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社会 2012年12月14日 17時45分
森永卓郎の「経済“千夜一夜”物語」 金融緩和で何が変わる
安倍晋三自民党総裁が火を付けた形で、金融緩和論争が盛り上がっている。その中で、「そもそも金融緩和には効果がない」という暴論も広がっているので、ここでは、その経済効果を整理しておきたい。 まず金融緩和は、為替市場で円安をもたらす。円の供給を増やすから、円の値段が下がるのだ。そして、もう一つ、国内の物価が上昇する。お金の供給が増えるため、お金の価値が下がるからだ。これらが経済に何をもたらすのか。 まず、円安は、国際競争上日本が有利になり、日本からの輸出が増える。また、日本からの工場流出が止まり国内生産が増える。 次に、これから国内の物価が上昇するという期待が高まると、建築費や設備費がまだ安く、金利も低いうちに投資をしておこうとする人が増えて設備投資が増える。よく、金融緩和を目的に日銀が資金供給をしても銀行が日銀に預けている当座預金の額が増えるだけで、融資へと資金が回らないから効果がないと主張する人がいる。供給した資金がブタ積みになるだけだというのだ。しかし、そのブタ積みこそが重要なのだ。ブタ積みが増えると期待インフレ率が上昇することが実証されている。だから設備投資が増えるのだ。 身近なところでは、住宅投資も増えていく。インフレになれば、住宅価格が上がる。だから、住宅価格が安くて、金利も低い今のうちに住宅を買おうという人が増えていくのだ。 このように金融緩和は、輸出と投資を増やす。つまり需要が増えるから、当然雇用も増えていく。経済学の教科書には、フィリップスカーブという法則がのっている。物価上昇率と失業率は反比例(正確に言うと逆相関)の関係があるのだ。しかも、日本のデフレ経済が明らかにしたことは、物価上昇率が1%を下回ると劇的に失業率が上昇するという事実。だから、物価上昇率を2%以上に誘導できれば、失業率が大きく下がる。それはリストラのリスクが減り、賃金が上がっていくことを意味している。 ただし、デフレ脱却にはデメリットもある。一つは、銀行に危機が訪れるということだ。デフレから脱却すれば、金利が上がる。金利が上がると国債の値段が下がる。すると、大量に国債を保有している銀行が大きな含み損を抱えるのだ。日銀によると、金利が1%上がるだけで大手銀行に3兆5000億円の含み損が発生するという。もちろん、損失は中小金融機関にも発生する。日銀が金融緩和を嫌がるのは、自分たちの天下り先である金融機関の経営が痛むからなのかもしれない。 もう一つ、デフレ脱却で生ずる痛みは、年金の実質減額だ。現在、日本の公的年金制度は、物価スライドの未実施分2.5%とマクロ経済スライドの未実施分7.2%の合計で、本来より1割割高の年金を支給している。インフレに転換すると、この分の削減が行われるようになるから、年金給付は実質で1割減る。これは年金受給世帯に厳しい生活を強いることになる。 現役世代はデフレ脱却で給料も上がるし、リストラのリスクも減るが、高齢世帯は年金が減り、預金もインフレで目減りするから、生活が厳しくなる。つまり金融緩和をすべきかどうかというのは、世代間の対立でもあるのだ。
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社会 2012年12月14日 17時44分
9人死亡 中央道・笹子トンネル崩落事故でぼっ発する補償問題の行方
