プロ野球
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スポーツ 2022年06月14日 15時30分
巨人・原監督、ブルペン陣への嘆きが「トレード補強あるか?」憶測呼ぶ 実現の可否は現有戦力次第か
12日終了時点で「36勝31敗・勝率.537」でセ・リーグ2位につける巨人。14日に伝えられた原辰徳監督のコメントがネット上で話題となっている。 報道によると、原監督は13日に応じた取材の中で「左のセットアップがもう1人欲しいよな。彼ら(高梨雄平、今村信貴)しかいないわけだよな」、「リリーフは(一軍全体で)7、8人いるわけでしょ? (左が)入ってこなきゃね」とコメント。首位ヤクルトを7ゲーム差で追う現状について話す中でリリーフ左腕の不足を嘆いたという。 巨人は現在高梨、今村と2名のリリーフ左腕が一軍に同行し、高梨は「24登板・1勝0敗9ホールド・防御率2.76」、今村も「25登板・0勝1敗17ホールド・防御率4.81」といった数字を残しブルペンを支えている。ただ、他にリリーフ左腕がいないこともあり、今村は登板数リーグ5位タイ、高梨も同9位タイと登板数がかさんでいる。 >>巨人・原監督、吉川に激怒「いつまでそんなバッティングしてんだ!」 開幕前の裏話に、“再指導”求める声も<< この原監督のコメントに、ネット上では「今いる2人が登板過多で調子落とす前にもう1枚加えたい」といった同調の声と共に、「原のことだから、誰も使えなければトレード補強もあるんじゃないか?」、「今枠が埋まってる外野手を弾に左のリリーフ引っ張ってくるのもあり得なくはない」と外部補強を予想する声も多数みられた。 「巨人は現在高木京介(防御率2.03)、戸根千明(同3.45)など二軍である程度数字を残しているリリーフ左腕が複数名いますので、原監督は今後まずこうした左腕たちが一軍で使えるかを探るものと思われます。ただ、巨人は原監督が指揮した2019~2021年にかけ計9件(12球団トップ)のトレードを成立させるなど外部補強に積極的な球団であるため、現有戦力では賄えないと原監督が判断すればトレードもあり得ると考えているファンも少なからずいるようです」 「トレードは一般的に作戦サインの流出を防ぐため別リーグ同士で行われやすいこと、現在は出場機会に恵まれていないものの過去にある程度実績がある選手が対象になりやすいことを踏まえると、ロッテ・中村稔弥(今季7登板、防御率9.82/昨季まで通算40登板、同4.18)、西武・佐野泰雄(今季2登板、防御率0.00/昨季まで通算103登板、防御率4.43)といった左腕は狙い目とみられます。また、ロッテはチーム打率『.220(リーグ最下位)』、西武は『.227(同5位)』と両球団共に打線が湿っていることを考えると、巨人としてはレギュラーが固まっているため余剰戦力となっている外野手(ウィーラー、重信慎之介、石川慎吾など)を交換要員として持ちかけやすい状況ともいえます」(野球ライター) 昨季は東京五輪開催に伴う特例で8月31日までだったが、今季は例年通り7月31日までとなっているトレード期限。残り1か月半の間に巨人がリリーフ左腕のトレード補強に乗り出すことは果たしてあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年06月14日 11時10分
阪神・矢野監督、守護神の二軍降格は予定通りだった? リスクをはらむ処遇は最後の賭けか
矢野燿大監督は計算したつもりでいるだろうが、「賭け」に近い。 6月13日午後、「阪神が岩崎優を抹消した」との情報が飛び込んできた。岩崎は「トラの守護神」である。13日抹消となれば、再昇格は23日以降。ペナントレースが再開される17日はもちろん、DeNA、広島を相手に“守護神不在”で戦わなければならないわけだ。 「6月6日に湯浅京己を抹消(16日以降再昇格)、7日にはケラーを登録しています。再開後の6試合はこの2人で何とか凌いでと考えているのでしょう」(在阪メディア) 昨年の取材メモを読み直してみると、岩崎は6月4日に一度、登録を抹消されていた。「体力的な理由。リフレッシュ」とされ、今回の抹消についても、関係者の話を総合すると、休養が目的のようだ。 >>阪神・岩崎、開幕戦の乱調は矢野監督のせい? 球界OBの問題点指摘に賛否「あんなの予想できんだろ」<< 矢野監督にとっては「予定事項」のようたが、タイミングは悪すぎる。 阪神は交流戦を12勝6敗(2位)と大きく勝ち越し、最下位脱出だけではなく、4位にまで浮上した。再開するペナントレースの最初の相手は5位DeNAで、次は3位広島。DeNAとのゲーム差は「ゼロ」で、広島とは「2・5」。両カードを勝ち越せば、首位ヤクルト、2位巨人の背中も見えてくる。 「岩崎は疲れていたと思います。3者凡退で試合を締めくくることができず、最近は走者を背負って、なんとか凌いでいる感じでした」 関西で活動しているプロ野球解説者の心象だ。 しかし、大事な6試合を守護神不在で迎えるのは「賭け」に近い。 「打線が上向きなので、6試合なら凌げると思ったのでは」(前出・プロ野球解説者) また、岩崎とともに二軍降格となったのは、藤浪晋太郎。交流戦5試合にリリーフ登板し、失点ゼロ。四球も出したが、150キロ台後半のストレートで相手打者をねじ伏せていた。岩崎不在の間のクローザーを託すべきは、藤浪の方だと思うが? 「先発のウィルカーソンが2試合続けて炎上しています。ウィルカーソンもDeNA、広島との6試合のどこかで投げてくると思う。その結果次第では、藤浪かアルカンタラと入れ替えるのでは」(前出・同) 不安定なウィルカーソンの先発も含め、重要な6試合は投手陣の不安要素が多すぎる。 話は昨季終了後に遡るが、矢野監督は藤原崇起オーナーにシーズン成績を報告した後、こう語っていた。 「優勝したヤクルトの高津(臣吾)監督を見ていると、1年間どう戦うのかを考え、やり切った結果なのかなって」 ヤクルトは主力選手にも休養期間を与え、選手のベストコンディションを保ってきた。「守護神・岩崎」の抹消は予定事項だったようだが、チーム状況が異なる。 「阪神は打順、守備位置が固定されていません。大山悠輔、佐藤輝明は外野と内野の両方を守らされています。先発で調整させてきた藤浪を救援で使い、また、先発の調整をさせるのはかわいそう」(球界関係者) 他選手にしわ寄せが行くリフレッシュ休暇は宜しくない。交流戦明けの6試合でペナントレースの分岐点になりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年06月13日 20時30分
阪神、藤浪の二軍降格は先発復帰への布石か 入れ替え相手はウィルカーソン? 不可解な処遇に憶測の声
今季「8登板・0勝1敗・防御率4.29」といった数字を残している阪神のプロ10年目・28歳の藤浪晋太郎。13日、一軍登録を抹消されたことがNPBから公示された。 NPB公式サイトはこの日、阪神が藤浪の登録を抹消し二軍降格としたことを公示。ただ、抹消の理由や意図について、矢野燿大監督ら一軍首脳陣が何らかのコメントを残したとは特に伝えられていない。 今季、開幕当初は先発だった藤浪は「3登板・0勝1敗・防御率6.00」と振るっていなかった4月13日、新型コロナ感染を理由に登録抹消。その後チーム事情からリリーフに配置転換され5月31日に一軍再昇格したが、昇格後は6月12日までに登板した5試合で全て無失点と好投していた。 >>阪神・藤浪の不振に「イップスがあるもんね」元横浜・高木氏の発言に反論相次ぐ 過去に本人が強く否定<< 藤浪の二軍降格を受け、ネット上のファンは「1点も取られてないし、制球も安定してる(5試合で四球1)のに何で落としたんだ?」といった疑問の声と共に、「成績は上々で特に怪我もしてない、ってことは先発調整させるための抹消か?」、「不調のウィルカーソンとの入れ替えでローテに入れる説はありそう」と先発再転向のためではないかと推測するコメントも多数見られた。 「阪神は現在青柳晃洋(防御率0.89)、西勇輝(同1.50)、ガンケル(同2.31)、伊藤将司(同2.81)、西純矢(同2.97)、ウィルカーソン(同3.06)の6名が先発ローテを回していますが、唯一防御率3点台のウィルカーソンが6月3日・日本ハム戦(3回7失点)、同月9日・ソフトバンク戦(3.2回3失点)と直近2登板連続でKOされるなど今ひとつ。このことから、一軍首脳陣は不調のウィルカーソンと入れ替えで藤浪を先発ローテに入れるため、二軍で先発調整させようと登録を抹消したのではとみているファンも少なくありません」(野球ライター) 12日・オリックス戦に勝利し今季初の4位に浮上したが、12.5ゲーム差の首位ヤクルトに追いすがるためには大型連勝が求められる状況の阪神。連勝を伸ばす上では先発ローテの安定は必要不可欠だが、そのローテのテコ入れ要員として藤浪に白羽の矢を立てたということなのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年06月13日 19時30分
