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安倍首相が会食で使う『和田倉』 気になるお値段とその中身

 安倍晋三首相が渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長とパレスホテル東京内の日本料理店『和田倉』でよく会食をしている。
 新聞各紙の『首相動静』『首相の一日』等で明らかにされているが、今年は1月7日から始まって、5月15日、9月10日、12月2日と会っている。2日は、ナベツネ氏のほか白石興二郎本社社長、大久保好男日本テレビ社長らが同席した。
 和食だとホテルグランドパレス内の『千代田』や椿山荘の『錦水』も使われるが、やはり多いのは『和田倉』である。

 安倍首相がマスコミトップとよく食事をしている、という情報が流れたのは首相になってすぐのことだ。
 「それ以前から安倍首相は、文春系ジャーナリストらを間に立て、週刊誌の編集長らとメシを食っていた。さらに、劇団四季の浅利慶太氏や音楽評論家の安倍寧氏ら大物を紹介者に、マスコミトップとの人脈を広げていった」(官邸関係者)

 ただ、もっとも懇意にしているマスコミ人は、やはりナベツネ氏だろう。わかっているだけでも今年4回も会っており、密談的な場所での会談を含めるともっと多くなろう。
 「誘うのは安倍首相の方で、年齢に合わせて、どういう店がいいのかは秘書官レベルが決める。ナベツネ氏のように80代後半ともなると、どうしても和食がよくなる。だから、お気に入りの『和田倉』が使われる」(前出・官邸関係者)

 『和田倉』は80席あり、個室は9室。個室のみ喫煙可で「紙巻煙草のみ」という。
 支払いは安倍首相の方が多い。年間数億円の官房機密費(官房長官が預かる交際費)を自由に使える身分なので、やりたい放題である。
 「安倍首相とナベツネ氏が頼むのは、フグコースで2万6000円程度。食事する場所は完全に衝立でくぎられていて、中に誰がいるかはわからない」(新聞関係者)

 4〜5人ならだいたい20万円前後だから、銀座でドンチャン騒ぎするよりは安いといえる。ただ、安倍首相も同じ人物と何度もメシを食べるのは、あらぬ疑いをかけられることになりそうで、ひかえた方がよさそうだ。(編集長・黒川誠一)

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