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スッパ抜き! わいせつ職員を擁護する東京・江東区役所の“署名運動”

 わいせつ容疑で逮捕された職員の「減刑」と「処分軽減」を求める呆れた署名活動を、東京・江東区の江東区役所の職員たちが展開していることが本誌の取材で発覚した。

 コトの発端は、1月31日に障害者支援課長(44)が、千葉県浦安市のスーパー内で陰部を露出し、徘徊したことから。同課長は浦安署に公然わいせつ容疑で逮捕されたが、その後、区内の障害者団体に奇妙な嘆願書が出回ったのである。
 「配布された嘆願書は検事正と区長宛で、文面には〈(容疑者は)区内障害者のために、非常にきめ細やかな姿勢で職務に当たっていた〉〈(事件は)意図せず偶発したとしか考えられない〉などと書かれていた。ただ、責任者名や連絡先は一切記されておらず、行政に補助金などで世話になっている障害者団体をダシに、職員らが容疑者をかばい立てしようとする魂胆がミエミエだったのです」(事情通)

 また、署名を依頼された施設関係者はこう憤る。
 「嘆願するなら、職員が名前を出して署名を仰ぐのがスジ。でも、それはしない。露出男はいまだ役所内で処分が決まっていないというが、こんな姑息なやり方が通るのか」

 要は、この嘆願書は配布時から「卑劣な手段で署名活動が行われている」と評判だったのだ。そこで本誌は、真相を確かめるために江東区役所を直撃してみた。

 区の人事課は、職員が署名活動をしていることは認めたが、「就業時間外の活動ならば咎められない」と、呆れたことに活動を止める気がない様子。さらに「処分軽減を訴える区長宛の嘆願書は、絶対に受け取らない」と回答した。
 前出の関係者がこう話す。
 「わいせつ課長の逮捕時に、区長は区報の一面に『お詫び』を掲載したが、この署名活動を止めさせない限り、またぞろ市民から非難の声が上がりかねないでしょう」

 この様子では、役所の風紀が正される日も遠い?

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