阪神ドラ4・前川、フェンス激突後交代に「背中の故障再発?」心配の声 またも長期離脱か、平田監督も沈痛
12日に行われた二軍・阪神対ソフトバンク戦。「2-15」で阪神が敗れたが、試合結果以上に話題となったのが阪神のドラ4・19歳、前川右京の負傷交代だった。 「0-3」と阪神3点ビハインドの1回表無死満塁。乱調の阪神先発・小野泰己に代わりこの場面からマウンドに上がった2番手・牧丈一郎は、打席のソフトバンク・リチャードに4球目のスプリットを左翼後方へ運ばれる。左翼手の前川はすぐに背走し、フェンスに背中からぶつかりながら捕球を試みるも及ばなかった。 フェンス激突後は特に変わった様子は見せずにプレーを続行し、直後の1回表1死二、三塁の場面ではアウトは取れなかったものの本塁への好返球も見せていた前川。ところが、2回裏1死一塁で回ってきた第1打席で片山雄哉を代打に送られ途中交代となった。 >>阪神二軍選手に「絶対に1番着けさせえ!」 川藤氏が平田監督に無茶振り、「球団方針知らんのか」と指摘も<< 突然の交代を受け、ネット上には「問題ないと思ってたら急にベンチ下がったけど大丈夫なのか」といった心配の声に加え、「これまさか上半身コンディション不良が再発したのでは」、「背中、腰に故障再発なら、また2か月ぐらいグラウンドから遠ざかるってことになるんじゃないか?」と長期離脱を危惧するようなコメントも多数みられた。 「前川は高卒ルーキーながら矢野燿大一軍監督、平田勝男二軍監督からスイングの鋭さなど打撃面を高く評価されている期待の若手ですが、3月末に上半身コンディション不良を発症し戦線を離脱。当時の報道では背中・腰の張りがきっかけとされており、その後約2カ月の調整を経て、6月7日の二軍・オリックス戦で実戦復帰したばかりでした。今回の途中交代は1回表のフェンス激突で何らかのアクシデントが生じたことが理由と思われますが、もし上半身コンディション不良が再発したとなると、また2カ月程度の長期離脱を強いられる可能性も決して低くはないでしょう」(野球ライター) 試合後の報道では、平田二軍監督が前川は13日に病院に行く予定と明かすと同時に、「(痛めた箇所は)同じところだと思うよ。せっかく(故障が)終わったところなのにな…。参った。一番、コレが痛いや」と再発を覚悟していることが伝えられている。長期離脱からようやく復帰した直後に、またその悪夢が前川に再来してしまうことになるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年06月13日 18時30分
DeNA、交流戦は5割フィニッシュ! 若武者・外国人・“89年組”が融合しブルペンで奮闘
18試合9勝9敗。昨年は9勝6敗3分、3位の成績よりは見劣りするが、リーグ戦からけが人やコロナの影響で戦力の整わない中、勝率5割でなんとか切り抜けた印象だ。 昨年はリーグ戦で.237、ホームラン37だった打線が、タイラー・オースティンを中心とした豪打が火を吹き、交流戦では打率.297、ホームランは24本と共に12球団トップの数字を残し、パ・リーグを粉砕した。 今年は打撃内容はほぼリーグ戦と変わりないものの、防御率はリーグ戦4.23に対し交流戦は2.60と劇的良化。先発では完全復活を果たし、7日のファイターズ戦ではノーヒットノーランを達成した今永昇太と、コロナからの調整が明けた“パ・リーグキラー”濱口遥大の両左腕を中心にローテーションを回すことに成功した。 その中でもチームを救い続けたのは強力とは言えない打線の援護を待ちながら、ゲームを粘り強く作り続けたリリーフ陣の踏ん張りだろう。