◎ハープスター
○ホウライアキコ
△レッドリヴェール
△レーヴデトワール
稀にみるハイレベルな一戦となった今年の阪神JF。中でもGI級の呼び声高いハープスターとデイリー杯2歳Sで圧巻のパフォーマンスをみせたホウライアキコが頭一つ二つ抜けている印象。
ハープは、出遅れて最後方からの競馬となった新潟2歳Sを次元の違う末脚で差し切り勝ち。レースの上がりが33.8秒、普通なら前残りの展開を32.5秒の末脚で突き抜けたのだからその瞬発力は驚異的。2着イスラボニータが後に東スポ杯を勝つなど、相手も揃っていただけに本物とみてよい。3か月ぶりの実戦になるが、不安のない仕上げだ。
一方のホウライも、レコード決着となったデ杯2歳Sで、先行馬に厳しいハイラップの中、2番手から抜け出しての圧巻V。脚質は違えど、時計の裏付けのあるこの2頭は外せない。
他では、時計面の裏付けはないものの、札幌2歳Sを制したレッドリヴェールは瞬発力とパワーを兼備したタイプで、洋芝オーバーシードのこの舞台は魅力。白菊賞を勝ったレーヴデトワールも潜在能力を感じさせる一頭。過去、中1週で臨んだ馬に好結果はないが、姉レーヴディソールがこのレースを制しており血統的な魅力は十分だ。
【馬連】流し(10)軸→(1)(7)(8)(13)(18)
【3連単】フォーメーション(10)(18)→(10)(18)→(1)(7)(8)(13)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。