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スポーツ 2015年12月05日 16時00分
“昭和の大横綱”北の湖さん死去で始まる混沌! 貴乃花も狙う“次期理事長”争奪戦(2)
しかし、親方になってからの北の湖は、残念なことに必ずしも“100点満点”とは言い難い。 「当時の春日野親方(元横綱栃錦)に可愛がられ、指導者としても手腕を発揮できるよう育てようとしたが、師匠の三保ヶ関が後援会を持つことを許さなかった。そのため、困った時に相談する人が少なかったんです。素直で人柄は良かったのですが、土俵改革として評価できることはあまりなかった」(前出・中澤氏) 親方として育てた強豪力士も、結局出なかった。それどころか、内弟子だった金親が引退した後などは、奔走して宮城野親方に収めたにもかかわらず不祥事を起こし、ついに相撲界を追放されてしまった。 さて、北の湖理事長が成し得なかった今後の土俵改革はどうなるのか。 「当面は八角親方(元横綱北勝海)が理事長代行を務めるが、あの人では協会をまとめきれるか不安。北の湖さんは、理事長を八角親方に譲っても自らは理事として残り、補佐するつもりだったんです。それができなくなったわけですから、協会は混沌としてくるでしょう。だいたい、来年の初場所後、八角親方が役員として再選されるかどうかも未知数なんですからね」(相撲関係者) というのも2年前、屈辱の落選という煮え湯を飲まされた九重親方(元横綱千代の富士)が、ここに来てやる気満々だというのだ。 高砂一門は数が少ないこともあって理事は一人。 「八角には再選させないと言い切っていますよ。谷川、陣幕の同じ部屋の部屋付親方は、今や九重部屋に移籍。しかも、錦戸親方(元関脇水戸泉)は貴乃花親方に一票入れようかと迷っているようですから、もし九重親方が裏で工作するようなことがあると、どうなるか分かりませんからね」(同) しかし、九重親方は理事になれたとしても、理事長になれるとは限らない。というのも、貴乃花親方を理事長に推す勢力があると見られているためだ。 「傍若無人な九重親方が理事長職に就いたらどうなるか。相撲協会を無茶苦茶にされるんじゃないかと、みんな怯えていますからね。であれば、若手の貴乃花の方がマシだと考える親方も少なくない」(相撲関係者) “昭和の大横綱”の急逝は角界に大きな変化をもたらしそうだ。
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ミステリー 2015年12月05日 15時48分
椅子に座っている人物の正体は? 1891年に撮影された心霊写真
普通の光景に、人のようで人でない、おぼろげな姿が写り込んでしまう「心霊写真」。 風景や人物をそのまま写しとることのできるカメラという機器が発明されてから、わりと早くこの奇妙な写真は撮影されるようになった。当然ながらフェイクも多かったが、撮影状況などを振り返ると本当に幽霊が写ってしまったのでは?と思われるものが多数存在するのも事実だ。 今回紹介する写真は1891年にイギリスの図書館で撮影されたものだ。 光が差し込む部屋に置かれた一脚の上等な椅子に、うっすらと座っているような人影が被るように写っているのが判るだろうか? よく見ると白髪に豊かなひげをたくわえ、肘掛けに腕をおいている様子が見て取れる。 この人物は、写真が撮影された図書館を創立した人物、イギリス騎兵司令官であるコンバーメア(Combermere)卿ではないかとされている。彼はこの写真が撮影される前に馬車の事故で亡くなったという。 さて、この写真が公開された時、当然ながら二重露光などのトリックを疑う声も出た。卿が亡くなった後も多くの使用人が撮影現場となった屋敷で働いていたため、使用人が卿の服を着た状態で、カメラの露光中に椅子に座って心霊写真によく似たものを作り上げたのではないか、という説が唱えられたりもしたのだ。 しかし、当時の使用人で卿に扮することが出来るほど似た人物がおらず、似せることも難しいという反論が出てきている。 また、「この人物は本当に亡くなったコンバーメア卿の幽霊なのだろうか?」という疑問の声も出てきている。 卿の葬儀には多くの人が出席したのだが、この写真を見た人々から「生前、卿がこの幽霊と同じスーツを着用していたところを見たことがない」「亡くなった卿とあまり似ていない気がする」との証言が出てきているのだ。 果たして、この椅子に座っていた人物は誰だったのだろうか? 120年以上昔に撮影された心霊写真の真相は、未だに解明されていない。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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レジャー 2015年12月05日 15時45分
