ニコラス・ケイジだけではなく、チャーリー・シーンや日本ではロックミュージシャンなど、スターと言われる人のDVは多い。
ハリウッドスター・日本の有名人で、DVを行った人たちには“ある共通点”がある。
彼らの離婚歴の多さや女性遍歴の派手さ、そして自分の親もまた離婚をしている場合が多い。
ニコラス・ケイジは離婚歴2回、今回の事件で3回目の離婚も噂されている。チャーリー・シーンは離婚歴3回。
さらにニコラス・ケイジは問題飲酒やケタ外れの浪費癖を抱える。チャーリー・シーンは、アルコール依存症であり、ドラッグでのトラブルもある。
精神医学や心理学では、
「DVをする男性は幼少期に虐待を受けた人がなる確率が高い」
「DVをする男性は、その母親から虐待を受け、その復讐として母以外の女性を殴るのではないか」
という説がある。
また、DVを受けた女性側にも同様のことが言われており、
「殴られる女性は、もうこりごりといいながら、次に選ぶ相手が、やはり女性を殴る男性を選ぶ傾向がある」
という識者は多い。
また女性の方が口が達者な分、男性を「言葉の暴力」で追いつめた結果、DVになることもあるという。
そして「言葉の暴力」も暴力でありDVであるから、この場合女性も加害者ということになる。
もちろん、男性に比べ数こそ少ないが、女性が肉体的暴力の加害者になることもある。
また、父親が母親を殴るのを子どもが見て育つと、子どもも家庭内暴力をするようになるか、暴力を受けても当たり前になるか、あるいはアルコールやその他の依存症になる確率が高いといわれている。
芸能人にDVやドラッグに走る人が多いのは、元々両親や家族に愛されずに育ったため、人気者になって誰かからの愛情を欲しているからではないかという説もある。
(巨椋修(おぐらおさむ) 山口敏太郎事務所)