森田元組長は、本誌の取材に対して「ずっとワシの下で現役のヤクザしとって、ヤクザのノウハウを学んだ」と山根会長との関係を明かした上で、「山根は(上部団体の)小田秀組の当番にも入っていたし、ワシの兄貴分(小田秀臣組長)の運転手もしとったはずや」とも話していた。
しかし、8月6日、大阪市内にある自宅で本誌の取材に応じた山根会長は、「当番に入ったことなどない!」と語気を強めて否定。さらに「私が運転手をしていた? そんなことは絶対にありません!」と話し、その根拠をこう語り始めた。
「私は運転免許証を持っていませんでした。なぜならば、戦中の混乱期に生まれた私は戸籍がなく、当時(10代後半ごろ)もなかった。運転免許証を取得することなど、できなかったんですよ。それなのに、どうやって運転手をしたというんですか!? そもそも、今だって(技術的に)車を運転することなどできないんですよ!」
山根会長は「隠すことなど何もない!」と言い切った。