今日のキャバ嬢ごはん(7)〜出勤前にチョコバナナを食べる愛〜
増田愛(仮名・27歳) 私はお祭りの空気が大好きで、近くで開催されていたら必ず足を運んでしまう。だから11月に3度行われた酉の市にも毎年行っちゃうんだよね。東京では新宿でもやってるから、出勤先の歌舞伎町から近いってことで、祭りを楽しんでから、お店へ行くようにしている。 まずお祭りで私が必ず食べるものといったら、チョコバナナ。バナナにチョコを付けただけで300円は高いとは思うんだけど、お祭り気分を味わうためならいいかなって。チョコもバナナも好きだけど、わざわざ家で作ってまで食べる気にはならないしね。 それと最近のチョコバナナの屋台って、ジャンケンに買ったり、サイコロで当たり目が出たら、ボーナスチョコバナナがもらえたりするからいっぱい食べちゃう。それを食べながら、花園神社の見世物小屋でヘビ女のショーを見たりしている。 出勤前だからお客さんと同伴で酉の市を楽しむときもある。よくお客さんから「君のチョコバナナの食べ方は、官能的だ。もっと食べてるところを見せてくれ」なんて褒められたりするから、とってもうれしい! 私、チョコバナナが似合う女になりたいんだよね。 毎年、最後はお店の女の子たちに、お土産のベビーカステラを買っていくってのが私のスタイル。来年もまだ新宿でキャバ嬢を続けていたら、絶対に行っちゃうだろうな。その時も、もちろん私はチョコバナナを元気に頬張ります。(取材/構成・篠田エレナ)写真撮影・yto
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芸能 2015年12月05日 15時30分
まだまだ修復不能だったアンタッチャブル
6日、「2015 M-1グランプリ」が開催される。5年ぶりに開かれるということもあり、様々な方面から注目を浴びている。大会に関係する様々なプロモーションが行われている中、2004年の「M-1」王者であるアンタッチャブルの闇が、露見してしまった。 アンタッチャブルは2004年、審査員全員からの単独1位評価を達成し、圧倒的な力で「M-1グランプリ」で優勝。山崎弘也の破壊力抜群のボケ、柴田英嗣の鋭いツッコミに審査員のみならず、お茶の間の視聴者も大爆笑だったに違いない。 「今までの『M-1』でアンタッチャブルがナンバーワンという評価もよく耳にします。また、柴田さんは横山やすし師匠の再来とまで言われるほど。もともと実力はありましたが、改めて2人の実力に頷いた関係者も多かったです」(テレビ局関係者) 「M-1」優勝後、順風満帆に売れっ子芸人への階段を登ったアンタッチャブル。しかし、柴田が女性トラブル問題を起こし、2010年に芸能活動を休止。その間に山崎は“ザキヤマ”として孤軍奮闘、さらなる活躍ぶりを見せた。一方、柴田は2011年に芸能活動を再開。しかし、山崎との共演は完全になくなってしまった。柴田はあるイベントで山崎との漫才共演について、「今、漫才をやっている人たちには勝てない」と謙遜しつつ、「周囲のハードルが下がってから」と告白していた。 今回、5年ぶりの「M-1」復活ということで、テレビ朝日も相当な力の入れよう。29日には「M-1」王者が集結した「王者たちの緊急サミット! M-1グランプリ復活記念SP」が放送された。M-1王者が出演する中、アンタッチャブルだけが出演することはなかった。また、4日に発表された審査員でも、アンタッチャブルのみが審査員から外されるという残念な結果となった。 「やはり、関係は修復できていないようですね。いまだに山崎が柴田を許していないという情報があります。5年ぶりということでテレビ朝日も相当気合入れて『M-1』を盛り上げているのにも関わらず、アンタッチャブルだけが協力できていない。普通ならお世話になっているテレビ局に協力するのが当たり前ですが、それができないとなるとちょっと闇が深そうですね」(芸能関係者) ただ、ファンとしては2人が揃った場面が見たいもの。アンタッチャブルが再び共演することはあるのだろうか。
