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社会 2015年12月15日 14時00分
故・小渕恵三元首相創設 中国緑化に100億円拠出の裏に蠢く思惑
日本政府が来年度予算で中国緑化支援事業に100億円を拠出するとの方針に、自民党内では猛反発が起きると同時に、様々な憶測が飛び交う騒動となっている。 12月3日の自民党外交部会では、外務省の説明に複数議員から「経済大国にいまだに日本が植林事業を支援する必要があるのか」「反日宣伝を進める中国を支援する必要はない」などという過激発言が飛び出したという。 政界事情通が解説する。 「この基金は、故・小渕恵三元首相が首相当時の'99年に創設され、日本が100億円を拠出し“小渕基金”と呼ばれてきた。中国に毎年億単位の資金で約1000万本、計約6万5000ヘクタールの植林が行われ、砂漠化防止や大気汚染対策の役割を担っている。かつて小渕優子元経産相や自民党中枢が現地視察し、日中の架け橋事業となってきた」 しかし、小渕元経産相については昨秋、過去5年間の政治資金収支報告書に計3億2000万円に上る虚偽記載が発覚。東京地検特捜部の捜査を受け嫌疑なしとされたものの、元秘書らに執行猶予つきの有罪判決が下されている。 「この捜査過程で、“小渕資金”にも疑惑の視線が向けられていた。つまり、何らかの形で小渕関係者周辺に中国からのキックバックがあるという、うがった見方があったのです。しかも、今や中国は金満大国。基金もいよいよ打ち切りと言われていた」(政治部記者) しかし、ここにきての思わぬ復活。これには安倍内閣の“寝技師”で親中派の二階俊博総務会長の意向が強くあるという見方が浮上し、実際、共同通信が「中国植林事業は二階氏が傾注。与党内で異論。党内軋轢が強まれば、日中関係の改善に影響を与える可能性もある」と配信した。これに二階氏がブチ切れ、「私が部会発言したわけでもないのに勝手に名前を使った。対外的にも問題だ」と抗議する騒動に発展した。 別の政界事情通は、こう指摘する。 「5月の1400人の大訪中団、10月の中国副首相級との会談など、二階氏が事業継続に大きな役割を担っているのは事実。しかし、それ以上にこの基金は、超親中派とされる小渕家の死活事業と言われる。そのため、小渕サイドが相当動き回っての動きと見られているのです」 いずれにしても、なんとも違和感のある100億円なのだ。
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レジャー 2015年12月15日 12時35分
ハッシーの地方競馬セレクション(12/16)「第66回全日本2歳優駿(JpnI)」(川崎)
新たなる女傑現る! 先週船橋競馬場でおこなわれた「第61回クイーン賞(JpnIII)」。本命に推した壇蜜のように遅咲きのトロワボヌールは、好スタートを切るとスムーズに3番手の位置を取る。道中はいつもと違いところどころ促しながらの追走。3コーナーから仕掛け始め、先頭を追うがなかなか差がつまらない。直線に入り鞭を入れられたが本来の反応が見られず。それでもじわじわと伸び始め、ゴール前では先頭に並びかけるが、脚色が一緒になってしまい惜しくも2着。向正面から促していた時は大敗も覚悟したが、粘り強く走って2着に入ったのはやはり力がある証拠。勝ったのは初ダートの3歳馬ディアマイダーリン。うら若き乙女が激戦を戦い抜いてきたお姉さまを競り落とし優勝。新女傑の誕生で今後が楽しみです。 さて、今週は「第66回全日本2歳優駿(JpnI)」が川崎競馬場でおこなわれます。2歳ダート王を決める一戦で、北海道、南関東、中央、兵庫を代表する若駒たちが集結し、若さあふれる激闘を繰り広げます。 本命は、芝からダートへ矛先を向けたら大成功したサウンドスカイです。その大成功ぶりは歌手としてデビューしたが泣かず飛ばずで、俳優として開花したユースケ・サンタマリアのようです。ダートに舞台を移すと直線の伸びが違い、2戦、3戦と使われる毎に末脚に磨きがかかっています。前走は外を回りながら最後までしっかり伸びており、スタミナも問題ないでしょう。 相手筆頭はレガーロ。前走は大勢が決まったと思われるところからしぶとく伸びて差し切り勝ち。