トレンド
-
トレンド 2011年02月12日 08時00分
iPhoneのロック画面をカスタマイズ! 「i Lock Screen Maker」
待ち受けの壁紙をカスタマイズするアプリは今までにもたくさんあったが、ロック画面だけに注目したアプリはあまりなかったのではないか? 「i Lock Screen Maker- Basic Frame」(http://itunes.apple.com/jp/app/id413939736)はロック画面カスタマイズに特化したアプリで、数十種もあるフレームと背景を組み合わせて、オリジナルのロック画面を作ることができるのだ。アップルマークのフレームにチェック柄の背景、プリクラみたいなキラキラフレームに、アニマル柄の背景…などなど、個性的なロック画面を作り出してみよう。よりバリエーションが豊富な「Plus Frame版」もあるが、この「Basic Frame版」でも3000以上の組み合わせができるから十分だろう。 いつまでだかはわからないが、オープニングセール中は115円が無料(Plus Frame版は50%オフ)になっている。気になる方はお早めに!(谷りんご)
-
トレンド 2011年02月11日 18時00分
マルチアーティスト・イチロックが語る豚骨魂
伝説のRock Bar、南青山レッドシューズ(http://www.redshoes.jp/index.html)で今月いっぱいイラストレーター・iCHIROCKこと白川一郎の常設個展「豚骨ロッカーズ」が開催されている。そこで7日に同所で行われたエキシビジョンパーティーに潜入。iCHIROCKを直撃した。 iCHIROCK(イチロック)は福岡出身の気鋭のイラストレーター。バンド「豚骨6組レイバン先生」のボーカル(零番かける)を務めるなど、唄って踊れて描ける(!?)マルチなアーティストだ。 −−質問者も九州出身なんで、話してるとつられて九州弁になってしまうんだが(この後は九州弁が混じります)。 イチロック:ええっと、初めてじゃないですもんねえ(笑)。最初の(インタビュアーとの)出会いが豚骨ラーメン屋さんやったりしましたし。 −−今回、イラストの個展、初めて見させてもらったんだけど。 イチロック:タイトルが「豚骨ロッカーズ」ちゅうことで、やっぱり、最初に個展やるときのタイトルはコレやろと。福岡出身やし、自分の血の何%かは、もしかするとホントに豚骨スープが流れとるっちゃないかと思ってですね(笑)。 −−医者にアルコールしばらく控えるように言われても豚骨ラーメンだけは欠かさなかった。 イチロック:ああ、そうでしたね! 酒飲むなちゅう警告は守れたんですど、やっぱりですねえ(汗)。替え玉の誘惑には勝てんかったですねえ。おかげで、お互いに、おなかもカナリ気になる年頃になりましたし。 −−個展は初めて? イチロック:初めてです。しかもこのライブハウス(Red Shoes)でやらしていただいて感無量です。この場所から繋がった人間関係っちゅうか、九州出身の先輩方とかとお話させていただいてるうちに、「おまえ何ができるとや?」「イラストが描けます」「じゃあ、描いてみ」ってノリから発展したんですよ。ちょっとずつ通常の仕事の合間に書きためとったら、いつの間にか結構な量になって。そんなことココで酒飲みながら話してたら「じゃあ、ココに飾る?」って感じでトントン拍子できまって(笑)。驚いとります。 −−豚骨ロックのイベントと密接にリンクしてる。 イチロック:そうですね。2か月に一度のイベントなんですが、最初自分はお客さんだったんですよ。それが、お客さんとか出演者の方とかの熱いライブ見てるうちに、自分もかかわりたいと思うようになってですね。直訴したんですよ。「なんかやらせてください」ってね。 −−積極的だ。 イチロック:出身が近いことなんかもあって、すごくフレンドリーに迎えてもらって。まあ、でもダメなとこはダメって駄目出しもしてもらえるし、ほんと「おまえ、なんしようとや」って言ってくださるイイ先輩ばかりで(笑)。 −−飲みについてくと、朝まで帰れないと(笑)。 イチロック:そうですね(涙)。でも、こんな濃密な関係ってイマドキあんまりないでしょ? それが、豚骨ロックのいいとこなんだと思ってます。 −−11日には、同所でライブ出演する。ゴメン、ホントはコミックバンドと思ってた。 イチロック:えっ…(苦笑)。 −−だってさ、最初にライブ見に行きますってときに「レイバン先生のライブなんでグラサンはレイバンで来てくださいね」って言われた。 イチロック:んなこと言いましたっけ?(笑)でも音楽も手を抜いてるわけじゃないですよ! きょうもアコースティックライブぶちかましましたけど、11日はバンド「豚骨6組レイバン先生」でやりますし。「よかろうもん」ってイキのいいバンドおるんですけど、ギターとベースの子ばお借りして、じゃない、お手伝いしてもらって、分厚い音ば聞かせていこうかって思ってます。楽しかけど、ちょっとホロリとさせるようなライブが出来ればと。 −−期待しています。 イチロック:ぜひ、聞きに来てください!■イチロック ブログ■ http://ameblo.jp/ichirock169/■豚骨ロックVol.36杯目■2月12日(土) 南青山レッドシューズ(http://www.redshoes.jp/index.html)開演20時 メール予約(tonkotsu69@livedoor.com)2300円、当日2500円<出演>てつろう/AzureFleur/豚骨6組レイバン先生
-
トレンド 2011年02月11日 18時00分
全国の乾物珍味
有楽町や上野をはじめとした東京駅周辺エリアと、大阪駅の大阪第一ビル周辺で、全国のご当地グルメや名産品の情報は集まることは、あまり知られているとも言えないかもしれない。これは、全国商工会の広報活動エリアであることが大きいだろう。 乾物珍味にはどういうコアなものがあるだろうか。よく知られているのは、函館の鮭のとばだろうか。海風に晒した自然な味わいが、ぺペロンチーノなどに混ぜてもいける。 北海道といえば、ほかには、根室の<干しこまい>か。北海道の代表的な魚“こまい”を干して半乾燥させたものだが、この味わいはすばらしい。商工会さんに問い合わせて取り寄せるのが間違いないだろう。なんでもタラ科の魚で、氷下魚、と書いて、こまい、と読むそうだが、定番の七味マヨネーズをたっぷり用意し、ポピュラーな麦焼酎・田苑で流し込むなんていうのもおススメだ。 燻製珍味系としては、土佐清水の<姫かつお>もいい。 宗田節と呼ばれるメジカ(ソウダガツオ)を土佐の一本釣りしたものを、一時間炊いて5時間程度燻製にした生節、すなわち一番火節と呼ばれるごはんとお酒のお供だ。 くにゅっとやわらかい食感と広がる香ばしいうまみは、菊水や鹿児島の希少麦焼酎・千亀女あたりと合わせるのはどうだろうか。(笑) その鹿児島からは、上屋久のごまさばを使用した<鯖スモーク>も連想されるところ。スモークしてうまみを増幅させた鯖の脂に、北は北海道・セイベル13053ぶどうを使用した赤ワインで渋みを足してみるのもグルメ風で面白かった。【訂正】「ほしこ」とありましたが、「こまい」の間違いです、訂正してお詫びいたします。
-
-
トレンド 2011年02月11日 16時30分
「ビンボーさん」のようにいじられるAKB48の人気メンバー
先日、久々にある友人と再会した。彼は過去にテレビ朝日系で放送されていたバラエティー番組『銭形金太郎』(貧乏な人「ビンボーさん」を応援するバラエティー番組)で紹介されたこともある人物だった。 実は私も過去に『銭形金太郎』には4度ほど出演させてもらったことがあるのだが、貧乏人には貧乏人の友人が多いのである(銭形金太郎には私の友人知人が40名近くも出演していたのだ)。 私も友人も幸いにも『銭形金太郎』に出演していた頃よりは収入も上がったものの、まだまだ稼ぎも少なく、マクドナルドの100円バーガーで粘りながらプチ同窓会を楽しんでいたのだが、友人が先日見たテレビ番組のことをふと思い出してこんな話をしていた。 「この間、テレビでAKB48のメンバーの子が土田晃之さんに、すごい毒舌でいじってもらっていたのを見たよ。『収録中にセットの下敷きになって死ねばいいのに』なんてことまで言ってて、何だか銭形金太郎の頃を思い出して懐かしくなっちゃった」 『銭形金太郎』は最初は深夜番組でスタートしたのだが、人気番組ということもあってゴールデンに昇格した。 だが、深夜からゴールデンに番組が移行することで、深夜時代とはいろいろ変わらなくてはいけない部分も多かった。そんな深夜→ゴールデンの流れで変わったことの一つが、番組に出演する芸人たちの毒舌のソフト化であった。 『銭形金太郎』には様々なビンボーさんが出演したが、かなりの奇人変人も多く、ビンボーさんの自宅を訪ねる芸人さん達は、その強烈なキャラをさらに目立たせるような毒のあるツッコミを多く使用していた。 