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社会 2014年07月22日 13時00分
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第85回 日本経済の悪魔とは何なのか?
安倍晋三総理大臣は6月30日、イギリスのフィナンシャル・タイムズ紙に「私の第三の矢は悪魔を倒す」という、極めてセンセーショナルなタイトルの論文を寄稿した。 総理は「改革」の実例として、法人税率を2.4%引き下げたことを挙げ、来年度以降も税率をさらに引き下げる「予定」と書いている。法人税引き下げの理由は、「経済成長を促進し、グローバルな投資家を引き付けることにつながる」ためだそうだ。 さらに、総資産130兆円の年金積立金管理運用独立行政法人(以下、GPIF)について、「前向きな改革」を推進するとのことである。 具体的には、GPIFのポートフォリオの見直し、すなわち株式の割合を高めることで、グローバル資本を呼び込むわけだ。 また、総理は各種の規制の撤廃、特にエネルギーや農業、医療分野を外資に開放することを言明したわけだから、愕然としてしまった。 加えて、「女性の社会進出」が重要として、「働く母親のために家事を担う外国人労働者の雇用を可能にする」と約束したのに至っては、言葉もない。 日本はいつから、外国人労働者に家事を任せ、主婦が働きに出るような文化の国に「落ちぶれて」しまったのか。 ちなみに、総理の寄稿は外務省のホームページでは、タイトルが〈私の「第三の矢」は、日本経済につきまとっていた悪鬼を退治する〉となっている。 悪魔だろうが、悪鬼だろうが、総理大臣自らこの手の抽象的な「レッテル貼り」をする姿勢は容認できない。リーダーが抽象用語で印象操作を図るような国の政府に、まともな政策を打てるはずがない。 そもそも、日本経済の悪魔とは、何のことなのか。「第三の矢」で倒すと言明している以上、我が国の国民や企業を「保護」している各種の規制のことなのだろう。 しかも、エネルギーや農業、医療、つまりは「エネルギー安全保障」「食料安全保障」「医療安全保障」という、日本国民の安全保障と直結する分野について「外資に開放する」と言う。 ここまで来ると、常識を疑うという表現を使わざるを得ない。安倍総理は「保守派」の政治家だったと記憶している。「保守派」とは、安全保障を重視するのではなかったのだろうか。 別に、保守派の定義といった神学論をしたいわけではない。ちなみに、筆者は自ら保守派と名乗ったことはないが、それにしても「安全保障を軽視する」安倍総理の寄稿には、強く反発させて頂く。 安倍総理の寄稿は、要するに「規制緩和やグローバル化(=国境を越えた規制緩和)により、日本の構造改革を成功させる」という話なのだが、この手の「改革」が厄介なのは、際限がないことである。 例えば、エネルギー分野の「規制緩和」とは、果たしてどの時点に行き着けば、完成という話になるのだろうか。 電力の小売り部門の自由化や、発送電分離、電力卸売市場の設立など、いわゆる「電力自由化」を実現した(ちなみに、筆者は電力自由化に猛烈に反対している論者の一人だ)として、まだまだ「規制緩和」しなければならない部分はある。 すなわち、国境という規制だ。 国境という規制を「緩和」し、外国資本の国内電力サービスへの参入を「完全自由化」する。結果的に、日本の産業や生活、さらには安全保障の「基盤」たる電力サービスの多くが外資の傘下となり、初めて「規制緩和のゴールを達成した」という話になるのだろうか。 まるで植民地支配を受けている国のごとく、我が国が電力サービスを主体的にコントロールできない状況になって初めて、構造改革主義者たちは満足するのだろうか。 当たり前だが、自由化が大好きなアメリカですら、電力に代表される「国家の基盤」たるインフラストラクチャーについては、外資系の資本参加を無制限には認めていない。理由は、安全保障上の問題が生じてしまうためだ。 かつて、UAE(アラブ首長国連邦)の国営企業であるドバイ・ワールドの子会社『ドバイ・ポーツ・ワールド(DPW)』が、'05年にニューヨーク港、ニューアーク港、フィラデルフィア港、ボルチモア港などにおいてコンテナターミナルを運営していたP&Oを買収しようとした際には、米下院で猛烈な反発が沸き起こった。 