初戦の内容からも距離が延びて良さが出ました。諦めない性格は非常に強みになります。ただ、加速に時間がかかるタイプだけに中央より小回りで直線の短い川崎では、本命馬より適性の差で対抗に留めました。 ▲はデビューから負けなしの6連勝を飾っている川崎のポッドガイ。 以下、オーマイガイ、スティールキングまで。◎(6)サウンドスカイ○(10)レガーロ▲(4)ポッドガイ(出走取消)△(8)オーマイガイ△(12)スティールキング買い目【馬単】5点(6)→(4)(8)(10)(12)(10)→(6)【3連複1頭軸流し】6点(6)-(4)(8)(10)(12)【3連単フォーメーション】6点(6)→(4)(10)→(4)(8)(10)(12)※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。<プロフィール>ハッシー山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。
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芸能ネタ 2015年12月15日 12時00分
世間的にいまいち話題にならなかったミスチル曲のパクリ騒動
歌手の平浩二の5月発売のシングル「愛・佐世保」のカップリング曲「ぬくもり」の歌詞が、Mr.Childrenのヒット曲「抱きしめたい」(92年)に酷似しているとされる問題で14日、平が騒動後初めて発売元の徳間ジャパンコミュニケーションズのホームページ(HP)でコメントを発表した。 平は「全く寝耳に水のこと。信じられませんでしたが、歌詞の内容は確かに酷似しており、大変驚愕いたしました」などと心境をつづり、「一歌い手として大変申し訳なく思います」とミスチルに謝罪した。同社はHPでCDの購入者に代金を返すことも発表した。 各スポーツ紙などによると、双方のレコード会社はこの日、都内で話し合いの場を持ち、徳間の部長、法務担当者らがミスチルの所属レコード会社に出向き謝罪。仕事だった平と、「ぬくもり」の作詞家・沢久美氏は同席しなかったという。平は今後、会見を行う予定はなく、騒動は収束したようだが…。 「スポーツ紙のみならず、最近はあまり芸能ニュースがなかっただけに、ワイドショーも取り上げたりしたが、世間的にあまり話題にならなかった。平の知名度が低く、曲がまったく売れていなかったのがその原因。ミスチルとしては、あまりありがたくない形で名前を出されてしまった」(音楽関係者) 徳間はパクリ疑惑の当該関係者に対して「厳正なる対処にて臨む所存」と13日にHPで発表していたが、具体的にどのように処分をするかは発表せず。そのため、ある疑惑が浮上しているというのだ。 「曲が発売されてからすでに7か月経過していて、今月11日になって突然パクリ疑惑が浮上。そのため、何か意図的なものが働いて騒動に発展したのでは、という声が他方面から上がっている。ある意味、売名行為にとられても仕方ない」(芸能記者) 平の次の曲が注目されそうだ。
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芸能ネタ 2015年12月15日 12時00分
破局? 綾瀬はるかの年内電撃入籍を消した松坂桃李主演ドラマの低迷
綾瀬はるか(30)と松坂桃季(27)の年内電撃入籍が注目されていたが、2人を知るドラマ関係者によれば、「入籍どころか破局の方向に向かっている」という。 綾瀬と松坂は、昨年5月に公開された映画『万能鑑定士Q-モナ・リザの瞳-』の共演がきっかけで交際に発展していたことが、今年1月に明らかになった。 「その後、綾瀬の自宅近くのスーパーで松坂が買い物をしている姿を目撃され、熱愛ぶりが騒がれた。さらに綾瀬が両親に松坂を紹介したことで年内の入籍まで囁かれたんです。NHK紅白の司会に綾瀬が決まり、入籍発表はその直前との見方もありました」(ワイドショー関係者) ところが双方の関係者は近況を「2人とも仕事が忙しいのか、最近は会ってません」と、口裏を合わせたように話し、ドラマ関係者もこう語るのだ。 「綾瀬は分かりませんが、松坂が距離を置いていることは間違いありません。松坂は現在公開されている映画『劇場版MOZU』で、彼のイメージを根底からひっくり返すような殺し屋を演じ、役者として高い評価を得ている。