リーグ戦では開幕から失点のなかった伊勢大夢は、交流戦の初っぱなのソフトバンク戦で記録は途絶えたものの安定感は抜群。入江大生もストレートとフォークのコンビネーションで、回途中からの登板や回またぎと様々な役割をこなした。9日には通算17勝を挙げ、球団歴代外国人の記録に並んだ鉄腕、エドウィン・エスコバーと、今シーズンから加入した右腕のブルックス・クリスキーの両外国人もしっかりと機能。また見逃せないのが"89年組”の3人。三上朋也はどの場面でもひょうひょうと仕事を果たし、TJ手術前よりもグレードアップした田中健二朗と、12日に通算200奪三振を達成した平田真吾は、コンビで大事な1イニングを任されるケースも散見され、勝ちパターンでの起用で腕を振り続けた。抑えの山崎康晃も近年の不安定さは影を潜め、弾むような躍動感が戻ってきた。結果リリーフ陣の防御率は1.66と堂々の数字を残し、三嶋一輝の穴を埋めることにも成功した。 金曜から始まるリーグ戦。長年自慢のリリーフ陣を武器に、三浦ベイスターズは反撃のリスタートを切る。 取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年06月13日 15時30分
「やらんかいアホ!」中日・波留コーチ、試合中の激昂は自業自得? 打線低迷は指導力不足のせいと指摘相次ぐ
12日に行われ、中日が「0-2」で敗れた日本ハム戦。中継カメラが映した中日・波留敏夫一軍打撃コーチの檄がネット上で物議を醸している。 この日の中日は先発・柳裕也が4回裏まで1失点とまずまずの投球を見せる一方、打線は散発3安打で無得点と苦戦。5回表以降の同点・逆転を狙い、チームは自軍ベンチ前で円陣を組み5回表に臨んだ。 先頭・木下拓哉のカウントが「1-2」となったところで、中継では5回表開始前の円陣の様子を捉えたリプレー映像が流れる。円陣ではマスクをあごまで下げた波留コーチが「目覚ませもっとお前ら! いつまで甘えてやってんねん野球! その気でやらんかいアホ!」と厳しい表情で選手に檄を飛ばしていた。 >>中日・立浪監督、根尾の投手転向方針に球界OBが「甘くねえぞ!」と苦言 致命的な問題点も指摘<< この波留コーチの檄を受け、ネット上には「急に波留コーチのブチギレ映像が映ってビックリした」といった驚きの声と共に、「こうやって怒らなきゃいけないのは、現状把握に苦戦してるコーチ側にも責任があると思うんだが」、「選手を叱り飛ばす前に、単打狙いの指導方針を見直す方が先では」と、波留コーチの指導力不足を指摘するコメントも多数みられた。 「今季の中日は開幕から5月22日まで中村紀洋、森野将彦両コーチが一軍打撃コーチを務めていましたが、23日から中村コーチが二軍打撃コーチに配置転換され、それまで同職だった波留コーチが一軍に昇格。立浪和義監督は配置転換の理由について詳細は明かしていませんが、チームは波留コーチの合流後22試合で45得点と、合流前(40試合で143得点)より得点力が大きく低下しています。このこともあり、それまで無得点の野手陣を一喝した波留コーチに対し、自分の指導力不足が原因ではないのかと感じたファンは少なからずいたようです。なお、波留コーチは敗戦した前日11日の試合後、一軍野手陣について『春から彼らのことを一個も見てないので。急にこっちに来たもんですから良いところも見ていない。話しをしながら何がいいのか探しながらやっていきたい』とコメントしたことが伝えられています。この発言を踏まえると、波留コーチは一軍合流から現在まで野手陣の現状や課題の把握に手こずっていることから効果的な指導ができていないという可能性は考えられます」(野球ライター) 各報道によると、単打でつなぐ野球という球団方針に従い指導を行っているとされる波留コーチ。試合後の報道では立浪監督が「打てる打てないはあるけど、もっと目の色を変えて打席に立てと。今のドラゴンズに、そこの部分が一番大事なこと。波留が円陣でそうやって気合いを入れてくれた。そこも大事」と理解を示したことが伝えられている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年06月13日 11時30分
千葉ロッテが元MLBセーブ王オスナを獲得!「全力で投げて日本の野球に順応していきたい」