下院議員たちは、アメリカの「インフラ防衛」を優先すべしと主張し、投資の自由を主張するブッシュ大統領(当時)と対決。最終的に、DPWはアメリカ撤退に追い込まれてしまった。 規制(※「国境という規制」を含む)とは、国民の安全保障や生活の安定、福祉の充実などを目的に定められた「法律」なのである。 規制が守っているものは、構造改革主義者の言う「既得権益者」ではなく、その国の国民や産業、環境なのだ。 一例を挙げると、安倍政権が「岩盤規制」として批判している「労働規制」が守っているのは、日本国民の労働者である。 企業などで働き、所得を得ることは、国民が健全な生活を送るための基本と言える。「国民が生きるための基本」を法律で保護することは、国民主権国家の政府としては、当たり前の役割の一つだ。 むろん、あまりにも労働規制が強固になり過ぎると、企業活動の妨げになり、スタグフレーション(不況であるにもかかわらず、物価が上がり続ける状態)を引き起こすケースもある。 また、労働規制を緩和し、企業の人件費削減を容易化すると、確かに短期的な利益は増える。企業の利益と、国民の「安定的な生活」は、ときにトレードオフ(一方を追求すれば他方を犠牲にせざるを得ない状況)の関係になってしまう。 だからこそ、全体のバランスを考慮し、企業利益と国民生活の安定の両立を実現する政策を実施することもまた、政府の役割の一つになるのである。 労働規制に限らず、現在の安倍政権の「第三の矢」はあまりにも拙速で、企業利益追求にバランスが傾きすぎているように見える。 日本経済に「つきまとっている悪鬼」とは、規制ではなく「デフレ」であり、国民の「貧困化」だ。そして、第三の矢と呼ばれる「成長戦略(=規制緩和)」はデフレを促進する。これは、彼の竹中平蔵氏や、岩田規久男日銀副総裁すら認めた事実である。 果たして、本当の意味での「日本経済の悪魔」とは何なのか。読者も是非、ご自身の頭で考えて頂きたいのである。三橋貴明(経済評論家・作家)1969年、熊本県生まれ。外資系企業を経て、中小企業診断士として独立。現在、気鋭の経済評論家として、わかりやすい経済評論が人気を集めている。
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社会 2014年07月22日 13時00分
福島原発「作業員6000人」の現実 現役作業員が内部告発(第4弾) 「週刊実話のスパイがいる!」犯人捜しとなった敷地内 ジャーナリスト・水石徹(1)
前号で触れた通り、原発作業員の採用ハードルは“猫も杓子も”といった具合で、極めて低い。だが採用が決まって、いざ現場(福島第一原発)に入るとなると、その際のチェックは、 「想像していたよりはるかに厳しい」 と原発作業員の桜井正雄さん(仮名)は言う。 作業員宿舎が多いのは、浜通り南部のいわき市内とその周辺。共同生活を嫌がって、アパートを借りている者もいる。ほとんどが自分の車を持っているので、宿舎、アパートから直接現場へ行きたいところだが、しかし決まりがあって、それができないんだ。 まず、いわき市の北にあるJヴィレッジ(広野町・楢葉町)に集まり、そこからマイクロバスか大型バスで現場へ向かう。自宅通勤の作業員も同じだね。 バスを用意するのは、元請けの大手ゼネコン。しかし、大成建設の下請けや孫請けの作業員が鹿島のバスに相乗りするのはご法度。だから元請けがそれぞれバスを用意しなきゃならない。 バスがJヴィレッジを出発したら、そのまますんなり現場へ直行できるかというと、そうじゃない。事故原発は双葉町、大熊町にまたがり、その南に富岡町があって、そこを通る国道6号線に検問所があるんだ。 そこで東京電力の関係者10人近くが旗を振って待ち構えている。そこには警察官の詰所もあって、常時、パトカーが4〜5台待機している。作業員を装った不審者が紛れ込んでいないかどうかチェックを受けて、やっと現場へ向かって走り出す。毎日がその繰り返しで、早番は朝5時から、遅番は昼から、そして夕方出勤の者もいる。 現場に着くと、今度は警備員詰所があって、そこで顔写真入りの入域カードをもらわないと敷地内に入れない。入域カードの受取りは、それぞれが首にぶら下げた身分証明カードと交換する決まりになっている。 実は、6月中旬、こんな事件があってね。原発警備員(いわき市在住=24)が金属バットでブン殴られ、送り出していた人材派遣会社の役員(36)ら2人が監禁、傷害容疑で逮捕された。 警備員が「仕事を辞めたい」と言い出したら、 「この野郎、フザけんな!」 となったらしい。その警備員は茨城県古河市で監禁され、いわき市まで車で運ばれた。その間にバットで殴られたってわけ。 警備員は、俺たちみたいに“あれやれ、これやれ”と奴隷みたいにこき使われるわけじゃないが、やはり放射能が怖いんだよ。だから職場を変えたくなるのは当然だ。それなのに、「辞めたい」と言ったばかりにブン殴られるなんて、気の毒でならんよ。