それなのに主演のドラマでは視聴率が取れない。俳優としての岐路に立たされた今、結婚は考えられない状態のようです」 松坂主演のドラマ『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』(フジテレビ系)が10月からスタートしているが、初回視聴率こそ12.9%を記録したものの、以降は一桁台で低迷。予定していた10話から変更され、9話での打ち切りが決定している。 「恋人役の木村文乃とのキスシーンがあまりにも息が合っていたことから、木村に乗り換えたとの情報も流れていますが、今の松坂はそれどころではない。『サイレーン』は菜々緒のセクシーさだけ目立って、肝心の視聴率につながらない。打ち切りが決まったのは松坂に取って屈辱以外の何物でもありません。とてもじゃないが、結婚を考える余裕はないと思います」(フジテレビ関係者) もはや、破局は時間の問題。三十路の綾瀬の婚期はますます遠のきそうだ。
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アイドル 2015年12月15日 11時28分
ベイビーレイズJAPAN新曲MV続々解禁! 受験生を応援する初のドラマ仕立ても
5人組グループのベイビーレイズJAPANが、新年1月6日に発売するニューシングル「走れ、走れ」のミュージックビデオを公開した。初のドラマ 仕立てとなった今作は、進路にもがく受験生を鼓舞する内容となっており、撮影は千葉県内の学校で行われた。 撮影日があいにくの雨模様と寒さに見舞われるも、大矢梨華子(19)は「他のメンバーに比べて暖かい衣装なので寒いとか言っていられない」 と、ノースリーブ衣装のリーダー傳谷英里香(20)を気遣う場面も。そんな仲間を想う気持ちは新曲の内容ともリンクしており、メンバー は「背中を押すのではなく、一緒に手を取り、寄り添って頑張っていこうという曲。皆で挑む気持ちを奮い立たせる歌にしたい!」と受験生への想いも募らせている。 シングルのカップリングに収録されるGOOD4NOTHINGのU-TANが作詞・作曲・編曲を務めた「FOREVER MY FRIEND」のMVも公開されるなど、次々とロックファンを魅了するベイビーレイズJAPAN。こちらは夏のZepp DiverCityでのライブから秋の全国ツアーに密着したロードムービーとなっており、早くも多くのファンから絶賛の内容となっている。熱すぎて震えると 噂されるライブの熱量が存分に堪能できる作品となっている。 12月28日に東京ドームシティホ−ルで開催する年末公演「ベイビーレイズJAPAN電撃の雷舞!2015」も、すでにチケットが完売となる など、人気実力ともにステップアップを続ける彼女たちから年末年始も目が離せそうにない。
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芸能 2015年12月15日 11時23分
ゴスペラーズ北山陽一が退院
男性ボーカルグループ、ゴスペラーズが14日、公式サイトで、脳腫瘍の手術を受け、療養中であった北山陽一が退院したことを報告した。 同サイトでは、「ゴスペラーズ・北山陽一の退院報告」とのタイトルで、「いつもたくさんの応援をありがとうございます。北山陽一に関する経過のご報告です。皆様にご心配をおかけしておりますが、北山は治療の経過も良好で、先日無事退院することが出来ました。担当医師からも順調に回復に向かっているとの診断を受けております」とのコメントが掲載されている。 北山陽一は今年8月、シンガー・ソングライター、さだまさしの長女でピアニストの佐田詠夢と2年の交際を経て結婚することを発表。しかし、11月30日、公式サイトで北山が療養していることを発表。11月に入り体調不良を訴え急きょ検査を行ったところ、脳腫瘍が確認された。「幸い100パーセント良性の腫瘍」と診断され、同中旬に都内の病院で手術を行っていた。
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その他 2015年12月15日 11時16分
二子玉川になんと空港が出現!? 客室乗務員がおもてなし!? 〜株式会社AIRDO就航記念イベントが開催〜