12月2日に発生し、通行中の車3台が下敷きになって9人の死亡者を出した、中央自動車道の笹子トンネル(山梨県・大月市/甲州市=全長約4.7キロ)での崩落事故。車のトンネル事故としては、1979年に起きた東名高速日本坂トンネル火災事故(7人死亡)を上回る大惨事となった。 県警は業務上過失致死傷容疑で捜査を始めており、前代未聞の事故は今後、遺族への補償問題に焦点が当てられそうだ。 「崩落した天井板は、1枚当たり幅5メートル、奥行き1.2メートル、厚さ8センチ、重さは約1.2トン。設置された監視カメラのモニター画面には、センターラインに向かってVの字形に、一気に約100枚が崩れ落ちた姿が映し出されていました。管理・運営していた中日本高速道路の発表によれば、崩落した天井板をつる金具をトンネル上部のコンクリートに固定するボルトが、現場付近で抜け落ちていたとのこと。事故直後からの緊急点検では金槌で叩いた音で異常を確認する『打音検査』に切り替えましたが、それ以前はボルト部分について目視のみで確認していたことも判明している。管理体制の不備を指摘されることは間違いありません」(社会部記者) ただし、補償問題に関しては、ジャーナリストの大谷昭宏氏が、「亡くなった方が将来得るはずだった利益を算出し、遺族には1人6000〜7000万円が支払われるのがこれまでの例」としたうえで、こう問題を提起する。 「列車脱線事故などもそうですが、日本の刑法は組織や団体を裁くことができないため、あくまで個人の責任を追及することになります。しかし今回の事故の場合、たとえ老朽化が分かっていたとしても、事故の“予見可能性”や“結果回避”ができたかというと、その担当者に責任を問うことは難しいと思います。いずれにせよ、運営する中日本高速道路に裁判で責任を問うことは大変な労力を要する。安全管理を怠る組織を、処罰できるように法改正しないと難しい状況なのです」 いずれにしろ、解決は長引きそうだ。
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社会 2012年12月14日 17時44分
まるで官製談合 電力会社一斉値上げに潜むワナ “だから原発が不可欠”という偽りの正義(2)
加えて“脱原発”の先進国であり、再生可能エネルギー戦略の手本としていたはずのドイツに、今、暗雲が立ち込めていることが関係しているという。 ドイツに吹き荒れ出したという逆風については、多少の説明が要るだろう。メルケル政権は昨年、世界に先んじて“脱原発”を宣言。2022年までに国内の原発を全廃し、太陽光や風力、地熱など再生可能エネルギーを普及させるとの壮大なシナリオを披露した。 日本ではほとんど報道されていないが、ことの発端は10月15日、大手送電会社が発表したコスト試算だ。ドイツの再生可能エネルギー法は太陽光などで発電した電力を、地域の電力会社が20年間にわたって固定価格で全て買い取ることになっている。これに目をつけた新規参入組が相次いだ結果、買い取り費用が急膨張し、来年の負担額は今年に比べ一気に5割増しになることが判明したのだ。 「ドイツの新聞、テレビはこの問題を連日報道している。その論調はズバリ『戦略崩壊』で、旗振り役のメルケル首相は対応に苦慮している。もし今後20年間に毎年5割アップしていけば、それだけで国民はギブアップする。この分だと、いつ『脱原発は大いなる幻想だったのではないか』との見直し論議が台頭し、メルケル政権が追い詰められないとも限りません。どこかで聞いたような『こんなことでは工場の海外移転を考えなければならない』との悲痛な声さえ、財界トップの間で飛び交っています」(外資系証券役員) それもムベなるかな、ドイツの有力経済誌ビルトシャフツボッヘの世論調査によると、電気料金の大幅値上げに対し56%が反対を表明、賛成は26%にとどまった。日本はドイツの再生エネ戦略をほとんどそのままマネしているだけに、彼の地の騒動を知った関係者が「ついに風向きが変わった。今度は日本の番だろう」と都合よく解釈したとしても不思議ではない。 また、そんな腹の内を、新聞やテレビの担当記者が知らないわけがない。