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蝶野正洋、タレント議員まっしぐら? アントニオ猪木と同じ道を辿っている事情

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蝶野正洋

 プロレスラーの蝶野正洋が8日、埼玉・川口市のイオンモール川口前川で、著書「防災減災119」(主婦の友社)の発売イベントを行ったことを、各スポーツ紙が報じた。

 各紙によると、蝶野は2010年に受けたAEDの救命救急講習をきっかけに、地域防災や救急救命の普及に奮闘中。同書では、災害時に命を守る術をつづっているという。

 イベントでは、119番通報から救急車が現場に到着するまでの全国平均時間が8分台であることを説明。蝶野といえば、年末に日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」で月亭方正に食らわせるビンタが知られているが、「俺は方正くんの首根っこを捕まえてビンタをするまで10分かかる」と笑わせたという。

 「蝶野はかなり真剣に活動に取り組んでいるようで、同僚のケガや死亡事故をきっかけに、2014年に『ニューワールドアワーズ スポーツ救命協会』を設立。公助活動の要といわれる日本消防協会・消防応援団の応援活動も行っているという。“黒のカリスマ”として売っていた蝶野だが、知名度が高く、多くの親子連れが足を止め、蝶野の声に耳を傾けていた」(イベントを取材した記者)

 蝶野といえば、今月までTOKYO MX「バラいろダンディ」のMCを務めるなど、精力的にタレント業をこなしているが、すでに政界進出をバックアップする動きがあるというのだ。

 「現在、蝶野は大手芸能プロのバックアップを受けているが、その事務所のトップはアントニオ猪木の後見人。猪木は政界を引退してしまったので、猪木の“後継者”のレスラー議員として蝶野をバックアップするようだ。しかし、人柄などから猪木よりはいい仕事をするのでは、と言われている」(芸能記者)

 永田町でひと暴れしてほしいものだ。

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