天海の役は売れない演歌歌手の大河内ひまわり。「女のわかれ道」という小ヒット曲はあるものの、所属事務所の契約を切られ、弁当屋のパートで生計を立てながら細々と歌手を続けているという設定。
「脚本も制作スタッフも前回、やはり天海主演で大ヒットした『女王の教室』(日本テレビ)と同じということで期待されてスタートしたんですけどねえ」(テレビ局関係者)
ところが、いざフタを開けてみると、初回こそ辛うじて10%は超えたものの、第2回目に早くもひとケタを記録。その後も8%前後を推移するという最悪の結果になってしまった。
「そもそも『演歌の女王』というタイトルなのに演歌をほとんど扱っていません。毎回少しだけ天海が歌う場面がありますが、宝塚出身だけにコブシも効いていなし、ちっとも演歌らしくありません」(プロダクション関係者)
さらに、番組主題歌を歌っているのが平井堅というのだから視聴率は上がらないはず。
当の天海は意外とサバサバした様子で、最近、男を吉川晃司から佐々木蔵ノ介に“乗り換えた”などという報道も一部にあるが、そんな天海の負け戦を見て複雑な心境なのが、同じ宝塚出身の紫吹淳(38)という。