチームを勝利に導けるようにしていきたい」と自分のピッチングを心掛けることを誓った。 また、新型コロナウィルスの影響で、内川聖一内野手、川端慎吾内野手、青木宣親外野手、西田明央捕手といった主力選手が離脱していることに関して質問が飛ぶと、「主力が抜けていますが、こういう時こそ、いつも以上にチーム一丸となって戦っていかないといけないと思います」とエースとして現有勢力のチームを引っ張っていく考えを明らかにしている。 この日の横浜DeNAベイスターズ戦(神奈川・横浜スタジアム)の試合前には、初先発するルーキー・山野太一投手とキャッチボールを一緒に行う機会が見られたが、「技術的な話は特にないですが、初登板になるので気持ち的な部分での話はしました。とにかく山野が持っているものをマウンドで出してほしいと思います」とアドバイスとエールを送るなど、普段の練習でもエースとしての務めを果たしているようだ。 巨人と毎年行われる“東京ダービー”に、ヤクルトはエースの小川で先取を狙う。一方の巨人は、エースの菅野智之投手が脚部違和感で離脱したことにより、野上亮磨投手が先発を務める。(どら増田)
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スポーツ 2021年04月02日 11時15分
巨人・原監督が開幕マスクの大城をスタメン外に? 井納の炎上も影響か、野上復帰の裏で懸念する不安要素とは
巨人の正捕手争いは、決着がついたようである。4月2日のセ・リーグ3試合は、すでに先発投手が発表されている。巨人以外の5球団は「開幕投手」を務めたピッチャーだ。 東京ヤクルトのエース・小川泰弘対巨人・野上亮磨。菅野智之の代役を務める野上は2019年8月以来、605日ぶりの一軍公式戦先発登板となる。同年10月のアキレス腱断裂の重傷からカムバックをめざす。 しかし、前日4月1日にその野上が「明日の予告先発投手」として発表された直後から、こんな声も囁かれていた。 「大事な復帰登板なので、スタメン捕手は小林か、炭谷の方が良いのではないか」 開幕から4月1日までの6試合、スタメンマスクをかぶってきたのは、大城卓三だ。 昨季は持ち前の打撃力が評価され、さらに小林誠司の故障離脱も重なって、93試合に出場した。菅野の13連勝にも貢献しており、ベストナインに選ばれる。 「今春キャンプ、オープン戦では、小林、炭谷銀仁朗と正捕手争いを繰り広げ、開幕スタメンに選ばれました」(スポーツ紙記者) “開幕マスク”に選ばれた時点で、「正捕手争いに終止符が打たれた」と見る向きもあった。理由は、原辰徳監督にある。日本シリーズ対策として、「今年はある程度、レギュラーを固めて戦う」とを口にしていたからだ。 「開幕第2戦、戸郷翔征が先発しました。昨季、戸郷をリードしてきたのは、経験豊富な炭谷でした。その炭谷ではなく、大城とバッテリーを組ませたので、これはもう、決定的だなと」(プロ野球解説者) ここまでの6試合を振り返ってみると、スタメンは大城、代打、代走などの選手交代を経て、試合終盤に小林または炭谷がマスクをかぶってきた。 大城、小林、炭谷の3捕手は全員、日本代表チームに選出された経験を持つ。捕手難のチームからすれば羨ましい限りであり、見方を変えれば、小林のトレード放出説が囁かれる要因にもなっている。 「大城は打撃力、炭谷は捕手としての総合力、小林には肩が強いという武器があります。3人とも優秀な捕手ですが、配球という点では、小林か、炭谷のどちらかでしょう。配球面では大城は2人と比べ、ちょっと落ちるかな」(前出・プロ野球解説者) 菅野の故障離脱に関しては、「軽症、大事を取って」と首脳陣は説明していた。しかし、エース不在に加え、FA加入の井納翔一が3月31日の中日戦でノックアウトを喫しており、原監督も野上には「勝ってほしい」と思っているはず。 >>巨人・原監督の決断に批判! 井納の“デビュー即二軍落ち”は背信投球だけじゃない?「故障離脱を根に持ってるのか」と指摘も<< その復帰登板に向け、配球に一日の長がある小林か、同じ西武ライオンズ出身の炭谷とのバッテリーを推す声が出たのは、こうした経緯によるものだ。 「対戦相手は、ヤクルトのエース(=小川)です。ロースコアの試合展開も予想されますので、打撃力のある大城を起用するのも正しい選択です」(ベテラン記者) 昨季までは3人の捕手を使い分けてきた。正捕手争いの第2ラウンドが始まるのかもしれない。原監督は、どんな選手起用を考えているのだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年04月01日 19時55分
巨人・原監督の決断に批判! 井納の“デビュー即二軍落ち”は背信投球だけじゃない?「故障離脱を根に持ってるのか」と指摘も
