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雨が多かったプロ野球前半戦 各球団の中止回数は?

 13日、14日のオールスター戦を終え、本日16日からいよいよ後半戦の戦いがスタートするプロ野球。11日までの前半戦を終えた段階で、セ・リーグでは広島、そしてパ・リーグでは西武が首位に立っている。

この2球団がこのままペナントを勝ち取るのか、それとも2位以下の球団による逆転があるのか。今後も目が離せない試合が続いていくだろう。

 ところで、今年の前半戦は雨によって中止となった試合が多い印象があった。こうした試合は本来移動日や休養日となっている日に振替が行われることになり、それが過酷な連戦を生み出すことにもつながる。今後の各球団の戦いにも、少なからず影響を及ぼしてくるだろう。

 では、ここまでの戦いにおいて、各球団はどれだけ雨に振り回されてきたのだろうか。その中止回数をリーグ別に紹介していきたい。

 セ・リーグにおいて、最も中止が少なかったのは巨人。中止となったのは5月2日の広島戦のみで、その他の試合は順調に試合を消化している。そこからは中日(4試合)、DeNA、ヤクルト(7試合)、広島(10試合)と続いていく。

 そして、15試合の中止で最も多く中止を余儀なくされたのが阪神。前半戦最後の3連戦(対広島)が「平成30年7月豪雨」の影響で全て取りやめとなったことを差し引いても、これは看過できない多さといえるだろう。まだ日程に組み込まれていない試合も少なからず残っており、一部では9月に20連戦を強いられる可能性も指摘されている。

 一方、パ・リーグに関しては、日本ハムが2試合で、そこから西武、オリックス、楽天が4試合、ロッテ、ソフトバンクが5試合とそこまで大きな差は広がっていない。セ・リーグに比べて屋内球場を本拠地とするチームが多いのも、中止が抑えられている要因なのかもしれない。

 降りしきる雨はチームの戦いに影響をもたらすだけでなく、現地や中継で試合を観戦するファンからも楽しみを奪ってしまう。後半戦は中止回数が増えないことを切に祈りたいところだ。

文 / 柴田雅人

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