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芸能 2015年12月05日 15時24分
「M-1」審査員 9名中7名が吉本芸人 組織票の懸念も…
6日に開催されるテレビ朝日「2015 M-1グランプリ」。5年ぶりの開催ということもあり、注目度は高い。4日には審査員も発表されたが、一つの懸念点が浮上している。 今回、審査員を務めるのはM-1歴代王者の9名。漫才の実力もさることながら、現在も第一線で活躍している芸人たちである。審査員は以下。 中川家・礼二(M-1グランプリ2001年王者)、ますだおかだ・増田英彦(M-1グランプリ2002年王者)、フットボールアワー・岩尾望(M-1グランプリ2003年王者)、ブラックマヨネーズ・吉田敬(M-1グランプリ2005年王者)、チュートリアル・徳井義実(M-1グランプリ2006年王者)、サンドウィッチマン・富澤たけし(M-1グランプリ2007年王者)、NON STYLE・石田明(M-1グランプリ2008年王者)、パンクブーブー・佐藤哲夫(M-1グランプリ2009年王者)、笑い飯・哲夫(M-1グランプリ2010年王者)。 2001年〜2010年までの大会で審査員を務めたのは、大会実行委員長を務めた島田紳助を筆頭に、ダウンタウンの松本人志、ウッチャンナンチャンの南原清隆、大竹まこと、渡辺正行、ラサール石井、春風亭小朝、立川談志、上沼恵美子、西川きよし、島田洋七、オール巨人、中田カウスなど。松本と南原が若い世代となり、他はベテラン、師匠クラスが名を連ねていた。 「今回の審査員で一番の懸念点は、全9名中7名が吉本所属の芸人ということ。非吉本なのは、増田と富澤のみ。『THE MANZAI』や『キングオブコント』などのお笑いコンテストでは、度々“吉本の組織票”が疑惑として上がっていますから、今回も疑惑の目が向けられそうですね」(芸能関係者) 決勝進出芸人では、ジャルジャル、銀シャリ、スーパーマラドーナ、和牛が吉本所属の芸人。出場芸人で言えば、8組中4組が吉本芸人。そこそこ事務所関係ではバランスが取れているだろう。 「審査員本人たちは当然否定しますけど、穿った目で見る視聴者もいますからね。視聴者の方には純粋にお笑いを楽しんでもらいたいです」(お笑いライター) 審査員も初の経験で点数を付けるのは非常に難しいだろう。当然、緊張感もある。審査員たちにも悔いのない審査をして欲しい。
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社会 2015年12月05日 14時00分
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第152回 緩やかな回復基調
「雇用、所得環境は改善しており、緩やかな回復基調は続いていると考えているが、この結果をよく分析したいと思う」 「一部に弱さが見られるものの、企業収益は過去最高水準にあり、雇用、所得環境の改善が続くなど緩やかな回復基調が続いている」 「日本経済は一部に弱さが見られるものの、穏やかな回復基調にある」 これらは2015年7〜9月期の実質GDPが、対前期比で▲0.2%(年率換算▲0.8%)となったことを受けた政府要人の発言だ。初めから順番に、それぞれ安倍総理大臣、甘利経済再生担当大臣、菅官房長官の発言になる。 緩やかな回復基調とは、果たして何なのか? 「景気」の定義は、国民が生産者として働き、モノやサービスという付加価値を生産し、顧客に消費・投資として支出(購入)してもらった結果、創出される所得の変動のことである。所得創出のプロセスにおいて、付加価値の「生産」、消費投資という「支出」、そして所得の「分配」の3つは、必ずイコールになる。結果、国内総「生産」すなわちGDPは、生産面、支出面、分配面という3つの面を持ち、3つのGDPの「面」は、必ず同額になる。これを「GDP3面等価の原則」と呼ぶ。 すなわち、景気が良いとは、国民が生産した付加価値への支出が増え、生産者の所得が拡大しているという意味になるのだ。「緩やかな回復基調」が何を意味するのか、さっぱり分からないのだが…。 とりあえず日本経済の「景気」は悪化している。今年の4〜6月期の実質GDPも対前期比▲0.2%だった。7〜9月期も▲0.2%に終わったため、これで2期連続のマイナス成長ということになる。 ちなみに、2014年の4〜6月期、7〜9月期もマイナス成長であった。