出演者の一人でもあった土田晃之は「死ねばいいのに」といった言葉もよく使用していたのだが、ゴールデン移行後はその言葉も使われなくなっていった。 そういった言葉を使うことに否定的になる人がいるということもわからないわけではないが、それでも少なくとも番組内での芸人とビンボーさんのやり取りに関しては、愛情しか存在していなかったように私は思う。 『銭形金太郎』には歌手や芸人、作家や芸術家など、自分の夢を持ちながらも成功することができずに貧乏でいるという人がたくさん出演していた。 だが、テレビの世界ではただの素人でしかない自分たちの面白さが伝わるように、芸人さん達は一生懸命頑張ってくれていたのだ。 実際、自分もこの番組に出演して芸人さんに思いっきり毒舌でいじってもらっていなかったら、無事に作家デビューすることもできなかったんじゃないかとも思っている。 そんな『銭金』のゴールデン移行とともに封印されていた土田晃之の「死ねばいいのに」という言葉が、ビンボーさんにではなく、今や国民的アイドルグループであるAKB48のメンバーに発せられていたのだから驚きである。 土田晃之に毒舌でいじられているAKB48のメンバーとは「指原莉乃」。 TBS系で毎週火曜日深夜1時25分から放送されている『さしこのくせに』の中でのことである。指原莉乃は「さしこ」「さっしー」などとも呼ばれる人気メンバーなのであるが、AKBメンバー内では「へたれキャラ」として定着しており、冠番組のタイトルも『さしこのくせに』と「〜のくせに」呼ばわりされてしまうキャラクターを持っている。 余談ではあるが、彼女が雑誌『週刊プレイボーイ』の表紙になった際には「さしこのくせに生意気だ!」というキャッチコピーが付いていた。 実際、この番組を見ていると、土田晃之はまるで深夜時代の『銭形金太郎』でビンボーさんをいじっていた頃と同じようなテンションで、さしこの魅力を毒舌で輝かせている。 『銭形金太郎』という番組からも「スーパーアイドル日野誠」というアイドルが人気者となったが、日野誠と同じように、いじることで魅力が輝くようなメンバーまでもいるという、様々な個性を持ったメンバーが共存していることこそ、AKB48の最大の強みなのかもしれないと私は思う。 (ちなみに私はこれで「さしこ」についての記事を書くのは二度目なんですが、さしこではなくて、まゆゆ(渡辺麻友)推しです!)(「作家・歩く雑誌」中沢健 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
-
トレンド 2011年02月11日 14時30分
【連載】「ミカエル・コバタの沖縄あれこれ」第8回 那覇市唯一の海水浴場・波の上ビーチ
ハイサイ! 皆さん、沖縄=海のイメージがあるかと思います。県庁所在地の那覇市内にも海水浴場は多数あると思われがちです。意外なことに、実は那覇市内に海水浴場はひとつしかありません。それが波の上ビーチ。場所は若狭という所にあります。 正直、筆者も初めて行った際は、「何でこんな街中にビーチがあるの?」との驚きが隠せませんでした。場所的には那覇空港から車で15分ほど。那覇随一の繁華街、国際通りからもほど近い所にあります。 波の上ビーチは那覇市内に海水浴場がなかったことから、91年に供用開始となった人工のビーチです。人工ですから、あまり広くはありません。場所がら、休日ともなれば、地元の家族連れ、学生、観光客などで賑わいます。シャワー、更衣室、トイレ、売店などの施設も完備。隣には若狭海浜公園があり、海水浴場の後は公園でのんびりすることもできます。 観光客なら昼は波の上ビーチで遊んで、夜は国際通りに繰り出すというのもいいのではないでしょうか。 アクセスですが、バス停西武門または久米郵便局前から徒歩5分ほど。国際通りの入口に当たるゆいレール・県庁前駅から徒歩約20分です。空港からも車ですぐですから、帰りの飛行機まで、少々時間がある際に行ってみるのもいいですよ。 遊泳可能なのは4月から10月まで。遊泳時間は9時〜18時ですが、7、8月のみ19時までです。(旅人:ミカエル・コバタ)
-
-
トレンド 2011年02月11日 14時10分
大槻教授も恐怖! 『パラノーマル・アクティビティ2』2月11日より劇場公開