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芸能 2014年07月22日 11時45分
徹底的に“逃げ切り”戦略で戦うことになりそうなASKA被告の愛人裁判
男性デュオ「CHAGE and ASKA」のASKA被告とともに逮捕され、愛人とされている、覚せい剤取締法違反(使用)の罪で起訴された栩内(とちない)香澄美被告の初公判が22日の午後、東京地裁で開かれる。 逮捕後、栩内被告は尿と毛髪から覚醒剤の陽性反応が出ているが、一貫して容疑を否認。 各スポーツ紙が裁判に関する記事を掲載しているが、約30席分の傍聴券が抽選で配布予定で、注目度が高いだけに高倍率は必至な状況だとか。さらに、「栩内被告は某大手人材派遣会社グループのトップの紹介でASKA被告と知り合い、そこで関係を深め“シャブSEX”に溺れていたとされる。そのため、少しでも中に入るマスコミ関係者を減らすため、同グループが傍聴券をゲットするため、大量にアルバイトを投入する可能性もささやかれている」(週刊誌記者)。 次回公判でASKA被告が証人として出廷する可能性を指摘する専門家もおり、そうなると、「ASKA被告が栩内被告の覚せい剤使用について証言した場合、栩内被告の心証は明らかに悪くなるが、どうやら栩内被告は同グループが腕利きの弁護士を用意しているというから、『ASKA被告に「強要された」という流れに持って行き徹底的に“逃げ切り”の戦略で戦うことになりそう。栩内被告をしっかりケアしておかないと、今後、同グループを揺るがすような“爆弾発言”が飛び出す可能性がありそうなだけに、徹底的にガードされることになる」(全国紙社会部記者)という。 栩内被告は初犯のため、否認したまま結果的に有罪となったとしても、量刑は懲役1年6月、執行猶予3年が見込まれているというが、となると、後はASKA被告との関係について赤裸々な供述が飛び出すかが注目される。
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芸能 2014年07月22日 11時45分
握手会再開で泣きが入るレコード会社
復活したAKBグループの握手会だが、レコード会社が悲鳴を上げている。5月25日に岩手県滝沢市で発生したメンバー襲撃事件の影響で延期されていた握手会が7月に入って復活した。ただ、この握手会復活に泣きが入っているのがレコード会社だ。 「握手会というのはCDに入っている特典で、買ってくれた人に対するもの。そういう考えだから、CDを発売するレコード会社が握手会イベントの費用を受け持っているんです。実際、AKBグループはCDも売れるし、イベント費用を差し引いても十分利益が上がるものなのですが、事件以降は『ちょっと費用がかかりすぎる』と嘆いています」とはある音楽関係者。 その掛かる最大の費用というのが「警備員」だという。5日の握手会では警備員はこれまでの7倍にあたる350人に増員された。「単純計算で、仮に1人3万円だとしても、もともとは50人ぐらいでまかなえたものが、7倍ですからね。それだけで1000万円になる計算じゃないですか。かかる警備員の費用がハンパじゃない。ここまでの経費ではいくらCDが売れても元が取れないってことになってしまうんです」と同関係者。 とはいっても事件が起きたばかりで、いまタレントに何か起きたらそれこそ大問題になってしまうし、マスコミの目もどれだけ警備が強化になっているかということに注目が集まっている。「当面は、この厳重警備もいたし方がないでしょうと割り切るしかいないですが」と同関係者。 平常なトーンで握手会が行われるようになるのはいつの日になるのか。
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その他 2014年07月22日 11時45分