2期連続でマイナス成長に陥ることを「リセッション(景気後退)」と呼ぶ。 日本国は2014年、2015年と、2年連続でリセッションに突入してしまったことになるわけだ。全ては、安倍政権の経済政策の失敗が原因だ。日本国の憲政史上、2年連続で国民経済をリセッションに叩き込んだ政権は存在しない。安倍政権は、史上初めて日本国の経済を2年連続でリセッションに叩き込んだ政権として、歴史に名を残したことになる。 それにもかかわらず、政府は首相も閣僚も、 「緩やかな回復基調が続いている」 という、抽象的な表現でごまかそうとしている。もはや“お手上げ”という印象を覚えたものだ。 なぜ、日本経済は2年連続でリセッションに陥ってしまったのか。本連載の読者には、今さら説明は不要だろう。 安倍政権は「デフレ脱却」を標榜しながら、デフレについて「貨幣現象」という間違えた(あるいは曖昧な)捉え方をした。デフレーションという経済現象は、バブル崩壊と緊縮財政により国内の支出(=需要)が激減することで発生する。すなわち、デフレーションとは「総需要の不足」なのだ。 本来のデフレの定義「総需要の不足」という認識を持っていれば、総需要抑制策である消費税増税や介護報酬引き下げ、公共事業の削減など、緊縮財政路線を推進できるはずがない。 ところが、安倍政権は「デフレは貨幣現象」論に基づき、デフレ対策を日本銀行に丸投げした。デフレが、竹中平蔵氏らが主張するように「マネー(貨幣)の不足」が原因ならば、'13年4月以降、日本銀行が量的緩和政策として180兆円を超える新たな日本円を発行したにもかかわらず、インフレ率が直近で▲0.1%に落ち込んでしまっている現実を説明できない。 正直、日銀はよくやっている方だと思うが、日本銀行の量的緩和は「国債」を買い取るわけで、生産者たる国民が生産したモノやサービスが購入されるわけではない。 モノやサービスの購入のことを「需要」と呼ぶ。日本銀行は180兆円超の通貨を発行したが、モノやサービスが買われたわけではないため、需要は拡大せず、インフレ率もマイナス0.1%に戻ってしまった。 むろん、デフレ期に日本銀行が量的緩和政策を実施することは、適切な政策ではある。だが、それだけでは不十分なのだ。本来であれば、日本銀行の量的緩和と同時に、政府が銀行に溢れ返ったおカネ(実際、溢れ返っている)を国債発行で借り入れ、国内で消費、投資として支出しなければならなかった。すなわち、生産者が生産するモノやサービスという付加価値を購入することで、需要を拡大する必要があったのだ。 ところが、安倍政権は'14年度以降に緊縮財政路線に転じ、消費税を増税。介護報酬を削減し、公共事業まで支出を絞り込み始めた。 誰かがカネを使う必要がある環境下で、政府が「国民にカネを使わせない。自分も使わない」緊縮財政路線を突き進んだ以上、物価が下落傾向になり、経済成長率がマイナスになって当たり前だ。 ちなみに、今回の経済成長率(のマイナス)の中身を見ると、実は外需寄与度は0.1%のプラスとなっている。「内需」が▲0.3%となり、全体の足を引っ張ったのだ。マイナス成長を「誰かの責任」に転嫁したい安倍政権が、「好調だった中国の経済失速が原因だ」とやりたくなるのは分かるが、外需寄与度がプラスであるという現実を踏まえる必要があるだろう。 落ち込んだ内需の中身を見ると、民間最終消費支出、民間住宅はプラスなのだが、民間企業設備(設備投資)がマイナスになっている。しかも、設備投資は4〜6月期、7〜9月期と連続でマイナスだ。 さて、2年連続で日本経済をリセッションに叩き込んだ記念すべき安倍政権は、どうするのだろうか。当然ながら、大規模補正予算を組んでもらわなければならない。とはいえ、現状の安倍政権は構造改革や緊縮財政路線を走り続けており、現実を見ようとしていない。 日本国民は安倍政権に「現実」を突き付ける必要があるだろう。 安倍政権は「日本の憲政史上、経済を2年連続でリセッションに叩き込んだ、記念すべき政権」なのだ。 これが事実であり、結果である。みつはし たかあき(経済評論家・作家)1969年、熊本県生まれ。外資系企業を経て、中小企業診断士として独立。現在、気鋭の経済評論家として、分かりやすい経済評論が人気を集めている。
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アイドル 2015年12月05日 14時00分
【帰ってきたアイドル親衛隊】隣町にある中学校に可愛い子…それが中山美穂だった!