映画『パラノーマル・アクティビティ2』は超常現象の恐怖を描き、低予算で世界的な大ヒットを収めた前作の第2作目。北米興収で初登場1位を記録した本作がいよいよ2月11日(金・祝)より全国劇場公開開始! 2月8日には映画公開に先立ち、“超常現象バトル”最終決戦が催された。ゲストは超常現象否定派である大槻教授、そして肯定派として自らも超常体験を持つ小森純さん。 バトル開始のゴングが鳴り、小森さんが自ら体験した超常現象を披露するも大槻教授は「それはただの自然現象!」と一蹴、科学的根拠を元に論破する。 否定派優勢の旗色の中、『パラノーマル・アクティビティ2』試写中の大槻教授、小森純さんの様子を心理カウンセラーの黒須圭子先生が解説。二人はパルスオキシメーター(指先に付けて脈拍を測る医療機器)を装着しての試写だったのだが、心拍数は小森さん最大77、大槻教授は最大93を記録(平常値60〜65)。このデータに基づく心理状況分析の結果、大槻教授が見た目に反して相当怖がっていた事が判明。大槻教授は「映画としては怖かった」と、認める発言をした。 最後は一般客の挙手により判定が行われ、圧倒的多数で肯定派に手が上がりバトルは幕を閉じた。 映画について、大槻教授は「びっくりしました。こういう映像はよく見ますが、こんなに凄い超常現象は観たことなかったです。久々に手に汗にぎるほどでした。若い世代やシニア世代など、今の日本にはワクワクできることがない。こういった映画を観ることでもっとドキドキする刺激を受けたほうがいい」とコメント。小森さんは「無理!! 音とか苦手で、いつ何が起こるのかがわからないので、本当に怖すぎでした。日常的に生活していて、急にあんなことが起こったら、どうしよう…。でもバレンタインが近いので、彼氏と観に行きたい! 思いっきり抱きついちゃいます」と、バレンタインの意気込みと共に語った。 『パラノーマル・アクティビティ2』は2月11日からシネマサンシャイン池袋、TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開開始! 大槻教授も恐怖した本作、その内容は劇場へ足を運び是非あなたの目で確認して欲しい。(山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou/
-
トレンド 2011年02月11日 13時00分
レピッシュ・マグミの「音楽玉手箱」今週はこの1枚を聞け!<第17回>
毎週金曜日に連載するレピッシュのマグミによるオススメCDを紹介する企画の第17回目。マグミがDJの際にいつも持ち歩く「音楽玉手箱」(CDボックス)から、今週のオススメCDをピックアップしてもらった。◇今週のこの1枚◇エアロスミス「Live! Bootleg」(1978年/Columbia) このアルバムは中学校の時によく聞いていて、その当時、従兄弟にすごく聞かせて、10年後に再開したときに私はパンクスになっていたのに、従兄弟はハードロッカーになっていました(笑)。 最初の絶頂期のエアロスミスの勢いをそのままにしたライブアルバムです。このバンドがアメリカにいなかったら、ガンズ・アンド・ローゼズも誕生したかどうかと思わせる存在でした。german metalが全盛の中、hard rockバンドではエアロスミスが一番好きでしたね。まだスタジオ版が録音技術のせいか、hard rockなのに音が薄く感じたものでした。そんな中、ライブ版なのにこのアルバムは凄い分厚い音で、しかもこれまでのベスト版的なメニューでした。 1曲目の「Back in the Saddle」は、ブルース・ウィルス出演の映画「Red」のCMで使われてて、イントロを聴いた方もいらっしゃると思います。あと、ビートルズの「Come Together」のカバー曲も入っていて、hard rockバージョンで凄くかっこいいです。途中スタジオライブ風な曲も入っていて、funkにも影響を受けていたことが伺えます。 このアルバムの後ぐらいに、ギターのジョー・ペリーが抜けて双方とも暗黒な時代に入りますが、またジョーが加入して、壮大なバラードで大復活して第2の黄金期を迎えます。皆さんは、どちらかと言うと、こちらのエアロスミスのイメージが強いと思います。 punkの衝動に似たこのアルバムをご賞味あれ!