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“日本産ゲーム映画”が首位を獲得した今週の映画ランキング

 9月12日、13日の映画興行収入ランキング(興行通信社発表)が発表され、「パックマン」「ドンキーコング」「スペースインベーダー」など日本産のゲームキャラクターが多数登場する「ピクセル」が初登場首位を獲得した。

 「ピクセル」は全国620スクリーンで公開され、オープニング2日間13万9339人を動員し、興収2億1578万2700円をあげた。“ファミコン世代”にあたる、40代、50代から若い層まで幅広い客層を動員。日本語版人気に加え、単価の高い体感型の4DX、MX4Dや、3D、IMAXでも上映され、最終興収10億円以上が見込まれる上々の出足となった。

 2位は篠原涼子主演の人気ドラマシリーズを映画化した完結編「アンフェア the end」で、土日2日間で13万6093人を動員し、興収1億9077万3800円をあげた。

 3位は東野圭吾が1995年に発表した同名小説を堤幸彦監督が映画化した初登場の「天空の蜂」。江口洋介、本木雅弘、仲間由紀恵、綾野剛、國村隼、佐藤二朗らの豪華キャストで312スクリーンで公開。2日間で12万5917人を動員し、興収1億6141万4600円をあげた。

 「『ピクセル』は作品の内容自体は大したことはないが、“ファミコン世代”を中心に、興味本位の観客を多数動員できた。作品の内容ならば、初登場作品では『天空の蜂』の方が上回っていた」(映画ライター)

 4位の「テッド2」は累計興収17億円、5位「ジュラシック・ワールド」は82億円を突破。初登場作では6位に8万3562人を動員し、興収1億1438万5600円をあげたスパイアクション「キングスマン」が、9位には4万6468人を動員し、興収6316万9500円をあげたディザスターパニック大作「カリフォルニア・ダウン」がランクイン。

 トップ10中で洋画が7本を占めたが、19日には人気少女コミックを映画化した桐谷美玲主演の「ヒロイン失格」、人気コミックを映画化した二部作の後編「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」、「アイアンマン」「キャプテン・アメリカ」など数々のヒット作を生み出したマーベルコミックが原作の「アントマン」が公開。いずれも次週は上位にランクインしそうだ。

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