隣町にある中学校に可愛い子がいるというウワサが地元に飛び交った。私が高校1年生の時である。その可愛い子を見に行こうと隣町に何度か見に行ったことがあった。結局そのウワサの子には会うことができなかった。その子とは中山美穂のことである。後に『毎度おさわがせします』(TBS系)に出演し、地元では大騒ぎになった思い出がある。 その地元の可愛い子がドラマに出演するということで、放送を楽しみにWAKUWAKUさせてもらった。ドラマは中高生のエロい妄想がテーマであり、そのマドンナ役を中山が演じた、中高生にはエロい刺激的なセリフが多く、しかもほぼ全裸になるシーンもあり、衝撃を受けた人も多かったことだろう。 ワンクールでドラマが終わり、今度はアイドル歌手としてデビューすることになった。1985年6月に『C』でデビューを果たし、アイドル歌手としても一気にブレークを果たした。地元の可愛い子が完全に手の届かない存在になってしまい、今後も会うことなんてありえないなんて思ってしまった。そんなことを考えていたが、この年の9月にようやく中山と会う機会が訪れた。 TBSである公開番組の収録があった日で、そこでその公開収録の出演者の出待ちをしていた時である。その時に出演していたドラマ『夏体験物語』(TBS系)のリハーサルか収録かはわからないけど、共演者の網浜直子と一緒に中山が出てきたのだ。まさかいるとは思っていないので、目の前に中山が来た瞬間は呆然としてしまった。そこですぐに冷静になって、話しかけて写真撮影をさせてもらった。ここで少し話しをする時間があったので、地元の可愛い子の話しをすることができて、中山本人もビックリしていた。こんなくだらない話しを真剣に聞いてくれたことに私自身もビックリだった。 怒涛の勢いでトップアイドルにのし上がり、歌番組にドラマに引っ張りダコになり、もう中山とは会えることは無いと思っていた。しかしここで奇跡が起こったのだ。アイドルブームも終わった1990年9月だった。たまたま川崎のチネチッタあたりを歩いていたら何かの撮影が行われていた。良く見るとそこには中山美穂がいるではないか。それは『すてきな片想い』(フジテレビ系)という月9ドラマの撮影だったことが判明した。数週間後に、この時のシーンが放送されて、テレビを見ている時に、その場で中山と同じ空間にいたことを思い浮かべながらニヤニヤしながらテレビを見てしまった。 この頃はアイドル歌手から次のステップへシフトするのが大変だと言われていた時期でもあったが、中山は完全にアイドル歌手から本格的な女優へとなった。彼女のドラマは大好きだったので、いつも見ていたのだが、ここで私にも大きな出来事が起きたのだ。川崎ではただ野次馬として撮影を見ていただけだったが、1年後の91年9月に中山と会う機会に恵まれたのだ。当時タレント活動をしていた私は、中山主演のドラマ『逢いたい時にあなたはいない…』(フジテレビ系)に出演することになったのだ。といっても本編では無く、主題歌の映像の出演だったので、セリフとかは一切無かったが、ドラマの主題歌の映像に出れる嬉しさもあったが、そこに中山がいることに大きな意味があった。いい思い出である。 その後は女優として飛躍して、海外に移住して結婚して出産もした。この段階でもう会えることは無いと思っていたが、2014年に辻仁成と離婚。今でもパリに住んでいるようだが、芸能活動を辞めた訳ではないので、日本での活動も行うようになった。12月2日に放送された『2015FNS歌謡祭』(フジテレビ系)にも出演し、往年のヒット曲を披露してくれた。今後も日本での活動が頻繁に行われる可能性も高いので、いつか中山に会える日が来るかもしれないので、そんな日を楽しみにしたいと思う。できるなら中山の中学時代の話しなんかもしてみたい。実際のところ、それは厳しいですかね。(ブレーメン大島=毎週土曜日に掲載)【ブレーメン大島】小学生の頃からアイドル現場に通い、高校時代は『夕やけニャンニャン』に素人ながらレギュラーで出演。同番組の「夕ニャン大相撲」では元レスリング部のテクニックを駆使して、暴れまわった。高校卒業後は芸人、プロレスのリングアナウンサー、放送作家として活動。現在は「プロのアイドルヲタク」としてアイドルをメインに取材するほか、かつて広島カープの応援団にも所属していたほどの熱狂的ファンとしての顔や、自称日本で唯一の盆踊りヲタとしての顔を持つことから、全国を飛び回る生活を送っている。最近、気になるアイドルはNMB48の三田麻央。
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その他 2015年12月05日 12時00分
【不朽の名作】相撲という題材でスポ根に挑んだ「シコふんじゃった。」
