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急転直下の転落人生 家賃も払えなくなった大御所歌手の泥沼裁判劇

 思わず裁判長が笑いをこらえていそうな裁判が続いている。歌手・畠山みどり(75)の家賃滞納裁判だ。

 1962年に、独特のスタイルで歌ったデビュー曲『恋は神代の昔から』が150万枚の大ヒット。その後にリリースした3曲目の『出世街道』は、なんと200万枚も売れた。連日続く営業と印税で、約4000万円の毛皮をまとい、約3500万円の超高級車のロールスロイスに乗っていた時代もあった。都内の高級住宅街に115坪の土地を買い、鉄筋3階建て16部屋の豪邸を建てた。この家は女優の吉永小百合(69)が、極秘結婚式を挙げたことでも有名になった。そんな彼女が一瞬で奈落の底に落ちてしまった。
 株で100以上の銘柄を売り買いし、バブル崩壊の波に飲まれて一日にして約70億円の損失をかぶることになった。畠山は当時を振り返り、「証券マンや銀行マンに追われ、自殺も考えた」と告白したこともあった。その借金も「2011年には金利も含めて約35億円を完済した」と豪語していた。

 ではなぜ、裁判になっているのか。借金に追われた地獄の日々の中でも決して手放すことがなかった自宅が、すでに売却されていてたのだ。そして、その住居に畠山は家賃を払って生活していた。
 「夫妻で通う下町の整体師が介護事業を始めるという事で、自宅を担保に2億円を借りて貸し付けた。立つのも辛かった足腰を治してもらった整体師ですから絶大な信頼を寄せていたし、整体師の腕の凄さを吹聴して宣伝していましたから。でも、その事業が頓挫してしまう。整体師に返済能力がないために、畠山さんはまたまた借金を背負うことになってしまった。畠山さんは家賃で借りるという条件でA社に自宅を3億で売りました」(業界関係者)。

 しかし、その家賃の支払いも、売却した11年12月から13年7月までストップしてしまう。A社からの再三の立ち退き請求にも応じなかったため、畠山はA社に家賃滞納で提訴されてしまった。裁判はすでに3回目の口頭弁論(5月8日現在)に進んでいる。
 畠山側は「不動産売買の締結はしたが、それは譲渡担保契約で、いまでも土地建物の所有権は畠山側にある。支払っていたのは3億円の利息分だから、自宅は明け渡さない。いつでも買い戻せるという契約になっている」という主張を繰り返すのみ。A社と畠山との間に交わされた『不動産売買契約書』と『賃貸契約書』が存在しているだけに、どんな判決が下されるのか。

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