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柏木由紀、生放送の“衝撃発表”に「私物化するな」厳しい声 一方でAKBの慣例に同情も集まる

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柏木由紀

 13日放送の『ベストヒット歌謡祭2019』(日本テレビ系)でのある発表が物議を醸している。

 もともと、番組表で「AKB48柏木由紀が衝撃発表!?」と記されており、番組中もAKBの歌唱前に「衝撃発表」というテロップが出るなどして視聴者を煽っていたこの日の発表。ファンからは、放送前から「卒業?」「劇場支配人就任?」などと囁かれていたが、『10年桜』の歌唱が終わった直後、柏木は「私から明るい宣言をさせてください!」と切り出し、「卒業発表ではなく、私はAKBとアイドルが大好きなので、30歳までAKBを卒業しません! 以上!」と宣言した。

 周囲のメンバーたちはこれに喜んだ様子を見せ、柏木は「AKBで現役で30歳になったメンバーはいないので、ちょっと頑張ってみようかと」と補足していたが、視聴者からは「番組を私物化するな」「卒業発表ですらいらない時間なのに、こんなのに時間とるなよ」「そんな発表ツイッターでしてくれませんか?世間はどうでもいいんですけど」といった批判の声が多く寄せられてしまった。

 「AKBと言えば、これまで13年末の『NHK紅白歌合戦』で大島優子がステージ上で卒業発表をしたり、15年12月16日放送の『FNS歌謡祭』(フジテレビ系)で宮澤佐江が卒業発表したりなど、生放送での発表が慣例に。今回の発表も運営会社が話題作りのためにわざわざ時間を設けたと考えられ、『叩かれるって分かってたのにやらされたの可哀想』『本当はこんなことやりたくなかったんじゃない?』など擁護の声もありますが、アルバム発表などを期待していたファンも多かったため、ファンの間でも賛否が分かれています」(芸能ライター)

 また、選曲にも問題があったという。

 「今回歌唱した『10年桜』は卒業がテーマとなった楽曲。曲の選択からも卒業を匂わせていました。しかし、蓋を開けて見るとただの一メンバーの決意表明。今後の具体的なビジョンもなく、事前の不穏な空気に対し、あまりにも脱力感のある発表となってしまい、柏木の好感度も大きく落ちることになってしまいました」(同)

 純粋に番組を楽しんでいた視聴者はもちろん、ファンからの信頼もなくしてしまったようだ。

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