今回は、1992年に公開され、コメディー要素の強いスポ根映画として話題となった『シコふんじゃった。』を紹介する。タイトルから、おおよその予想がつくと思うが、大学の相撲部を舞台とした映画となっている。当時は、若花田(後の横綱若乃花)、貴花田(後の横綱貴乃花)の活躍による、「若貴フィーバー」の始まりの年とも言われており、相撲人気が一気に上昇した時期だった。 しかし、当時の大学生が愛好するスポーツといえば、スキーやテニス、サーフィンと格好のつくスポーツで、泥臭いイメージの相撲は敬遠されがち。本作で、本木雅弘演じる、主人公の山本秋平もそういった大学生のひとりだったが、卒業に必要な穴山教授担当の講義の単位を取るために、廃部寸前の教立大学相撲部に入ることになったところから物語は始まる。 主役以外の出演者としては、本番になると必ず下痢を起こしてしまう、唯一の相撲部員の青木富夫役に竹中直人、秋平が大学でスカウトした肥満体の大学生・田中豊作役に、田口浩正、穴山教授の研究室に属する大学院生で相撲部をなにかと気にかける川村夏子を清水美砂が演じている。また、宝井誠明は今作が映画デビュー作で、秋平の弟役、山本春雄で出演している。 作風としては、廃部寸前の弱小の部活を、各メンバーの奮起で、もう一度強くするという、よくある王道スポ根路線だ。相撲に対する、主人公の意識が変わるきっかけも非常に単純。練習もほぼしないで挑んだ大会で予想どおりボロ負けとなり、大学相撲部OBや、同じく3部リーグに所属しているライバル校の部員に、真剣に相撲をしている、他の仲間や顧問までバカにされ「見返してやるよ馬鹿野郎!」と主人公がたんかを切ることが、相撲にのめり込む大きな理由となっている。そこに角界の伝統やタブーなどの、相撲ネタを上手くからめて、コメディータッチにしているのが特徴だ。 演者としては特に竹中の存在が重要で、各シーンでピリピリしがちになると、必ずと言っていいほど、竹中を中心としたコメディーシーンが挿入され、一瞬で笑いに変える。これは後に同作の監督である、周防正行氏が監督・脚本を手掛けた『Shall we ダンス?』に通じるものがある。この作品でも、竹中を効果的に使ってコメディー空間を作り出し、趣味にしないと馴染みの薄い社交ダンスを、わかりやすいものとしていた。 相撲という題材を使った映像作品というのは、当時も今でも、それほど多いものではない。日本の伝統的な競技・神事のひとつなので、もう少しあってもおかしくなさそうだが、やはり裸でまわしを締めてやるという点と、劇中でも語っていたが「太っている人がやる」という相撲に対する偏見により、なかなか作品にならないのだろう。 本作では、日本人でも持っている、その辺りの偏見を上手く利用して描いている。最初は主人公たちの目を通して、徹底的に相撲をダサいものとして描くのだ。序盤の臨時入部部員のまわしを締めるシーンや、ラグビー部から、下宿先の家賃を肩代わりするかわりに、助っ人として入部してきたイギリス人、ジョージ・スマイリーの、まわしの下にスパッツを履く姿や言動がそれで、とても格好のつくものではないと、観る側に思わせる。しかし、後半に進むにつれ、相撲の“スポーツ”としての奥深さを演出する部分が多くなる。しかも、コメディーをからめて、さり気なくという感じで、自然と作中の人物同様に相撲に強い興味を抱かせるような作りとなっている。 スポ根モノで重要な点は、なんといってもキャラの成長だが、この作品では相撲という題材らしく、立ち会いの際の表情でそれを表現している。決して派手なシーンではないのだが、本格的な練習を経た後のリーグ戦の表情はそれまでとは大きく違ったものになっており、練習や合宿で、心身共に劇的な成長をしたのだろうという、妙な説得力がある。また、前記したスマイリーが、それまでの恥の気持ちを捨て去って、仲間たちのために、決心の表情を浮かべて、スパッツを破り捨て土俵にあがるシーンなども印象的だ。 またこの作品、それまでのスポ根モノと大きく違う点がある。ただがむしゃらに練習するという描写が控えめなのだ。柄本明演じる、相撲部顧問の穴山教授が、それぞれの部員の身体的特徴を見極め、その部分を重点的に伸ばす方向で話が進む。そのせいか練習後の勝ち方も、各部員の特徴を伸ばしたことによるギリギリの勝利が多く、変に嘘っぽさがない。これはただ練習すればいいという、根性論の影響で怪我人が出ることが明らかとなり、練習方法が変わり始めた当時のスポーツ界をよく表しているとも言えるだろう。 ストーリー展開のテンポも非常に良く、メインの教立大学相撲部員たちには、それぞれ、重要な場面での活躍シーンが必ず用意されている。変に感動的なシーンの押しつけがないのも、この作品の特徴で、肩の力を抜いて観ることのできる、エンタメ性の非常に高い作品だ。(斎藤雅道=毎週土曜日に掲載)
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芸能 2015年12月05日 12時00分
