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常に“オモシロ”を追求する男性ピンボーカル、森山直太朗とスガシカオの共通点

 19日(土)放送の老舗音楽番組「シオノギ・ミュージックフェア」。その日のゲストは森山直太朗、つるの剛士、GIRL NEXT DOOR、w-inds.という、何とも雑多なメンバー。しかしこのゲストたちと司会の鈴木杏樹や恵俊彰(ホンジャマカ)との絡みトークもあり、和気あいあいと番組は進んだ。しかしそこで、久々の新曲をひっさげて登場した森山直太朗にチョイチョイオモシロを挟んでくるアノ人の面影を見た。

 森山直太朗のオリジナル曲「愛し君へ」を、森山、w-inds.橘慶太、つるの剛士の3人で歌った後、鈴木と恵の司会進行により、ガルネクを含むゲスト全員の紹介。金髪の橘とつるのの間に挟まれて「自分の髪の毛も金に染めてこようと思った。」という、森山のどうでもいい話挟んで、GIRL NEXT DOORが登場し新曲「Freedom」を歌い始めた。

 その後、またスタジオに戻って鈴木と恵の進行によりゲスト・トーク。その日のお天気は晴れだったが、季節柄「雨の初恋」というテーマでみんなに無茶振りしだした。つるのや、w-inds.の橘慶太などが無難な思い出を語った後、ガルネクの千紗による初恋の男性(外人らしい)との淡い思い出トーク。そのあと、初恋の相手とピクニックに行ったら雨が降ってきて、レジャーシートを二人で被ったけど、チューはできなかったという森山のどうでもいい思い出話が始まる。そこで森山直太朗の新曲を挟んで、w-inds. の橘慶太じゃない二人のうち目立たない方の男の子がかわいい「雨の初恋」トークをして、それからまた森山のどうでもいい話(後で記述)でしめたシオノギ・ミュージックフェア。音楽番組の人気が落ちて、いろいろなタイプのアーティストを出演させなければいけない時代なのかもしれない事情は分かるが、かつて日曜深夜にやっていた頃の上品さはすっかりはがれ落ちた30分間だった。

 もうおわかりだろうが、森山良子の息子にしておぎやはぎ小木博明の義理の弟でもある森山直太朗は、曲はシリアスだけど人格はオモシロという近年男性ピンアーティストに大流行の性質をもつ。このタイプの代表格はもう少しで44才になる“UFO大好き男”のスガシカオ。髪が真っ黒で小柄であるこの二人は、トーク時のふてくされ加減や、それを応用したファン・サービスがそっくり。基本、面白いお兄さんと思われれたいらしく「アーティストぶっているスカしたやつ」と思われるのが心底嫌なのかもしれない。最近では番組もそれを分かっていて、彼らにオモシロトークを期待し話しを振るのだが、スガはともかく森山は時にうっとおしいトークになる事が多い。

 さて、「シオノギ・ミュージックフェア」のラストで森山が語った誕生日の思い出とは、母親と事務所のスタッフが「税理士がカネ横領しているらしい!」というウソで自分をハメ、誕生日パーティーを祝ってくれたという内容。雨の日特集らしく、ドンヨリと終わった。(コアラみどり)

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