千葉ロッテマリーンズは新外国人として、右腕のロベルト・オスナ投手を獲得したと発表した。背番号は「42」。 1995年2月7日生まれで27歳のオスナは、メキシコ出身、右投げ右打ちの投手。身長と体重は188cm、104kg、球歴はメキシコシティ・レッドデビルズ(2011年)―トロント・ブルージェイズ(2011年8月~2018年)―ヒューストン・アストロズ(2018年7月~2020年)―メキシコシティ・レッドデビルズ(2021~2022年5月)となっており、今シーズンはメキシカンリーグに在籍し、12試合に登板、2勝0敗6セーブ、投球回は13回1/3、被安打6、被本塁打2、与四死球2、奪三振15、防御率1.35と好成績をマークしていたところ、調査を続けていたロッテの目に止まり、入団に合意した。2019年にはアストロズで38セーブを挙げて、アメリカン・リーグのセーブ王に輝いている。 オスナは「千葉ロッテマリーンズで投げられることにとても感謝し、日本のファンの皆様の前で投げることが待ちきれません。マリーンズがパ・リーグ、日本シリーズで優勝する為に一生懸命チームの為に頑張ります」とコメントすると、現在のコンディションについて、「準備は出来ています。自分の全力を出してチームの勝利に貢献していきたいと思います」と改めてチームへの貢献を宣言。 日本の野球については「日本の野球を映像で見てきましたが、とてもレベルが高いという印象です。メジャーでも沢山の日本人と対戦をしてきました。イチロー選手や大谷選手とも対戦をしました。彼らを通して日本のレベルの高さを感じています。自分も全力で投げて日本の野球に順応していきたいと思います。ファンの皆様には勝利を提供し、色々な国で自分が学んできたことをプレーを通じて皆様にお見せしたいと思います」と日本人選手との対戦を通じて、かなり勉強して来ている様子。 井口資仁監督は「実績十分の投手。150キロを超えるストレートに多彩な変化球を持っており、さらにコントロールもよく頼もしい存在。一日でも早くチームに合流して勝利に貢献して欲しいと思います」とメジャー通算155セーブの実績を持つオスナに期待を寄せていた。ロッテは益田直也がクローザーとして健在だが、後ろに厚みを持たせる狙いがありそうだ。(どら増田)
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スポーツ 2022年06月12日 11時00分
ソフトB・リチャード、敵軍ミーティングに乱入し監督仰天! 審判への造反以前にも目立っていた問題行動
成績不振により先月16日から二軍に降格しているソフトバンクのプロ5年目・22歳のリチャード。2日の二軍・中日戦で見せた態度がネット上で物議を醸した。 リチャードは5回表、球審のストライク判定に不満をにじませ退場を宣告される。また、宣告後も「は? エグいでしょ、エグいエグいエグいエグい」、「(ゾーン)広いね、うん」などと反抗的な発言を連発したため、ネット上には「いつまでそんなふざけた態度をとるつもりなのか」などと呆れ声が相次いだ。 >>ソフトB・リチャードの退場劇に批判、憶測の声も「まだ引きずってる?」 藤本監督も呆れた不満爆発の背景は<< ファンの間でリチャードの問題行動が物議を醸すのはこれが初めてではない。2020年5月にはリチャードの打撃の師匠である西武・山川穂高が自身の公式インスタグラムで行った生配信で、西武首脳陣のミーティングを妨害したエピソードを暴露し話題となった。 山川によると、同年2月の練習試合後に話していた両名は西武首脳陣がミーティング中の部屋の前を通りかかったため、山川はリチャードに窓越しに会釈して挨拶するよう促す。ただ、リチャードは何を勘違いしたのか部屋に入って挨拶したため、辻発彦監督を「あいつ大丈夫か?」とドン引きさせたという。山川自身も「普通はあり得んぞ?」と呆れ果てたというこの行動に、ネット上からも驚きの声が相次いだ。 2021年11月には、チームの小久保裕紀監督がリチャードの問題行動を明かしたことが報じられ物議を醸した。報道によると、小久保監督は秋季キャンプ期間中の同月11日にミーティングを行うことを事前にリチャードに指示。しかし、リチャードは呼ばれていない前日10日のミーティングになぜか遅刻して現れたという。 