「羞恥心のプロデューサーの島田紳助は“おバカブーム”が下火になりそうなことを見据えて解散を決めた。紳助は新たに、お笑いタレントのオーディションをして、『新羞恥心』を結成しようとしているようだが、どこまで本気かは分からない」(お笑い番組関係者)
大みそかのNHK紅白歌合戦では歌手別視聴率トップの47.8%を獲得した羞恥心。ブレークした番組の正月特番、「クイズ!ヘキサゴンII 超クイズパレード! 新春3時間スペシャル」(フジテレビ、1月2日放送)で解散ライブを行ったが、こちらは数字はイマイチだった。
「視聴率は12.1%にとどまった。この数字は、普段のレギュラー放送よりも下。紅白を最後に『羞恥心』は過去のものなったような気がします」(同)
羞恥心はこれで解散したが、ともに紅白に出場した「Pabo」はまだ解散していない。しかし今後はかなり厳しいとみられる。
「Paboの中で、スザンヌはバラエティーなどにも出演しているので、生き残れる。しかし、木下優樹菜は売りのヤンキーキャラが飽きられ、あまりアドリブが利かない。里田まいは他の2人に比べるとトークもキャラも数段落ちるので、本人もそのことについてかなり悩んでいた」(芸能プロダクション関係者)
解散した羞恥心の3人にしても、今年はくっきりと明暗が分かれそうだという。
「つるの剛士は親しみ安いキャラでソロでもやっていけるでしょう。上地雄輔は、羞恥心がブレークしたため、ドラマやバラエティーに引っ張りダコ。しかし、売れすぎたために、他のプロダクションなどから反感を買っています。野久保直樹は里田同様、他の2人に引け目を感じ、ブログではストレスで口内炎ができたことを告白。羞恥心時代は上地に遠慮し封印していた“野球キャラ”を解禁しましたが、ピンでは厳しい」(同)
となると、やはり“おバカブーム”もそろそろ終えんか。
「確かに羞恥心の突き抜けたバカっぷりは視聴者に支持された。しかし、ほかのタレントが同じことをしても、食傷気味で受けないでしょう」(同)
“おバカ”に変わる芸能界のトレンドが必要となりそうだ。