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主演映画が大ヒットの山P、俳優として足りないのは…

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 山Pこと歌手で俳優の山下智久が主演する映画「劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」が9月11日までで、累計観客動員670万人、興行収入86億円を突破。(興行通信社調べ、以下同)

 同日時点で18年公開作No.1ヒット作の「名探偵コナン ゼロの執行人」(興収86.7億円)を抜くことが確実視されている。

 「公開当初、配給元の東宝は興収100億円突破をぶち上げた。関係者は『そんな行くはずがない』と本気にしていなかったが、夏休み期間序盤の7月27日が公開だったこともありどんどん集客。100億円突破に迫る勢いで興収を伸ばしたが、さすがに、今は公開館数がかなり減ったので100億円までは届かないのでは」(映画業界関係者)

 同作は2008年に放送が始まったドラマシリーズを、シリーズ10周年の節目に初めて映画化。そうしたところ、大ヒットを記録し、山下にとっては胸を張って代表作と呼べる作品となった。

 山下といえば、同作の公開前、2年ぶりに全国ツアーを開催し、4年ぶりにオリジナルアルバムを発売することを発表。

 全国ツアーは、9月21日に出身地である千葉県からスタートし、12月9日の神奈川・横浜アリーナまで15か所33公演(12月9日13時の追加公演含む)。さらには、所属レコード会社を移籍して心機一転の歌手活動となったが、俳優業に対して周囲が“色気”を出し始めているというのだ。

 「ジャニーズの上層部が『これだけヒットしたんだから、何とか映画賞は獲れないものか』と欲を出しているようです。そもそも『コード・ブルー』はフジテレビの作品。『日本アカデミー賞』は日本テレビで中継されるのでまず厳しい。となると、スポーツ紙系の映画賞あたりになりますが、元々山Pの演技はそれほど評価されていないので今まで無冠なんです」(芸能記者)

 「コード・ブルー」が興収100億円超えを達成しても、山Pが賞レースに絡むのは厳しそうだ。

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