連続テレビ小説『あまちゃん』(NHK)の好調ぶりは、いまさら説明無用だろう。4月の放送開始以来、ほぼ連日のごとく視聴率20%以上を維持。この勢いで9月の最終回までいくことはほぼ確実。
「海女を題材にした脚本はおもしろいのですが、それ以上に評判なのは、やはり主役の能年でしょう。かわいいし、演技もいい。これだけの素材が、なぜいままで話題にならなかったのか不思議なくらいです」(ドラマ関係者)
彼女はティーン誌などにはモデルとして登場していたが、コト女優となると新人に近い。
「めぐり合わせというやつですか。テレビ小説がなければ世に出なかったかも」(前出・ドラマ関係者)
同ドラマでは『GMT47』というアイドルユニットのメンバーとして活躍するという設定。
「GMTがAKBを真似たかはともかく、能年はこのドラマをキッカケに本当にAKB入りするという話もあるんです。実は、AKBの方も能年を必要としている」(芸能プロ関係者)
今年から来年にかけてAKBは大きくメンバーが変わる。篠田麻里子(27)、板野友美(22)、秋元才加(24)が卒業するからだ。
「篠田らが辞めるのは完全にパワーダウン。しかも、年末には大看板の大島優子(24)も出ていくと見られる。そうなればAKBは崩壊みたいなもの。1位とはいえ、指原莉乃(20)ではとうていその穴は埋まらない」(前出・芸能プロ関係者)
となると当然見えてくるのが本格的エースの登場。それが能年だともっぱら。
「“特別センター”として、すでに内定済みという声も一部であります。これはAKBを支えるための不定期起用だとも」(同)
それでなくても、握手券をはじめとするAKB商法には非難集中。以前ほどマスコミのウケもよくないことは確か。
「能年を持ってくれば、またも話題必至。能年は会見で、唐突に指原の名を出し『刺激を受けた』なんてヨイショ発言もしている。サプライズを予感させます」(芸能プロダクション幹部)
センター争いが過熱しそうだ。