■マグミ オフィシャルウェブサイト http://magumi.jp/main.html■2011/02/20(SUN)『Fuck'n Roll Music Vol.2』at 六本木 「JAZZ HOUSE alfie」[ DJ ]MAGUMI (LA-PPISCH/THE BREATHLESS) FUMI(L+PLUS)o/s 19:00〜23:00¥2,500 (1 Drink)http://homepage1.nifty.com/live/alfie/index.html■2011/02/24(THU)「Chiwaki Magumi Vol.105」at 南青山「Red Shoes」毎月最終木曜日のレギュラーイベント。今回のゲストは森ラッピンさんです。お楽しみに!!OPEN/START 22:00料金 チャージ¥1,000(No Drink) 20:00〜midnight南青山「Red Shoes」 http://www.redshoes.jp/
-
トレンド 2011年02月11日 11時00分
鎌倉散策 梅林、お守り、はんなりいなり
奈良時代、「花」といえば「梅」を指した。平安時代から、「花」は桜を指すようになる。「花見」と言えば桜を見ることで、春の季語。同じく「梅」も春の季語だが、春を待ちきれず野山に早咲きの梅を探すことを「探梅(たんばい)」という。「探梅」は、冬の季語。 神奈川県鎌倉市は、源頼朝が幕府を開いた海辺の古都。頼朝は、鶴岡八幡宮を現在の場所に建てた。鎌倉には、長谷寺(はせでら)や荏柄天神社(えがらてんじんしゃ)らに早咲きの梅があるが、多くの場所では、例年、雨が降り雪が溶ける様子にちなんだ「雨水(うすい)」のころから、盛りを迎える。「雨水」は今年は2月19日。 「探梅」に対して、梅林などで梅を見ることを「観梅」という。鎌倉の「十二所果樹園」(じゅうにそかじゅえん)には、約400本の梅がある。JR鎌倉駅からバスと徒歩で行くことができる。鎌倉市観光課に問い合わせをしてみると、天候と相談する必要はあるが、見ごろは2月下旬から3月中旬。 JR鎌倉駅の改札から、左手に鳥居が見える。鶴岡八幡宮に続く小町通りだ。ここでは、さまざまなグルメを楽しむことができる。小町通りに入ってすぐの場所にある和菓子店「長嶋家」は人のにぎわいが絶えない。つぶあんが入ったまんじゅう「白うさぎ」や、あわ大福を店内に腰を下ろしていただくこともできる。 食べ歩きをしながらの散策もここでは楽しい。焼きたてのせんべいや、紫いもコロッケ、ソフトクリームらがお勧め。食べ歩くことはできないかもしれないが、人気を呼んでいるのが「はんなりいなり」。酢飯とすり黒ゴマをあえて、のりと油揚で巻いたもの。ロールいなり(巻きいなり)には包んだものとは違った味わいがあり、お好みで、からしをつけて食べるとよいそうだ。 小町通りを抜け、鶴岡八幡宮へ向かった所にあるみやげ物店には、ご当地グルメならぬ、ご当地キティが並ぶ。キーホルダーや、ボールペンや、タオルなど種類も豊富で、キャラクターデザインも、静御前バージョン、大仏バージョン、観音バージョンなど多彩。なかには神奈川限定品もあるが、多くは鎌倉限定とのこと。 店を出ると、鶴岡八幡宮の大鳥居が見える。正月3が日だけで約250万人が参拝する鶴岡八幡宮では、2月1日から4月30日までの間、健康守を、春季限定の「静御前キティ」のお守り袋に入れて授与している。 鶴岡八幡宮には樹齢1000年といわれる大銀杏があり、鎌倉のシンボルとして愛されていた。しかし、昨年3月に強風のため倒れた。 その大銀杏の現在の様子は、残った根から新芽が出ている。また、すぐ近くには、幹の一部が移植されている。社務所を訪れると、今は葉が落ちる時期だが、春になってどうかとのことだった。大銀杏に住みついていたリスが、付近を走り回っているという。(竹内みちまろ)
-
トレンド 2011年02月10日 16時30分
酒井法子とジョン・ライドン
酒井法子(39)の自叙伝『贖罪(しょくざい)』は、5万部程度と売上が良くないそうである。 そもそも活字本が売れないと言われている中で万単位なら問題なさそうに思えるが、ヒット曲『碧いうさぎ』がミリオン寸前までいったことを考えると、やはり少ない気はしてくる。ちなみにウィキペディアの「酒井法子」の項目ではミリオンセラーとなっているが、曲自体の項目では99.7万枚となっている。出荷枚数は100万枚を超えたものの、事件後の発売中止措置によって、実売数は超えられなかったということだろうか。 2009年11月25日に覚せい剤取締法違反(所持)により、懲役1年6か月、執行猶予3年の判決が確定。