また、小久保監督は秋季キャンプ開始当初から「人より早く動く」、「メモを取る」などと素行面を指導していたにもかかわらず、リチャードがメモを持ってきていなかったことも同時に暴露。小久保監督本人はこのエピソードを笑いながら話したというが、ネット上には笑いごとではないとし、リチャードに苦言を呈していた。 2022年2月の春季キャンプでは、一軍を率いる藤本博史監督を試合前の態度で怒らせたことが伝えられ注目を浴びた。藤本監督は同月18日に応じた取材の中で、リチャードが前日の紅白戦で「試合が始まる3分前まで相手のベンチにまだいた」と試合開始寸前まで相手側のベンチにいたことを暴露。具体的に何をしていたのかは触れなかったが、この態度を理由にキャンプA組昇格を見送ったと説明した。 紅白戦では「3打数1安打」とマークしていたが、試合に臨む姿勢がなってないという成績以前の問題で昇格を見送られたリチャード。多くのファンから批判や苦言が寄せられたが、その誰よりも藤本監督の失望は大きかったようで、リチャードは結局キャンプ終了までA組に呼ばれなかった。 チームの看板打者・柳田悠岐をしのぐともいわれるパワーを誇る一方でマイペース過ぎる、集中力が1試合通じて持たないなど精神面が課題とされているリチャード。今回の審判への態度を見る限り、その課題を克服する日が来るのはまだまだ遠そうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年06月11日 17時30分
千葉ロッテ 石川歩 投球術を磨き、ルーキーとの相性の良さも発揮、ベテランとしてさらなる進化へ
プロ野球は交流戦も終盤に差し掛かり、ここから本格的な夏場の戦いへと向かう。今季、完全試合やノーヒット・ノーランの記録が生まれるなど、各チームとも先発投手の活躍が目立つシーズンとなっている。特にパ・リーグでは、個人成績上位に防御率1点台の数字が数多く並ぶなど、ハイレベルなピッチングが展開されている。 エース級の顔触れが並ぶ中、千葉ロッテの石川歩も開幕から高いクオリティを見せ続けている一人だ。 6月7日、ホームで行われた中日戦で、今季11度目の先発マウンドに立ち今季5勝目を上げている。6回1/3を投げ計11安打を許すも2失点に止め、ベテランらしいしぶとい投球でドラゴンズ打線に大量点を許さなかった。 この日の登板を終え、防御率は1.81と開幕からの好調を維持、さらにリーグ2位タイ(7日終了時点、以下同)の5個の白星は、すでに昨年の勝利数(6勝)に迫っている。 2回にはノーアウト満塁のピンチも招くなど、今季では珍しく不安定な場面も多かったこの日、目立ったのは、打者を打たせて取るシーンが多かったことだ。2回のピンチも併殺で切り抜けており、ランナーを出しながらも内野ゴロやフライアウトに打ち取っている。一方で、この日の奪三振はゼロと、アウトは全て打たせて取ったものとなった。 今シーズン、「奪三振の少なさ」は石川の大きな特徴だ。これまで11度の先発マウンドの中での奪三振数30個は、パ・リーグ規定投球回到達者の中で最も少ない数字。リーグ屈指の防御率を記録するなど近年にない好調ぶりは、無理に三振を狙わずに打たせてアウトを獲る投球術に磨きをかけた結果でもあるだろう。 また、コンビを組む捕手・松川虎生も今季のピッチングを支える存在だ。自身三度目となる開幕投手に抜擢された3月25日の東北楽天とのオ-プニングゲームで、マスクを被ったのは松川。ルーキーのデビュー戦でバッテリーを組み、7回4安打無失点で見事な勝利を収めたことで、その後も女房役として起用されている。34歳のベテランも、新人のサインに首を振ることなく投げ込んでいる姿からは、互いの信頼関係の強さが感じられる。 ロッテでは「令和の怪物」佐々木朗希の飛躍もあり、チーム全体で若手の台頭が著しい。その中でも、円熟味を増した背番号12の姿はより頼もしさを感じる。さらに進化を遂げるベテラン・石川歩のピッチングに今後も注目だ。(佐藤文孝)
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スポーツ 2022年06月11日 11時00分
「顔が侮辱行為」オリックス選手の退場理由にファン激怒 DeNA戦で物議の秋村審判、批判受けた過去にも
