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「見落としそうな馬がいる」中京記念 藤川京子の今日この頃

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藤川京子

 今の東京コースの時計は当てにはなりませんが、それでもプリモシーンの前走のタイムは魅力的です。後ろから行く馬で、持ち時計が良いというのは心強いです。東京は左回りで、今回の中京と同じです。しかし、東京は直線の距離が長いので、最終コーナーを回ってから、後ろにいた馬も直線を走る態勢を整える直線距離の余裕がありますが、中京は直線の距離は東京より短いので、最終コーナーを回ったら、直ぐに追い出さなくてはなりません。この馬は中山でも好成績があるので、早めの追い出しで、外への膨らみを押さえながらコーナーを上手に回れる筈。特に、ここ2戦は2着を連続しているので、好調なのだと思います。

 NHKマイルカップでも牡馬と戦って5着だったので、牡馬を恐れる事も無いと思います。当日の天気も何とか持ちそうな予報も出ています。太陽が出るより、曇りの良馬場が良さそうですが、夏に強い牝馬は迷信かもしれませんが、このレースはチャンスだと思います。そろそろお父さんのディープインパクトの血が目覚めて来るかもしれないと期待しています。

 それに対するのが、父ディープインパクトの天敵だったハーツクライを父に持つカテドラル。この馬は後ろからの競馬を覚えてから好成績で、前走NHKマイルカップでは、勝った馬と0.1秒差の3着。末脚が効く馬です。しかも一番大外から来たので、走ってきた距離は一番長いと思います。問題は、東京ほど直線は長くないので、馬体の向きを出来るだけ早く縦にして、追い出し態勢に出来るかが勝負の分かれ目です。斤量は前走の57kgから4kg軽くなるので、有利にもなります。

 また、牝馬に注目すると、ミエノサクシードは、4走前のターコイズSでは、プリモシーンと一緒に走っています。その時は両馬とも8、9着と成績は振るいませんでしたけれど、両馬共に東京の上がりタイムは、ペースを考えれば好タイムだったと思います。この馬は昨年もこのレースに出走していますが、7着でした。戦歴を見ると、左より右の方が良いのかもしれませんが、それでもプリモシーンの方が先着していたので、実力はある程度見えてきます。

 今度は、逆に前で競馬をする馬を探すと、斤量が52kgになったクリノガウディー。前走より5kg軽くなりました。過去データでは、このレースは前残りの馬券絡みも多いのです。4走前の朝日杯FSは、NHKマイルカップで勝った馬と戦い2着でした。左より、右回りの方が良さそうには見えますが、ペースが速くなければ内々の最短距離で持ちこたえてしまうかもしないと思ったのも、この中京競馬場が東京より直線が短いので、末脚組が届かないかもしれないと思ったからです。それと、斤量52kg組のグルーヴィット。両馬ともNHKマイルカップでは惨敗でしたけれど、レベルが高かったと仮定すれば、仕方ない事だったのかもしれません。

 ヴィクトリアマイルのレベルが万が一、それほど高くなかったとすると、ロードクエストも見えてきますし、このパターンだと、端を切るコスモイグナーツのまさかの前残りが恐い気もしてきました。

 それと、見落としそうになったキャンベルジュニア。歯車が噛み合わない事が続いていますが、良馬場ならそろそろ一発あるかもしれません。

ワイドBOX 7、14、16、5
ワイドBOX 14、10、11、6

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