ところが電力各社の値上げ申請に際しては「人件費の削減が不可欠」「企業や家庭の反発が必至」などと指摘するだけで、各社の本音が「1日も早い原発の再稼動」であることには、なぜか触れようとしない。 「電力会社は以前から広告の大スポンサーですし、ほぼ例外なく各社に“御用記者”を抱えている。その面々が電力会社の本音に言及するわけがないし、仮に事情を知らない記者が踏み込んだ記事を書いたところで、デスクあたりが手心を加えるでしょう。特に東電は“財界総務部長”の異名を取った大物が、政界を含めたさまざまな工作を仕切っていた。その伝統が簡単に崩れるわけはありません」(経済記者) 電力各社の値上げ申請ラッシュは、決して偶然の産物ではない。これでは、冷めた国民の目には“談合”としか映らないだろう。
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社会 2012年12月14日 17時39分
まるで官製談合 電力会社一斉値上げに潜むワナ “だから原発が不可欠”という偽りの正義(1)
裏で申し合わせでもしたかのように、電力会社各社の電気料金値上げ申請が相次いでいる。 11月26日に関西電力が経済産業省に申請、翌27日には九州電力、29日には四国電力、30日には東北電力と、わずか1週間で4社が名乗り出た。既に東京電力が9月から家庭向け料金の値上げを実施しており、まさに「皆で値上げすれば怖くない」の図だ。 各社“揃い踏み”の理由は明白である。原子力発電所の再稼動には全くメドが立たない一方、火力発電用の燃料費負担がズッシリ重い。空前の大赤字で経営の屋台骨が揺らいでいる以上、ユーザーに「相応の負担」をお願いせざるを得ないとの立場だ。 当然、ユーザーは猛反発する。一般家庭向けで平均約10%の値上げは直ちに家計を直撃するが、国の認可を必要としない企業など大口向けのそれは、関電で19.23%、九電で14.22%と、家庭向けよりも割高。ただでさえ円高と消費不況に悲鳴を上げる企業には、負担増の追い打ちに他ならず、そうなれば国内生産に見切りをつけ、東南アジアなどに工場を移転する動きが加速する。当然、空洞化が進んで日本経済の沈滞に拍車がかかる。 「知恵者揃いの電力会社がそれを承知で値上げ攻勢に打って出たのは“脱原発”の機運が高まってきたことへのアンチテーゼといえば話が早い。原発の再稼動さえ認めてくれれば、大幅な値上げを申請する必要がなく、従って国内の産業空洞化など杞憂に終わると訴えたいのです」(電力関係者) 折も折、総選挙を目前にして滋賀県の嘉田由紀子知事が“卒原発”を旗印にした新党『日本未来の党』を結党し、これに複数の政党が合流して台風の目に浮上したばかり。電力会社にとって歓迎できない最たるものは、にわかに高まる“原発ゼロ”の声なのだ。 実際、値上げ申請に当たって関電は、大飯原発3、4号機(福井県)と高浜原発3、4号機(同)を来年7月から再稼動させることを前提にしており、もしもそうならない場合は「申請の倍の値上げが必要になる」と正直な“脅し”をかけている。 要するに国策として原発から完全に撤退すれば、日本経済は壊滅的ダメージを被ると訴えているのだ。 しかし繰り返せば、原発問題が総選挙の争点の一つに浮上しているとはいえ、なぜ今、値上げ申請ラッシュなのだろうか−−。 先に出揃った9月中間決算に輪をかけて、来年3月期が厳しいと覚悟したであろうことは疑う余地がない。そこで、政府の認可が必要な家庭向けの値上げを来年4月から実施するためには「経済産業省の専門家委員会や公聴会、内閣府の消費者委員会などの審査を考慮すると、年末ギリギリがタイムリミット」(政府筋)のようだ。
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芸能ネタ 2012年12月14日 17時38分
武井咲 略奪愛『発言』の裏に 堀北真希、AKB48へ宣戦布告
