公園に自動車が突っ込み保育士重傷 高齢運転手事故に共通する“車種”の危険性を指摘する声も

社会 2019年05月16日 11時45分

公園に自動車が突っ込み保育士重傷 高齢運転手事故に共通する“車種”の危険性を指摘する声も画像はイメージです

 15日、千葉県市原市の公園に65歳男が運転する自動車が公園で遊ぶ保育園児らに突っ込む事故が発生。またも発生した高齢者ドライバーの事故と、運転していた車に疑問の声が上がっている。

 事故が発生したのは15日午前10時25分頃で、千葉県市原市の公園に、65歳男の運転する自動車が突然突っ込んだ。当時公園には、保育士2人と園児5人がおり、暴走車に対し、女性保育士が園児をかばい、右足を骨折する重傷を負う。なお、園児に怪我はなかった。

 暴走した車は公園の向かいにあるコインパーキングから急発進し、公園のフェンスを突き破り突っ込んだものと見られており、出口が傾斜になっている影響で飛び出しやすい構造になっていたのだという。

 男は間もなく自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで現行犯逮捕された。逃亡や証拠隠滅の恐れがあると判断されたようだ。ちなみに、男は警察の取り調べに対し、「アクセルを踏んだ覚えはない。突然車が急発進した」と、自動車に欠陥あったというような主張をしていると報じられている。

 またも起こってしまった高齢者ドライバーによる事故。今回注目を浴びたのが、男の運転していた自動車が池袋で10人を死傷させた元通産省工業技術院院長と同じプリウスであったこと。

 一部ネットユーザーからは「またプリウスか」「プリウスのシフトレバーが分かりづらい」「老人には複雑過ぎて向かない」「音が小さくて聞こえないのでは」という声が上がる。一方で、「プリウスに罪はない」「多く販売されている車というだけ」「運転する人間が悪い」という擁護の声も。なお現在のところ、池袋と今回の事故に関して、プリウスに欠陥はなかったと見られている。

 そして、ネットユーザーの怒りは未だ逮捕されていない元通産省工業技術院院長へと向けられ、「同じ車で死者を出していない人間が逮捕され、2人を殺した人間が元官僚というだけで逮捕されないのはおかしい」「元通産省工業技術院院長も逮捕されるべきだ」と猛烈な怒りの声が上がった。

 後を絶たない高齢者ドライバーによる死傷事故。罰則規定や、高齢者に理解しやすい自動車づくりなどを含め、国やメーカーが対策を講じていく必要があるのではないだろうか。

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