3月31日に行われた巨人対中日の一戦。「5-3」で中日が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが巨人・原辰徳監督の“非情決断”だった。 同戦は昨オフにDeNAからFA加入したプロ9年目・34歳の井納翔一が移籍後初先発したが、「1.0回4失点・被安打5」と炎上し早々にKO。後を受けたリリーフ陣はその後1点しか許さなかったものの、打線が2回以降無得点に封じられ開幕5試合目で初の黒星を喫した。 試合後の報道によると、井納は「先発の役割を果たせず、申し訳ない気持ちでいっぱいです」と背信投球を猛省したとのこと。ただ、原監督は「ちょっと調整不足かな」、「あれだけポンポンポンポン(打たれる)というのはね」と井納を切り捨てると同時に、即座の二軍落ちを決断したことを明言したという。 原監督の決断を受け、ネット上には「井納を即二軍送りにしたのは意外、序盤から燃えたとはいえまだ1試合投げただけなのに」、「打たれた投手はリベンジの名目でもう1試合はチャンスもらえることも多いだけど、原監督はそれすらしたくなかったのか」、「2億出して獲ったのにこの体たらくだから、『二軍で出直してこい!』って感じで激怒したのかな」、「開幕直前の故障離脱を根に持ってるのか?」といった反応が多数寄せられている。 「昨季年俸6100万円(推定/単年)を大きく上回る2年総額2億円(同)という条件で昨オフ巨人入りした井納はDeNA時代(2013-2020)に『168登板・50勝60敗10ホールド1セーブ・防御率3.94』といった数字を残した投手。巨人でもローテ投手としての活躍が期待されていますが、開幕前の3月15日に練習を行っていた球場内で頭部裂傷を負った影響で、実戦登板を1回飛ばすなど不安要素も抱えていました。そのため、原監督は今回の炎上だけでなく、先の負傷も含めて『調整、自己管理がなっていない』と判断した可能性はあるでしょう。また、二軍に畠世周(二軍防御率1.29)、平内龍太(同0.00)といった有力な代役候補が複数いることも、井納の二軍再調整が実行しやすくなった一因なのではないでしょうか」(野球ライター) >>巨人・井納の”恥ずかしい”負傷が憶測呼ぶ 原監督もあ然のアクシデントに「相変わらずの宇宙人ぶり」の声も<< 試合翌日の4月1日、原監督の言葉通りに一軍登録を抹消された井納。二軍登板で結果を出し、原監督の信頼を取り戻すことはできるだろうか。 文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年04月01日 17時30分
DeNA、開幕から続く連敗にも光! 桑原&関根の復活コンビが攻守に躍動
2021年シーズンの幕が開け、はや一週間が経過しようとしているが、ベイスターズは未だ勝ち星なしともがき苦しんでいる。 しかし、三浦監督は3月31日の試合後には「いいところもいっぱい出てきている」と前向きなコメントも残し、部分的には手応えも感じている様子が窺われた。その中でも特に期待に応えた働きを見せているのが、桑原将志と関根大気のニュー1、2番コンビと言えるだろう。 桑原は、2016年から18年までのレギュラーメンバー。しかし、19年から調子を落とし、昨年は34試合出場で打席はわずか42しか与えられなかった上、打率も.139と結果は残せず、ファームでも.245と不調から抜け出せなかった。今年もキャンプは二軍スタートだったが、キャンプの最後で一軍入りすると、オープン戦では.296の打率を残し、神里和毅らとの競争に勝ち抜いてのポジションゲットとなった。 関根は、高卒ルーキーだった2014年から初スタメン初ヒット、翌年は開幕戦から初ホームランを放つなどの輝きを放ったプロスペクトプレーヤーだったが、2016年の70試合出場後からは出番が激減。ファームでは2018年.308、19年.329、20年.301と毎年高打率を残しながら、昨年シーズン中は遂に一軍昇格なしとなった。しかし今シーズンは、キャンプから一軍でアピールし続け、オープン戦で打率.429と猛アピールに成功し、開幕からライトの座を射止めている。 3月31日までの5試合、全て1番センター桑原、2番ライト関根でスタメン出場し、桑原は打率.364でリーグ8位で、早くも昨年のヒット5本を超える8本をマーク。関根もリーグ12位の打率.316と好調をキープ。ともに俊足の右の桑原、左の関根のコンビは3月30日の初回、エンドランを決め1−3塁のチャンスを演出し、見事に先制点を引き寄せるなど打線を引っ張った。また、守備能力も非常に高く、俊足を生かした守備範囲の広さと強肩は味方ピッチャーの大きな力となる。 コロナの影響で遅れていた外国人野手はすでに来日しており、4月中の合流が見込まれる。しかし、ダイヤモンドを駆け巡るニューコンビには、簡単にその座を受け渡さないような活躍をし続けて欲しいものだ。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2021年04月01日 15時30分
ロッテ・大塚コーチに「理解不能」ファン激怒 相次ぐ失敗に“解任論”も浮上、得点機を潰したミスに批判相次ぐ
3月31日に行われたロッテ対楽天の一戦。「2-1」で楽天が勝利したが、ロッテ・大塚明一軍外野守備走塁コーチが犯したミスがネット上のロッテファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「1-2」とロッテ1点ビハインドの8回裏に出たミス。ロッテはこの回楽天3番手・牧田和久を攻め立て、1死二、三塁と絶好のチャンスを作る。ここで打席の中村奨吾はレフトフライに倒れたが、三塁ランナーが俊足の藤原恭大だったため、タッチアップで同点に追いつくと思われた。 ところが、三塁コーチャーの大塚コーチは中村のライナー性の当たりがヒットになると思ったのか、打球が放たれた直後から腕を回して藤原に本塁へ走るよう指示。レフトの捕球に気付くと慌ててストップをかけ藤原を三塁に帰塁させたが、この間に内野へボールが返球されたためタッチアップすることはできなかった。 >>ロッテ・鳥谷、あと1ヶ月でレギュラーから陥落? 合流迫るライバル助っ人を上回るためのカギは<< 大塚コーチの指示ミスを受け、ネット上には「何でタッチアップをさせなかったのか理解不能」、「タッチアップ待機させていれば、仮にヒットでも藤原の足なら十分帰ってこれただろ」、「リプレー見ると藤原はタッチアップのため帰塁しようとしている、つまりこれは100%大塚コーチのポカ」といった反応が多数寄せられている。 同時に、「大塚コーチは前カードでも指示ミスしてたよな」、「福岡でミスしたばかりなのにまた同じ失敗してて笑えない」、「こうもミス続きだと勝てるゲームも勝てない、井口(資仁)監督は三塁コーチャーを別の人に代えるべき」といったコメントも複数見受けられた。 「今回指示ミスがやり玉に挙げられている大塚コーチですが、前カードの3月28日・ソフトバンク戦でも指示ミスを犯しています。同戦は『1-2』とロッテ1点ビハインドの6回表2死一、三塁で安田尚憲がセンター前に同点タイムリーを放ちましたが、この際大塚コーチは三塁へ走る一塁走者の中村にそのまま本塁へいくよう腕を回して指示。ただ、予想以上に内野への返球が早かったのか、中村が三塁を蹴った直後に一転してストップを指示。この結果、中村は三塁に帰塁しきれずタッチアウトとなり逆転機がついえています」(野球ライター) 3月26日の開幕戦から同月31日の試合まで、12球団で唯一5連敗を喫しているロッテ。今回のような記録に残らないミスも勝利から遠ざかっている一因なのかもしれない。文 / 柴田雅人
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ヤクルト・奥川、先発ローテ入りは望み薄?「納得がいかない」上々デビューのライバルと明暗を分けたワケは
2021年03月21日 11時00分
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スポーツ
OP戦大不振の日本ハム・清宮、なぜ栗山監督は二軍に落とさない? “英才教育”の裏にあるチーム10年来の課題とは
2021年03月20日 17時00分
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スポーツ
元横浜・高木氏、DeNA・高城に過激な言葉で警告?「冗談でも言っちゃダメ」ファン猛批判の“NG発言”のワケは
2021年03月19日 19時30分
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スポーツ
前阪神・伊藤に「バカにしてるのか」阪神ファン激怒 古巣の新ユニをSNSで酷評? 他球団ファンが驚く“過剰反応”のワケは
2021年03月19日 13時40分
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スポーツ
元ソフトB・攝津氏、シーズン中盤には引退を考えていた? “越年決断”の裏側を告白、球団のドライな対応にファン驚愕
2021年03月18日 20時45分
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スポーツ
阪神ドラ1・佐藤、OP戦好調もシーズンでは打撃不振に?「ちょっと嫌やな」濱中氏が指摘した問題点とは
2021年03月18日 19時30分
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スポーツ
DeNA・田中が復活登板! 2年半振りのマウンドでの躍動にファン歓喜
2021年03月18日 17時30分
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スポーツ
中日・高松が二塁塁審と激突! 大量失点のきっかけに「周り見えて無さすぎ」と呆れ声、避けなかった審判にも批判
2021年03月18日 15時30分
特集
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マリエの告発で評判ダダ下がりの出川哲朗 オードリー春日が呆れ、たかじんさんを激怒させた過去も
芸能ニュース
2021年04月10日 12時20分
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マリエの衝撃告白は暴露本出版のため? 意外な人物が紳助さんの現状明かしていた
芸能ニュース
2021年04月13日 22時00分
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マリエの大暴露、裏に“黒幕”がいる? 出川哲朗は経済産業省がPR動画非公開など実害も
芸能ニュース
2021年04月12日 12時00分
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爆問太田が「マセキ終わった」発言? 妻・光代は「マリエって誰?」 出川の後輩・かが屋が暴露報道に言及か
芸能ニュース
2021年04月09日 12時30分
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マリエの“爆弾告発”で所属事務所の過去の騒動が蒸し返される? ネット上の根強い噂とは
芸能ニュース
2021年04月10日 20時00分