女優・武井咲(18)が『AKB48』や堀北真希へ“挑戦状”を突き付けた。 11月29日、都内の私立高校で行われた主演映画『今日、恋をはじめます』(12月8日公開)PRイベントに登場した武井は、女子高生から「自分が好きになった人に彼氏や彼女がいたらどうしますか?」と質問され、躊躇なく「あたし、奪う!」と宣言したのだ。 「清純派美女である武井の衝撃的告白に、場内は騒然となりました。でも、武井は構わず『あなたのこと好きですと伝えるかも』と続けたため、高校生らは大盛り上がりでした」(ワイドショースタッフ) 芸能界ではこの「奪う」発言が波紋を広げ、ある相手に向けた略奪メッセージとして騒然になっている。 「AKB48の大島優子や前田敦子に向けた宣戦布告といえるでしょう。武井は、8月に公開された映画『るろうに剣心』で共演した佐藤健に好意を寄せていた。しかし、佐藤は大島や前田との合コンが報じられた。そういった記事を見ると武井は不機嫌になるから、佐藤への恋心があるのは確実。つまり、大島&前田から“佐藤健クンを奪う”という意思表示なのです」(芸能ライター・新谷一氏) 相手はそれだけではなさそうだ。実は武井、間もなく公開される前述の『今日、恋をはじめます』で共演した松坂桃李に対しても“恋心”を抱きはじめているという。 「武井と松坂の恋を描く映画のため、2人はPRイベントに揃って登場する機会が多い。恋人の雰囲気をアピールするうち、武井が松坂を本気で好きになったようです。その証拠に、6歳も年上の松坂を“桃李クン”と呼んで、現場でもイチャイチャしています」(映画ライター) ちなみに、松坂も恋の噂が立つモテ男。9月まで放送されたNHK朝の連続テレビ小説『梅ちゃん先生』で、夫婦役で共演した堀北真希がその相手だ。 「堀北と松坂はメールで連絡を取り合い、すでに恋仲寸前。そういった情報を知る武井は、堀北へのけん制としても“奪う”宣言をしたはず」(芸能プロ幹部) 「武井は、10代半ばから多忙で、事務所管理も厳しくマジ恋愛をしたことがない。よくスタッフらに『あー、恋したい!』と叫んでおり、もう欲求不満で爆発寸前。イケメン2人をめぐる女バトルは、激しくなりそうですね」(前出・新谷氏) 武井の暴走が怖い。
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その他 2012年12月14日 17時30分
『龍が如く』最新情報 ニコ生で開発秘話が語られる!
『龍が如く』シリーズ総合監督である名越稔洋がMCを務めるニコニコ生放送特別番組“ゲームクリエイター名越稔洋の生でカンパイ”の次回放送日が2012年12月17日(月)21:00に決定した。 今回は12月6日に発売になったシリーズ最新作「龍が如く5 夢、叶えし者」のプロジェクトマネージャーであるセガ:植村氏をゲストに迎え、発売後の今だからこそ語れる開発秘話満載で番組を放送。 また視聴者からの質問に本気で答えるコーナー“名越に生で聞け”はもちろん、逆に名越が視聴者に質問するコーナー“逆に名越が生で聞く”も実施予定。 事前に名越監督への質問や要望がある方は下記視聴ページの投稿フォームから送信できる。番組内で採用される場合もるぞ。■出演:名越稔洋(龍が如くシリーズ・総合監督)、椿姫彩菜■ゲスト:セガ・植村幸司(龍が如くシリーズ・プロジェクトマネージャー)■日時:2012年12月17日(月) 開場20:50 開演21:00■視聴ページURLhttp://live.nicovideo.jp/watch/lv118627268
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レジャー 2012年12月14日 16時20分
愛知杯(GIII、中京芝2000メートル、15日)藤川京子のクロスカウンター予想!