二子玉川になんと空港が出現…? 二子玉川に併設される二子玉川ライズ・ショッピングセンターに空港さながらに現役客室乗務員のおもてなしによる「羽田空港から道東までのバーチャルツアー」が体験できるイベントが開催された。 これは、株式会社AIRDO(以下:エア・ドゥ)が12月10日(木曜日)〜11日(金曜日)の2日間、二子玉川ライズの【ガレリア】において同社の就航周年記念イベントとして企画したものだ。 エア・ドゥでは、2016年2月に女満別線が就航10周年、2016年3月帯広線就航5周年、釧路線就航3周年を迎えるため、これを機に冬の道東エリア(ひがし北海道)の魅力を改めて皆様に知ってもらおうと、今回、「Do to 道東」〜ANNIVERSARY YEARS〜として開催したもの。 親子連れを中心として会場を訪れた参加者は、実際の空港さながらチェックインカウンターで予め渡された搭乗券を提示、客室乗務員の案内でチェックイン。 出発ゲートではダーツゲームにより目的地を選択、搭乗後の機内ではイメージキャラクターの「ベアドゥ」によるPRステージ、また各自治体による周辺地域のPRなどが行われた。目的地到着後は、道東4地域(釧路、帯広、北見、網走)の特設ブース「道東広場」を参加者が自由に回遊、スタンプラリーも催され、参加者にはAIR DOグッズのプレゼントなどが行われた。 イベントは夜9時までとあって、機内で提供しているオリジナルスープの試食や4地域の地酒や食品の試飲・試食が出来る店舗「お試しCafe&Bar」は会社帰りのビジネスマンやOLで大人気。終始にぎわいを見せていた。 また同社では道東エリアの魅力を動画・画像で紹介するキャンペーンサイトもオープン。サイト内では魅力あふれる道東を存分に紹介している。
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芸能 2015年12月15日 11時10分
文化放送 新人女子アナ3人が歌手デビューへ!
文化放送で毎週土曜日午前11時00分〜午後1時00分に生放送中の『なかじましんや 土曜の穴』。この番組の新企画として、文化放送にこの春入社した3人のアナウンサーが、CMディレクター・中島信也プロデュースのもとCDデビューすることになった。 デビューするのは、小尾渚沙アナウンサー、八木菜緒アナウンサー、西川文野アナウンサーの3人。来年春のデビューを目指す。今まで様々なCMをプロデュースし、自らCM音楽を作ることもあったという中島だが、いつかやってみたいと温めていたのが、アーティストをプロデュースして、CDデビューをさせること。そんな中、「いつかCDデビューをしてみたい」と言っていた新人女子アナ3人の噂を中島が聞きつけたことで、今回の新展開がスタートした。 同番組アシスタントの小尾アナから直接CDデビューしたいと言われた時には、すでに歌を作り始めていたという中島。今回のプロデュース決定について中島は「働いている女性を応援するような曲を作ってみたい」と意欲満々に番組内で語っていた。
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芸能 2015年12月15日 11時08分
上條倫子アナが結婚へ
「NHKニュース おはよう日本」のキャスターを務めるNHKの上條倫子アナウンサー(31)が、一般男性と来春にも結婚することがわかった。報道によると、交際期間は1年半で、お相手の男性は現在海外に赴任中。妊娠はしておらず、仕事は結婚後も続けるとのこと。 上條倫子アナは慶応大学経済学部卒業後、2007年NHKへ入局。これまでニュース番組やソチ五輪の中継キャスターとして活躍していた。
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社会 2015年12月15日 10時00分
都400億円負担をあざ笑う ナイナイ尽くし新国立競技場の前途多難
