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じぇじぇじぇスクープ! 「あまちゃん」「半沢直樹」続編が作れない!(2)

 トホホなNHK以上にもっと情けない状態に置かれているのがTBS。当初からここまで大ヒットすると思っていなかったようで、続編や映画化の準備を全く怠っていたため、編成や現場は打つ手もなくただ空回りしているというのだ。

 堺雅人(39)が主演を務めた『半沢直樹』も、前述の通り視聴率が右肩上がりを続ける今クール最大のヒットドラマだ。
 物語の前半となる「大阪編」は、大阪西支店長(石丸幹二)の強引な指示により無担保で5億円の融資を行ったものの、融資先は倒産。社長(宇梶剛士)も行方不明に。全ての責任を取らされグループの下位企業に出向の危機にさらされていた融資課長の半沢直樹(堺)は周囲の期待とは裏腹に見事、5億円の融資金を回収して見せた。
 「後半の『東京本店編』でも、半沢は焦げ付き騒ぎに携わり、再び窮地に立たされる一方で、父を自殺に追いやった大和田暁常務(香川照之)の不正融資の事実を掴む。味方が敵に、敵が味方と、とにかく目が離せないジェットコースター的な展開が待っています」(ドラマ制作関係者)

 本誌が入手した情報によると、半沢がグループ企業に出向という大どんでん返しの幕引きが待っている。
 「間違いなくTBSは続編制作を期待してこのようなエンディングを考えた。しかし、当の堺からやんわり断られたと言うんです」(事情通)

 この10月から堺は主演ドラマ『リーガル・ハイ2』(フジテレビ)のOAが決まっていてスケジュールのやりくりができないというのが、表向きの理由。ところが、堺の本音はTBSの制作体制に激怒しているというのだ。
 「高視聴率が取れたから、当初10回放映予定を数回伸ばしたいと交渉してきたTBSの姿勢に怒っている。要は、視聴率が取れなかったら放送延長も続編もなかったということ。これがフジや日テレなら、OA前から話数延長や映画化の話が行われるわけで、今回はまぐれ当たり的だったと堺が一番、理解しているんです。ちなみに『リーガル・ハイ』はシーズン2。どちらを大切にしたいかと天秤に掛けても当然の話です」(フジテレビ関係者)

 さらにTBSはもうひとつミスをしていた。原作者で直木賞作家の池井戸潤氏にも、続編や映画化の根回しを何もしていなかったというのだから、開いた口が塞がらない。
 「とにかくこのチャンスをものにしたいTBSは、焦って出演者のスケジュールを押さえに走ったんです。結果、池井戸氏は後回しになった。結局、スケジュールが取れず、この企画自体がウヤムヤになった。万が一、堺が心変わりをして続編にOKを出しても、原作者とこじれるパターンも想像できます」(同)

 ただでさえ高視聴率番組獲得が困難の中、NHK、TBS双方、あまりに大きい“お宝”を逃すことになりそうだ。

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