中京11R、愛知杯は◎ピクシープリンセスが素質開花で重賞初制覇を飾ります。 前走のエリザベス女王杯は、出遅れて最後方からの競馬。道中は内を立ち回りジックリとタメを利かせました。4角で外を回るロスがありましたが、直線は外から猛追。メンバー最速の脚を使い、勝ち馬からクビ、アタマ差の3着確保。条件馬の身で初のGI挑戦でしたので、このメンバー相手にこの結果は上々。展開が向いたかもしれませんが、力がなければここまで差を詰められないでしょう。これまで圧勝しているレースが多く、休み明けの前々走は4馬身差でしたから、本格化の兆しが見えてきていた感じ。 中京の芝2000メートルでは、4走前に3馬身差で勝っているコース。条件に不足はなく、しかも当日は雨予報で、圧勝した4走前は稍重、前走は重馬場でした。道悪巧者で多少渋ってもこなせますから、本来の器用さでいい位置から馬場を突き抜けます。(14)ピクシープリンセス(15)オールザットジャズ(12)エーシンメンフィス(2)ゴールデングローブ(9)アスカトップレディ(16)ミッドサマーフェア(7)マイネオーチャード馬単 (14)(15) (14)(12) (14)(2)3連単 (14)-(15)(12)(2)(9)(16)(7)ピクシープリンセス 1頭軸マルチ※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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芸能ニュース 2012年12月14日 15時30分
バラエティ番組で出た“魂のひとこと”(42) 「けい動脈かぶりつくぞ!」(上島竜兵)
“芸人育成飲み会”と呼ぶにふさわしい、○○軍などという組織。そのなかでも古参にあたるのが、ダチョウ倶楽部・上島竜兵率いる「竜兵会」だ。有吉弘行や土田晃之、劇団ひとりやデンジャラス、カンニング竹山など、ここから多くの話術の達人が巣立っていった。 広報部長的な役割を担っているのは、土田。上島とはもう15年の付き合いで、11歳も年上。昔は、雲の上の存在だった。しかし今は、操り人形。主従関係は完全に、逆転している。 そんなふたりが12日にオンエアされた『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系列)に出演。“付き添い人生相談”なるコーナーで、「うまく話を組み立てて話せるようになるには?」と、上島の相談を土田が代弁した。 ちなみに上島は、芸歴30年の51歳。所属する太田プロダクションでダチョウは当然、芸人部門のトップだ。ところが、上島は出川哲朗や山崎邦正などと並んでリアクション芸人のイメージが色濃いため、若い女性からは嫌煙されがち。いわゆる“抱かれたくない芸人”だ。 この日も、上島の発言や言動に、客席の女性から「え〜」という批判の声が幾度となく飛んだ。それにたいする上島の返答は、「けい動脈かぶりつくぞ!」。 これは、ウケた。大先輩を子どものような視線で見守る土田も、思わず白い歯を見せた。すべらなかった上島は、安堵の表情を隠しきれなかった。後輩の相談に乗っているつもりが、いつしか上島が、「俺は今後どうしたらいい?」と逆に悩みを打ちあける。これが、竜兵会というものだ。 毎日、新聞も本も雑誌も読む。好きな番組は『NHKスペシャル』。それでも、話す能力と伝える才能が身につかないのが、上島という男。だからみんなが、支えたくなるのだろう。(伊藤由華)
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芸能ニュース 2012年12月14日 15時30分
「女子アナ・ウォッチング」第42回〜TBS期待のホープ・吉田明世アナ
リアルライブ読者の皆さま、こんにちは。 今回はTBS期待のホープ、吉田明世(あきよ)アナ(24)を取り上げます。 吉田アナは88年5月14日生まれ、東京都出身(出生地は宮崎)。 成城学園高等学校を経て、成城大学文芸学部マスコミ学科に入学。大学1年次の07年には「ミスキャンパス」に選ばれた美貌の持ち主だ。 11年4月にTBSに入社。1年目ながら、同年12月には「第44回日本有線大賞」「もうすぐ第53回輝く!日本レコード大賞」の司会を務めた。 2年目となった今年4月からは「Nスタ」(平日午後4時53分〜午後7時/日曜日午後5時30分〜6時)で金曜日のエンタメ&天気、「イカさま☆タコさま」(木曜日午後8時〜8時54分)、TBSラジオ「ミュージックナビ〜昨日と今日との交差点」(月〜金曜日深夜3時〜4時)火・木のパーソナリティーを担当。 