☆中山10R「有馬記念」(芝2500メートル)
◎14ゴールドシップ
○13エピファネイア
▲4ジェンティルドンナ
△3ワンアンドオンリー、10フェノーメノ
グランプリにふさわしい豪華メンバーが一堂に会し、火花を散らす。予想するのが難しいが、総合力で一歩リードするゴールドシップに期待。ご存知、一昨年のグランプリ馬。中山コースは、有馬記念1着、3着(昨年)、皐月賞1着と実績はメンバー屈指。GI5勝もメンバー最多(他にジェンティルドンナ)。前走の凱旋門賞は14着惨敗に終わっているが、結果的にぶっつけ本番のリスクが大きかった。度外視して大丈夫。目標レースだけにもちろん、臨戦過程は寸分の狂いがない。ジャパンカップには目もくれず有馬記念に全力投球だ。勝利のお膳立ては整っており、得意の“3角まくり”で栄冠を手にする。相手は、ジャパンCで驚異のパフォーマンスを披露したエピファネイア。ここがラストランの女傑ジェンティルドンナが不気味。初の中山コースに戸惑わなければ好勝負必至だ。
☆中山9R「ホープフルステークス」(芝2000メートル)
◎9ダノンメジャー
○15ティルナノーグ
▲3ソールインパクト
△1タンタアレグリア、10シャイニングレイ
センスの良さが光る、ダノンメジャーをイチ押し。前走の京都2歳Sはクビ差2着に惜敗、3連勝は成らなかったが、外から猛然と追い込んできた内容は勝ちに等しいもの。新馬、野路菊Sはいずれもメンバー最速の差し脚を爆発させ2連勝達成と、決め手はメンバー有数。休み明けを1度使われた効果も大きく、確実に上積みが見込める。初の中山も、同じコース形態の阪神で野路菊Sを快勝しており全く心配無用。強敵は、ティルナノーグ。2連勝で紫菊賞をレコード勝ちしているスピードの持ち主。京都2歳S7着は入れ込みが激しく、出遅れが響いたもの。巻き返しは必至だ。この2頭に迫るのは東スポ杯2歳S3着のソールインパクト。
☆中山8R「フェアウェルS」(ダ1800メートル)
◎2ジャッカスバーク
○9アドマイヤランディ
▲3ストロングサウザー
△4セブンフォース、16ヒラボクプリンス
地力強化が目覚ましい3歳馬、ジャッカスバークでいける。昇級緒戦のハンデも実力でカバーする。4走前の三浦特別で後に交流重賞「クイーン賞」を快勝する、トロワボヌールのレコードにコンマ1秒差2着と迫っており、クラスの壁は皆無に等しい。差し切りが決まる。相手は、アドマイヤランディ。菊花賞は17着と惨敗に終わっているが、全3勝を挙げているダートなら巻き返しは十分可能だろう。もう1頭の上り馬、ストロングサウザーも侮れない。
☆阪神10R「江坂特別」(芝2400メートル)
◎1アグリッパーバイオ
○10ダンディーズムーン
▲9ジェラルド
△6ランフォージン、8マイネアルナイル
現級で0秒2差5着、0秒1差2着と着実に地力を増している、アグリッパーバイオにチャンス到来。強敵が抜け、もう負けられない。相手は、阪神2400メートルで全2勝を挙げている実績馬のダンディーズムーン。穴は、久々でも一発の底力を秘めているジェラルド。
☆阪神9R「千両賞」(芝1600メートル)
◎5サトノフラム
○9アンビシャス
▲16ジェルブドール
△3ロードフェリーチェ、14ヤマニンマンドール
素質馬のサトノフラムが、いちょうS10着のリベンジだ。単勝1番人気を裏切る結果になったが、遠征競馬の上に重賞メンバーが相手でキャリア不足を露呈した格好。自己条件に戻れば巻き返しは必至だ。強敵に揉まれた経験がここで生きるハズ。舞台が新馬勝ちした阪神に替わるのも強調材料。相手は、デビュー戦を圧勝(0秒4差)して勢いに乗るアンビシャス。外国産馬のジェルブドールが不気味だ。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。