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吉本の異端児“出稼ぎ芸人”野沢直子が「渡米」を決意した理由

 米国サンフランシスコ在住のお笑いタレント・野沢直子は毎年、夏になると日本で出稼ぎにやってくる。今年もすでに来日中だ。

 野沢は1988年から91年にかけて放送されたバラエティー『夢で逢えたら』(フジテレビ系)で『ダウンタウン』『ウッチャンナンチャン』らと共演。当時、ぶっ飛びキャラで人気を集めたが、この番組の共演者たちと比べ、自分のお笑いの力量が劣ることに悩み、渡米を決断したという。

 「野沢は日本に帰るつもりはなかったが、現在、吉本の会長である大崎氏の当時、上司だった木村政雄氏に“1年で帰ります”とウソを言うと、1年間、基本給を出してくれたそうです」(芸能記者)

 渡米後2年で、当時バンドマンだったボブと結婚。ボブは野沢がいない間に自宅の壁を黄緑にしてしまうような破天荒な人物だが、実は、3年前に亡くなった野沢の父親もかなり破天荒だったらしい。

 「野沢が20代のころ、ある国に隠し子がいることが発覚。亡くなった後にも、その子とは別にタイにも妹がいることが分かったそうです」(同・記者)

 ボブが結婚のあいさつに父親を訪ねた際には、「君は東洋人とのSEXがいいから結婚するのか」と野沢に通訳させて、ボブが「僕も32歳なので、愛のあるSEXと愛のないSEXの区別はつきます」と回答。「いい答えじゃないか」と関心した父は、最後に「山と海、どっちが好きか」と、再び野沢に通訳させたという。

 野沢は、父が海が好きなことを知っていたが、ボブは考えた揚げ句「山が見える海」と回答。これに父が「そんなセールスマンみたいなことを言うな」と一喝すると、再びボブは考えて「オーシャン」と答えたところ、父は「娘を君にやろう」と結婚を認めたという。

 野沢の強烈キャラは父親譲りのようだ。

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