5日に行われ、DeNAが「5-6」で敗れた楽天戦。試合結果以上に話題となったのが、この日球審を務めた秋村謙宏審判の態度だった。 秋村審判は6回表1死一塁、相手選手と接触したDeNA・嶺井博希や三浦大輔監督による守備妨害アピールを退けた後、この判定について場内アナウンスで説明。この際に時折言葉に詰まった上、そのことに苦笑いを浮かべながらで説明を行ったため、ネット上には「判定内容も態度もムカつく、馬鹿にしてんのか」、「この秋村って審判は昔から言動がよくないよな」と批判が寄せられた。 >>プロ野球、DeNA戦の審判に「馬鹿にしてんのか」怒りの声 疑惑の判定直後の態度が物議、嶺井の主張退けたワケを半笑いで説明?<< 秋村審判が判定を巡る態度や言動でファンから問題視されたのはこれが初めてではない。三塁塁審を務めた2007年9月1日・楽天対西武戦では、楽天先発・ドミンゴに対し1試合4ボーク(プロ野球新記録)を宣告。さらに、「3.2回3失点」で降板する際に自身に向かって右手中指を立てるなど不満をあらわにしてきたドミンゴを侮辱行為で退場処分とした。 退場劇にまで発展した秋村審判のボーク判定だったが、試合後の報道では本人が「野村監督(楽天・野村克也監督)から『ボークを取ったり取らなかったり』と文句を言われたので全部取った」と、野村監督に責任を転嫁するようなコメントを残したことが伝えられる。これを受けネット上に「ノムさんのせいにするのはおかしい」と苦言が相次いだ。 2008年5月17日のオリックス対ロッテ戦では、オリックス選手退場の理由説明が問題視された。「7-12」とオリックス5点ビハインドの9回表。オリックス先頭・ローズが空振り三振を喫した直後、それまでのストライク球の判定が不満だったのか、両手を広げるジェスチャーを交えながら球審の秋村審判に何か言葉を投げかける。すると、秋村審判は即座にローズを侮辱行為による退場処分とし、ローズやコリンズ監督から猛抗議を受けるも覆さなかった。 ローズが何か暴言を吐いたことが原因と思われたこの判定。ただ、試合後の報道では秋村審判が「何か言っていたけど、それは英語で分からない。その時の顔が侮辱行為だと感じた」と言葉の内容は分からないが表情を理由に退場を宣告したと説明したことが報じられ、ファンから批判が殺到した。 2015年4月1日・ロッテ対日本ハム戦では、突然の守備妨害宣告が物議を醸した。「1-4」とロッテ3点ビハインドの6回裏。ロッテは1死二、三塁で今江敏晃が打席に入ったが、今江に初球が投じられた瞬間に二・三走が重盗を成功させる。しかし、これを見た球審の秋村審判は今江が日本ハム捕手に守備妨害を働いたとして重盗無効、今江アウトという判定を下した。 この場面の今江は初球を見送った後に少し後ろに体を動かしたものの、打席内から足は出ておらず捕手とも接触していなかった。そのため、本人や伊東勤監督は猛抗議するも判定は変わらず、伊東監督は試合後も「あれで妨害なら話にならない」と怒り心頭だった。一方、報道によると秋村審判は「打席を出たかどうかは関係ありません。(動きの)見た目で判断しました」と、打席内であっても捕手の送球を邪魔したとの判断と説明したが、ネット上には呆れ声が相次いだ。 5日のDeNA戦でまた1つ悪名高いエピソードが加わった形の秋村審判。球界では審判の態度が物議を醸すこと自体は少なくはないが、これほど失態が目立つのは珍しい部類だといえるだろう。文 / 柴田雅人
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広島、會澤の転倒シーンに「負傷引きずってない?」心配の声 五輪棒に振った昨季の悪夢、再来への可能性も
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スポーツ
巨人、主砲・岡本は「スタメン外すべき」? 原監督も苦言、敗戦招いた致命的ミスに休養望む声相次ぐ
2022年06月01日 15時30分
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スポーツ
阪神・藤浪、中継ぎでの一軍復帰に失望か 盛り上がらないチーム状況に球団首脳もため息?