日テレ『真実解明バラエティー!トリックハンター』打ち切りで内村光良&ベッキーが困惑する理由
視聴率競争で1人勝ちを続ける日本テレビにとって、もはやお荷物と化しているのが、内村光良(51)とベッキー(31)が司会を務める『真実解明バラエティー!トリックハンター』だ。 「昨年4月に鳴り物入りで始まったが、11月に行われた編成会議で来年3月での打ち切りが決まりました。理由は視聴率。10月&11月の放送回がすべてシングルだったのです」(制作会社プロデューサー) 実は同番組は今年9月で終わる予定だったという。 「生き延びたのは、『笑神様は突然に…』が先に打ち切りになったから。この番組の司会も内村が担当していたんです。一気に2本終わることへの猛クレームもあり、『真実解明バラエティー!トリックハンター』が残りました」(放送関係者) ところが今回の打ち切り話に、内村サイドはひたすら沈黙したままだという。 「内村のギャラは1本当たり200万円。番組がなくなれば約1億円の損失になるんです。不思議なんですよ…」(放送作家) 実は『真実解明バラエティー!トリックハンター』には日テレも表沙汰にしたくない、ある問題があるという。 「展開次第ではBPO審議入りもあり得る話。番組はマジックのネタを明かすことを売りにしているんです。そのためマジシャンたちから総スカンを喰らっていて、現在、公益社団法人である日本奇術協会が抗議運動を起こそうとしているんです。理由は生活権の侵害。日本ではマジックのライツは認められていないが、海外では権利として確立されています。一部のマジシャンらが海外のエージェントにも働きかけているので、大問題に発展しかねない状態です」(放送作家) この情報をいち早くキャッチした内村&ベッキーの2人も、番組継続に及び腰になっているのだ。 「抗議運動に巻き込まれでもしたら一文の得にもならない。有名人がターゲットになることは明白です。マジシャンらの恨みを買うことは非常にリスクが高い」(テレビ関係者) 最近、何かと不祥事が頻発する日本テレビ。臭いものに蓋はできるのか。
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アイドル 2015年12月04日 20時00分
ももクロ 年越しライブをフジテレビ系ネット番組で生中継
アイドルグループ、ももいろクローバーZが大みそかに行うカウントダウンライブ「第一回 ももいろカウントダウン 〜ゆく桃くる桃〜」を、フジテレビがネットサービス「フジテレビNEXTsmart」でライブ配信することがわかった。 ももいろクローバーZは先月26日に発表されたNHK紅白歌合戦に落選。公式サイトで、年越しライブを開催することを発表していた。
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スポーツ
大みそか参戦ほぼ決定 芸能人対決 金子賢vs押尾学
2006年10月10日 15時00分
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レジャー
GII毎日王冠 テレグノシス花道V
2006年10月07日 15時00分
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アイルランドT キンシャサノキセキ断然
2006年10月06日 15時00分
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芸能
よしお兄さん、だいすけお兄さんの結婚を祝福「直接聞きました」 パパとしての喜びを語る
1999年11月13日 11時50分
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マギー司郎「童貞は舞台に立たせない」
1990年12月15日 12時55分
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中居正広がクレカ被害、詐欺師に対し「可哀想」
1990年11月15日 11時21分
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1980年09月26日 22時06分
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1970年09月27日 12時20分
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1970年09月26日 22時43分
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1970年09月26日 22時10分
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