東京五輪・パラリンピックのメーン会場となる新国立競技場に、東京都が395億円(他に周辺整備費53億円)を支出することになった。総工費の上限とする1550億円の半分は国が負担、残る半分を東京都と日本スポーツ振興センターが運営するスポーツくじ(toto)が折半負担し、今月末の入札決定を待って工事に着手する。 新聞・TV報道は総じて好意的だが、総工費をめぐっては二転三転した経緯があり、官邸主導で決めた上限1550億円について複数のゼネコン関係者は「この枠内で収まるわけがない」と斬って捨てる。2020年1月の完成を目指しているが、その間に建設費がもっと膨らみ、国や東京都が追加負担を強いられるのは必至。それが嫌ならば五輪開催を返上するしかないというのだ。 鍵を握るのは、間もなく決まる再入札企業の対応だ。今回参加したのは、前回落札していた大成建設および竹中工務店を中心とするグループの2つだけ。下馬評では「大成優位」は動かない。白紙撤回を余儀なくされた前回、大成はスタンド工事(1570億円)を受注した。その手前、屋根工事(950億円)を受注した竹中に負けるわけにはいかないと、村田誉之社長が檄を飛ばしたのは広く知られている。 しかし、上限が定められた今回は「バカ高」と非難された前回(総額2520億円)に比べ、約1000億円も安い。大成だろうと竹中だろうと、仕切り直しの入札に参加したゼネコンが1550億円の枠内で工事を完成させ、営利企業としてソコソコの収益を上げるのは不可能に近い。しかし、両社には究極の秘策があるとでもいうのか、新聞・TVなど大手メディアはこの点には沈黙したままだ。 「'20年7月24日の五輪開催はもう決まっている。タイムリミットがある以上、受注したゼネコンは開催の“人質”を取ったようなもの。途中で『工事費アップがなければ、期限に間に合わない』と泣きつかれたら、政府だって首を縦に振るしかない。なまじ世間におもね、上限を設定したことが逆手に取られかねなくなってきたのです」(ゼネコン関係者) 悪意の有無はともかく、問題はゼネコンを取り巻く環境の激変だ。東日本大震災やアベノミクスによる公共工事を追い風に、各社は好業績を謳歌している。これに伴い「熟練工や技術者など工事現場での人手不足が深刻さを増している」と担当記者は打ち明ける。 「苦肉の策として定年退職者の再雇用に踏み切るケースが相次いでいる。これは下請けにも言えますが、現実には熟練者がドンドン去っていることから補充が追い付かない。彼らをつなぎ止めるには給料を上げ、待遇を良くすることが絶対条件です。当然、労務費は上がる。急増するコスト負担の下、1550億円を上限と言っていたら工事がサッパリ進まず、いよいよ開催が怪しくなってきます」 東京湾のウォーターフロントは数年前から大規模開発ラッシュで、早くも資材不足が懸念されている。そこへ新国立の建設が本格化すれば資材・労力不足に拍車が掛かる。 問題はそれだけではない。10月には横浜の大規模マンションで杭打ち偽装が発覚した。この手の偽装が全国的に横行しているのは疑う余地がない。結果、五輪のメーン会場となる新国立競技場はより丁寧な工事が要求される。もし手抜きした場合、五輪開催中に大地震で崩壊しようものなら世界中から非難されるだけでは済まない。だからこそ間違っても手抜きは許されない。 金がない(制限される)、人出が足りない、資材が足りない…。加えて時間が制限され、余裕がない。おまけに手抜きが許されない、の“ナイナイ尽くし”の下、1550億円ですべての工事を賄うことなど「絶対に不可能だ」と前出のゼネコン関係者が指摘するのも無理はない。 加えて、もう一つ悩ましい問題がある。工事費の半分を国が負担し、残りを東京都と日本スポーツ振興センターが折半負担することは前述した。ところがスポーツ振興くじ(toto)が395億円を調達すること自体、絵に描いた餅に等しい。totoは売り上げの5%を新国立の建設費用に充てる計画だが、昨年度の売上高は過去最高とはいえ約1100億円。その5%だから新国立には55億円しか充てられない。今後5年間(正味4年)、昨年度並みの売上高があったところで400億円の目標額には追い付かない。その穴は東京都と国が埋めるしかないのが実情なのだ。 巨額支出に難色を示していた東京都の舛添要一知事は「経済効果などを考え妥当な金額を出した」と胸を張った。数年後、果たして知事や政府首脳はどう釈明するのか。ゼネコンはもちろん、都民=国民の関心は早くもそこへ移っている。
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