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凝り過ぎ盗撮靴販売で逮捕

 小型カメラを仕込んだ盗撮用の靴をネットで大量に販売し、それが実際に犯罪で使用されたとして、7月1日、販売業者が迷惑行為防止条例違反幇助罪の容疑で京都府警に逮捕された。

 逮捕されたのは、インターネット通販会社『エダトレーディング』社長(25)と従業員(24)。京都府警によると、昨年の10月から今年3月までに、盗撮用と知りながら滋賀県の自営業の男ら3人に靴を売り、盗撮の手助けをしたという。
 「同社で販売されていた靴は、スニーカー、革靴、デッキタイプの運動靴など多種にわたります。その中でも特に人気が高かったのが、足の甲の部分がメッシュになったもので、メッシュの穴のひとつから豆粒くらいのレンズが顔を出しているもの。リモコン操作が可能で、録画開始や発見を逃れるためのデータ消去機能もついていました」(社会部記者)

 このタイプは一足2万7600円。発売以来バカ売れし、'12年8月から今年4月までの間に、約25000足、6000万円以上を売り上げたとみられる。
 「同社はもともとカモフラージュカメラ専門に手掛けていた会社で、カメラ付きの腕時計、ボールペン、鞄などを販売していました。今回、靴に小型カメラを仕込むについてはなかなか苦労も多かったと聞きます。製作段階で、レンズの位置がもっと爪先にあったほうが盗撮しやすいという意見もあったが、その角度では靴を女性の足の間に差し入れたとき、ちゃんと真上に股間が来るようにレンズの向きを調節するのが難しいのだとか。結局、発見されにくく角度が適当な今の状態に落ち着いたそうです」(同社の取引先)

 呆れたこだわりようだ。

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