その約1年後に発売された『贖罪』は、あまり反省が感じられない内容と批判もされたが、アイドル絶頂期の話やプライベート写真も多く、ファンにとっては嬉しい本。2月3日には電子書籍版も発売されたそうなので、後ほどまた好意的なレビューでも書いてみようかと考えている。 実は最も好きなアイドルが誰か聞かれたら、酒井法子ということになるけれど、それをどう説明すべきか迷っちゃうような状況に来ていて。けれどものりピーが、変な男と結婚したりシャブ中になったりしても、アイドルはあくまでもアイドルというような思いはあって。ともすれば、むしろ堕ちていってくれた方が、より神聖が増すようにさえ思えるくらいで。 何というか、世の災厄を一身に背負うがゆえに、崇拝に値する偶像というか。つまり簡単に騙されちゃうくらい、ピュアなんだ。本当の清純派は、汚れていくのが、当たり前で。なぜなら、汚れないでいられるほど、器用じゃないから。その不器用さこそが、アイドルの資質なのである。 だから汚れてしまう前に人気絶頂の最中で、事務所ビル屋上から投身自殺した岡田有希子(享年18)なんて、まさにアイドルの鏡。パンクロックバンド「セックス・ピストルズ」の解散直後に、恋人ナンシーの後を追うようにして変死したシド・ヴィシャス(享年21)なんてのもそうだ。 バラエティ番組に出てくる変なオッサンとして惨めに醜態を晒すことで、自らを偶像破壊して生き残るジョン・ライドン(55)の方が、僕は好きだけど。岡田有希子はシドで、酒井法子はジョンだろうか。どちらも清く正しく美しい、パンクやアイドルの模範だ。 そしてパンクとアイドルは技術の放棄という点においても似ている。むしろパンク的な上手さや、アイドル的な上手さというものがあって。ところがそれを維持できない。それも含めてパンクであり、アイドルというかさ。つまり人生そのものなんだ、パンクもアイドルも。 それを事務所やファンやマスコミが利用して、飯のタネやらオカズやら玩具にしているわけで、責任を負うべきなのは、事務所やファンやマスコミの方だ。アイドルの運や才能や魅力をエサにして利益を稼いできた贖罪の意味もあって、今度は逆にアイドルを叩くという側面もあるんだろうけれど、しかしそれじゃ事務所やファンやマスコミが追い詰めた、アイドル当人への贖罪を果たしているとは言えないんじゃないだろうか。 芸能界に蔓延する薬物汚染も、本当の加害者はブローカーであって芸能人は被害者だったりもする。だから多少なりとも擁護せざるを得ないはずなんだ。そしてそれは、薬物と手を切れるような方向性のものであることが、望ましい。とにかく入手ルートが殲滅されない限り、不幸の連鎖は続いてしまうことだろう。 のりピーは2月14日に40歳の誕生日を迎える。「バレンタインデー生まれ」なところも正統派アイドルという感じだけれど、だからといってホワイトデーに白い変なものを送っちゃ、ダメ。絶対!(工藤伸一)
-
-
トレンド 2011年02月10日 15時30分
かんずりの仕込み始まる ほか辛党感涙の絶品調味料とは
新潟・妙高の調味料である<かんずり>の仕込みが、1月末から始まっている。 言わずと知れたかんずり。この、雪にさらした唐辛子でつくる、絶品の辛さと滋味を持つ調味料は、意外やまったくの個人経営の会社の登録商標であり、先代の味を守り抜いているホンモノ中のホンモノ。 本家をも凌ぐ、いわば和風の豆板醤は、インスタントラーメンすらごちそうに変えてしまう。 雪さらしは、見学も出来るので、ファンなら必見かもしれない。ちなみにかんずりは、57gで525円(全国商工会のショップの値段。)だ。 以下、似た調味料は熊本産が多いようだ。 例えば、熊本・八代の<とうがらしにんにく>は、地元産の赤唐辛子とジャンボにんにくをつかった絶品もの。アンテナショップでは、60g548円で買える。 同じく熊本の柚木(ゆのき)からは、<ゆずの香り>。この、古くから柚子の木が自生していた地の特産品は、焼いた鶏肉や、味噌汁、うどんなどに絶妙の塩気と辛さを加える、いわば隠れた名品である。 熊本、奥八女の矢部村からは、<ゆずごしょう>。赤唐辛子版と青唐辛子版があり、柚子陳皮ペーストをも加えた熟成塩は、普通の料理を料亭のそれに変えるかも。 柚子こしょうは、大分・宇佐の商品も有名だ。なお、同調味料の発祥の地も大分の日田であるということらしい。 これら絶品調味料は、大体ワンコイン程度で買えて、食卓を劇的に豊かにしてしまうのでおススメだ。