2022年06月01日 11時05分
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芸能ニュース
DeNA山﨑「試合前にこんなこと…」鬼越トマホークの毒舌にショック? 感無量の金ちゃん「芸人としての目標がなくなった」
2022年06月01日 10時35分
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スポーツ
中日・石川の左ひざ故障、敵選手に批判?「壊した責任取れ」の声、理不尽な八つ当たりの指摘も
2022年05月31日 20時30分
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スポーツ
楽天・オコエ、故障復帰から好調キープも心配? 先の見えない二軍暮らしに「腐りそうで怖い」の声も
2022年05月31日 19時30分
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スポーツ
オリックス交流戦2カード連続負け越しもT-岡田の復帰で打線が奮起!中嶋監督「帰ってきてすぐ打ったというのは大きい」
2022年05月31日 17時30分
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スポーツ
巨人、対ソフトB戦での新助っ人投入は失敗濃厚? 今季初登板の裏で懸念される不安要素とは
2022年05月31日 11時00分
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スポーツ
阪神、原口の「使い方雑過ぎ」? 二軍に落とした矢野監督らに批判、一軍復帰タイミングに疑問も
2022年05月30日 21時30分
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スポーツ
巨人・横川に「メンタルが心配」酷評した原監督に批判 イレギュラー起用が投球を狂わせたと指摘も
2022年05月30日 19時30分
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芸能ニュース
ロッテVS阪神戦、ゲストのトミーズ雅「点取らんでええのに」発言でファン激怒 「マジで黙れ」の声も
2022年05月30日 19時00分
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スポーツ
DeNA・宮崎、3番でも好調キープ! 稀代のヒットメーカーがチーム浮沈のカギを握る
2022年05月30日 18時30分
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スポーツ
日本ハム・杉谷に「諦め早すぎないか」の声 お立ち台コメントが物議? 来季を見据えた呼びかけが思わぬ波紋
2022年05月30日 15時30分
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スポーツ
中日・立浪監督、根尾の二刀流起用に本気? 助っ人緊急獲得もブレークへの期待は変わらずか
2022年05月30日 11時05分
特集
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『マイファミリー』、真犯人の演技に悪夢が蘇る?「テセウスの悲劇再び」過去のドラマと比較する声も
芸能ニュース
2022年06月13日 18時00分
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キムタク『未来への10カウント』最高視聴率で終了も、テレビ各局はオファーを尻込み?
芸能ニュース
2022年06月10日 22時00分
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『ちむどんどん』、主人公一家にウンザリ?「もうこの親子見たくない」の声 また金銭トラブル、励ましも理解できず
芸能ニュース
2022年06月09日 17時55分
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人気シリーズ『捜査一課長』の視聴率が〝沈下〟してしまった理由
芸能ニュース
2022年06月10日 21時00分
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『やんごとなき一族』、殺人未遂の犯人を見逃し?「逮捕案件だろ」事故の後遺症もなく指摘相次ぐ
芸能ニュース
2022年06月10日 18時00分