セーラー戦士とタキシード仮面に1200人のファンが大熱狂
21日、「ミュージカル美少女戦士セーラームーン-La Reconquista-」のDVD発売と、新作ミュージカル「美少女戦士セーラームーン-Petite Etrangere-」の公演を記念し、ミュージカル出演キャストによるフリーライブ&トークイベントが、サンシャインシティ池袋噴水広場で行われた。 イベントにはセーラームーン役の大久保聡美の他、小山百代(セーラーマーキュリー)、七木奏音(セーラーマーズ)、高橋ユウ(セーラージュピター)、坂田しおり(セーラーヴィーナス)、元宝塚女優で、前作に続いて本作でタキシード仮面を演じる大和悠河の6人が登壇。会場に駆けつけた1200人を超えるファンの盛り上がりは、開演前から最高潮で、とくに大和演じるタキシード仮面が颯爽と姿を現すと、会場全体から熱い声援が巻き起こった。 会場では、『We are the Pretty Guardians』、『参上! タキシード仮面』、『ムーンライト伝説(ももクロうたなしver)』の3曲を熱唱し、息のあったパフォーマンスを披露。トークでは新作ミュージカルについての意気込みを順に聞かれ、坂田は、「今年は大阪公演もあるのでとても楽しみです」とコメント。大和は、「昨年よりもさらに、さらに熱く、セーラームーンを、そして戦士たちを守っていきたいと思います」と答え、最後は大久保が、「皆さん、観に来てくれないと『月にかわっておしおきよ!』」と同作の決め台詞を披露し、ファンの大声援を受けつつイベントを締めた。 新作ミュージカル、「美少女戦士セーラームーン-Petite Etrangere-」は、8月21日から31日まで東京・AiiA Theater Tokyoで、9月5日から7日まで大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて、前作同様、宝塚さながらのオール女性キャストでの公演が予定されている。(斎藤雅道)
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芸能 2014年07月22日 11時45分
いしだ壱成 11歳年下の女性と再婚 子作りはこれから
22日、俳優のいしだ壱成が再婚したことを自身の公式サイトで発表した。お相手は11歳年下の一般人女性で、4年間の交際を経て7月14日に入籍したという。 「彼女は東北地方で生まれ育った、とても素朴で林檎のように芯の強い女性で、僕の仕事を全力で支えてくれています」などとコメント。 まだ、子供は授かっていないが、「沢山の子供達に囲まれた明るい家庭を築く様、日々精進して参りたいと思います」と幸せいっぱいの結婚生活を送ることを誓った。 挙式、披露宴は来年の春頃行う予定だという。
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芸能 2014年07月22日 11時45分
林家木久扇 喉頭がん公表 秋頃まで休養予定
落語家の林家木久扇が21日、喉頭がんであることを公表した。放射線治療に専念するため、一時休養するという。完治までは1か月半かかるようで、秋頃に復帰する予定。 レギュラーを務めている日本テレビの「笑点」は、7月27日〜10月12日放映分まで欠席するという。
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芸能 2014年07月22日 11時45分
志村、内村、岡村らが奇跡の共演 「絶対観る」「楽しそう」期待高まる
志村けん、ウッチャンナンチャンの内村光良、さまぁ〜ずの三村マサカズ、ナインティナインの岡村隆史、バナナマンの日村勇紀、ロンドンブーツ1号2号の田村淳と、名字に「村」がつくお笑い芸人が集結し、慰安旅行の様子を追ったバラエティ番組「6人の村人! 全員集合」が8月20日にTBSで放送されることが、わかった。 滅多に集まることのない奇跡の共演となるため、ネット上でも「絶対観る」「楽しそうだ」「面白そう」など、期待が高まっている。
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トレンド 2014年07月22日 11時45分
倉持由香 ローションの水鉄砲で衣装がスケスケになりました!