10月からはCS放送・TBSニュースバード「ニュースバード1600」(月〜金曜日午後4時〜4時30分)で火曜日を担当、TBSラジオでは「吉田明世のプレシャスサンデー」(日曜日午前5時〜9時)という冠番組をもつことになった。 女子アナ・ウォッチャーのA氏によると、「私は大変期待しています。ただでさえ、人材難のTBSでは青木裕子アナも退社しますし、吉田アナが救世主になる可能性がるとみています。ルックスもいいし、田中みな実アナのような軽さも感じませんので、報道でも通用します。いいチャンスさえもらえば、ブレイクするのではないでしょうか」と語る。 TBSの大きな期待を背負う吉田アナの今後に注目したいところです。(坂本太郎)
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レジャー 2012年12月14日 15時30分
橋本千春の勝馬ピックアップ!(12/15) ディセンバーS 他4鞍
☆中山11R「ディセンバーS」(芝1800メートル) 休み明け3戦目で走り頃のベールドインパクトに期待。典型的な叩き良化型でプラスアルファは大きい。その片鱗を示したのが休み明け2戦目の前走菊花賞。直線外から鋭い伸び脚を発揮、ゴールドシップに0秒6差4着と迫った内容はここでは大威張り出来る。皐月賞も大外から脚を伸ばしゴールドシップに0秒8差7着と見せ場を作っており、これを物差しに考えたらここでは実力上位なのは明らか。差し脚を爆発させる公算が大。 初勝利を挙げたのはタフに使い込まれたデビュー3戦目。そして、コンビを組んだのが今回と同じデムーロ騎手。まさしく勝利の方程式に当てはまる1戦であり、取りこぼしは許されない。◎4ベールドインパクト○15マルカボルト▲7ドリームバスケット△3サンライズプリンス、14ベストディール☆中山10R「香取特別」(ダ1800メートル) 放牧効果でフレッシュな状態に仕上がった、素質馬のキングブレイクがチャンスをつかむ。休養前は伏竜S、彦星賞で強豪のハタノヴァンクール、イジゲン相手にいずれも小差2着した実績があり、実力はここでは一枚上の評価が与えられる存在。ダートは<2203>と、まだ底をが割れていない分プラスアルファは計り知れないし、この点も強調材料だ。当面の相手は、すでにこのクラスを快勝しているヒラボクマジック。◎4キングブレイク○3ヒラボクマジック▲9アントウェルペン△2ラヴィアンクレール、7ドリームザネクスト☆中山9R「ひいらぎ賞」(芝1600メートル) 山椒は小粒でピリリと辛い、そんな形容がぴったり当てはまるダノンビーナスでもう一丁。直線大外から強襲劇を決めた、前走の新馬戦は真骨頂。直後に短期放牧を挟み、約2か月間充電。ほぼ万全といえる出走態勢が整っており、能力全開は間違いない。一気呵成に2連勝を達成する。◎2ダノンビーナス○1エールブリーズ▲9タイセイポラリス△11ワキノキセキ、12マイネルホウオウ☆中京11R「愛知杯」(芝2000メートル) 本命に推したミッドサマーフェアは、破竹の2連勝でオークスTR・フローラSを圧勝し、オークスで1番人気を集めた逸材。秋華賞11着、ターコイズS7着といずれも不発に終わっているが、本来が叩き良化型で秋華賞は久々が響いたもの。また、ターコイズSはマイルの流れが合わず正味競馬をしたのは直線だけ。2戦とも敗因は明らかだ。それで、0秒7差、0秒3差といくらも負けていないのだから悲観することはない。左回りの2000メートルはフローラSと同じ条件で、勝利のお膳立ては整っている。今度こそ本領発揮だ。◎16ミッドサマーフェア○15オールザットジャズ▲14ピクシープリンセス△3アカンサス、13アイスフォーリス☆阪神11R「リゲルステークス」(芝1600メートル) 京阪杯で0秒2差5着と接戦に持ち込んだ、ハナズゴールが狙い目。不向きの1200メートルでこれだけの競馬が出来たのは、復調著しい証し。調子上昇に加えて、舞台は桜花賞TR・チューリップ賞を圧勝した阪神1600メートル。これはアドバンテージになるし、勝利へ大きく前進だ。◎2ハナズゴール○10ダローネガ▲5マウントシャスタ△11カネトシディオス、13ヒットジャポット※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。