100cmのヒップの持ち主で、お尻が魅力的で「尻職人」として注目の倉持由香が、通算で5枚目となるDVD『桃尻彼女』(ライン・コミュニケーションズ)の発売を記念したイベントが、21日、都内で行われた。 撮影は3月に沖縄で行われた。沖縄ということで、暖かいと思いタンクトップを持ってウキウキしながら行ったそうだが、実際に沖縄に着いてみると、かなり寒くてダウンジャケットが手放せないほどだったという。「海辺をセーラー服で走るシーンがあるんですけど、本当に寒くて鳥肌が立っちゃいました。なのにセリフで「暑くなってきたね」とか言わなきゃいけなくて、震えながら演技をしましたよ」と語った。 寒さの中で撮影した今作品の内容は「もし私が彼女だったらという妄想する感じになっています。草食系の彼氏に私から迫っていくんですよ。そんな彼氏に襲い掛かったりしています。かなりド変態な作りになっていますから」と説明。ド変態な作品ということで、お気に入りのド変態のシーンについて聞いてみると「ローション風呂のシーンですかね。ここではローションを水鉄砲でかけられたりしています。この時に着ていた白いレオタードが透けて大変でした」と話した。 お尻を強調してTバックっぽい衣装を着ているセクシーなシーンがあるので、このシーンについて聞いてみると「実は私ってTバックはNGなんですよ。ここで穿いているのはTバックじゃないんですけど、自然にTになっちゃっているんです。知らぬ間にTバックになってしまうので、私は全自動Tバックと呼んでいます(笑)」とおどけてみせた。 最後にDVDで初めて挑戦したことがあるのでそれを聞いてみると「飴舐めに初挑戦してみました。これってイメージDVDの定番なんですけど、私やったことなかったんですよ。ファンの方からもぎこちないとか言われましたけど、でもそこがいいとか言ってくれました。私のぎこちない飴舐めにも注目して欲しいです」と語ってくれた。
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レジャー 2014年07月22日 11時45分
ハッシーの地方競馬セレクション(7/23)「デイリー文月杯(A2下)」(川崎)
実力は本物、華麗なる走りで3連勝!! 先週浦和競馬場でおこなわれた「しらこばと賞」。本命に推した工藤阿須加ことリアライズリンクスは、素早い反応から俺が逃げると言わんばかりにグイグイ押していき、ハナを切るとあとは一人旅。道中は伸び伸びと走り、3、4コーナーでは6、7馬身差を付けるセーフティーリード。ゴールでは少し差を詰められたものの、それでも3馬身差の圧勝で力の違いを見せつけました。さすが実力急上昇中のリアライズリンクス。今回も完勝でしたが、跳びが大きいため、今なら船橋でより高いパフォーマンスが見られそうです。 さて、今週は川崎競馬場で「デイリー文月杯(A2下)」がおこなわれます。10頭立てと少頭数ですが、4歳馬〜8歳馬と幅広い年齢層が揃った一戦。世代を超えた熱き闘いが、川崎の夜空に火花を散らします! 本命は新天地での復活を目指す東京ヤクルトスワローズ・新垣渚投手ことコスモイーチタイム。中央時代は4勝を挙げ、1600万下条件クラスまでいった実力馬ですが、ここ数戦精彩を欠き新天地・大井へ移籍。新垣渚投手は、今季7月まで福岡ダイエーホークスに在籍し、剛速球とスライダーを武器に先発として活躍しましたが、肩や腰の故障から不調に陥り、今年7月に東京ヤクルトスワローズへトレードされました。そんな新天地で復活を目指しているところが似ている両者です。移籍初戦となった前走は、中団からメンバー中3位の上がりを使い3着と移籍初戦としてはまずまずの結果。もともと4勝すべてを左回りで挙げており、今回の条件変わりはプラス。移籍2戦目で大井の水に慣れてきた今回は、新垣渚投手の剛速球ばりの直線一気に期待します。 相手は伸び盛りのリアハッピー。デビューからすべて川崎競馬場で出走しており、川崎競馬の案内人と言っても過言ではない成績。これまで崩れたのは僅かに2回で、その内1回は距離が長かったロジータ記念と敗因がはっきりしています。今回はこれといってハナを切りたい馬がおらず、前目から早めに先頭に立つ競馬をする本馬にはもってこいの展開となりそうで、ここも複勝圏内に入る可能性は高いでしょう。 ハバナマティーニは、こちらも展開が向きそうですが、今回は10頭立てといえど大外枠。好位を取りに行けば前半脚を使わなければならず▲。 以下、立ち回りが上手くいけば面白いドリームザネクストまで。◎(1)コスモイーチタイム○(8)リアハッピー▲(10)ハバナマティーニ△(9)ドリームザネクスト買い目【馬単】4点(1)⇔(8)(10)【3連単】4点(1)→(8)(10)→(8)(9)(10)※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。<プロフィール>ハッシー山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで選んだ4頭で決まり、3連単100万円越えあり。本人いわく馬の気持ちがわかるとか。
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